ゴブリン (デッキ)
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+ | **使用者:[[J. Sawyer Lucy]] | ||
+ | **[[グランプリアトランタ12]] ([http://archive.wizards.com/Magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpatl12/welcome 参考]) | ||
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+ | **[[レガシー]](~[[アヴァシンの帰還]]) | ||
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+ | *[[タッチ]][[白]]のタイプ。クリーチャーデッキと相性のいい[[スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben]]が採用されている。 | ||
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2015年5月17日 (日) 01:52時点における版
ゴブリン(Goblins)は、ゴブリンを主体とした部族ウィニーデッキの総称。特にオンスロート参入直後に登場したものを指し、それ以前のものは「ゴブリン・スライ」などと呼んで区別する場合も多い。
目次 |
概要
かつてはマーフォークなどと同じくファンデッキ扱いのものが多かったが、オンスロート・ブロックで優秀なゴブリンが多く登場したことで躍進。エクステンデッドやエターナルでも通用する本格的なアーキタイプとなった。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)
あなたがゴブリン(Goblin)呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる。
あなたがコントロールしているゴブリンは速攻を持つ。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)
プロテクション(青)(このクリーチャーは青のものに対して、ブロックされず、対象にならず、ダメージを与えられず、エンチャントされない。)
ゴブリンの群衆追いが攻撃するたび、それはターン終了時まで他の攻撃しているゴブリン(Goblin)1体につき+2/+0の修整を受ける。
並のコンボデッキよりも複雑な流れで展開を進めるものも多く、プレイングは非常に難しい場合もある。
スタンダード
下記の時期のスタンダードにおいても、活躍を見せる。
ブロック構築
下記の時期のブロック構築においても、活躍を見せる。
- オンスロート・ブロック構築
- インベイジョン・ブロック構築
- アポカリプスで登場したゴブリンの首謀者/Goblin Ringleaderを活かした部族ウィニーが組まれた。
- ゴブリンの軍団兵/Goblin Legionnaireやゴブリンの塹壕/Goblin Trenchesといった強力カードを使用するため赤白で構成される。
- ウルザ・ブロック構築
エクステンデッド
オンスロート参入直後は、ラッキースライなどのスライ型が主流であり、使われるゴブリンもモグの狂信者/Mogg Fanaticなど軽いものが主体だった。
その後、スカージの参入後に、ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiterとゴブリンの首謀者/Goblin Ringleaderのコンボを活用する超高速ビートダウンデッキ・ゴブヴァンテージが登場し、世界選手権03やプロツアーニューオーリンズ03などで活躍を見せた。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
ゴブリン徴募兵が戦場に出たとき、あなたのライブラリーからゴブリン(Goblin)・カードを望む枚数だけ探し、それらのカードを公開する。その後、ライブラリーを切り直し、それらを一番上に望む順番で置く。
1/1クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
速攻(このクリーチャーは、あなたのコントロール下になってすぐに攻撃したり(T)したりできる。)
ゴブリンの首謀者が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からカードを4枚公開する。これにより公開されたゴブリン(Goblin)・カードをすべてあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
キーカードのゴブリン徴募兵はすぐさま禁止カードに指定され、それ以後はクリーチャー偏重型のタイプや生ける屍/Living Deathを使用したDeath Goblin Wishなどが活躍した。
2005年ラヴニカ:ギルドの都参入に伴うローテーションでも主力となるオンスロート・ブロックには影響が無く、引き続き活躍するかに見えたが、エンジンとなる霊気の薬瓶/AEther Vialが禁止されてしまい、一時期勢力は急速に衰退を余儀なくされる。
しかし、時のらせんで新たに巣穴からの総出/Empty the Warrensを獲得し、マナ加速からストームをためて大量のトークンを並べるゴブリンストームが登場、再び活躍を見せた。
ソーサリー
赤の1/1のゴブリン(Goblin)・クリーチャー・トークンを2体生成する。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。)
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリシアトル05 ベスト4 (参考)
- 使用者:Max McCall
- フォーマット
ヴィンテージ
ゴブヴァンテージ、及びその発展形の食物連鎖ゴブリンが存在する。
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャー1体を追放する:好きな色1色のマナX点を加える。Xは、追放されたクリーチャーのマナ総量に1を加えた点数に等しい。このマナは、クリーチャー呪文を唱えるためにしか支払えない。
MoxやBlack Lotusなどのヴィンテージ特有のマナ加速がこれらのデッキを旧エクステンデッドのものよりさらに凶悪に仕上げている。
レガシー
Type1.5からレガシーの移行に伴いゴブリン徴募兵/Goblin Recruiterは禁止カードに指定されたものの、メタの主流に存在している。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
ゴブリンの従僕がプレイヤーにダメージを与えるたび、あなたはあなたの手札にあるゴブリン(Goblin)・パーマネント・カードを1枚、戦場に出してもよい。
1/1アーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、あなたは霊気の薬瓶の上に蓄積(charge)カウンターを1個置いてもよい。
(T):あなたの手札にある、マナ総量が霊気の薬瓶の上に置かれている蓄積カウンターの数に等しいクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。
このデッキの活躍は、エクステンデッドでは禁止されたゴブリンの従僕/Goblin Lackeyと霊気の薬瓶/AEther Vialの力によるところが大きい。このデッキに対抗するため、メインデッキに仕組まれた疫病/Engineered Plagueを採用するデッキも存在するほどである。
その驚異的なスピードにより、常にレガシーのトップメタ級に位置しているデッキであるが、ダークスティールで霊気の薬瓶が追加されて以来、デッキの基本構成がほとんど変化していない点も特徴的といえる。
最近ではメインの赤にもう1色タッチして対応力を上げるのが一般的である。タッチする色によって以下のような特徴がある。
- 緑 - ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooliganをメインに1、2枚採用する事が多い。また、サイドにはクローサの掌握/Krosan Gripが採用され、天敵である仕組まれた疫病/Engineered Plagueに柔軟に対応できるような構成を取る。
- 黒 - 手札破壊がメインに採用され、コンボに対して対応できるような構成を取る。部族カードである巣穴の運命支配/Warren Weirdingなどの追加の除去も投入できるためブロッカーを排除しやすいが、色の組み合わせ上エンチャントに手が出せない。また、ゴブリンを墓地から回収できるボガートの汁婆/Wort, Boggart Auntieを1、2枚採用することもある。
- 白 - 剣を鍬に/Swords to Plowsharesがメインに採用され、ブロッカーを排除できるような構成を取る。またサイドに解呪/Disenchantを搭載して仕組まれた疫病/Engineered Plagueなどに対応する。
初期型
- 備考
- グランプリフィラデルフィア05 優勝 (参考)
- 使用者:Jonathan Sonne
- フォーマット
- 赤単のオーソドックスなバージョン。
- 1枚挿しのゴブリンはゴブリンの女看守/Goblin Matronによって、その状況に応じてサーチされる。この枠はメタや個人の趣味によるものが大きく、その他にもゴブリンの王/Goblin Kingや鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breakerなどが採用される事がある。
ローウィン後
イニストラード後
- 備考
- 使用者:J. Sawyer Lucy
- グランプリアトランタ12 (参考)
- フォーマット
- タッチ白のタイプ。クリーチャーデッキと相性のいいスレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thrabenが採用されている。
Pauper
メタゲームの状況にもよるが一定程度存在する。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)
キッカー(赤)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(赤)を支払ってもよい。)
ゴブリンの奇襲隊が戦場に出たとき、それがキッカーされていた場合、あなたがコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受けるとともに速攻を得る。
ゴブリンの戦長/Goblin Warchiefのように爆発力を持たせるカードや、ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleaderのようなアドバンテージをとれるカードが軒並みアンコモン以上であることから複雑な動きはできないため、デメリット持ちに目をつぶってもゴブリンの群勢/Goblin Cohortやモグの徴集兵部隊/Mogg Conscripts、モグの下働き/Mogg Flunkiesのようなマナレシオの高いクリーチャーが使用される傾向にある。軽いゴブリンを大量に並べたあと、ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhackerの全体強化から相手を殴り倒すのが理想的な流れとなる。
宝石の手の焼却者/Gempalm Incineratorなどもないため、除去に関しては基本的には火力頼みである。
サンプルレシピ1
Goblins(Pauper) [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ゴブリンの群勢/Goblin Cohortとモグの徴集兵部隊/Mogg Conscriptsを採用したタイプ。それらを活かすためにクリーチャーの割合がかなり高くなっている。
サンプルレシピ2
Goblin Tokens(Pauper) [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ドラゴンの餌/Dragon Fodderとクレンコの命令/Krenko's Commandを採用したトークン型。奇襲隊に加えて略奪の爆撃/Raid Bombardmentが採用されており、それらによって打点を大きく引き上げる。