怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath

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[[オンスロート・ブロック]]を代表する[[伝説のクリーチャー]]の1つで、[[触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable]]のライバルでもある[[天使]]
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[[オンスロート・ブロック]]を代表する[[伝説のクリーチャー]]の1つで、[[触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable]]のライバルでもある[[天使]]。6つもの[[キーワード能力]]を備え、戦闘能力は極めて高い。
  
[[プロテクション]]によって[[黒]]や[[赤]]の[[除去]]がほぼ効かない上、[[先制攻撃]]付きの6/6なので[[戦闘]]で[[破壊]]するのも困難。
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[[プロテクション]]によって[[黒]]や[[赤]]の[[除去]]がほぼ効かない上、[[先制攻撃]]付きの6/6なので[[戦闘]]で[[破壊]]するのも困難。[[全体除去]]でもない限りはなかなか[[墓地送り]]にできない。[[攻撃]]時には[[飛行]]に加えた[[トランプル]]で[[チャンプブロック]]すら許さず、[[警戒]]があるので防御も万全である。出ればあっという間に[[戦場]]を制圧できるだろう。
[[全体除去]]でもない限りはなかなか[[墓地送り]]にできない。
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[[攻撃]]時には[[飛行]]に加えた[[トランプル]]で[[チャンプブロック]]すら許さず、[[警戒]]があるので防御も万全である。
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<!-- 能力の多さから、「アクマ」と略される事も -->
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まともにマナを支払ってプレイされることがあまりない。
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[[コスト・パフォーマンス]]が高いとはいえ、[[トリプルシンボル]]の8[[マナ]]という度を越えた[[重い|重さ]]であり、普通の[[デッキ]]ではまず[[唱える|唱え]]られない。[[マナ・コスト]]を踏み倒して使われることが多く、[[リアニメイト]]や[[オース]]などには、[[夜のスピリット/Spirit of the Night]]などと並んで頻繁に採用されていた。また、[[ベジテーション]]のような[[素出し]]に耐えうるだけの豊富な[[マナ基盤]]を持つデッキや[[白コントロール]]のような[[ゲーム]]が長引く低速なデッキでは投入されることもある。
[[重い|トリプルシンボル]]の8[[マナ]]という度を越えた[[重さ]]だが、[[マナ・コスト]]を踏み倒す手段などいくらでも存在する。
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事実、その様な手段を持つ[[リアニメイト]]や[[オース]]などには、[[夜のスピリット/Spirit of the Night]]などと並んで頻繁に採用される1枚である。
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また[[ベジテーション]]のような[[素出し]]に耐えうるだけの豊富なマナ基盤を持つ場合も投入される。重いのは確かだが[[コスト・パフォーマンス]]自体は極めて優秀。
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*[[キーワード能力]]の追加により、「攻撃に参加してもタップしない」の代わりに7個目のキーワード能力「[[警戒]]」を得ることになった。[[アンヒンジド]]の[[Old Fogey]]を除けば、[[マジック]]で最多の[[キーワード能力]](のみ)を持つ[[クリーチャー]]である。
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現在は[[エターナル]][[モダン]]でしか使えないが、[[エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria]]、[[大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite]]などのさらに強力な[[大型クリーチャー]]が次々と登場したことでトーナメント・シーンでの出番は激減してしまった。それでもなおファンの多いカードである。
*また、[[待機]]明けで速攻を得るクリーチャーを除けば、[[速攻]]を持つ唯一の[[白]][[単色]]クリーチャーでもある。
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*[[軽い|夜のスピリット/Spirit of the Night]]よりもデメリットでない[[能力]]が増えているにも関わらず、[[点数で見たマナ・コスト]]は[[軽く]]なっている。これは[[色]]の違いと言うよりも、[[ミラージュ]]の頃に比べてクリーチャーが強くなったことに根拠を求められる場合が多い。
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*[[時のらせん]]で[[タイムシフト]][[カード]]として[[再録]]。上述の通り能力がキーワード能力のみになったが、元々キーワード能力が多いため[[稲妻の天使/Lightning Angel]]ほどスッキリしない。文字数を食う[[プロテクション]]を2つも持っているのが最大の原因だろうか。
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*[[第10版]]で[[触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable]]も再録され、再び[[スタンダード]]環境でライバル対決が実現することとなった。
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*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/325 WotC]公式サイトで2006年3月に開催された、[[伝説のクリーチャー]]64体による投票イベント「[[You Decide!]]」で優勝している。タイムシフトで再録されたのはこの投票結果によるものである。なお、この投票の決勝が[[エイプリル・フール]]直前であったのは意図的なものだったそうである。(→[[精神隷属器/Mindslaver]])
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**[[再録禁止カード]]である[[スリヴァーの女王/Sliver Queen]]などが参加している一方で、[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]など、1回戦で敗れている6枚のカードが再録されており、この投票の結果だけで再録が決められたとは言い切れない。
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<!-- 他の再録カード:[[情け知らずのエロン/Eron the Relentless]]、[[霧衣の究極体/Mistform Ultimus]]、[[沼地の王ソルカナー/Sol'kanar the Swamp King]]、[[古木のヴァーデロス/Verdeloth the Ancient]]、[[ヴァティ・イル=ダル/Vhati il-Dal]]。 -->
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**続く[[次元の混乱]]では[[憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury]][[未来予知]]では[[アクローマの記念碑/Akroma's Memorial]]が登場している。優勝によって得たのは、[[時のらせんブロック]]全体でクローズアップされる権利だったと考えるのが妥当かもしれない。
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*[[レジェンド・ルール]]変更に一役買ったクリーチャー。[[オンスロート・ブロック構築]]などでこれを出すデッキの[[ミラーマッチ]]が度々発生し、先に出した方の勝利が確定してしまうという痛々しい事態が問題視されたからだそうだ。
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*彼女の言葉は、記念碑となった。(→[[アクローマの記念碑/Akroma's Memorial]])
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==収録==
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*[[時のらせん]]で[[タイムシフト]][[カード]]として[[再録]]。能力がキーワードのみになったが、元々キーワード能力が多いため、印刷された[[ルール・テキスト]]は[[稲妻の天使/Lightning Angel]]ほどスッキリしない。文字数を食うプロテクションを2つも持っているのが最大の原因だろうか(現在では2つのプロテクションは1つにまとめられている)。
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**続く[[第10版]]ではフェイジが再録され、再び[[スタンダード]][[環境]]でライバル対決が実現することとなった。
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**市場調査によると、タイムシフト再録の中で最も愛され、最も憎まれたカードであったようである<ref name="A">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/preserving-coolness-legends-2006-11-17-0  Preserving the Coolness of Legends]([[Latest Developments]] [[2006年]]11月17日 [[Aaron Forsythe]]著)</ref>。
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*[[ディヴァインvsデモニック]]に[[Chippy]]による{{Gatherer|id=193871|新規イラスト}}で収録された。
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*[[From the Vault:Angels]]に[[Terese Nielsen]]による{{Gatherer|id=401629|新規イラスト}}で収録された。[[マスターズ25th]]と[[統率者2020]]でもこのイラストで収録された。
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==関連カード==
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{{キャラクターを表すカード/アクローマ}}
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*[[Akroma, Angel of Wrath Avatar]] ([[Magic Online Vanguard]])
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===時のらせんブロック===
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[[時のらせんブロック]]では[[ブロック (総称)|ブロック]]全体でアクローマがフィーチャーされており、[[次元の混乱]]と[[未来予知]]でそれぞれ関連カードが作られている。
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*[[憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury]] - 平行世界のアクローマ。[[赤]]になり、このカードと同様に7つの能力を持つ。(次元の混乱)
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*[[アクローマの記念碑/Akroma's Memorial]] - [[あなた|自分]]のクリーチャー全体に、このカードが持つ7つの能力を与える[[伝説のアーティファクト]]。(未来予知)
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**[[執念の剣/Sword of Vengeance]] - アクローマの記念碑でアクローマ像が持つ剣の[[カード]]化。このカードが持つ能力のうち、[[先制攻撃]]、[[警戒]]、[[トランプル]]、[[速攻]]を与える[[装備品]]。([[基本セット2011]])
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==ストーリー==
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[[アクローマ/Akroma]]を参照。
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==その他==
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*[[流し台型デザイン]]の代表格として知られる。
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*[[キーワード能力]]の追加により、「攻撃に参加しても[[タップ]]しない」の代わりに「[[警戒]]」を得ることになった。[[アンヒンジド]]の[[Old Fogey]]を除けば、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]で最多のキーワード能力(のみ)を持つ[[クリーチャー]]である。
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*[[待機]]明けで[[速攻]]を得るクリーチャーを除けば、速攻を持つ唯一の[[白]][[単色]]クリーチャーでもある([[基本セット2019]]現在)。
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*[[パワー]]は[[エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria]]([[ゼンディカー]])、[[タフネス]]は[[浄火の大天使/Empyrial Archangel]]([[アラーラの断片]])が登場するまで、[[銀の熾天使/Silver Seraph]]と並んで最も高い[[天使]]であった。
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*夜のスピリットよりもデメリットでない能力が増えているにもかかわらず、[[マナ総量]]は[[軽い|軽く]]なっている。これは[[色]]の違いと言うよりも、[[ミラージュ]]の頃に比べてクリーチャーが強くなったことに根拠を求められる場合が多い。
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*[[レジェンド・ルール]]変更に一役買ったクリーチャー。[[オンスロート・ブロック構築]]などでこれを出すデッキの[[ミラーマッチ]]が度々発生し、先に出した方の[[勝利]]が確定してしまうという痛々しい事態が問題視されたからだそうだ。
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*[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|WotC]]公式サイトで2006年3月に開催された、伝説のクリーチャー64体による投票イベント「[https://web.archive.org/web/20080624074050/http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/325 You Decide!]」で優勝している。タイムシフトで再録されたのはこの投票結果によるものである<ref name="A" />。この投票の決勝が[[エイプリル・フール]]直前であったのは意図的なものだったそうである(→[[精神隷属器/Mindslaver]])。
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**投票時にはこの企画の意図を隠すため「勝者の特集を掲載する」としており、実際その通りに特集も組まれた。さらにブロック全体に広げることを思いつき、憤怒の天使アクローマとアクローマの記念碑を加えて3枚サイクルとなった。<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/every-card-has-story-2018-02-26 Every Card Has a Story]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0030328/ カードに物語あり]([[Making Magic]] [[2018年]]2月26日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>
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**この投票には[[再録禁止カード]]である[[スリヴァーの女王/Sliver Queen]]などが参加しているが、これらが優勝した時にどうするつもりだったのかは語られていない。一方で[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]など1回戦で敗れている6枚のカードが再録されており、「優勝しなかったカードは再録しない」というわけでもなかったようである。
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*このカードの[[フレイバー・テキスト]]に魅入られたプレイヤーは多く、他の[[リメイク]]版でも再現されている。
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{{フレイバーテキスト|"No rest. No mercy. No matter what."}}
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{{フレイバーテキスト|休息も慈悲も与えぬ。何があってもだ。}}
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==脚注==
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<references />
 
==参考==
 
==参考==
*[[アクローマ/Akroma]]([[背景世界/ストーリー用語]]
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/wallpaper-week-akroma-angel-wrath-2006-06-16 Wallpaper of the Week: Akroma, Angel of Wrath](Arcana 2006年6月16日) - [[レギオン]]版の壁紙
*[[壁紙:http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/1101]]([[WotC]])
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*[https://media.magic.wizards.com/images/wallpaper/WP_AkromaLotP_2560x1600.jpg 壁紙(2560x1600)]([https://magic.wizards.com/en/articles/media/wallpapers Complete List of Wallpapers] 他サイズはそちらを参照) - [[ディヴァインvsデモニック]]版の壁紙
*[[Akroma, Angel of Wrath]]([[Magic Online Vanguard]])
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*[[トリプルシンボルカード]]
 
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]]
 
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]]
*[[カード個別評価:オンスロートブロック]]
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*[[カード個別評価:レギオン]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:マスターズ25th]] - [[神話レア]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2022年#Artist Series: Livia Prima|Secret Lair Drop Series: Artist Series: Livia Prima]]
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*[[From the Vault:Angels]]
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__NOTOC__

2022年9月27日 (火) 12:28時点における最新版


Akroma, Angel of Wrath / 怒りの天使アクローマ (5)(白)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)

飛行、先制攻撃、警戒、トランプル、速攻、プロテクション(黒)、プロテクション(赤)

6/6

オンスロート・ブロックを代表する伝説のクリーチャーの1つで、触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableのライバルでもある天使。6つものキーワード能力を備え、戦闘能力は極めて高い。

プロテクションによって除去がほぼ効かない上、先制攻撃付きの6/6なので戦闘破壊するのも困難。全体除去でもない限りはなかなか墓地送りにできない。攻撃時には飛行に加えたトランプルチャンプブロックすら許さず、警戒があるので防御も万全である。出ればあっという間に戦場を制圧できるだろう。

コスト・パフォーマンスが高いとはいえ、トリプルシンボルの8マナという度を越えた重さであり、普通のデッキではまず唱えられない。マナ・コストを踏み倒して使われることが多く、リアニメイトオースなどには、夜のスピリット/Spirit of the Nightなどと並んで頻繁に採用されていた。また、ベジテーションのような素出しに耐えうるだけの豊富なマナ基盤を持つデッキや白コントロールのようなゲームが長引く低速なデッキでは投入されることもある。

現在はエターナルモダンでしか使えないが、エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobiteなどのさらに強力な大型クリーチャーが次々と登場したことでトーナメント・シーンでの出番は激減してしまった。それでもなおファンの多いカードである。

[編集] 収録

[編集] 関連カード

[編集] 時のらせんブロック

時のらせんブロックではブロック全体でアクローマがフィーチャーされており、次元の混乱未来予知でそれぞれ関連カードが作られている。

[編集] ストーリー

アクローマ/Akromaを参照。

[編集] その他

"No rest. No mercy. No matter what."
休息も慈悲も与えぬ。何があってもだ。

[編集] 脚注

  1. 1.0 1.1 Preserving the Coolness of LegendsLatest Developments 2006年11月17日 Aaron Forsythe著)
  2. Every Card Has a Story/カードに物語ありMaking Magic 2018年2月26日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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