屋敷の踊り/Dance of the Manse

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[[墓地]]に仕舞いこまれていた[[置物]]たちが[[戦場]]に舞い戻るとともに、[[クリーチャー化]]してひとりでに踊り出す、[[白青]]の[[ソーサリー]]。
 
[[墓地]]に仕舞いこまれていた[[置物]]たちが[[戦場]]に舞い戻るとともに、[[クリーチャー化]]してひとりでに踊り出す、[[白青]]の[[ソーサリー]]。
  
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墓地から[[エンチャント]]と[[アーティファクト]]を一挙に[[戦場に出す|戦場に戻す]]、[[蔵の開放/Open the Vaults]]系統の[[リアニメイト]][[呪文]]。戻す[[カード]]の[[対象]]や枚数に制限がついたものの、少ないマナで[[唱える]]ことを選べるようになったのは利点といえる。3マナで1枚戻すだけでも損はせず、4マナで2枚戻せば[[カード・アドバンテージ]]を得られることを考えれば、一般的な[[引く|ドロー]]呪文と比べても効率は劣らない。とはいえあらかじめ墓地に目的のカードを[[落とす|落として]]おく必要はあるので、[[ルーター]]や自壊[[能力]]を持つカード、自然と[[戦闘]]で[[破壊]]されやすい[[アーティファクト・クリーチャー]]などと併用するのが望ましい。
  
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X=6以上で[[釣る|釣り上げた]][[パーマネント]]がすべて4/4のクリーチャーに化ける[[効果]]も強力。最低でも合計8マナかかるが、[[コンボ]]を狙わずともこれ1枚で[[勝利]]を目指すことが可能であり、[[デッキ]][[構築]]の幅が広い。また釣ったカードはクリーチャーとして戦場に出るため、「クリーチャーが戦場に出るたび……」といった[[誘発]]条件を持つカード群とも[[シナジー]]を持つ。往々にしてそういったカードはエンチャントやアーティファクトに多く、釣り上げるカード次第では連鎖的に能力が誘発して多大な[[アドバンテージ]]や勝利に繋げる[[コンボ]]も成立し得る。
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登場時点の[[スタンダード]]では、複数の軽量アーティファクトと[[予言された壊滅/Doom Foretold]]と共に[[青白黒コントロール#ラヴニカのギルド~基本セット2021期|エスパー・スタックス]]の[[キーカード]]となっている。複数の[[鏡の行進/Mirror March]]を釣り上げて大量[[コピー]]を狙うギャンブル系の[[ファンデッキ]]も考案されている。
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うまくいけば勝利手段になり得るとはいえ、総じて構築向けのカードであり、[[リミテッド]]での活用は難しいところ。ルーターが[[赤]]に割り振られている関係で白青に墓地を[[肥やす|肥やせる]]カードが非常に少ないうえ、[[きらきらするすべて/All That Glitters]]や[[疑似除去]][[オーラ]]を戻せない点もむず痒く感じる。アーティファクト・クリーチャーを中心に[[ドラフト]]を進めれば使いやすくなるが、かえって[[ピック]]の幅を狭める結果に終わりやすい。
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*[[補充/Replenish]]と[[オパール色の輝き/Opalescence]]を一まとめにしたような贅沢なカード。
 
*"''Dance''"(踊り)と"''Manse''"(大邸宅)で韻を踏んだ[[カード名]]が秀逸。
 
*"''Dance''"(踊り)と"''Manse''"(大邸宅)で韻を踏んだ[[カード名]]が秀逸。
*いわゆる[[Wikipedia:ja:ポルターガイスト|ポルターガイスト]]を描いた[[カード]]だが、家の中の物が勝手に動いたり誰もいない部屋で物音がするのは[[フェアリー|妖精]]の仕業である、という民話・伝承をモチーフとしているのだろう。また、ディズニー映画版『[[Wikipedia:ja:美女と野獣|美女と野獣]]』等に登場する「ひとりでに動く家具」の要素も含まれていると思われる。
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*いわゆる[[Wikipedia:ja:ポルターガイスト|ポルターガイスト]]を描いた[[カード]]だが、家の中の物が勝手に動いたり誰もいない部屋で物音がするのは[[動かすフェアリー/Animating Faerie|妖精の仕業]]である、という民話・伝承をモチーフとしているのだろう。また、ディズニー映画版『[[Wikipedia:ja:美女と野獣|美女と野獣]]』等に登場する「ひとりでに動く家具」の要素も含まれていると思われる。
  
 
==ルール==
 
==ルール==

2019年10月23日 (水) 08:42時点における版


Dance of the Manse / 屋敷の踊り (X)(白)(青)
ソーサリー

あなたの墓地から、マナ総量がX以下で、アーティファクト・カードやオーラ(Aura)でないエンチャント・カード合わせて最大X枚を対象とし、それらを戦場に戻す。Xが6以上であるなら、それらのパーマネントは、それらの他のタイプに加えて4/4のクリーチャーでもある。


墓地に仕舞いこまれていた置物たちが戦場に舞い戻るとともに、クリーチャー化してひとりでに踊り出す、白青ソーサリー

墓地からエンチャントアーティファクトを一挙に戦場に戻す蔵の開放/Open the Vaults系統のリアニメイト呪文。戻すカード対象や枚数に制限がついたものの、少ないマナで唱えることを選べるようになったのは利点といえる。3マナで1枚戻すだけでも損はせず、4マナで2枚戻せばカード・アドバンテージを得られることを考えれば、一般的なドロー呪文と比べても効率は劣らない。とはいえあらかじめ墓地に目的のカードを落としておく必要はあるので、ルーターや自壊能力を持つカード、自然と戦闘破壊されやすいアーティファクト・クリーチャーなどと併用するのが望ましい。

X=6以上で釣り上げたパーマネントがすべて4/4のクリーチャーに化ける効果も強力。最低でも合計8マナかかるが、コンボを狙わずともこれ1枚で勝利を目指すことが可能であり、デッキ構築の幅が広い。また釣ったカードはクリーチャーとして戦場に出るため、「クリーチャーが戦場に出るたび……」といった誘発条件を持つカード群ともシナジーを持つ。往々にしてそういったカードはエンチャントやアーティファクトに多く、釣り上げるカード次第では連鎖的に能力が誘発して多大なアドバンテージや勝利に繋げるコンボも成立し得る。

登場時点のスタンダードでは、複数の軽量アーティファクトと予言された壊滅/Doom Foretoldと共にエスパー・スタックスキーカードとなっている。複数の鏡の行進/Mirror Marchを釣り上げて大量コピーを狙うギャンブル系のファンデッキも考案されている。

うまくいけば勝利手段になり得るとはいえ、総じて構築向けのカードであり、リミテッドでの活用は難しいところ。ルーターがに割り振られている関係で白青に墓地を肥やせるカードが非常に少ないうえ、きらきらするすべて/All That Glitters疑似除去オーラを戻せない点もむず痒く感じる。アーティファクト・クリーチャーを中心にドラフトを進めれば使いやすくなるが、かえってピックの幅を狭める結果に終わりやすい。

ルール

関連カード

サイクル

エルドレインの王権レア神話レアの2カードサイクル。3枚のプレインズウォーカー・カードを含む。

レア
神話レア

参考

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