緑白青コントロール
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青白コントロールに緑を足す形で組まれる事が多い。 また、緑白のパーマネントには、自分の場を有利にする強力なカードが多数存在した為、これらを守り切る為に青を足した構成も多く見られた。
再供給/Restockや郷愁的な夢/Nostalgic Dreamsといった緑の再利用系のカードを使用し、強力なカードの使い回しを狙う場合も多い。 特に神の怒り/Wrath of Godのようなマス・デストラクション系呪文の連打は、ビートダウン系のデッキに非常に刺さる。
はじける子嚢/Saproling Burstや秘教の処罰者/Mystic Enforcerなど、緑を足すことによって強力なフィニッシャーを得ることができるのも利点である。
難点はやはり三色になる事によるマナ基盤の不安定さ。 緑は用いるものの、上記のように緑の役目はフィニッシャーや墓地回収カード。 緑マナは終盤のみ使うことが前提とされており、他の緑を含むコントロールデッキと違い、土地サーチやマナ・クリーチャーは一般に用いられない。 そのため、青白コントロールのように青のドローで土地を揃えることになる。
しかし3色なのにどの色でもダブルシンボルのカードが使われるため、ちょっとの事故が命取りになってしまう。
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ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期
基本セットのペインランドとラヴニカ・ブロックのショックランドによりマナ基盤の不安は解消された。
青のドローとカウンター、白の神の怒り/Wrath of Godなどの除去、緑の優良テンポクリーチャーで構成されたデッキ。 序盤を除去とカウンターで耐え抜いた後、フィニッシャーを召喚する典型的な構成である。
また、一瞬の瞬き/Momentary Blinkと187クリーチャーのコンボを搭載したものもある。→ブリンク
サンプルレシピ
- 召喚の調べ/Chord of Callingによるシルバーバレット戦略を基調とし、そこにピクルスコンボが搭載されている。
神河ブロック+ラヴニカ・ブロック期
セレズニアカラーの都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Treeを、青のカウンターで守るカウンターガジーが登場した。
詳細はカウンターガジーのページを参照のこと。
ミラディン・ブロック+神河ブロック期
除去とカウンターで序盤をしのぎ、けちな贈り物/Gifts Ungivenでサーチ、永遠の証人/Eternal Witnessで再利用し、粗野な覚醒/Rude Awakeningで止めを刺すターボランドタイプのデッキが登場した。
詳細はヤソコンを参照のこと。
オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期
ミラーリの目覚め/Mirari's Wakeの大量マナをベースにしたウェイクが活躍する。
また、オンスロート以後は青白コントロールに緑をタッチした形式のコントロールデッキも登場する。
カウンターや除去に加え、優れた防御カードである病みあがりの介護/Convalescent Careで身を守る。 フィニッシャーには定番の賛美されし天使/Exalted Angelに加え動員令/Mobilizationなどが使用される。
緑は補色であり、ドローのクローサの大牙獣/Krosan Tuskerやミシュラランドのナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery、エンチャント対策の天啓の光/Ray of Revelationなどが用いられた。
インベイジョン・ブロック期
優秀なマルチカラーカードが多数登場したことで注目を集める。 多彩な特殊地形に加え、優良キャントリップが数多く登場したのも大きい。
初期には神の怒り/Wrath of Godや嘘か真か/Fact or Fictionを再供給/Restockで再利用するリストックブルーが存在した。
またジャッジメント参入後は、狩猟場/Hunting Groundsで187クリーチャーを使い回す狩猟場デッキも登場する。
フィニッシャーには探索するフェルダグリフ/Questing Phelddagrifや秘教の処罰者/Mystic Enforcerなどが用いられた。
また、この頃の緑白青デッキは、復活させるものトリーヴァ/Treva, the Renewerの色であることからトリーヴァコントロールと呼ばれる事が多い。
アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期
Phelddagrifをフィニッシャーにしたカウンターフェルダグリフが登場。
当時の強力な5色地形がマナ基盤を安定させる。 詳細はカウンターフェルダグリフを参照のこと。
旧エクステンデッド
ローテーション前のエクステンデッドで、青白コントロールのフィニッシャーに獣群の呼び声/Call of the Herdを使用したデッキが存在した。
獣群の呼び声/Call of the Herdはコストが軽いため相手に隙を作りにくいのが特長である。
詳細はワラミーズを参照のこと。