ラクドスの魔除け/Rakdos Charm

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2013年11月19日 (火) 11:42時点におけるSPIT (トーク | 投稿記録)による版
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Rakdos Charm / ラクドスの魔除け (黒)(赤)
インスタント

以下から1つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とし、その墓地にあるすべてのカードを追放する。
・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
・各クリーチャーはそれぞれのコントローラーに1点のダメージを与える。


ラヴニカへの回帰ブロック魔除けラクドス版。モード墓地対策アーティファクト破壊、対プレイヤー火力

のモードは貪欲な罠/Ravenous Trap軽いインスタントでこれだけ効果が大きいものは貴重。トーモッドの墓所/Tormod's Cryptなどに対しては奇襲性で勝っている。

のモードは粉砕/Shatter溶解/Smeltより重いが、2マナなら十分実用レベル。

黒赤のモードは全クリーチャーコントローラー殴らせる、ちょっと変わった火力。対ビートダウンでは安定したダメージを期待でき、トドメにもなり得るが、ノンクリーチャーないし少数のフィニッシャーに頼るようなデッキにはほとんど何もできない。自分にも被害が及ぶ点と、あくまで単発の本体火力であり、カード・アドバンテージを失っている点にも注意が必要。なお、無限トークン・大量トークンを勝ち手段とするデッキに対しては一発逆転の強烈なアンチカードとなる。

すべてのモードが「特定のデッキには効果的だが、効かない相手には全く効かない」というサイドボード向けの効果であり、魔除けらしからぬ非常に尖ったデザインとなっている。とはいえ、1枚のカードで複数の状況を対策できることは利点であり、サイドボードのスロットを節約しやすい。メタ次第ではメインデッキからの投入もありえるだろう。

登場時のスタンダードでは鳴かず飛ばず。イニストラード・ブロックフラッシュバック呪文が幅を利かせていた墓地対策必須の環境であったものの、より軽いトーモッドの墓所/Tormod's Cryptというライバルが存在しており、対策したいアーティファクトも少なく、サイドボードに1~2枚採用されるに留まっていた。

テーロス参入後のスタンダードでは一転。各種伝説のアーティファクト・エンチャントサイクルの対策になることからメインボードから採用する価値が出てきた。特にアグロデッキの天敵であるエレボスの鞭/Whip of Erebosナイレアの弓/Bow of Nyleaの継続的なライフゲインを対策しつつ、最低限ダメージソースになって腐りにくい点は評価に値する。青単信心波使い/Master of Wavesを出された返しに使えば、トドメの切り札になる点も見逃せない。リアニメイトは鳴りを潜めたものの、死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman漁る軟泥/Scavenging Oozeの動きを鈍らせることができるため、墓地対策のモードも無駄になりにくい。

各種墓地利用・アーティファクトに加え、欠片の双子ゴブリンストーム瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageなどへの対策としてモダンでも採用を考えられるカード。

ルール

関連カード

サイクル

ラヴニカへの回帰ブロック魔除けサイクル。いずれも2マナインスタントであり、各ギルド/Guildに1枚ずつ存在する。3つのモードはそれぞれ、1目にできることと2色目にできること、そして両方の色が共通してできることの組み合わせになっている(参考)。

参考

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