呪われたトーテム像/Cursed Totem
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クリーチャーが持つ起動型能力の起動を禁止するアーティファクト。システムクリーチャーはその意味を成さなくなってしまう。
第6版再録当時は、マスティコア/Masticoreやレベル対策として人気があった。
レガシーでもクリーチャーの起動型能力を多用するデッキ(親和エルフなど)の対策として採用される場合がある。 ただ、特定のデッキには致命的に刺さるものの、どうしても汎用性が低いため、より広いデッキを対策しやすい真髄の針/Pithing Needleほどの人気はない。
- 減衰のマトリックス/Damping Matrixとは違い、マナ能力の起動も禁止される。
- 過去のルールではマナ能力(当時はマナ・ソース)は起動できたが、現在では不可能。
- 打ち消すのではなく起動自体をできなくするという点に注意。また、能力を失わせるわけでもない。
- ルール文章中の「クリーチャー」は、戦場に出ているクリーチャーを指す(CR:109.2)。手札や墓地やライブラリーにあるものは「クリーチャー・カード」である。したがって、サイクリングや忍術、墓地にある永遠のドラゴン/Eternal Dragonや栄光/Gloryなどの能力の起動は禁止されない。
関連カード
主な亜種
起動型能力の起動を妨害するカード。特記しない限りマナ能力には影響しない。
- 無のロッド/Null Rod - 対アーティファクト版。マナ能力も封じる。(ウェザーライト)
- 石のような静寂/Stony Silence - 白のエンチャントになった無のロッド。(イニストラード)
- 謙虚/Humility - 起動型能力の他にもあらゆる能力を失わせる上にP/Tを1/1に変える。影響はクリーチャーだけ。マナ能力も封じる。(テンペスト)
- 圧倒的輝き/Overwhelming Splendor - つけられたプレイヤーにのみ影響する上にクリーチャー以外の起動型能力も封じる呪い版謙虚。ただし忠誠度能力は起動できる。(破滅の刻)
- 減衰のマトリックス/Damping Matrix - アーティファクトとクリーチャーの両方の起動型能力を起動できなくする。(ミラディン)
- 抑制の場/Suppression Field - 起動を禁止するのではなく起動コストを(2)増やす。戦場外含むあらゆるオブジェクトの起動型能力に影響する。(ラヴニカ:ギルドの都)
- 憂鬱/Gloom - コストを(3)増やすが、影響するのは白のエンチャントの起動型能力か、白のカードのキャストに対してだけな抑制の場。(リミテッド・エディション)
- 炎樹族のシャーマン/Burning-Tree Shaman - 禁止するのではなく、起動のたび1点ダメージを与える。(ギルドパクト)
- 過酷な指導者/Harsh Mentor - 対戦相手のみの2点ダメージになりアーティファクトと土地の起動型能力にも影響される炎樹族のシャーマン。ただし戦場外のオブジェクトの起動には影響しない。(アモンケット)
- 焼身のシャーマン/Immolation Shaman - 1点ダメージになったが、戦場外のオブジェクトの起動型能力にも影響する過酷な指導者。(ラヴニカの献身)
- 静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence - 白の伝説のクリーチャー。影響は対戦相手のクリーチャーだけ。マナ能力も封じる。(エルドラージ覚醒)
- 不滅の太陽/The Immortal Sun - 伝説のアーティファクト。対プレインズウォーカー版。(イクサランの相克)
- 秘紋のアルマサウルス/Runic Armasaur - 起動を禁止するのではなく起動のたびに1ドローを得る。対戦相手の土地かクリーチャーの起動型能力にだけ影響する。(基本セット2019)
指定されたカード1種類の起動型能力を封じるものは真髄の針/Pithing Needleの項を、あなたのターン中でのみ起動などを阻止するものは孤独の都/City of Solitudeの項を、誘発型能力を封じるものは倦怠の宝珠/Torpor Orbの項をそれぞれ参照。
参考
- カード個別評価:ミラージュ - レア
- カード個別評価:第6版 - レア