緑白青ビートダウン

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2012年5月14日 (月) 02:18時点におけるAE (トーク | 投稿記録)による版
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緑白青ビートダウン/Green-White-Blue Beatdown緑白青3で組まれたビートダウン・デッキの総称。

目次

概要

コスト・パフォーマンスに優れるクリーチャーカウンターで守るクロック・パーミッションが基本。

主に青緑ビートダウンに白をタッチする形で組まれる。白のパーマネントコントロールにより柔軟性が高まる。また、白を足すことでクリーチャーサイズが底上げされるのも利点である。

イニストラード・ブロック構築

単体強化を軸とした緑青タッチデッキが存在する。一種の部族デッキとしての側面があり、スピリットSpirits)あるいはGeistsと呼ばれる。



聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft不可視の忍び寄り/Invisible Stalkerといった除去耐性持ちのクリーチャー幽体の飛行/Spectral Flight高まる残虐性/Increasing Savagery強化し、対処の難しいクロックを作り出す。全体としてはビートダウンデッキなのだが、そのシンプルかつ強力な動きはコンボにも例えられるほど。

以前は決してメジャーなデッキタイプではなかったが、アヴァシンの帰還から高い爆発力を持つウルフィーの銀心/Wolfir Silverheartと、聖トラフトの霊・絡み根の霊/Strangleroot Geistの自然な両立を可能とする魂の洞窟/Cavern of Soulsを獲得し、一躍トップクラスのデッキとなった。プロツアー「アヴァシンの帰還」ではTeam StarCityGamesのメンバー数名がこれを持ち込み、準優勝を含む大きな成果を上げている。

サンプルレシピ

GUw Geists [1]
土地 (24)
4 魂の洞窟/Cavern of Souls
4 進化する未開地/Evolving Wilds
9 森/Forest
4 内陸の湾港/Hinterland Harbor
2 島/Island
1 平地/Plains
クリーチャー (22)
4 アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim
3 地下牢の霊/Dungeon Geists
4 聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft
4 不可視の忍び寄り/Invisible Stalker
3 絡み根の霊/Strangleroot Geist
4 ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart
呪文 (14)
3 豊かな成長/Abundant Growth
4 高まる残虐性/Increasing Savagery
3 静かな旅立ち/Silent Departure
4 幽体の飛行/Spectral Flight
サイドボード (15)
3 雲散霧消/Dissipate
2 情け知らずのガラク/Garruk Relentless
4 解放の樹/Tree of Redemption
2 アンデッドの錬金術師/Undead Alchemist
1 魔女封じの宝珠/Witchbane Orb
3 ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger


  • Jon Finkelもこれと75枚同じデッキを用いてTop8に入賞している。

アラーラの断片ブロック期

バントカラービートダウン・デッキバントアグロが存在し、スタンダードアラーラの断片ブロック構築で活躍した。



コンフラックス貴族の教主/Noble Hierarchが加わったことも大きい。 バントの魔除け/Bant Charm忘却の輪/Oblivion Ringなどのサポートを受けつつ殴り殺す

神河ブロック構築

神河ブロック構築では、強力な伝説のクリーチャーを主体にしたビート・コントロールデッキクリーチャーによるビートダウンのサポートを足した構成をとる。



桜族の長老/Sakura-Tribe Elder木霊の手の内/Kodama's Reachからマナ加速し、曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirrorなどのファッティを高速召喚して殴るのが基本的な動き。

白ウィニーなどの速いウィニーデッキには梅澤の十手/Umezawa's Jitte除去し、最後の裁き/Final Judgmentで一掃する。

緊急時/Time of Needで状況に応じ必要なクリーチャーをサーチしてくるシルバーバレット戦略も採られる。また、新レジェンド・ルールを活かして対消滅対戦相手のクリーチャーを除去する使い方もできる。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (18)
4 桜族の長老/Sakura-Tribe Elder
4 明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star
3 大蛇の支援者/Orochi Sustainer
2 北の樹の木霊/Kodama of the North Tree
2 曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror
1 浄火明神/Myojin of Cleansing Fire
1 塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker
1 狐の守護神/Patron of the Kitsune
呪文 (20)
4 木霊の手の内/Kodama's Reach
4 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
4 師範の占い独楽/Sensei's Divining Top
3 最後の裁き/Final Judgment
3 緊急時/Time of Need
2 香杉の源獣/Genju of the Cedars
土地 (22)
10 森/Forest
7 平地/Plains
2 氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge
1 永岩城/Eiganjo Castle
1 先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers
1 島/Island
サイドボード
4 廃院の神主/Empty-Shrine Kannushi
4 亡霊の牢獄/Ghostly Prison
4 密の反抗/Hisoka's Defiance
2 摩滅/Wear Away
1 塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker

オデッセイ・ブロック期

環境青緑ビートダウンを加えたデッキが登場、青緑白マッドネスなどが活躍した。



同時期にジャッジメント緑白を優遇していたのも大きい。

エクステンデッド

バント/Bantクリーチャーカウンター除去でサポートするバントアグロが活躍している。



エクステンデッド(デュアルランド期)

ミラクルグロウを追加したスーパーグロウが登場、メタの一角を占めた。




レガシー

青緑スレッショルドタッチしたデッキ環境初期から活躍した。



コンフラックスの登場で貴族の教主/Noble Hierarchが加わったことでバントアグロが成立、一個のアーキタイプとして確立した。


参考

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