情け知らずのガラク/Garruk Relentless

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2012年1月24日 (火) 00:20時点における220.111.66.124 (トーク) - whois による版
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Garruk Relentless / 情け知らずのガラク (3)(緑)
伝説のプレインズウォーカー — ガラク(Garruk)

情け知らずのガラクの上の忠誠(loyalty)カウンターが2個以下であるとき、彼を変身させる。
[0]:クリーチャー1体を対象とする。情け知らずのガラクはそれに3点のダメージを与える。そのクリーチャーは彼に、それのパワーに等しい点数のダメージを与える。
[0]:緑の2/2の狼(Wolf)クリーチャー・トークンを1体生成する。

3
Garruk, the Veil-Cursed / ヴェールの呪いのガラク
〔黒/緑〕 伝説のプレインズウォーカー — ガラク(Garruk)

[+1]:接死を持つ黒の1/1の狼(Wolf)クリーチャー・トークンを1体生成する。
[-1]:クリーチャーを1体生け贄に捧げる。そうしたなら、あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
[-3]:あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+X/+Xの修整を受けるとともにトランプルを得る。Xは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードの枚数である。


3枚目のガラク。初の両面カードプレインズウォーカーで、イニストラードの事前情報として与えられていた、「忠誠度能力を5つ持つプレインズウォーカー」でもある(両面合わせて5つ)。忠誠度能力以外のルール文章変身するための誘発型能力)を持つプレインズウォーカーとしてもこれが初。

忠誠度能力は正面が擬似格闘トークン生成、背面がトークン生成、クリーチャーサーチ、一時的全体強化

変身する条件は忠誠度が2以下になること。基本的には正面1つ目の能力を使って変身することになるが、呪詛の寄生虫/Hex Parasiteなどを併用するのも一つの手。

目次

解説

初期忠誠度は3と高くなく、正面では忠誠度を上げられない。変身を狙うにはさらに低い値で推移することになる。自身の能力だけでもある程度自身を守れるものの、火力回避能力持ちの攻撃には極めて弱いので注意。

正面

1つ目の±0能力
イニストラードの新キーワード処理・格闘によく似た直接ダメージ能力。仕様上複数回起動するのは難しいが、には貴重なクリーチャー除去である。
特にこの能力をパワー1~2のクリーチャーに使うことで変身が可能。他にクリーチャーがいなくても、最悪自身の生み出すトークンを用いることができる。一方パワー3以上のクリーチャーを対象にすると自滅してしまうが、状況次第では4マナ単体除去ソーサリーとして使うこともあるだろう。
2つ目の±0能力
2/2の・クリーチャー・トークンを生み出す。無理に変身を狙わず、この能力を連打し続けるのも選択肢。

背面

正面が単色であるのに対し、背面は黒緑多色となっている。また正面に戻る能力は持たず、一度背面になったら正面に戻ることはまずできない。(厳密には不可能ではない。下記その他参照)

+1能力
正面と同じトークン生成だが、サイズが小さくなった代わりに接死を持つようになった。クロックこそ半減したものの、ブロッカーとしての性能は概ね上がっていると言える。
  • トークンのも緑からに変わっている。
  • 迫撃鞘/Mortarpodなどと組み合わせられると強力。ただし、自分の迫撃鞘で自分にダメージを与えて情け知らずのガラクを変身させることは不可能なことに注意。
-1能力
生け贄を要するクリーチャーサーチ。特定のキーカードを呼ぶには手間がかかりすぎるが、シルバーバレットの手段としては悪くない。自身で生成したトークンや、不要になったマナ・クリーチャーなどを利用するとよい。
-3能力
黒緑らしく墓地のクリーチャー数を参照する、踏み荒らし/Overrun系の全体強化。自身の能力だけでもトークンを並べることはできるが、この能力を活かしたいならば、墓地・戦場共にそれなりのクリーチャーが必要。

ルール

  • 両面カードは変身しても同一のオブジェクトとして扱う。
    • 忠誠カウンターはそのまま持ち越される。
    • 同一ターン中に正面と背面で1度ずつ忠誠度能力を起動することはできない。
  • ダメージをプレインズウォーカーに移し変えることができるのは、そのダメージの発生源コントローラー対戦相手である場合のみである。
    • 火力を自分に撃ってガラクに移し変え、忠誠度を減らすことはできない。

その他

  • このカードは混成カードではないが、背面の内枠は色でなく、混成カードと同じ半分黒・半分緑の塗り分けになっている。これは慣例よりも「緑から黒緑への変化」というガラクのフレイバーを視覚的に伝えることを優先してデザインされたため。また、通常多色カードマナ・コストとピンラインで色を区別できるのだが、両面カードの背面はマナ・コストを持たず、プレインズウォーカー・カードのピンラインは丸みを帯びており(少し)気づきにくいため、黒緑であることを視覚的に分かりやすくするためという側面もある。(→Scary Stories, Part 2]/恐るべき物語 その2参照)
    • 背面を黒単色にすることも考えたようだが、呪われたガラクもまだ緑の性質を残しているとされ、ボツになった。
    • イニストラードのトップダウン・デザインを象徴する事例の一つと言えるだろう。

関連カード

ストーリー

詳細はガラク/Garrukを参照。

参考

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