解呪/Disenchant

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(23人の利用者による、間の47版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Disenchant}}
 
{{#card:Disenchant}}
  
[[アルファ]]から存在する[[エンチャント]]・[[アーティファクト]][[除去]][[カード]]の基礎。
+
[[リミテッド・エディション]]から存在する[[エンチャント]]・[[アーティファクト]][[除去]][[カード]]の基礎。
  
 
基礎と言うだけあって多くの亜種が存在するが、このカード自体が既に必要十分な[[効果]]を備えた1つの完成形である。余計な効果が付く分、どうしても[[マナ・コスト]]が[[重い|重く]]なったり[[ソーサリー]]になったりしてしまいがちな各種亜種に対して、[[軽い|軽く]]て使いやすいという要素が最大の利点となる。
 
基礎と言うだけあって多くの亜種が存在するが、このカード自体が既に必要十分な[[効果]]を備えた1つの完成形である。余計な効果が付く分、どうしても[[マナ・コスト]]が[[重い|重く]]なったり[[ソーサリー]]になったりしてしまいがちな各種亜種に対して、[[軽い|軽く]]て使いやすいという要素が最大の利点となる。
7行: 7行:
 
[[白]]の[[デッキ]]でお馴染みの[[サイドボード]]要員という立場が一般的であるが、[[メタゲーム|メタ]]によっては[[メインデッキ]]から採用されたり、別の[[色]]のデッキが(主に[[赤]]や[[黒]]の[[防御円]]対策として)解呪のためだけに白を[[タッチ]]することさえもあった。
 
[[白]]の[[デッキ]]でお馴染みの[[サイドボード]]要員という立場が一般的であるが、[[メタゲーム|メタ]]によっては[[メインデッキ]]から採用されたり、別の[[色]]のデッキが(主に[[赤]]や[[黒]]の[[防御円]]対策として)解呪のためだけに白を[[タッチ]]することさえもあった。
  
[[第7版]]まで[[皆勤賞]]であったが、[[第8版]]への移行の際に[[色の役割]]変更が行われ、[[帰化/Naturalize]]と[[啓蒙/Demystify]]にバトンタッチ。一応の役割は終えた形である。
+
[[第7版]]まで[[皆勤賞]]であったが、[[第8版]]への移行の際に[[色の役割]]変更が行われ、[[帰化/Naturalize]]と[[啓蒙/Demystify]]にバトンタッチ。しかしながら、白からこの効果が失われたわけではなく、以降も[[#関連カード|亜種]]が登場しているほか、[[時のらせん]]の[[タイムシフト]]では[[再録]]され[[スタンダード]]に復帰している。
  
[[時のらせん]][[タイムシフト]][[スタンダード]]に帰ってくるも、後継者たる帰化の更に亜種である[[クローサの掌握/Krosan Grip]]が特に優秀であるため、シェアは完全に二分されている。現在では[[エクステンデッド]]や[[エターナル]]においてときどき使用される。昔の白の象徴の1つ、という立ち位置である。
+
[[基本セット2020]]でも13年ぶりにスタンダードに復帰。[[エルドレインの王権]]期では[[創案の火#ラヴニカのギルド~基本セット2021期|ジェスカイ・ファイアーズ]][[サイドボード]]に採用している。
  
*第8版で[[落ちる|落ち]]たため、ちょうど[[新枠]]版で収録され損ねた形。その後[[コールドスナップ]]の[[テーマデッキ]]、[[キイェルドー計略/Kjeldoran Cunning]]にて、新枠版が収録された。
+
[[パイオニア]]以下の[[フォーマット]]においては「昔の白の象徴の1つ」とでも言うべき立ち位置に収まっており、全盛期ほど頻繁に見かけられるカードではない。しかしながら、前述したとおり最もシンプルで使い勝手が良いため、現在でもサイドボード要員としてしばしば選択されている。
*様々な[[アーティスト|イラストレーター]]によって描かれたカードの1枚。[[プロモーション・カード]]でも登場している。
+
  
*戦場に出る前の処理になると[[光明/Illumination]]
+
*第8版で[[落ちる|落ち]]たため、ちょうど[[新枠]]版で収録され損ねた形。その後[[コールドスナップ]]の[[テーマデッキ]]、[[キイェルドー計略/Kjeldoran Cunning]]などで、無事新枠版が収録されている。
*逆に破壊されたアーティファクトやエンチャントを回収する[[アーギヴィーアの発見/Argivian Find]]もある。
+
*[[対抗呪文/Counterspell]]、[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]、[[巨大化/Giant Growth]]と共に初期の大型[[エキスパンション]]での再録常連だったため、様々な[[アーティスト]]によって描かれている。
*全体除去版の[[浄化/Purify]]がある。
+
*[[1997年]]の[[アリーナ・リーグプロモ]]として新規[[イラスト]]の[[プロモーション・カード]]が配布された。[[2003年]]7月の[[フライデー・ナイト・マジック]]でもこの[[イラスト]]の[[フライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カード|プロモ]]が配布されている。
 +
*[[2007年]]の[[プレイヤー褒賞プログラムプロモ]]として新規イラストのテキストレスカードが配布された。[[マスターズ25th]]ではこの{{Gatherer|id=442250}}が使われ、通常の枠で収録されている。[[破壊]]されているのは[[Mox Sapphire]]({{Gatherer|id=36}})。
 +
*『[[すべての人類を破壊する。それらは再生できない。]]』第9巻に付録として[[Foil]]仕様のプロモーション・カードが封入された。イラストは[[テンペスト]]版の物が採用されており、[[フレイバー・テキスト]]もテンペスト版の物を改めて日本語訳した物となっている。このイラストとフレイバー・テキストのFoil仕様カードは本プロモが初である。
 +
**フレイバー・テキストの「人造[[スリヴァー]]の'''破壊力'''」という箇所は[[誤訳]]。原文の「the artificial slivers' destruction」はテンペスト版の通り「人造スリヴァーが'''破壊される'''」事を指す。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
 +
*[[光明/Illumination]] - 白には珍しい[[打ち消す|カウンター]]。戦場に出る前に打ち消す。
 +
*[[アーギヴィーアの発見/Argivian Find]] - 逆に破壊されたアーティファクトやエンチャントを回収するカード。
 +
*[[浄化/Purify]] - [[全体除去]]版。
 +
*[[片目のガース/Garth One-Eye]] - この[[呪文]]の[[コピー]]を[[唱える]]ことができる。
 
===主な亜種===
 
===主な亜種===
ここでは白の亜種を挙げる。[[緑]]の亜種に関しては[[帰化/Naturalize]]を参照。
+
特筆のない限りいずれも[[シングルシンボル]]の[[インスタント]]。ここでは白の亜種を挙げる。
 +
[[緑]]の亜種に関しては[[帰化/Naturalize]]を、[[追放]]するものは[[供犠台の光/Altar's Light]]を、自身の[[生け贄]]で解呪の効果を発揮する[[クリーチャー]]は[[ヴィリジアンの盲信者/Viridian Zealot]]を、エンチャントしか除去できないものは[[啓蒙/Demystify]]をそれぞれ参照。
  
*[[力の消滅/Disempower]] - [[ライブラリーの一番上]]に置く。([[ミラージュ]])
+
*[[力の消滅/Disempower]] - [[ライブラリーの一番上]]に置く。2マナ。([[ミラージュ]])
 
*[[遺宝安置所の修道士/Reliquary Monk]] - [[PIG]]能力。3マナ2/2。([[ウルザズ・デスティニー]])
 
*[[遺宝安置所の修道士/Reliquary Monk]] - [[PIG]]能力。3マナ2/2。([[ウルザズ・デスティニー]])
 
*[[誠実な証人/Devout Witness]] - 解呪の[[スペルシェイパー]]。3マナ2/2。([[メルカディアン・マスクス]])
 
*[[誠実な証人/Devout Witness]] - 解呪の[[スペルシェイパー]]。3マナ2/2。([[メルカディアン・マスクス]])
 
*[[浄化の印章/Seal of Cleansing]] - 自身の[[生け贄に捧げる|生け贄]]で解呪の効果を発揮する[[エンチャント]]。2マナ。([[ネメシス]])
 
*[[浄化の印章/Seal of Cleansing]] - 自身の[[生け贄に捧げる|生け贄]]で解呪の効果を発揮する[[エンチャント]]。2マナ。([[ネメシス]])
 +
**[[沈黙のオーラ/Aura of Silence]] - 上記の効果に加え、[[戦場]]にある限り(2)マナ分の[[コスト増加カード|コスト増加]]による妨害効果もある。3マナ[[ダブルシンボル]]。([[ウェザーライト]])
 +
**[[祓い士の薬包/Dispeller's Capsule]] - (2)(白)と自身の生け贄で解呪の効果を発揮するアーティファクト。1マナ。([[アラーラの断片]])
 
*[[廃止/Abolish]] - [[手札]]の[[平地]]1枚をコストとする[[ピッチスペル]]版。3マナ[[ダブルシンボル]]。([[プロフェシー]])
 
*[[廃止/Abolish]] - [[手札]]の[[平地]]1枚をコストとする[[ピッチスペル]]版。3マナ[[ダブルシンボル]]。([[プロフェシー]])
*[[キャパシェンの一角獣/Capashen Unicorn]] - (1)(白)と自身の生け贄で解呪の効果を発揮する[[クリーチャー]]。2マナ1/2。([[インベイジョン]])
 
 
*[[解体の一撃/Dismantling Blow]] - [[キッカー]](2)(青)すると、カードを2枚[[引く|引ける]]。3マナ。(インベイジョン)
 
*[[解体の一撃/Dismantling Blow]] - [[キッカー]](2)(青)すると、カードを2枚[[引く|引ける]]。3マナ。(インベイジョン)
*[[オアリムのいかづち/Orim's Thunder]] - キッカー(赤)すると、[[破壊]]したものの[[点数で見たマナ・コスト]]分の[[ダメージ]]をクリーチャー1体に与える。3マナ。([[アポカリプス]])
+
*[[オーラの破片/Aura Shards]] - クリーチャーが戦場に出る度に解呪の効果を[[誘発]]させる[[エンチャント]]。緑白3マナの多色カード。(インベイジョン)
 +
**[[調和スリヴァー/Harmonic Sliver]] - これか他の[[スリヴァー]]が戦場に出る度に解呪の効果を誘発させるスリヴァー。緑白3マナ1/1の多色カード。(時のらせん)
 +
*[[オアリムのいかづち/Orim's Thunder]] - キッカー(赤)すると、[[破壊]]したものの[[マナ総量]]分の[[ダメージ]]をクリーチャー1体に与える。3マナ。([[アポカリプス]])
 
*[[ねじれの光/Ray of Distortion]] - [[フラッシュバック]](4)(白)(白)付き。4マナ。([[オデッセイ ]])
 
*[[ねじれの光/Ray of Distortion]] - [[フラッシュバック]](4)(白)(白)付き。4マナ。([[オデッセイ ]])
*[[供犠台の光/Altar's Light]] - [[追放]]する。4マナダブルシンボル。([[ミラディン]])
+
*[[天羅至の掌握/Terashi's Grasp]] - 破壊したもののマナ総量分の[[ライフ]][[回復]]。[[秘儀]]。3マナの[[ソーサリー]]。([[神河謀叛]])
*[[天羅至の掌握/Terashi's Grasp]] - 破壊したものの点数で見たマナ・コスト分の[[ライフ]][[回復]][[秘儀]]。3マナ。([[神河謀叛]])
+
**[[真面目な捧げ物/Solemn Offering]] - 4点のライフ回復付き。3マナのソーサリー。([[基本セット2010]]
 +
**[[稼働停止/Decommission]] - [[紛争]]を達成していると3点のライフ回復が付く。3マナ。([[霊気紛争]])
 +
**[[神聖の発動/Invoke the Divine]] - 4点のライフ回復付き。インスタントな上に3マナで、真面目な捧げ物と稼動停止の[[上位互換]]。([[ドミナリア]])
 +
**[[聖別/Sanctify]] - 3点のライフ回復付き。2マナのソーサリー。([[イニストラード:真紅の契り]])
 
*[[火花の結実/Seed Spark]] - (緑)が[[支払う|支払わ]]れていると、1/1[[トークン]]を2つ出す[[向上呪文]]。4マナ。([[ラヴニカ:ギルドの都]])
 
*[[火花の結実/Seed Spark]] - (緑)が[[支払う|支払わ]]れていると、1/1[[トークン]]を2つ出す[[向上呪文]]。4マナ。([[ラヴニカ:ギルドの都]])
*[[塵への帰結/Return to Dust]] - [[メイン・フェイズ]]の間に[[唱える]]と、もう1つ追放できる[[インスタ=ソーサリー]]。供犠台の光の[[上位互換]]。4マナダブルシンボル。([[時のらせん]])
+
**[[門口の断絶/Sunder the Gateway]] - モードの片方。トークンは破壊できないが、[[培養]]2付き。2マナのソーサリー。([[機械兵団の進軍]])
*[[祓い士の薬包/Dispeller's Capsule]] - (2)(白)と自身の生け贄で解呪の効果を発揮するアーティファクト。1マナ。([[アラーラの断片]])
+
*[[隠匿+探求/Hide+Seek]] - [[分割カード]](隠匿)。[[赤白]]の多色カード。[[ライブラリーの一番下]]に置く。2マナ。([[ディセンション]])
*[[隠匿+探求/Hide+Seek]] - [[分割カード]](隠匿)。[[赤白]]の[[多色カード]]。[[ライブラリーの一番下]]に置く。([[ディセンション]])
+
*[[コーの奉納者/Kor Sanctifiers]] - [[キッカー]](白)すると、[[ETB]]で解呪効果。3マナ2/3。([[ゼンディカー]])
*[[コーの奉納者/Kor Sanctifiers]] - [[キッカー]](白)すると、[[CIP]]で解呪効果。3マナ2/3。([[ゼンディカー]])
+
**[[やんちゃな犬/Rambunctious Mutt]] - ETBで解呪効果。ダブルシンボル5マナ3/4。([[基本セット2021]])
*[[存在の破棄/Revoke Existence]] - 追放する[[ソーサリー]]。2マナ。([[ミラディンの傷跡]])
+
*[[真面目な捧げ物/Solemn Offering]] - 4点のライフ回復付きソーサリー。3マナ。([[基本セット2010]])
+
 
*[[消失の命令/Banishment Decree]] - クリーチャーも[[対象]]にできる。ライブラリーの一番上に置く。5マナダブルシンボル。([[ミラディン包囲戦]])
 
*[[消失の命令/Banishment Decree]] - クリーチャーも[[対象]]にできる。ライブラリーの一番上に置く。5マナダブルシンボル。([[ミラディン包囲戦]])
*[[レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder]] - 一時的に追放する。2マナ2/2。(ミラディン包囲戦)
+
**[[払拭の一撃/Banishing Stroke]] - [[奇跡]](白)持ち。クリーチャーも[[対象]]にできる。ライブラリーの一番下に置く。6マナ。([[アヴァシンの帰還]])
*[[払拭の一撃/Banishing Stroke]] - [[奇跡]](白)持ち。ライブラリーの一番下に置く。6マナ。([[アヴァシンの帰還]])
+
*[[隔離する成長/Sundering Growth]] - [[居住]]付き。[[緑白]]の[[混成マナ・シンボル|混成マナ]]ダブルシンボル。2マナ。([[ラヴニカへの回帰]])
*[[敬虔な司祭/Devout Chaplain]] - 自身と他に2体の[[人間]]をタップすることで解呪効果を発揮するクリーチャー。追放する。3マナ2/2。(アヴァシンの帰還)
+
*[[摩耗+損耗/Wear+Tear]] - [[融合]]分割カード。赤2マナの側でアーティファクトを、白1マナの側でエンチャントをそれぞれ破壊できる。([[ドラゴンの迷路]])
*[[隔離する成長/Sundering Growth]] - [[居住]]付き。[[混成マナ・シンボル|混成マナ]]ダブルシンボル。2マナ。([[ラヴニカへの回帰]])
+
**[[没収の強行/Requisition Raid]] - 白1マナの[[放題]]ソーサリー。追加(1)でアーティファクトを、追加(1)でエンチャントをそれぞれ破壊できる。([[サンダー・ジャンクションの無法者]])
 
+
*[[断片化/Fragmentize]] - マナ総量が4以下限定。1マナのソーサリー。([[カラデシュ]])
 +
*[[日晒し/Expose to Daylight]] - [[占術]]1付き。3マナ。([[ラヴニカの献身]])
 +
*[[自然の詠唱/Nature's Chant]] - 緑白の混成マナ。2マナ。([[モダンホライゾン]])
 +
*[[ヘリオッドの介入/Heliod's Intervention]] - [[モード]]の片方。[[X]]個破壊。ダブルシンボルXマナ。([[テーロス還魂記]])
 +
*[[解体の波/Dismantling Wave]] - 各[[対戦相手]]から1つずつ破壊できる。[[サイクリング]](6)(白)(白)時には浄化となる。3マナのソーサリー。([[統率者2020]])
 +
*[[断割/Fracture]] - [[プレインズウォーカー]]も対象にできる。[[白黒]]の多色カード。2マナ。([[ストリクスヘイヴン:魔法学院]])
 +
*[[引き裂き/Rip Apart]] - モードの片方。赤白の多色カード。2マナのソーサリー。(ストリクスヘイヴン:魔法学院)
 +
*[[絶縁/Break Ties]] - モードの1つ。[[墓地対策]]のモードの他に[[補強]]1-(白)を持つ点もモードの一環と言える。3マナ。([[モダンホライゾン2]])
 +
*[[有望な信徒/Hopeful Initiate]] - (2)(白)とあなたのクリーチャーから[[+1/+1カウンター]]を合計2つ取り除いて解呪の効果を[[起動]]する。1マナ1/2[[訓練]]。(イニストラード:真紅の契り)
 +
*[[払拭の斬撃/Banishing Slash]] - タップ状態のクリーチャーも破壊でき条件を達成すればトークンを生成する。ダブルシンボル2マナのソーサリー。([[神河:輝ける世界]])
 +
*[[次の一手/Make Your Move]] - [[パワー4以上]]のクリーチャーも破壊できる。3マナ。([[カルロフ邸殺人事件]])
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[カード個別評価:兄弟戦争]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:ゼンディカーの夜明け]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]]
 
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]]
 
*[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[コモン]]
53行: 76行:
 
*[[カード個別評価:ミラージュ]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ミラージュ]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アイスエイジ]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アイスエイジ]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[コモン]] (Starter Collection)
 +
*[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第7版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第7版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第6版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第6版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第5版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第5版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[コモン]]
*[[カード個別評価:リバイズド]] - [[コモン]]
+
*[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[コモン]]
*[[カード個別評価:アンリミテッド]] - [[コモン]]
+
*[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:コンスピラシー:王位争奪]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:マスターズ25th]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:アイコニックマスターズ]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:Tempest Remastered]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 2]] - [[コモン]]2
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 2]] - [[コモン]]2
  
 
[[Category:俗称のあるカード|かいしゆ]]
 
[[Category:俗称のあるカード|かいしゆ]]
 +
__notoc__

2024年10月30日 (水) 14:24時点における最新版


Disenchant / 解呪 (1)(白)
インスタント

アーティファクトやエンチャントのうち1つを対象とする。それを破壊する。


リミテッド・エディションから存在するエンチャントアーティファクト除去カードの基礎。

基礎と言うだけあって多くの亜種が存在するが、このカード自体が既に必要十分な効果を備えた1つの完成形である。余計な効果が付く分、どうしてもマナ・コスト重くなったりソーサリーになったりしてしまいがちな各種亜種に対して、軽くて使いやすいという要素が最大の利点となる。

デッキでお馴染みのサイドボード要員という立場が一般的であるが、メタによってはメインデッキから採用されたり、別ののデッキが(主に防御円対策として)解呪のためだけに白をタッチすることさえもあった。

第7版まで皆勤賞であったが、第8版への移行の際に色の役割変更が行われ、帰化/Naturalize啓蒙/Demystifyにバトンタッチ。しかしながら、白からこの効果が失われたわけではなく、以降も亜種が登場しているほか、時のらせんタイムシフトでは再録されスタンダードに復帰している。

基本セット2020でも13年ぶりにスタンダードに復帰。エルドレインの王権期ではジェスカイ・ファイアーズサイドボードに採用している。

パイオニア以下のフォーマットにおいては「昔の白の象徴の1つ」とでも言うべき立ち位置に収まっており、全盛期ほど頻繁に見かけられるカードではない。しかしながら、前述したとおり最もシンプルで使い勝手が良いため、現在でもサイドボード要員としてしばしば選択されている。

[編集] 関連カード

[編集] 主な亜種

特筆のない限りいずれもシングルシンボルインスタント。ここでは白の亜種を挙げる。 の亜種に関しては帰化/Naturalizeを、追放するものは供犠台の光/Altar's Lightを、自身の生け贄で解呪の効果を発揮するクリーチャーヴィリジアンの盲信者/Viridian Zealotを、エンチャントしか除去できないものは啓蒙/Demystifyをそれぞれ参照。

[編集] 参考

MOBILE