赤緑白コントロール
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赤緑白コントロール(Red-Green-White Control)は、赤緑白の3色で組まれるコントロールデッキ。
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概要
クリーチャーの強い3色の組み合わせであるため(→赤緑白ビートダウンのページも参照のこと)、コントロールデッキとして組まれることは稀。
白と赤の全体除去に、緑のマナ加速を合わせて組まれるのが一般的である。
アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期
基本セット2011の原始のタイタン/Primeval Titanや耕作/Cultivateは、スタンダード環境に溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacleと合わせた赤緑ヴァラクートや精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorを使用する青赤緑コントロールなどのターボランドデッキを生んだが、このデッキもその一種である。
耕作などで土地を並べ原始のタイタンなどのフィニッシャーにつなぎ破壊的な力/Destructive Forceでリセットする基本方針は同じ。
白を使用する利点は、強力なフィニッシャーを採用できること。特に聖遺の騎士/Knight of the Reliquaryや、ギデオン・ジュラ/Gideon Jura・復讐のアジャニ/Ajani Vengeantなどのプレインズウォーカーはリセット後の強力なエンドカードとなる。 また、前兆の壁/Wall of Omens・流刑への道/Path to Exileにより序盤を凌ぎやすくなるのも大きな利点である。
サンプルレシピ
- 備考
- オーストラリア選手権10 準優勝 (参考)
- 使用者:Jeremy Neeman
- フォーマット
アラーラの断片ブロック構築
アラーラの断片ブロック構築環境の初期に、復讐のアジャニ/Ajani Vengeant・サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol・遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errantの三大プレインズウォーカーを擁するナヤカラーのコントロールデッキが登場、ナヤ・プレインズウォーカー(Naya Planeswalker)の名で呼ばれた。
アニマのドルイド/Druid of the Animaなどのマナ・クリーチャーからこれらのプレインズウォーカーにつないでゆく。
コンフラックス・アラーラ再誕参入後はこれらのデッキは衰退し、このデッキカラーのコントロールデッキは同環境のジャンドに白をタッチしたナヤ-ジャンドコントロールに移っていった。
オンスロート・ブロック期
オデッセイ・ブロックのころは、サイクリングランドを回収できる地図作り/Cartographerやサイクリングカード兼土地サーチのクローサの大牙獣/Krosan Tuskerのために緑を使用したものが存在したが、スカージで永遠のドラゴン/Eternal Dragonが加わるころには衰退した。
その後、フィフス・ドーンで永遠の証人/Eternal Witnessが加わったことで再び赤緑白のデッキが登場した。
インベイジョン・ブロック+オデッセイ・ブロック期
平等化/Balancing Actや抹消/Obliterateで戦場をリセットして土を食うもの/Terravoreで殴るマス・デストラクション系コントロールデッキ、ターボバランスが登場した。
詳細はターボバランスを参照のこと。