残響の嵐/Echo Storm
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彫り込み鋼/Sculpting Steelやサヒーリの芸術/Saheeli's Artistryなどを鑑みると、統率者を1回も唱えていないなら割高、1回でも唱えていれば及第点、2回以上唱えているなら破格の効果となる。複数のアーティファクトをコピーしてもよし、単一のアーティファクトを一気に増やしてもよしと、然るべきデッキならばエンドカードにも成り得るだろう。統率者戦ではマナ・アーティファクトが多用されるため、自分だけでなく対戦相手のそれらもコピーすることで、単純なマナ加速の一種としても自然と採用しうるのは追い風か。中でもパワーストーンの破片/Powerstone Shardとは抜群の相性を誇り、下準備さえできていればこれ一枚で爆発的なマナ加速となる。
欠点としては、青い伝説のクリーチャーは軽いものがやや少ないことが挙げられる。これを活かせるようなアーティファクトシナジー持ち、かつこれを最速で唱えるまでに複数回唱えうる2マナ以下となると、同時に登場したウルザの弟子、タウノス/Tawnos, Urza's Apprenticeしか候補がいない。何度も死亡したりして複数回唱えるのも少々難しいため、無理に効率を求めるよりは1回程度コピー出来れば充分と割り切った運用でもいいだろう。またサイクルの他のカードにない弱点として、パーマネントを対象に取る必要があるため、特に単一のアーティファクトを一気に増やそうとする場合は破壊による立ち消えのリスクがある。コピー故に打ち消しでは対処されづらいため、撃つタイミングは慎重に図りたい。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
「あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたがこのゲームで統率領域からあなたの統率者を唱えた回数1回につき、これを1回コピーする。」という能力を持つ。カード名に嵐/Stormを入れることで、キーワード能力のストームと似たような能力を持つことを示している。
- 浄火の嵐/Empyrial Storm
- 残響の嵐/Echo Storm
- 髑髏の嵐/Skull Storm
- 憤怒の嵐/Fury Storm
- 起源の嵐/Genesis Storm
イラストはすべてMark Pooleによるもので、「3つの物が円を描いて空を飛ぶ」という構図になっている。