白青ビートダウン
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白青ビートダウン(WU Beatdown)は、白青で組まれるビートダウンデッキ。
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概要
基本は白ウィニーに青のサポートを加えた、クロック・パーミッションのスタイルを取る場合が多い。また、白青の多色のクリーチャーも優秀なものが増えているため、それらを採用する為に白ウィニーに青を追加する場合もある。
白の優秀なウィニークリーチャーに各種パーマネントコントロール、青のカウンター・ドローにより安定性は高い。
反面、若干単体除去に劣る面があり、特に緑にはサイズで圧倒されることもある。
ゼンディカー・ブロック期
強力なプレインズウォーカーの精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorやギデオン・ジュラ/Gideon Juraを主力とした青白コントロールが活躍する中、白のビートダウンにシフトしたデッキも登場した。
クリーチャー — 猫(Cat)
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で場に出るたび、ステップのオオヤマネコはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。
0/1クリーチャー — コー(Kor) 工匠(Artificer)
石鍛冶の神秘家が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから装備品(Equipment)カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
(1)(白),(T):あなたは、あなたの手札にある装備品カード1枚を戦場に出してもよい。
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
[+2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]:カードを3枚引く。その後、あなたの手札のカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。
動きはいわゆるクロック・パーミッションであり、ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynxなどの優秀クリーチャーによるビートダウンを剥奪/Depriveなどのカウンターやプレインズウォーカーの精神を刻む者、ジェイス、石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticとそこからサーチされる装備品でサポートする。
ゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築のほか、ミラディンの傷跡ブロック後のスタンダードでも活躍している。特にミラディン包囲戦で饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine等の優秀な装備品やそれと相性の良いミラディンの十字軍/Mirran Crusaderなどが加わったことが大きい。
- 戦隊の鷹/Squadron Hawkを使用したクロック・パーミッション型の青白コントロールをCaw-Goと呼ぶ。それがミラディンの包囲戦以降、石鍛冶の神秘家+装備品ギミックを取り込んでCaw-Bladeへと進化し、メタゲームの中心として猛威を振るった。
スタンダード版
ブロック構築版
- 備考
- プロツアーサンファン10 ベスト8(ブロック構築7-2-1)(参考)
- 使用者:Jeremy Neeman
- フォーマット
UW Aggro [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築のデッキ。
- メインデッキの対抗色フェッチランドを利用してサイドボードから赤をタッチし狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage+バジリスクの首輪/Basilisk Collarのコンボを搭載する。
ローウィン=シャドウムーア・ブロック期
マーフォークを主力とした白青クロック・パーミッション、フィッシュが活躍した。
伝説のクリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)
島渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
(1)(白):あなたがコントロールするマーフォーク(Merfolk)1つを対象とする。それはターン終了時まで、あなたが選んだ色1色に対するプロテクションを得る。
インスタント
以下から2つを選ぶ。
・呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
・あなたの対戦相手がコントロールするすべてのクリーチャーをタップする。
・カードを1枚引く。
青をベースに、川の案内者、シグ/Sygg, River Guideなどのために白が足されることが多い。
ラヴニカ・ブロック期
ディセンションでアゾリウス・ギルドが登場したことにより白青のクロック・パーミッション、タオルが生まれた。
クリーチャー — ヴィダルケン(Vedalken) ウィザード(Wizard)
((白/青)は(白)でも(青)でも支払うことができる。)
(2)(白):クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
(2)(青):起動型能力1つを対象とし、それを打ち消す。(マナ能力は対象にできない。)
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、それをそのプレイヤーの墓地に置く代わりにオーナーの手札に加える。
カードを1枚引く。
詳細はタオルを参照のこと。
神河ブロック構築
神河ブロック構築では、同環境の白ウィニーに青をタッチしたDeck-Xが登場。
アーティファクト
(T):(◇)を加える。
あなたがコントロールする、アンタップ状態の伝説のパーマネント1つをタップする:名誉に磨り減った笏をアンタップする。
伝説のクリーチャー — ムーンフォーク(Moonfolk) ウィザード(Wizard)
飛行
(1),あなたがコントロールする土地を1つ、オーナーの手札に戻す:飛行を持つ青の1/1のイリュージョン(Illusion)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
デッキを伝説のクリーチャーで固め、名誉に磨り減った笏/Honor-Worn Shakuからマナ加速する仕様が特徴的である。詳細はDeck-Xを参照。
オデッセイ・ブロック構築
物静かな思索/Quiet Speculationと金切るときの声/Battle Screechのコンボを軸としたパニッシャー・ホワイトが登場。
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーから、フラッシュバックを持つカードを最大3枚まで探し、それらをそのプレイヤーの墓地に置く。その後そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。
ソーサリー
飛行を持つ白の1/1の鳥(Bird)クリーチャー・トークンを2体生成する。
フラッシュバック ― あなたがコントロールするアンタップ状態の白のクリーチャー3体をタップする。(あなたはあなたの墓地から、このカードをこれのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後、これを追放する。)
詳細はパニッシャー・ホワイトを参照。
インベイジョン・ブロック構築
インベイジョン・ブロック構築では、環境のメタゲームの中心デッキであるVoidやステロイドをメタったソリューションが登場した。
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
プロテクション(赤)
(白):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時までプロテクション(赤)を得る。
プロテクションクリーチャーを多数採用することにより赤系デッキに圧倒的に有利になる。
テンペスト・ブロック期
クリーチャー — スピリット(Spirit)
飛行
(T),あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャー2体をタップする:パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
特に、貿易風ライダー/Tradewind Riderによるボードコントロールを搭載した亜種はライダーゲドンと呼ばれる。
エクステンデッド(ローウィン期)
ミラディンの傷跡ブロックで優秀な装備品を獲得したことで石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticを主力にしたクロック・パーミッションが登場、青白石鍛冶が登場。
クリーチャー — コー(Kor) 工匠(Artificer)
石鍛冶の神秘家が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから装備品(Equipment)カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
(1)(白),(T):あなたは、あなたの手札にある装備品カード1枚を戦場に出してもよい。
伝説のクリーチャー — フェアリー(Faerie) ウィザード(Wizard)
瞬速
飛行
ヴェンディリオン三人衆が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの手札を見る。あなたは、その中から土地でないカードを1枚選んでもよい。そうした場合、そのプレイヤーは選ばれたカードを公開し、それを自分のライブラリーの一番下に置き、その後カードを1枚引く。
亜種としてフェアリーの部族ギミックを取り入れた青白フェアリーが存在する。
エクステンデッド(テンペスト期)
同環境の白ウィニーに柔軟性の向上のため青を足したものが存在した。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
翻弄する魔道士が戦場に出るに際し、土地でないカード名を1つ選ぶ。
選ばれた名前を持つ呪文は唱えられない。
ローテーション直前には、メタゲームを読んだテンポラリーソリューションも登場した。