修練中の侍祭、クレメント/Klement, Novice Acolyte
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MTGアリーナ専用カード
Klement, Novice Acolyte / 修練中の侍祭、クレメント (1)(白)伝説のクリーチャー — ティーフリング(Tiefling) クレリック(Cleric)
専門化(2)
修練中の侍祭、クレメントが戦場に出たとき、あなたの手札にあるすべてのクリーチャー・カードは+1/+1の修整を永久に受ける。
アーティスト:Maria Poliakova
ETBで手札のクリーチャー・カードに永久に修整を与える伝説のティーフリング・クレリック。専門化つき。
単独でも2マナ2/2+αと優秀。専門化も直接盤面を強化するものが多く、クリーチャー主体のビートダウンに採用すると活躍できるだろう。リミテッドはクリーチャー戦が主体であり、自身の軽さもあって序盤に引ければ総合的なコスト・パフォーマンスは相当なもの。中盤以降でも最低限熊だし、専門化も合わせれば本体が中堅クリーチャーとなりつつ盤面を補強できる。
[編集] 専門化先
いずれもサイズ・能力・イラスト(とアーティスト)が全く異なる。
白:
MTGアリーナ専用カード
Klement, Life Acolyte / 生命の侍祭、クレメント (1)(白)(白)伝説のクリーチャー — ティーフリング(Tiefling) クレリック(Cleric)
絆魂
このクリーチャーが専門化したとき、「あなたがクリーチャー・呪文1つを唱えたとき、そのクリーチャーは絆魂カウンター1個が置かれた状態で戦場に出る。」の1回の恩恵を得る。
アーティスト:Winona Nelson
白は絆魂の獲得。次に唱えたクリーチャーにも、絆魂カウンターという形で付与する。やや地味だがETBで強化したクリーチャーに絆魂をつけられるということで自身との相性が良い。
特にリミテッドではライフ・アドバンテージの価値が高く、本人のマナレシオも標準程度あるということで強力。
青:
MTGアリーナ専用カード
Klement, Knowledge Acolyte / 知識の侍祭、クレメント (1)(白)(青)伝説のクリーチャー — ティーフリング(Tiefling) クレリック(Cleric)
警戒
このクリーチャーが専門化したとき、土地でないパーマネント・カード3枚を抽出する。それらのカードのうち1枚を選び、残りをあなたのライブラリーに加えて切り直す。
アーティスト:Judie Muir
青は警戒の獲得と、濾過めいた抽出。土地でないパーマネント・カード限定ということでマナスクリュー受けにはならず、青の得意なコントロールではETBが無駄になりやすい。
一方で抽出されるのがパーマネント・カードのみである以上、少数のフィニッシャーに頼るタイプのコントロールデッキでは狙ったカードを高い精度で持ってくることができる。専門化の際のハンド・アドバンテージの損失を単独で埋められる点も魅力。登場時のアルケミー、かつ青ではスピリットぐらいでこれ自身との相性は良くないが、ETBを考えればビートダウンに組み込むことも十分に可能。エンチャントやアーティファクトを採用していない場合、確実にクリーチャーを持ってくることができる。
黒:
MTGアリーナ専用カード
Klement, Death Acolyte / 死の侍祭、クレメント (1)(白)(黒)伝説のクリーチャー — ティーフリング(Tiefling) クレリック(Cleric)
このクリーチャーが専門化したとき、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークン2体を生成する。
3/3アーティスト:Diego Gisbert
黒はゾンビ・トークンの生成。横並びするので、数が重要になりやすいリミテッドでもなかなか強力。分割される以上全体火力には弱いが、実質合計4マナ、2枚の消費で7/7分の戦力。
登場時のアルケミーにはゾンビのタイプ的デッキも存在。本人がゾンビではない以上、単純に採用できるものではないが、ゾンビは元々小型クリーチャーによるビートダウンがメインの勝ち筋になるため、ETBとの相性もなかなか良い。リアニメイトを得意とする黒というのも重要で、専門化の手札を捨てるデメリットを、墓地を仕込む手段にしやすい。
赤:
MTGアリーナ専用カード
Klement, Tempest Acolyte / 嵐の侍祭、クレメント (1)(赤)(白)伝説のクリーチャー — ティーフリング(Tiefling) クレリック(Cleric)
二段攻撃
嵐の侍祭、クレメントがダメージを受けるたび、1つを対象とする。これはそれに、その点数に等しい点数のダメージを与える。
アーティスト:Zezhou Chen
赤は二段攻撃の獲得と、ダメージを受ける度に対象1つを巻き添えにする誘発型能力。
サイズは一番小さいが、二段攻撃で打点については問題無し。戦闘や火力での除去に対しては反撃ができるため、専門化のために捨てたカードを含めても2:2交換に持ち込みやすい。一方で確定除去には無力で、2:1交換になってしまうので注意。二段攻撃の例に漏れずパンプアップや装備品とも相性良好。打点が伸びるのはもちろん、戦闘・火力への耐性の増加により、巻き添えにしつつ盤面に残る上限値も上がる。
緑:
MTGアリーナ専用カード
Klement, Nature Acolyte / 自然の侍祭、クレメント (1)(緑)(白)伝説のクリーチャー — ティーフリング(Tiefling) クレリック(Cleric)
自然の侍祭、クレメントが戦場を離れたとき、緑の4/4の雄牛(Ox)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
4/4アーティスト:Raluca Marinescu
緑は雄牛・トークンの生成。緑らしく合計マナレシオは一番高い。
一方でトークンのタイプ的シナジーは見込めず、また単体のバニラなので単体除去には実質1:1交換になり、チャンプブロックで時間を稼がれやすい。見方を変えれば、手札のカード1枚を4/4バニラに変換しているともいえる。本体が4マナ相応のサイズを持つ分、コスト・パフォーマンスは他の色に劣らない。
- 専門化後のカード名は、ダンジョンズ&ドラゴンズ第5版における、クレリックのサブクラスにあたる「信仰領域」から引用されている。