授与

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2015年5月14日 (木) 03:31時点における118.19.56.17 (トーク) - whois による版
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授与/Bestow
種別 常在型能力
登場セット テーロス・ブロック
CR CR:702.103

授与(じゅよ)/Bestowは、テーロスで登場したキーワード能力。これを持つカードスタック領域にある間と、スタックと戦場の両方で機能する2つの常在型能力を表す。


Observant Alseid / 目ざといアルセイド (2)(白)
クリーチャー エンチャント — ニンフ(Nymph)

授与(4)(白)(このカードを授与コストで唱えた場合、これはエンチャント(クリーチャー)を持つオーラ(Aura)呪文である。クリーチャーにつけられていない場合、これは再びクリーチャーになる。)
警戒
エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに警戒を持つ。

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Nighthowler / 夜の咆哮獣 (1)(黒)(黒)
クリーチャー エンチャント — ホラー(Horror)

授与(2)(黒)(黒)(このカードを授与コストで唱えた場合、これはエンチャント(クリーチャー)を持つオーラ(Aura)呪文である。クリーチャーにつけられていない場合、これは再びクリーチャーになる。)
夜の咆哮獣とエンチャントされているクリーチャーは、それぞれ+X/+Xの修整を受ける。Xは、すべての墓地にあるクリーチャー・カードの数である。

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定義

授与[コスト]/Bestow [コスト]は、「あなたはこのカードを、そのマナ・コスト支払うのではなく、[コスト]を支払って唱えてもよい。」および「あなたがこの呪文の授与コストを支払うことを選択したなら、これはオーラエンチャントとなり、エンチャント(クリーチャー)得る。これらの効果は、この呪文が解決される時点で不適正な対象対象としていたか、またはこの呪文がなったパーマネント外れるかのどちらかが起こるまで残る。」を意味する。授与コストの支払いは代替コストルールに従う。

呪文のコントローラーがその授与コストを支払うことを選択した場合、そのプレイヤーはオーラ呪文の適正な対象を選ぶ。適正な対象を選ぶことができないかぎり、授与コストを支払うことを選択することはできない。

授与を持つオーラ呪文の解決時にその対象が不適正だった場合、それをオーラ呪文にする効果は終了する。それはクリーチャー呪文として引き続き解決され、その呪文のコントローラーのコントロール下で戦場に出る。これはCR:608.3aの例外である。

授与を持つオーラが不正なオブジェクトやプレイヤーについている場合、それははずれる。これはCR:704.5nの例外である。

解説

クリーチャーとして唱えるかオーラとして唱えるかを選ぶことができるキーワード能力。テーロス/Theros神々が、その力を定命の者へ恩恵として授けたり、あるいは姿形を持つ使者として送り出したりする様子をイメージしている。

状況に応じて2つの役割を選ぶことができるため、汎用性の面で優秀。またオーラ呪文としてスタックにあるときも、オーラとして戦場にあるときもエンチャント先がいなくなると自動でクリーチャーになるので、オーラ特有のカード・アドバンテージの損失もない。その分、授与コストは全体的に重めに設定されている。

この能力を持っているカードはタルキール龍紀伝の時点ですべてクリーチャー・エンチャントであり、オーラになった場合、エンチャント先のクリーチャーに自身のクリーチャーとしての性能をそのままプラスするデザインになっている。

ルール

唱えるとき
  • 授与コストを支払うことが選択された場合、授与を持つ呪文は直ちに「オーラのサブタイプを持つエンチャント」になり、能力「エンチャント(クリーチャー)」を得る。この時、それまで持っていたカード・タイプは上書きされる(CR:205.1a)。これによりクリーチャーでなくなったなら、その呪文はクリーチャー・タイプパワータフネスを失う。
  • 授与を持つクリーチャー・カードを唱えることを宣言し、スタックに置く段階では、それはまだクリーチャーである。
    • 例1:「あなたはクリーチャー呪文を唱えられない」という効果がある場合、あなたは授与を持つクリーチャー・カードをマナ・コストを支払って唱えることも、授与コストを支払って唱えることもできない。
    • 例2:「あなたは、クリーチャー・カードを、それが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。」という効果は、授与を持つクリーチャー・カードをインスタント・タイミングでオーラ呪文として唱えることを可能とする。
  • 授与コストを支払うことが選択された場合、オーラの対象を選ぶ段階ではそれはすでにクリーチャー呪文ではない。したがって、プロテクション(クリーチャー)を持つクリーチャーも対象として適正である。
  • 授与コストを支払うことが選択された場合、呪文の総コストを支払う段階ではそれはすでにクリーチャー呪文ではない。したがって、ソンバーワルドの賢者/Somberwald Sageなどによって生み出された、クリーチャー呪文にしか支払えないマナで授与コストを支払うことはできない。
  • 呪文を唱えることで誘発する誘発型能力は、唱える過程が完了した段階で誘発する。原始の報奨/Primeval Bountyをコントロールしている場合、マナ・コストを支払って唱えたときには1番目の能力が、授与コストを支払って唱えたときには2番目の能力が誘発する。
唱えた後、スタック上にあるとき
  • 授与を持つクリーチャー・エンチャント・カードは、スタック上ではクリーチャー・エンチャント呪文またはオーラ・エンチャント呪文のいずれかである。同時に両方であることはない。
    • 例1:授与コストで唱えられた場合、否認/Negateの対象として適正である。
    • 例2:クリーチャー呪文であってもオーラ呪文であっても、無効/Annulの対象として適正である。
  • 他のオーラ呪文と異なり、授与を持つオーラ呪文は対象不適正で打ち消される立ち消えする)ことはない。授与を持つオーラ呪文の解決時にその対象が不適正だった場合、それをオーラ・エンチャントにする効果とエンチャント(クリーチャー)を持たせる効果が終了し、失っていた各特性が戻る。それはクリーチャー・エンチャント呪文として引き続き解決され、クリーチャー・エンチャントとして戦場に出る。
    • 例1:授与を持つオーラ呪文を対象に否認を唱えられた場合、それに対応してオーラの対象を除去しても、授与を持つ呪文は否認によって打ち消される。授与を持つ呪文がクリーチャー呪文になるのはその解決時であり、否認の解決はそれよりも前だからである。
    • 例2:授与を持つオーラ呪文の解決前にその対象を除去しても、本質の散乱/Essence Scatterの対象にすることはできない。授与を持つ呪文の解決時までそれはクリーチャー呪文にならず、一度解決に入ったら、解決が完了してそれがスタックを離れるまでプレイヤーが優先権を得るタイミングはないからである。
戦場にあるとき
その他
  • 授与を持つカードは、スタックでも戦場でもない領域ではオーラのサブタイプを持たない。
  • 授与を持つカードを「唱える」以外の方法で戦場に出す場合、それをオーラとして戦場に出すことはできない。それは単にクリーチャー・エンチャントとして戦場に出る。

その他

  • ルール上はエンチャントでないカードが持っていても機能する能力であるが、ニクスへの旅現在、授与を持つカードはすべてクリーチャー・エンチャントであり、またオブジェクトに授与を与えるカードは存在しない。
  • 同様のコンセプトを持つ過去のカードとしてリシド象の導き/Elephant Guideなどが存在する。オーラではないが、生体武器にも似ている。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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