ワークショップ
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*[[石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent]]は、[[ダク・フェイデン/Dack Fayden]]や[[王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns]]を擁する[[青黒赤緑コントロール#ヴィンテージ|青黒赤緑コントロール]]に対して有効。 | *[[石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent]]は、[[ダク・フェイデン/Dack Fayden]]や[[王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns]]を擁する[[青黒赤緑コントロール#ヴィンテージ|青黒赤緑コントロール]]に対して有効。 | ||
2020年6月30日 (火) 15:30時点における版
ワークショップ(Workshop)は、Mishra's Workshopを中心とするアーティファクトデッキの総称。Shops、MUD、茶単などと呼ばれることも多い。ヴィンテージ環境に存在する。
目次 |
概要
Mishra's WorkshopとSoloMoxenが生み出す大量のマナから、アメジストのとげ/Thorn of Amethystや抵抗の宝球/Sphere of Resistanceなどのアーティファクトを早いターンに設置してマナ拘束を行い、対戦相手がもたついている間に各種アーティファクト・クリーチャーで素早くライフを削り切るのが基本戦略。カードプールやメタゲームに応じて様々なバリエーションが存在する。
タイプ1時代から存在するデッキであり、かつてはコントロール色の強いものがスタックス、ビートダウン色の強いものが5/3(Workshop Aggro)、金属細工師/Metalworkerを採用したものがMUDなどと呼び分けられていた。詳細については各ページを参照。
ワールドウェイクでクロックとマナ拘束役を兼ねる磁石のゴーレム/Lodestone Golemが登場したことにより、デッキが大幅に強化される。さらにミラディンの傷跡ブロックからはカルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster、ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker、ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorphなど優秀なアーティファクト・クリーチャーを多数獲得し、カルドーサMUDなどの亜種も登場した。
アーティファクト クリーチャー — ビースト(Beast)
アーティファクト1つを生け贄に捧げる:電結の荒廃者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
接合1(このクリーチャーは+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。これが死亡したとき、アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。あなたはこれの+1/+1カウンターをすべてそれの上に置いてもよい。)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
歩行バリスタは、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
(4):歩行バリスタの上に+1/+1カウンターを1個置く。
歩行バリスタの上から+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。歩行バリスタはそれに1点のダメージを与える。
マジック・オリジンからは新たに搭載歩行機械/Hangarback Walkerを獲得し、これと相性の良い電結の荒廃者/Arcbound Ravagerを採用した形が主流になる。2015年10月には虚空の杯/Chalice of the Voidが、2016年4月にはデッキを支えていた磁石のゴーレムが制限カードに指定されるが、カラデシュ・ブロックから鋳造所の検査官/Foundry Inspectorや歩行バリスタ/Walking Ballistaなどを獲得したこともあり、引き続き環境の一角を担っている。
マナ拘束カードの減少に伴いそれらを重視する戦略から、ストンピィのように高速でクロックを設置し、マナ拘束はそれらをサポートする戦略にシフト。対抗馬であったメンターが制限改訂で弱体化したこともあり、直近12回のVintage Challengeのトップ8の内40%を占めるまでに至った。その結果2017年8月にアメジストのとげが制限カードに指定された。
サンプルレシピ
搭載歩行機械型
- 備考
- ヴィンテージ選手権15 ベスト4 (参考)
- 使用者:Paul Mastriano
- フォーマット
Hangarback Workshop(Vintage) [1] | |
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- 搭載歩行機械を採用したハンガーバック・ワークショップ(Hangarback Workshop)と呼ばれるタイプ。
ミシュラランド型
Workshop(Vintage) [2] | |
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- ミシュラの工廠/Mishra's Factoryと変わり谷/Mutavaultのミシュラランド8枚体制を取るTerra Novaと呼ばれるタイプ。無のロッド/Null Rodや四肢切断/Dismemberなど、他のワークショップデッキに強いカードが採用されているのが特徴。デッキ名はアメリカのSFドラマ『Terra Nova』に由来するものと思われるが、2018年の公式記事によると無のロッドが採用されていることで他の派生タイプと区別してTerra Novaと呼ばれるという[1]。
親和型
Workshop(Vintage) [3] | |
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- Workshop Affinityと呼ばれる親和とのハイブリッドデッキ。頭蓋骨絞め/Skullclampと起源室/Genesis Chamberのコンボが搭載されている。
機体型
- 備考
- ヨーロッパヴィンテージ選手権16 準優勝 (参考)
- 使用者:Maarten Knaepen
- フォーマット
- 機体、特に高速警備車/Fleetwheel Cruiserを採用したカーショップ(Car Shops)と呼ばれるタイプ。
歩行バリスタ型
- 備考
- ヨーロッパヴィンテージ選手権17 準優勝 (参考)
- 使用者:Aurelio Crespo
- フォーマット
Ravager Shops [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 霊気紛争参入後の主流となっている、Ravager Shopsと呼ばれる歩行バリスタ/Walking Ballista採用型。
大いなる創造者、カーン型
Karn Shops [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 灯争大戦で大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creatorを手に入れたことで新たに生まれた、Karn Shopsと呼ばれるタイプのデッキ。さらに、基本セット2020で神秘の炉/Mystic Forgeを入手したことで、大幅に強化した。大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creatorの-2能力によってサイドボードからシルバーバレットを行い、Time Vaultと多用途の鍵/Manifold Keyのコンボによる無限ターンや、マイコシンスの格子/Mycosynth Latticeとの組み合わせによるロックなど状況に応じた戦略が取れるのが特徴。
- 2019年8月30日に大いなる創造者、カーンと神秘の炉が制限されたことにより、この型は姿を消すこととなった。
不屈の巡礼者、ゴロス型
- 備考
- 北米ヴィンテージ選手権19 ベスト8(参考)
- 使用者:Jody Keith
- フォーマット
Golos Shops [7] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrimを採用した、ゴロス・ショップス/Golos Shopsと呼ばれるタイプ。
- 石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpentは、ダク・フェイデン/Dack Faydenや王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crownsを擁する青黒赤緑コントロールに対して有効。
脚注
- ↑ Terra Nova(ヴィンテージ) 岩SHOWの「デイリー・デッキ」(Daily MTG 2018.07.06)