時のらせん
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− | システム上でも、後述する[[キーワード能力]]をはじめとして、[[スペルシェイパー]]や[[スリヴァー]]、[[エターナルエンチャント]]、[[インスタントメント]]といった過去のメカニズムが新しいアレンジを加えて多数復活している。1枚ずつではあるが[[ | + | システム上でも、後述する[[キーワード能力]]をはじめとして、[[スペルシェイパー]]や[[スリヴァー]]、[[エターナルエンチャント]]、[[インスタントメント]]といった過去のメカニズムが新しいアレンジを加えて多数復活している。1枚ずつではあるが[[ナイトメア能力]]、[[スパイク]]、[[休眠エンチャント]]、[[ピッチスペル]]、[[幻影 (俗称)|幻影]]、[[暗影の蜘蛛/Penumbra Spider|暗影]]、[[疾風衣]]、[[山分けカード]]なども新規に登場している。過去の強力なカードの調整版やリメイク版も非常に多い。また、意図的に過去の(今とは異なる)[[色の役割]]でデザインされたカードもある。またブロック全体にいえることだが、昔のカードを思い起こさせる[[カード名]]や[[効果]]も多い。 |
新キーワード能力は、[[刹那]]と[[待機]]。過去のブロックより、[[バイバック]]、[[エコー]]、[[マッドネス]]、[[変異]]が若干のルール変更を伴い再登場。他にも[[側面攻撃]]、[[シャドー]]、[[フラッシュバック]]、[[ストーム]]など盛りだくさん。さらに、付属エキスパンション[[タイムシフト]]の中には、[[ランページ]]、[[土地サイクリング]]、[[キッカー]]、そして[[能力語]]に変更された[[スレッショルド]]も登場している。また、「[[あなた]]が[[インスタント]]を[[プレイ]]できるときならいつでもプレイしてよい」という能力が[[瞬速]]としてキーワード化され、これ以前のカードが持つ同様の[[能力]]も[[オラクル]]変更により瞬速に置き換えられた。 | 新キーワード能力は、[[刹那]]と[[待機]]。過去のブロックより、[[バイバック]]、[[エコー]]、[[マッドネス]]、[[変異]]が若干のルール変更を伴い再登場。他にも[[側面攻撃]]、[[シャドー]]、[[フラッシュバック]]、[[ストーム]]など盛りだくさん。さらに、付属エキスパンション[[タイムシフト]]の中には、[[ランページ]]、[[土地サイクリング]]、[[キッカー]]、そして[[能力語]]に変更された[[スレッショルド]]も登場している。また、「[[あなた]]が[[インスタント]]を[[プレイ]]できるときならいつでもプレイしてよい」という能力が[[瞬速]]としてキーワード化され、これ以前のカードが持つ同様の[[能力]]も[[オラクル]]変更により瞬速に置き換えられた。 |
2020年5月6日 (水) 16:46時点における版
時のらせん/Time Spiral | |
シンボル | 砂時計 |
略号 | TSP |
コードネーム | Snap |
発売日 | 2006年10月6日 |
セット枚数 | 全301+121種類 |
時のらせん(タイム・スパイラル)/Time Spiralは、時のらせんブロックの大型エキスパンション。2006年10月6日に発売された。
目次 |
概要
ブロックのテーマである「時間」のうち、このセットは「ドミナリア/Dominariaの過去」が中心となっている。時代設定はAR46世紀ごろ。舞台はスカージ以来となるドミナリア。時間が歪み過去が実体化したというストーリーを受け、これまでストーリー上で何度も登場していながらカード化していなかった有名人物が多数カード化されている。
システム上でも、後述するキーワード能力をはじめとして、スペルシェイパーやスリヴァー、エターナルエンチャント、インスタントメントといった過去のメカニズムが新しいアレンジを加えて多数復活している。1枚ずつではあるがナイトメア能力、スパイク、休眠エンチャント、ピッチスペル、幻影、暗影、疾風衣、山分けカードなども新規に登場している。過去の強力なカードの調整版やリメイク版も非常に多い。また、意図的に過去の(今とは異なる)色の役割でデザインされたカードもある。またブロック全体にいえることだが、昔のカードを思い起こさせるカード名や効果も多い。
新キーワード能力は、刹那と待機。過去のブロックより、バイバック、エコー、マッドネス、変異が若干のルール変更を伴い再登場。他にも側面攻撃、シャドー、フラッシュバック、ストームなど盛りだくさん。さらに、付属エキスパンションタイムシフトの中には、ランページ、土地サイクリング、キッカー、そして能力語に変更されたスレッショルドも登場している。また、「あなたがインスタントをプレイできるときならいつでもプレイしてよい」という能力が瞬速としてキーワード化され、これ以前のカードが持つ同様の能力もオラクル変更により瞬速に置き換えられた。
その他、マナ・コストの無いカードに関するルール変更や、状況起因処理の追加(+1/+1カウンターと-1/-1カウンターの相互作用)も行われた。詳しくはこちら(Web Archive)を参照。
このセットのトーナメントパックには3枚、ブースターパックには1枚、ボーナスとしてタイムシフト・カードが含まれる。タイムシフト・カードは、基本セット リミテッド・エディションからスカージまでのカードの復刻版で、全121種類。旧枠のデザインで印刷されており、紫色のエキスパンション・シンボルを持つ。
- 大型エキスパンションとしては枚数がこれまでより5枚少ない。また、リミテッドの多様性をあげるとともにレアとアンコモンを集めやすくするため、コモンの割合が上がっている(コモン121枚、アンコモンとレア80枚ずつ。これまではコモン110枚、アンコモンとレア88枚ずつだった)。
- このセット以降、Foilはその稀少度に関係なくコモン枠に含まれることとなった。そのため運がよければ1つのブースターパックに2枚のレアが入ることが起こりうる。ただし、タイムシフト・カードのFoilはタイムシフト枠なので、1つのブースターパックから複数のタイムシフト・カードが出ることはない。
- 同名のカード(時のらせん/Time Spiral)が存在する。
- セット発売に先駆けて過去のコミカライズ作品(Antiquities War on the World of MAGIC: the Gathering、Urza-Mishra War on the World of MAGIC: the Gathering)がウェブ上で公開されていた(現在はサイト改編によりページ消滅)。
テーマデッキ
パッケージ・イラスト
- 始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon (トーナメントパック)
- セラの報復者/Serra Avenger
- 工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy
- 死せざる怒り/Undying Rage
- センギアの吸血魔/Sengir Nosferatu
- ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite
デザイン
デザイン・チーム | Brian Tinsman (lead) |
Aaron Forsythe | |
Devin Low | |
Mark Rosewater | |
デベロップ・チーム | Brian Schneider (lead) |
Michael Donais | |
Aaron Forsythe | |
Devin Low | |
Matt Place | |
アート・ディレクター | jeremy Cranford |
公式特集ページ
- 時のらせん(マジック英語公式日本語版 セット特設サイト)
- 時のらせん 製品情報(Web Archive) (タカラトミー)
参考
- 時のらせん カードリスト (Wisdom Guild)
- 時のらせん タイムシフト カードリスト (Wisdom Guild)
- カード個別評価:時のらせん
- カード個別評価:時のらせんタイムシフト
- Time Spiral(小説)
- カードセット一覧