土地単

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'''土地単'''(''Land deck'')は、その名の通り[[土地]]を主軸に組まれた[[デッキ]]。
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'''土地単'''(''Lands'')は、その名の通り[[土地]]を主軸に組まれた[[デッキ]]。
  
かつては[[ヴィンテージ]]でも[[貧乏デッキ]]としてそれなりに人気があったが、[[壌土からの生命/Life from the Loam]]の登場以降は[[レガシー]]での活躍が目覚しい。ヴィンテージでは(他のヴィンテージのデッキと比べれば)貧乏デッキで済むかもしれないが、レガシーだと逆に[[札束]]デッキとなりがち。
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かつては[[ヴィンテージ]]でも[[貧乏デッキ]]としてそれなりに人気があったが、[[壌土からの生命/Life from the Loam]]の登場以降は[[レガシー]]での活躍が目覚しい。ヴィンテージでは(他のヴィンテージのデッキと比べれば)貧乏デッキで済むかもしれないが、レガシーだと逆に[[札束]]デッキとなりがち。
  
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==概要==
 
{{#card:Mishra's Factory}}
 
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{{#card:Life from the Loam}}
 
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==概要==
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[[攻撃]]に[[ミシュラランド]]、防御に[[イス卿の迷路/Maze of Ith]]や[[The Tabernacle at Pendrell Vale]]、[[マナ拘束]]に[[不毛の大地/Wasteland]]や[[リシャーダの港/Rishadan Port]]さらには[[幽霊街/Ghost Quarter ]]を駆使して戦う。かつては完全に[[土地]]だけで組むこともあった様だが、現在では補助に他の[[カード]]を用いることが主である。
[[攻撃]]に[[ミシュラランド]]、防御に[[Maze of Ith]]や[[The Tabernacle at Pendrell Vale]]、[[マナ拘束]]に[[不毛の大地/Wasteland]]や[[リシャーダの港/Rishadan Port]]さらには[[幽霊街/Ghost Quarter ]]を駆使して戦う。かつては完全に[[土地]]だけで組むこともあった様だが、現在では補助に他の[[カード]]を用いることが主である。
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以前からこれらの土地を用いた[[デッキ]]は細々と存在していたのだが、[[トーナメント|トーナメントシーン]]で活躍するようになったのは[[壌土からの生命/Life from the Loam]]が登場してからである。このカードの登場によって、これらの土地を半永久的に使いまわすことが可能となり、土地とこれだけでも[[対戦相手]]を倒すことが可能となったのである。
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以前からこれらの土地を用いた[[デッキ]]は細々と存在していたのだが、[[トーナメント]]シーンで活躍するようになったのは[[壌土からの生命/Life from the Loam]]が登場してからである。このカードの登場によって、これらの土地を半永久的に使いまわすことが可能となり、土地とこれだけでも[[対戦相手]]を倒すことが可能となったのである。
  
またそれらの補助として、[[踏査/Exploration]]や[[マナ結合/Manabond]]を使用し、序盤からこれらの土地を高速[[展開]]するタイプが主流となっている。デッキの根幹としてはこれら2種の[[エンチャント]]に壌土からの生命をいれた[[緑]]のデッキとなるが、大抵は他の[[色]]を足して土地やそれ以外のカードの選択肢を増やす。特に土地だけでは対応できない状況への解答は重要だが、壌土からの生命のために土地以外のカードは極力少なくしたいため、[[サーチ]]の需要が高い。
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またそれらの補助として、[[踏査/Exploration]]や[[マナ結合/Manabond]]を使用し、序盤からこれらの土地を高速[[展開]]するタイプが主流となっている。デッキの根幹としてはこれら2種の[[エンチャント]]に壌土からの生命を採用した[[緑]]のデッキとなるが、大抵は他の[[色]]を足して土地やそれ以外のカードの選択肢を増やす。特に土地だけでは対応できない状況への解答は重要だが、壌土からの生命のために土地以外のカードは極力少なくしたいため、[[サーチ]]の需要が高い。
  
初期の土地単は下記にも有るとおり43枚の土地が入っていたが、近年は30枚後半にまで削られていることも多く、相対的に手札を捨てる[[デメリット]]が大きいのでマナ結合の枚数を抑えたり、採用しないケースも登場してきている。
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初期の土地単は下記にも記す通り43枚もの土地が入っていたが、近年は30枚後半にまで削られていることも多く、相対的に[[手札]]を[[捨てる]][[ペナルティ能力|ペナルティ]]が大きいのでマナ結合の枚数を抑えたり、採用しないタイプも登場してきている。
  
;タッチ[[白]]
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;[[タッチ]][[白]]
:[[悟りの教示者/Enlightened Tutor]]による[[シルバーバレット]]戦術を組み込むことができる。マナ結合や踏査をもってくるだけでなく、相性の悪い[[コンボデッキ]]のために[[虚空の杯/Chalice of the Void ]]や[[三なる宝球/Trinisphere ]]といった[[マナ拘束]]ができる[[アーティファクト]]をもってくることができる。他に白のカードでは同じくコンボデッキ対策の[[法の定め/Rule of Law]]や、致命傷となる[[発展の代価/Price of Progress]]対策に[[赤の防御円/Circle of Protection: Red]]などが用いられることがある。
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:[[悟りの教示者/Enlightened Tutor]]による[[シルバーバレット]]戦術を組み込むことができる。マナ結合や踏査をサーチしてるだけでなく、相性の悪い[[コンボデッキ]]のために[[虚空の杯/Chalice of the Void ]]や[[三なる宝球/Trinisphere ]]といった[[マナ拘束]]ができる[[アーティファクト]]をサーチすることができる。他に白のカードでは同じくコンボデッキ対策の[[法の定め/Rule of Law]]や、致命傷となる[[発展の代価/Price of Progress]]対策に[[赤の防御円/Circle of Protection: Red]]などが用いられることがある。
  
 
;タッチ[[青]]
 
;タッチ[[青]]
:[[直観/Intuition]]が強力。[[墓地に置く|墓地に置かれた]]土地は壌土からの生命で回収することで確実なサーチとなり、またアーティファクトも[[アカデミーの廃墟/Academy Ruins]]で回収ができる。アカデミーの廃墟は壌土からの生命の[[発掘]]で墓地に置かれたカードの回収にも役立つ。
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:[[直観/Intuition]]が強力。[[墓地に置く|墓地に置かれ]]た土地は壌土からの生命で[[回収]]することで確実なサーチとなり、またアーティファクトも[[アカデミーの廃墟/Academy Ruins]]で回収ができる。アカデミーの廃墟は壌土からの生命の[[発掘]]で[[墓地]]に置かれたカードの回収にも役立つ。
:墓地に落ちると回収が難しい土地以外のための[[ドローソース]]として[[打開/Breakthrough]]や[[調律/Attunement]]が採用されることがある、土地を捨てても壌土からの生命で回収できる。
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:墓地に落ちると回収が難しい土地以外のカードのための[[引く|ドロー]]手段として、[[打開/Breakthrough]]や[[調律/Attunement]]が採用されることがある。土地を捨てても壌土からの生命で回収できるため、非常に有力なドロー手段となる。
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:*マナ結合と[[激動/Upheaval]]のコンボで一気に[[戦場]]をひっくり返すタイプも存在する。しかし[[ドラゴン・ストンピィ]]など効き目が薄い[[デッキタイプ]]も多いため、あくまで[[ギミック]]の一つに留まる。
  
 
;タッチ[[黒]]
 
;タッチ[[黒]]
:[[むかつき/Ad Nauseam]]が非常に強力。土地単の構成上ドローソースとしては最高の性能を発揮することができる。
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:[[むかつき/Ad Nauseam]]が非常に強力。土地単の構成上[[ドローソース]]としては最高の性能を発揮することができる。
:[[]]と合わせて[[ミシュラランド]]の[[忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit]]を使うために黒をタッチすることもある。
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:青と合わせてミシュラランドの[[忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit]]を使うために黒をタッチすることもある。
:色は関係ないが[[恐血鬼/Bloodghast]]や[[冥界のスピリット/Nether Spirit]]が採用されることもある。
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:[[色]]は関係ないが[[恐血鬼/Bloodghast]]や[[冥界のスピリット/Nether Spirit]]が採用されることもある。
  
 
;タッチ[[赤]]
 
;タッチ[[赤]]
:[[ギャンブル/Gamble]]により壌土からの生命や土地をサーチすることできる。
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:[[ギャンブル/Gamble]]により壌土からの生命や土地をサーチすることができる。
:[[燃え立つ願い/Burning Wish]]による[[ウィッシュボード]]も組み込まれる。特に[[血染めの月/Blood Moon]]や[[基本に帰れ/Back to Basics]]といった致命的なカードへの対策カードの重要性が高い。
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:[[燃え立つ願い/Burning Wish]]による[[ウィッシュボード]]戦略も組み込まれる。特に[[血染めの月/Blood Moon]]や[[基本に帰れ/Back to Basics]]といった致命的なカードへの対策カードの重要性が高い。
:近年は土地単に対して致命的かつ環境に蔓延している[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]への解答として[[罰する火/Punishing Fire]]と[[燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows]]を採用するためだけに赤をタッチしていることもある。
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:近年は土地単に対して致命的かつ[[環境]]に蔓延している[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]への解答として[[罰する火/Punishing Fire]]と[[燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows]]を採用するためだけに赤をタッチしていることもある。
  
;タッチ[[]]
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;タッチ[[アーティファクト]]
 
:白の項目のカード以外にも[[世界のるつぼ/Crucible of Worlds]]や[[仕組まれた爆薬/Engineered Explosives]]が採用される。
 
:白の項目のカード以外にも[[世界のるつぼ/Crucible of Worlds]]や[[仕組まれた爆薬/Engineered Explosives]]が採用される。
:土地単と相性が良く、色マナ確保に相性のいい[[モックス・ダイアモンド/Mox Diamond]]も良く使われる。
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:[[色マナ]]確保手段として土地単と相性の良い[[モックス・ダイアモンド/Mox Diamond]]もよく使われる。
:[[埋没した廃墟/Buried Ruin]]をいれることで色に関係なく墓地のアーティファクトの回収が可能となる。
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:[[埋没した廃墟/Buried Ruin]]を採用することで色に関係なく墓地のアーティファクトの回収が可能となる。
  
発掘で墓地に落ちる構造となりやすいので、[[フラッシュバック]]をもつカードや墓地から唱えられるカードを入れる場合もある。
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発掘で墓地に落ちる構造となりやすいので、[[フラッシュバック]]をもつカードや墓地から[[唱える|唱えられる]]カードを入れる場合もある。
  
 
[[カードプール]]が広いだけに、上記以外にも様々な土地が選択されており、壌土からの生命と相性がよい各種[[サイクリングランド]]をはじめ、[[火力]]に[[蛮族のリング/Barbarian Ring]]、[[ライフ]][[回復]]に[[遊牧の民の競技場/Nomad Stadium]]と、デッキのほとんどが土地とは思えない程の柔軟性を見せる。
 
[[カードプール]]が広いだけに、上記以外にも様々な土地が選択されており、壌土からの生命と相性がよい各種[[サイクリングランド]]をはじめ、[[火力]]に[[蛮族のリング/Barbarian Ring]]、[[ライフ]][[回復]]に[[遊牧の民の競技場/Nomad Stadium]]と、デッキのほとんどが土地とは思えない程の柔軟性を見せる。
  
非常に特殊な部類のデッキであるが、大量投入されたミシュラランドやMaze of Ithなどによって、[[クリーチャー]]を主体とするデッキには圧倒的な強さを発揮する。また、土地は[[打ち消す|打ち消さ]]れないため、[[パーミッション|パーミッションデッキ]]に対しても強い。反面、コンボデッキに対しての相性は最悪で、ゆっくりと[[即死]][[コンボ]]が決められていく様を、黙って見ているといった状況が多々ある。
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非常に特殊な部類のデッキであるが、大量投入されたミシュラランドやイス卿の迷路などによって、[[クリーチャー]]を主体とするデッキには圧倒的な強さを発揮する。また、土地は[[打ち消す|打ち消さ]]れないため、[[パーミッション|パーミッションデッキ]]に対しても強い。反面、手札や呪文に干渉できる土地はほとんど無いことからコンボデッキに対しての相性は最悪で、ゆっくりと[[即死]][[コンボ]]が決められていく様を黙って見ているといった状況が多々ある。
  
2014年7月の[[レジェンド・ルール]]改正により大きく影響を受けたデッキの1つ。[[暗黒の深部/Dark Depths]]と[[演劇の舞台/Thespian's Stage]]という2つの土地により[[マリット・レイジ/Marit Lage|マリット・レイジ]]を戦場に出すことができ、単に土地を攻めるデッキの[[フィニッシャー]]であると同時に[[コンボデッキ]]として戦うことができるようになり、レガシーでの大会で目撃することも多くなった。
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[[2013年]]7月の[[レジェンド・ルール]]改正により大きく影響を受けたデッキの1つ。[[暗黒の深部/Dark Depths]]と[[演劇の舞台/Thespian's Stage]]という2つの土地により手軽に[[マリット・レイジ/Marit Lage|マリット・レイジ]]・[[トークン]]を[[戦場に出す]]ことができるようになった。これにより強力な[[フィニッシャー]]の確保と同時に[[コンボデッキ]]としても戦うことができるようになり、レガシーのトーナメントで目撃することも多くなった。
  
*マナ結合と[[激動/Upheaval]]のコンボで一気に[[戦場]]をひっくり返すものも。しかし[[ドラゴン・ストンピィ]]に対しては効果的とは言えない。
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==サンプルレシピ==
 
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===サンプルレシピ1===
==サンプルレシピ1==
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*備考
 
*備考
 
**[[ドイツレガシー選手権06]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Events.aspx?x=mtgevent/gernat06/welcome 参考])
 
**[[ドイツレガシー選手権06]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Events.aspx?x=mtgevent/gernat06/welcome 参考])
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|1||[[忘れられた洞窟/Forgotten Cave]]
 
|1||[[忘れられた洞窟/Forgotten Cave]]
 
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|3||[[紅蓮地獄/Pyroclasm]]
 
|3||[[紅蓮地獄/Pyroclasm]]
 
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**このデッキに因んで、土地枚数に関係なく43 Landsと呼ばれることも多い。
 
**このデッキに因んで、土地枚数に関係なく43 Landsと呼ばれることも多い。
  
==サンプルレシピ2==
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===サンプルレシピ2===
 
*備考
 
*備考
 
**[[レガシー選手権07]] 準優勝 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/bd295a 参考])
 
**[[レガシー選手権07]] 準優勝 ([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/bd295a 参考])
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|1||[[忘れられた洞窟/Forgotten Cave]]
 
|1||[[忘れられた洞窟/Forgotten Cave]]
 
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==サンプルレシピ3==
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===サンプルレシピ3===
 
*備考
 
*備考
**[[グランプリ京都15]] 26位 ([http://coverage.mtg-jp.com/gpkyo15/decklist/014870/ 参考])
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**[[レガシー選手権12]] ベスト8 ([http://archive.wizards.com/Magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gencon12/welcome 参考])
**使用者:キムラ タクヤ
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**使用者:[[Bobby Kovacs]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
**[[レガシー]](~[[タルキール龍紀伝]])
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**[[レガシー]](~[[基本セット2013]])
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{{#MagicFactory:df313135}}
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*[[カラスローム]]を取り入れたタイプ。
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===サンプルレシピ4===
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*備考
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**[[グランプリシアトルタコマ15]] 優勝 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsea15 参考])
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**使用者:[[Jarvis Yu]]
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*[[フォーマット]]
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**[[レガシー]](~[[戦乱のゼンディカー]])
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{{#MagicFactory:df315291}}
  
{{#MagicFactory:df312863}}
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*暗黒の深部と演劇の舞台のコンボを取り入れたタイプ。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
  
[[Category:赤緑白デッキ|とちたん]]
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{{DEFAULTSORT:とちたん}}
[[Category:コントロールデッキ|とちたん]]
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[[Category:赤緑白デッキ]]
[[Category:赤緑白コントロールデッキ|とちたん]]
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[[Category:コントロールデッキ]]
[[Category:レガシーデッキ|とちたん]]
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[[Category:赤緑白コントロールデッキ]]
[[Category:ヴィンテージデッキ|とちたん]]
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[[Category:レガシーデッキ]]
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[[Category:ヴィンテージデッキ]]

2022年9月19日 (月) 00:23時点における最新版

土地単(Lands)は、その名の通り土地を主軸に組まれたデッキ

かつてはヴィンテージでも貧乏デッキとしてそれなりに人気があったが、壌土からの生命/Life from the Loamの登場以降はレガシーでの活躍が目覚しい。ヴィンテージでは(他のヴィンテージのデッキと比べれば)貧乏デッキで済むかもしれないが、レガシーだと逆に札束デッキとなりがち。

目次

[編集] 概要


Mishra's Factory / ミシュラの工廠
土地

(T):(◇)を加える。
(1):ターン終了時まで、ミシュラの工廠は2/2の組立作業員(Assembly-Worker)アーティファクト・クリーチャーになる。それは土地でもある。
(T):組立作業員クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+1の修整を受ける。



Life from the Loam / 壌土からの生命 (1)(緑)
ソーサリー

あなたの墓地にある土地カードを最大3枚まで対象とし、それをあなたの手札に戻す。
発掘3(あなたがカードを1枚引くなら、代わりにあなたはカードを3枚切削してもよい。そうしたなら、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。)



Exploration / 踏査 (緑)
エンチャント

あなたは、あなたのターンにさらに1つの土地をプレイしてもよい。



Manabond / マナ結合 (緑)
エンチャント

あなたの終了ステップの開始時に、あなたは自分の手札を公開し、その中からすべての土地カードを戦場に出してもよい。そうした場合、あなたの手札を捨てる。


攻撃ミシュラランド、防御にイス卿の迷路/Maze of IthThe Tabernacle at Pendrell Valeマナ拘束不毛の大地/Wastelandリシャーダの港/Rishadan Portさらには幽霊街/Ghost Quarter を駆使して戦う。かつては完全に土地だけで組むこともあった様だが、現在では補助に他のカードを用いることが主である。

以前からこれらの土地を用いたデッキは細々と存在していたのだが、トーナメントシーンで活躍するようになったのは壌土からの生命/Life from the Loamが登場してからである。このカードの登場によって、これらの土地を半永久的に使いまわすことが可能となり、土地とこれだけでも対戦相手を倒すことが可能となったのである。

またそれらの補助として、踏査/Explorationマナ結合/Manabondを使用し、序盤からこれらの土地を高速展開するタイプが主流となっている。デッキの根幹としてはこれら2種のエンチャントに壌土からの生命を採用したのデッキとなるが、大抵は他のを足して土地やそれ以外のカードの選択肢を増やす。特に土地だけでは対応できない状況への解答は重要だが、壌土からの生命のために土地以外のカードは極力少なくしたいため、サーチの需要が高い。

初期の土地単は下記にも記す通り43枚もの土地が入っていたが、近年は30枚後半にまで削られていることも多く、相対的に手札捨てるペナルティが大きいのでマナ結合の枚数を抑えたり、採用しないタイプも登場してきている。

タッチ
悟りの教示者/Enlightened Tutorによるシルバーバレット戦術を組み込むことができる。マナ結合や踏査をサーチしてるだけでなく、相性の悪いコンボデッキのために虚空の杯/Chalice of the Void 三なる宝球/Trinisphere といったマナ拘束ができるアーティファクトをサーチすることができる。他に白のカードでは同じくコンボデッキ対策の法の定め/Rule of Lawや、致命傷となる発展の代価/Price of Progress対策に赤の防御円/Circle of Protection: Redなどが用いられることがある。
タッチ
直観/Intuitionが強力。墓地に置かれた土地は壌土からの生命で回収することで確実なサーチとなり、またアーティファクトもアカデミーの廃墟/Academy Ruinsで回収ができる。アカデミーの廃墟は壌土からの生命の発掘墓地に置かれたカードの回収にも役立つ。
墓地に落ちると回収が難しい土地以外のカードのためのドロー手段として、打開/Breakthrough調律/Attunementが採用されることがある。土地を捨てても壌土からの生命で回収できるため、非常に有力なドロー手段となる。
タッチ
むかつき/Ad Nauseamが非常に強力。土地単の構成上ドローソースとしては最高の性能を発揮することができる。
青と合わせてミシュラランドの忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pitを使うために黒をタッチすることもある。
は関係ないが恐血鬼/Bloodghast冥界のスピリット/Nether Spiritが採用されることもある。
タッチ
ギャンブル/Gambleにより壌土からの生命や土地をサーチすることができる。
燃え立つ願い/Burning Wishによるウィッシュボード戦略も組み込まれる。特に血染めの月/Blood Moon基本に帰れ/Back to Basicsといった致命的なカードへの対策カードの重要性が高い。
近年は土地単に対して致命的かつ環境に蔓延している死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanへの解答として罰する火/Punishing Fire燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillowsを採用するためだけに赤をタッチしていることもある。
タッチアーティファクト
白の項目のカード以外にも世界のるつぼ/Crucible of Worlds仕組まれた爆薬/Engineered Explosivesが採用される。
色マナ確保手段として土地単と相性の良いモックス・ダイアモンド/Mox Diamondもよく使われる。
埋没した廃墟/Buried Ruinを採用することで色に関係なく墓地のアーティファクトの回収が可能となる。

発掘で墓地に落ちる構造となりやすいので、フラッシュバックをもつカードや墓地から唱えられるカードを入れる場合もある。

カードプールが広いだけに、上記以外にも様々な土地が選択されており、壌土からの生命と相性がよい各種サイクリングランドをはじめ、火力蛮族のリング/Barbarian Ringライフ回復遊牧の民の競技場/Nomad Stadiumと、デッキのほとんどが土地とは思えない程の柔軟性を見せる。

非常に特殊な部類のデッキであるが、大量投入されたミシュラランドやイス卿の迷路などによって、クリーチャーを主体とするデッキには圧倒的な強さを発揮する。また、土地は打ち消されないため、パーミッションデッキに対しても強い。反面、手札や呪文に干渉できる土地はほとんど無いことからコンボデッキに対しての相性は最悪で、ゆっくりと即死コンボが決められていく様を黙って見ているといった状況が多々ある。

2013年7月のレジェンド・ルール改正により大きく影響を受けたデッキの1つ。暗黒の深部/Dark Depths演劇の舞台/Thespian's Stageという2つの土地により手軽にマリット・レイジトークン戦場に出すことができるようになった。これにより強力なフィニッシャーの確保と同時にコンボデッキとしても戦うことができるようになり、レガシーのトーナメントで目撃することも多くなった。

[編集] サンプルレシピ

[編集] サンプルレシピ1

メインデッキ (61)
クリーチャー (0)
呪文 (17)
4 壌土からの生命/Life from the Loam
3 根囲い/Mulch
2 ワームの咆哮/Roar of the Wurm
4 踏査/Exploration
4 マナ結合/Manabond
土地 (43)
2 蛮族のリング/Barbarian Ring
1 忘れられた洞窟/Forgotten Cave
4 イス卿の迷路/Maze of Ith
4 ミシュラの工廠/Mishra's Factory
3 ナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery
4 リシャーダの港/Rishadan Port
3 Savannah
1 隔離されたステップ/Secluded Steppe
2 滑りやすいカルスト/Slippery Karst
4 Taiga
2 The Tabernacle at Pendrell Vale
2 平穏な茂み/Tranquil Thicket
3 樹上の村/Treetop Village
4 不毛の大地/Wasteland
4 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
サイドボード
3 ハルマゲドン/Armageddon
2 ガイアの祝福/Gaea's Blessing
3 ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk
3 紅蓮地獄/Pyroclasm
4 ズアーの宝珠/Zuran Orb
  • 初めてトーナメントで結果を残した土地単デッキ。土地が43枚投入されている事から43 Landsと呼ばれる。
    • このデッキに因んで、土地枚数に関係なく43 Landsと呼ばれることも多い。

[編集] サンプルレシピ2

メインデッキ (60)
クリーチャー (0)
呪文 (18)
4 壌土からの生命/Life from the Loam
3 根囲い/Mulch
3 ギャンブル/Gamble
4 マナ結合/Manabond
4 踏査/Exploration
土地 (42)
2 蛮族のリング/Barbarian Ring
1 忘れられた洞窟/Forgotten Cave
4 イス卿の迷路/Maze of Ith
4 ミシュラの工廠/Mishra's Factory
3 ナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery
1 裂け岩の扉/Riftstone Portal
4 リシャーダの港/Rishadan Port
3 Savannah
4 Taiga
1 The Tabernacle at Pendrell Vale
4 平穏な茂み/Tranquil Thicket
3 樹上の村/Treetop Village
4 不毛の大地/Wasteland
2 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
2 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
サイドボード
4 虚空の杯/Chalice of the Void
4 亡霊の牢獄/Ghostly Prison
3 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt
4 ハルマゲドン/Armageddon

[編集] サンプルレシピ3

Lands(Legacy) [1]
土地 (36)
1 アカデミーの廃墟/Academy Ruins
2 Bayou
1 ボジューカの沼/Bojuka Bog
2 忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit
1 森/Forest
1 幽霊街/Ghost Quarter
1 Glacial Chasm
1 カラカス/Karakas
4 イス卿の迷路/Maze of Ith
1 霧深い雨林/Misty Rainforest
4 リシャーダの港/Rishadan Port
1 The Tabernacle at Pendrell Vale
3 トレイリア西部/Tolaria West
3 平穏な茂み/Tranquil Thicket
3 Tropical Island
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
1 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
4 不毛の大地/Wasteland
1 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
クリーチャー (0)
呪文 (25)
1 世界のるつぼ/Crucible of Worlds
1 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
1 罠の橋/Ensnaring Bridge
4 踏査/Exploration
3 直観/Intuition
4 壌土からの生命/Life from the Loam
2 マナ結合/Manabond
4 モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
1 忘却石/Oblivion Stone
3 カラスの罪/Raven's Crime
1 ズアーの宝珠/Zuran Orb
サイドボード (15)
4 虚空の杯/Chalice of the Void
1 呪われたトーテム像/Cursed Totem
4 闇の腹心/Dark Confidant
1 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
1 罠の橋/Ensnaring Bridge
3 三なる宝球/Trinisphere
1 蟲の収穫/Worm Harvest


[編集] サンプルレシピ4

Lands(Legacy) [2]
土地 (35)
2 平穏な茂み/Tranquil Thicket
4 演劇の舞台/Thespian's Stage
4 リシャーダの港/Rishadan Port
4 不毛の大地/Wasteland
1 裂け岩の扉/Riftstone Portal
1 The Tabernacle at Pendrell Vale
1 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
2 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
1 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
1 森/Forest
2 Taiga
4 燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows
4 暗黒の深部/Dark Depths
3 イス卿の迷路/Maze of Ith
1 Glacial Chasm
クリーチャー (0)
呪文 (25)
4 壌土からの生命/Life from the Loam
4 ギャンブル/Gamble
4 輪作/Crop Rotation
4 罰する火/Punishing Fire
4 モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
4 踏査/Exploration
1 マナ結合/Manabond
サイドボード (15)
1 カラカス/Karakas
1 ボジューカの沼/Bojuka Bog
4 クローサの掌握/Krosan Grip
1 溶鉄の渦/Molten Vortex
4 抵抗の宝球/Sphere of Resistance
2 窒息/Choke
2 虚空の杯/Chalice of the Void


  • 暗黒の深部と演劇の舞台のコンボを取り入れたタイプ。

[編集] 参考

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