カルロフ邸殺人事件
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カルロフ邸殺人事件/Murders at Karlov Manor | |
シンボル | 短剣 |
略号 | MKM |
コードネーム | Polo |
発売日 | Arena:2024年2月6日 紙:2024年2月9日 |
セット枚数 | 全 種類 |
カルロフ邸殺人事件/Murders at Karlov Manorは、スタンダード用の本流のセット。2024年2月9日発売予定。キャッチコピーは「手掛かりを追え。真相を暴け。/Track the Clues. Crack the Case.」、「謎を暴け/Unravel the Mystery」。
目次 |
概要
「領界路/Omenpath編」第3章。都市とギルド/Guildの次元/Plane、ラヴニカ/Ravnicaを舞台とする。
ラヴニカを舞台とするが、ギルドにフォーカスしない初のセットとなる[1][2]。マーダーミステリーをテーマとしたカード・セット。
- 今セットからドラフト・ブースターとセット・ブースターが廃止され、新たにリミテッド用のブースターとして「プレイ・ブースター」が販売される。プレイブースターはドラフトブースターよりコモンの開封比が少ないため、セットの総枚数は過去のセットと変わらないがコモンとアンコモンの比率が逆転している[3]。
- 各種フォーマットでの使用可能開始日はプレリリース開始日の2024年2月2日となる。
- エキスパンション・シンボルの短剣は、柄の部分にラヴニカへの回帰のエキスパンション・シンボルが隠されている[4]。
ブースター・ファン
「不可能」基本土地/full-art impossible land
Mia Boasによるペンローズの階段のような不可能図形風にラヴニカの都市を描いたフルアートの基本土地。
「事件簿」ショーケース/Showcase Dossier
事件の容疑者を表したショーケース・フレーム。通常版とは異なるイラストで、事件ファイル風の特殊なフレームと、タイプライター風のフォントが使われている。
コレクター・ブースターからは、特定の角度でメッセージが浮かび上がる「不可視インク/Invisible Ink」の事件簿ショーケース版が出現することがある。不可視インク版は英語版のみが存在する。
「拡大鏡」ショーケース/Showcase Magnified
注目のストーリーをより詳しく見たショーケース・フレーム。通常版とは異なるイラストと拡大鏡風の特殊なフレームを持つ。
「大都市ラヴニカ」カード/Showcase Ravnica City
機械兵団の進軍でも登場したショーケース・フレーム。通常版とは異なるアールヌーヴォー風のイラストとラヴニカの都市をモチーフにした特殊なフレームを持つ。
コレクター・ブースターからは、シリアル番号入りの大都市ラヴニカカードが出現することがある。
スペシャルゲスト/Special Guest
プレイ・ブースターのコモンのスロットからは、再録カードのザ・リスト、あるいはスペシャルゲストのカードが出現することがある。
ザ・リストはカード左端にプレインズウォーカー・シンボルがある以外は再録元のカードと変わらない仕様だが、スペシャルゲストのカードはラヴニカをイメージした新規イラストである。いずれも同名のカードが使用可能セットに含まれてない限りスタンダードでは使用できない。
事前情報
本格的なプレビュー開始前にMark RosewaterのBlog「Blogatog」で収録カードの事前情報が公開された[5]。
- 白でライブラリーの一番上から特定の種類のカードをプレイできるカード
- 新たなエンチャント・タイプであるCase
- マナコストに4種類の異なる混成マナ・シンボルを含むカード
- 人気のメカニズムのマイナーチェンジ版
- あなたのデッキに好きな数だけ入れることができる緑のソーサリー
- 本流のセットでは2008年以来となるキーワード能力が単独のカードで登場
- あなたのすべての呪文にマナ以外の代替コストを与えるクリーチャー
- 以下のクリーチャー・トークンを使用するカード(能力は省く)
- もちろん殺害/Murderは収録される
- 以下のルール文章を持つカード
- 対戦相手がコントロールするクリーチャー1体が死亡するたび、そのタフネスが1未満の場合、カード1枚を引く
- 望む数のプレイヤーを対象とする
- ターン終了時まで、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードは「あなたはあなたの墓地からこのカードを唱えてもよい。」を得る
- その後、これの上に5つ以上のbloodstainカウンターが置かれていたならこれを生け贄に捧げる
- あなたはあなたの墓地や手札やライブラリーから名前が《拡大鏡/Magnifying Glass》であるカード最大1枚と《Thinking Cap》であるカード最大1枚を探し、それらを戦場に出す
- 対戦相手1人と、望む数のあなたがコントロールするパーマネントを対象とする。前者は後者のコントロールを得る
- あなたがコントロールするパワー2以下のクリーチャーの能力1つが誘発するなら、その能力は追加でもう1回誘発する。
- あなたのライブラリーにカードが無い限り
- 1つ以上のトークンがあなたのコントロール下で生成されるなら、代わりに、それらのトークンと追加の手掛かりトークン1つが生成される。
- あなたが手掛かり1つを生け贄に捧げるたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは毒カウンター2個を得る
- 以下のタイプ行のカード
- 以下の名前のカード
- Airtight Alibi
- Caught Red-Handed
- Deadly Cover-Up
- Eliminate the Impossible
- Homicide Investigator
- Innocent Bystander
- It Doesn’t Add Up
- Person of Interest
- Private Eye
- Scene of the Crime
イベント
- また、プレリリース・パックとは別に参加賞としてマジック30周年記念プロモが1枚配布される。
- マジック初心者体験会(オープンハウス)
- 2月9日から11日の間に開催される。初心者のためにスターターキットやジャンプスタート2022などを使った体験会が行われる。参加者にはプロモーション・カードやカルロフ邸殺人事件テーマのステッカーシートが配布される。また店舗に新規プレイヤーを連れてきたプレイヤーには友達紹介プロモが配布される。
- プレイ・ブースター・ドラフトプロモ
- プレイブースターでのブースター・ドラフトのイベントに参加したプレイヤーには、フォイル仕様で英語版の秘儀の印鑑/Arcane Signet、混沌のねじれ/Chaos Warp、統率者の宝球/Commander's Sphereのいずれかのプロモーション・カード1枚が配布される[6]。
- コマンダー・パーティー
- 2月16日から18日の間に開催される。特別なルールが追加された統率者戦で開催される。
- スタンダード・ショーダウン
- 今期から復活したイベント。2月12日から4月4日までの期間に開催される。スタンダードで対戦し、参加賞プロモーション・カードや毎週の優勝者用プロモーション・カードが配布される。
- プロツアー・カルロフ邸殺人事件
- 2月23日から25日までシカゴで開催されるプロツアー。MagicConの一環として行う。
- ストアチャンピオンシップ
- 3月2日から10日の間に開催される。スタンダードで開催される。
製品ラインナップ
- プレイ・ブースター
- パック開封とリミテッドプレイの両方を楽しむことを目的としたブースターパック。
- ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で36パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードとしてフォイル版ウォジェクの調査員/Wojek Investigatorが配布される。
- 封入内容は以下のマジックのカード14枚+特殊カード1枚。
- コレクターブースター
- 主に拡張アート枠やプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。
- ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で12パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードが配布される。
- 封入内容はマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
- バンドル(日本語版なし)
- 以下の内容が封入された大型商品。
- プレイ・ブースター×9。
- フォイル版の基本土地15枚(フルアート版5枚を含む)。
- 基本土地15枚(フルアート版5枚を含む)。
- 通常とは異なるイラストのフォイル版プロモーション・カード。
- 大型スピンダウンライフカウンター。
- カルロフ邸殺人事件統率者デッキ
- 統率者戦用の構築済みデッキ。独立した製品であり新規カードを含む収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない。
- 完璧な偽装/Deadly Disguise - 赤緑白のデッキ。
- 亡者の斥候/Revenant Recon - 青黒のデッキ。
- 数々の手掛かり/Deep Clue Sea - 緑白青のデッキ。
- 責任転嫁/Blame Game - 赤白のデッキ。
- Ravnica: Cluedo Edition(日本語版なし)
- 2023年2月23日発売。マジックとボードゲーム「Clue(あるいはCluedo)」を組み合わせた新しい遊び方を提供する製品。独立した製品であり新規カードを含む収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない。
- 封入内容は以下の通り。
- Ravnica: Clue Editionブースター×8。
- 21枚の証拠カード
- 新規イラストのショックランド10種類のうちいずれか1枚。
- 情報を隠すスクリーン4枚。
- 証拠用メモ帳1冊。
- 事件簿用封筒1つ。
- ストレージボックス1箱
公式特集ページ
製品情報
- 『カルロフ邸殺人事件』(マジック日本公式サイト 製品情報)
- 『カルロフ邸殺人事件』(マジック米国公式サイト日本語版 製品情報)
- 『カルロフ邸殺人事件』カードイメージギャラリー(マジック米国公式サイト日本語版)
- 「プレイ・ブースター」とは?(Making Magic 2023年10月16日)
- A First Look at Murders at Karlov Manor/『カルロフ邸殺人事件』ファーストルックまとめ(Daily MTG 2023年12月5日)
- Incorrect Version Printed for Fanatical Strength in Murders at Karlov Manor(Daily MTG 2023年12月15日)
背景設定
- 第1話 過去の幽霊(Daily MTG 2023年12月5日)
- 第2話 成れの果ての怪物(Daily MTG 2024年1月8日)
- 第3話 後悔の影(Daily MTG 2024年1月9日)
- 第4話 慈悲の前に正義を(Daily MTG 2024年1月10日)
その他
- カルロフ邸殺人事件』が2024年2月9日にやってくる(Daily MTG 2023年11月7日)
- 『カルロフ邸殺人事件』のドラフトをプレイして素敵なプロモを追跡しよう(Daily MTG 2023年12月20日)
動画
- WeeklyMTG | Murders at Karlov Manor - First Look(マジック米国公式Youtubeチャンネル 2023年12月6日)
脚注
- ↑ マジック・ザ・ギャザリング(マジック日本公式X 2023年8月6日)
- ↑ 灯争大戦もギルドフォーカスでは無いので実際は2つ目である。
- ↑ blogatog(Blogatog 2023年10月16日)
- ↑ @imdanielholt(X/Twitter 2023年12月6日 Daniel Holt)
- ↑ Maro’s Teaser for Murders at Karlov Manor(Blogatog 2024年1月8日)
- ↑ 『カルロフ邸殺人事件』のドラフトをプレイして素敵なプロモを追跡しよう(Daily MTG 2023年12月20日)
参考
- カード個別評価:カルロフ邸殺人事件
- カードセット一覧
- イニストラード:真夜中の狩り - イニストラード:真紅の契り - 神河:輝ける世界 - ニューカペナの街角
- 団結のドミナリア - 兄弟戦争 - ファイレクシア:完全なる統一 - 機械兵団の進軍 - 機械兵団の進軍:決戦の後に
- エルドレインの森 - イクサラン:失われし洞窟 - カルロフ邸殺人事件 - サンダー・ジャンクションの無法者