シールド
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*内訳として、「大型エキスパンション×6」、「大型エキスパンション×3+小型エキスパンション×3」、「大型エキスパンション×2+小型エキスパンション×2+小型エキスパンション×2」が主流である。 | *内訳として、「大型エキスパンション×6」、「大型エキスパンション×3+小型エキスパンション×3」、「大型エキスパンション×2+小型エキスパンション×2+小型エキスパンション×2」が主流である。 | ||
*[[2009年]]2月([[コンフラックス]]の[[プレリリース・トーナメント]]・[[発売記念パーティ]])までは[[トーナメントパック]]1つ、ブースターパック2つ(トーナメントパックがない場合はブースターパック5つ)で行われていた。カードのダブり方や、[[レア]]カードの強化などで戦術が違ってきている。 | *[[2009年]]2月([[コンフラックス]]の[[プレリリース・トーナメント]]・[[発売記念パーティ]])までは[[トーナメントパック]]1つ、ブースターパック2つ(トーナメントパックがない場合はブースターパック5つ)で行われていた。カードのダブり方や、[[レア]]カードの強化などで戦術が違ってきている。 | ||
− | *黎明期では、[[スターターデッキ]] | + | *黎明期では、[[スターターデッキ]]に土地が入っているので、基本土地は各人最大5枚までしか追加で支給されなかった(例:[[山/Mountain]]2枚+[[沼/Swamp]]3枚はOK、山2枚+沼4枚はダメ)。 |
[[ルール適用度]]において競技レベル以上の場合、シールド戦では専用のデッキ登録用紙へのカード登録をし、デッキに使用するカードを記入する。デッキ登録後、ランダムでパックを交換する方式もあるので、制限時間内に間違いなくパックのカードを記入することが大切である。 | [[ルール適用度]]において競技レベル以上の場合、シールド戦では専用のデッキ登録用紙へのカード登録をし、デッキに使用するカードを記入する。デッキ登録後、ランダムでパックを交換する方式もあるので、制限時間内に間違いなくパックのカードを記入することが大切である。 | ||
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− | シールドでは配布された84枚の中からデッキを構築するフォーマットである。 | + | シールドでは配布された84枚の中からデッキを構築するフォーマットである。[[勝利]]を引き寄せる[[エンドカード]]は必ず入れるべきである。 |
− | + | また、[[予言/Divination]]といったエンドカードをたぐり寄せる[[引く|ドロー]]カードや[[墓暴き/Disentomb]]といった[[除去]]されても再利用できるカードも重要である。 | |
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低マナに寄り過ぎると息切れをしやすく、逆だと序盤に押される危険性がある。 | 低マナに寄り過ぎると息切れをしやすく、逆だと序盤に押される危険性がある。 | ||
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一般的には土地17枚、呪文23枚が適正とされる。 | 一般的には土地17枚、呪文23枚が適正とされる。 | ||
− | + | ただし、5マナ以上を多めに使って[[重い|重く]]なってたり、[[パンプアップ]]など後半に余った分のマナを使えるカードが何枚か入っているなら土地18枚でも構わない。上記の土地サーチやマナフィルターは土地1枚分として数える。 | |
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==さまざまなバリエーション== | ==さまざまなバリエーション== | ||
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− | 現在[[スタンダード]]で使用できる[[エキスパンション]]から各1パックを使うシールド。[[グランプリ神戸12]]の[[サイドイベント]]で行われ、[[基本セット2012]]、[[ミラディンの傷跡]]、[[ミラディン包囲戦]]、[[新たなるファイレクシア]]、[[イニストラード]]、[[闇の隆盛]] | + | 現在[[スタンダード]]で使用できる[[エキスパンション]]から各1パックを使うシールド。[[グランプリ神戸12]]の[[サイドイベント]]で行われ、[[基本セット2012]]、[[ミラディンの傷跡]]、[[ミラディン包囲戦]]、[[新たなるファイレクシア]]、[[イニストラード]]、[[闇の隆盛]]が使われた。 |
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− | + | 使用するブースターパックを4個で行うシールド。カードプールが通常よりも狭くなるため、デッキは40枚でなく30枚以上となっている。[[4パックシールド]]の項も参照。 | |
− | === | + | ===デュプリケート・シールド=== |
− | 参加するプレイヤーが全員同じ[[カードプール]] | + | 参加するプレイヤーが全員同じ[[カードプール]]を使うシールド。[[デュプリケート・シールド]]の項も参照。 |
− | === | + | ===デカデント・シールド=== |
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− | === | + | ===1パックシールド=== |
− | + | ブースターパックを1つだけ使う、最もカードプールが狭シールド。[[1パックシールド]]の項も参照。 | |
===チーム・シールド=== | ===チーム・シールド=== | ||
− | [[チーム戦|チーム]] | + | [[チーム戦|チーム]]・シールドでは、ブースターパック12パックで3人分のデッキを(以前はトーナメントパック2つとブースターパック4つ、[[世界選手権98]]では、[[第5版]]の[[スターターデッキ]]4つとブースターパック4つで4人分)作ることになる。基本土地を除き1人辺り約50枚と少ないが、カードプールが広いので[[単色デッキ]]や2色デッキが組みやすくなっている。 |
===双頭巨人戦シールド=== | ===双頭巨人戦シールド=== |
2013年12月3日 (火) 02:02時点における版
シールド/Sealed Deckとは、未開封のブースターパックをその場で開け、40枚以上のデッキを構築する対戦形式。リミテッドに分類され、認定大会でも多く行われている。
目次 |
解説
ブースターパックから出てきたカードをそのまま構築に用いるという性格上、すべてのフォーマットの中でもっとも運の要素が大きい。
各プレイヤーに同数同種の未開封のブースターパック(通常、合計6パック)が支給され、これを用いてデッキの構築を行う。基本土地(基本氷雪土地除く)は好きなだけ支給される。デッキに使用しないカードはすべてサイドボードとなる。
- 内訳として、「大型エキスパンション×6」、「大型エキスパンション×3+小型エキスパンション×3」、「大型エキスパンション×2+小型エキスパンション×2+小型エキスパンション×2」が主流である。
- 2009年2月(コンフラックスのプレリリース・トーナメント・発売記念パーティ)まではトーナメントパック1つ、ブースターパック2つ(トーナメントパックがない場合はブースターパック5つ)で行われていた。カードのダブり方や、レアカードの強化などで戦術が違ってきている。
- 黎明期では、スターターデッキに土地が入っているので、基本土地は各人最大5枚までしか追加で支給されなかった(例:山/Mountain2枚+沼/Swamp3枚はOK、山2枚+沼4枚はダメ)。
ルール適用度において競技レベル以上の場合、シールド戦では専用のデッキ登録用紙へのカード登録をし、デッキに使用するカードを記入する。デッキ登録後、ランダムでパックを交換する方式もあるので、制限時間内に間違いなくパックのカードを記入することが大切である。
- 「盾/Shield」ではなく「封をされた/Sealed」という意味。
- 多めに基本土地を確保しておき、苦手な色に当たった場合に色変えをするという戦略もある。
デッキ構築の定石
運の要素が強いとされるシールドでも構築の定石が存在する。
強いカードを使う
シールドでは配布された84枚の中からデッキを構築するフォーマットである。勝利を引き寄せるエンドカードは必ず入れるべきである。
また、予言/Divinationといったエンドカードをたぐり寄せるドローカードや墓暴き/Disentombといった除去されても再利用できるカードも重要である。
除去カードは重要
クリーチャーとの戦闘がメインであるため除去は必須とされる。ただし、垂直落下/Plummetといった除去が限定されるカードはサイドボードにしまっておくのが無難である。
もし、除去が足りない場合は精神腐敗/Mind Rotといった手札破壊や本質の散乱/Essence Scatterといったカウンターで代用するとよい。
綺麗なマナカーブを
デッキ内のマナカーブを留意することも重要である。3マナを頂点とした放物線を描くようなマナカーブが理想的とされる。
低マナに寄り過ぎると息切れをしやすく、逆だと序盤に押される危険性がある。
できるだけ2色で
一般にほとんどのマナ基盤が基本土地であるリミテッドでは2色で組むのが望ましいとされる。
ただし、カードプールが貧弱だった場合、3色目をタッチする程度にとどめ、不屈の自然/Rampant Growthなどといった土地サーチやマナフィルターを活用するとよい。
土地の枚数
一般的には土地17枚、呪文23枚が適正とされる。
ただし、5マナ以上を多めに使って重くなってたり、パンプアップなど後半に余った分のマナを使えるカードが何枚か入っているなら土地18枚でも構わない。上記の土地サーチやマナフィルターは土地1枚分として数える。
先手を取るか、後手を取るか
シールドではテンポよりカードパワー1枚分の強さが重要視される。そのため、カード・アドバンテージをもつ後攻を取ることが有利とされてきた。
しかし、ゼンディカー以降、低マナコストのパワーが強くなっているため後手有利の理論が通用しなくなっている。
さまざまなバリエーション
スーパーシールド
使用するブースターパックを通常の倍の12パックで行うシールド。スーパーシールドの項も参照。
スタンダードシールド
現在スタンダードで使用できるエキスパンションから各1パックを使うシールド。グランプリ神戸12のサイドイベントで行われ、基本セット2012、ミラディンの傷跡、ミラディン包囲戦、新たなるファイレクシア、イニストラード、闇の隆盛が使われた。
4パックシールド
使用するブースターパックを4個で行うシールド。カードプールが通常よりも狭くなるため、デッキは40枚でなく30枚以上となっている。4パックシールドの項も参照。
デュプリケート・シールド
参加するプレイヤーが全員同じカードプールを使うシールド。デュプリケート・シールドの項も参照。
デカデント・シールド
各エキスパンションのブースターパックを1つずつ使うシールド。デカデント・シールドの項も参照。
1パックシールド
ブースターパックを1つだけ使う、最もカードプールが狭シールド。1パックシールドの項も参照。
チーム・シールド
チーム・シールドでは、ブースターパック12パックで3人分のデッキを(以前はトーナメントパック2つとブースターパック4つ、世界選手権98では、第5版のスターターデッキ4つとブースターパック4つで4人分)作ることになる。基本土地を除き1人辺り約50枚と少ないが、カードプールが広いので単色デッキや2色デッキが組みやすくなっている。
双頭巨人戦シールド
双頭巨人戦のシールドは、ブースターパック8つで2人分のデッキを作って行う。
参考
- はじめてのシールドデッキ (タカラトミー、文:真木孝一郎)
- 高橋 優太のリミテッドマニュアル:シールド構築編 (タカラトミー、文:高橋優太)
- 10項目で学ぶシールドデッキの作り方(文:Olivier Ruel)
- 第25回:シールドのメモ帳(渡辺雄也の「リミテッドのススメ」から)
- 藤田憲一の「スーパーシールド」も楽じゃない!?
- リミテッド
- ドラフト
- トーナメント用語