倍増の季節/Doubling Season

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==ルール==
 
==ルール==
*[[対戦相手]]が出した[[狩り立てられたドラゴン/Hunted Dragon]]などの[[効果]]でこちら側に出るトークンも2倍になる。
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*[[呪文]][[能力]]の[[解決]]の[[効果]]がトークンを[[生成]]したりパーマネントにカウンターを置いたりする場合と、他の[[置換]]・[[軽減]]効果がそうする場合にこの[[置換効果]]が適用される。置換・軽減効果の影響を受ける[[イベント]]そのものが効果でなかった場合にも適用される<ref>[http://mtg-jp.com/rules/docs/JPN_CR.html#r614.16 マジック総合ルール 614.16](マジック日本公式サイト)</ref>。
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**[[プレイ]]した土地に置かれるカウンター([[鮮烈な草地/Vivid Meadow]]など)も倍になる。土地のプレイは[[特別な処理]]で効果では無いが、[[常在型能力]]の置換効果によってカウンターが置かれるため倍になる。
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**[[ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet]]の置換効果によるトークンの生成は、[[クリーチャー]]が[[状況起因処理]]で[[死亡]]する場合であっても倍になる。
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*倍にならないのは、[[献身のドルイド/Devoted Druid]]の能力や[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]の[[忠誠度能力]]など[[コスト]]によって置かれるカウンター、[[ダメージ]]のルールである[[萎縮]]と[[感染]]によって置かれるカウンター、[[特別な処理]]である[[大変異]]の結果で置かれるカウンターである。ただし、これらが他の置換効果によって置換された場合、それは倍になる。
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**[[巻きつき蛇/Winding Constrictor]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している状態で萎縮を持つ発生源からあなたのクリーチャーが1点のダメージを受ける場合、それは巻き付き蛇の置換効果によって[[-1/-1カウンター]]が2個置かれるイベントに置換される。他の置換効果によって影響を受けたイベントなので、倍増の季節によって2倍になりそのクリーチャーには-1/-1カウンターが4つ置かれる。
 
*カウンターを動かす(移動する)場合でも、移動先に2倍の数のカウンターを[[置く]]。これは「動かす」の定義に「カウンターを置く/Put」ことが含まれているため。[[動かす]]も参照。
 
*カウンターを動かす(移動する)場合でも、移動先に2倍の数のカウンターを[[置く]]。これは「動かす」の定義に「カウンターを置く/Put」ことが含まれているため。[[動かす]]も参照。
*[[経年カウンター]]も倍速で増える。[[累加アップキープ]]の[[コスト]][[支払う|支払い]]は困難になるだろう。
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*[[追放]]されているカードはパーマネントではないため、[[アーテイのおせっかい/Ertai's Meddling]]の[[遅延カウンター]][[待機]]の[[時間カウンター]]の数に影響はない。 また同様に、プレイヤーはパーマネントではないため[[毒カウンター]]も2倍にはならない。
 
*複数枚[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していれば、すべての効果が重複して適用される。例えば、2枚出ていれば2倍のそのまた2倍で4倍、4枚出ていれば16倍、[[エンチャント複製/Copy Enchantment]]なども使って8枚[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]すれば256倍となる。
 
*複数枚[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していれば、すべての効果が重複して適用される。例えば、2枚出ていれば2倍のそのまた2倍で4倍、4枚出ていれば16倍、[[エンチャント複製/Copy Enchantment]]なども使って8枚[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]すれば256倍となる。
 
**もしもこのカードが[[プレイヤー]]全員に影響するものだったならば、倍々ゲームはもう少し簡単に発生する。[[あなた|自分]]にしか影響しないのは、そういった状況の発生を抑えようという意図なのかもしれない。
 
**もしもこのカードが[[プレイヤー]]全員に影響するものだったならば、倍々ゲームはもう少し簡単に発生する。[[あなた|自分]]にしか影響しないのは、そういった状況の発生を抑えようという意図なのかもしれない。
*[[追放]]されているカードはパーマネントではないため、[[アーテイのおせっかい/Ertai's Meddling]][[遅延カウンター]]や[[待機]]の[[時間カウンター]]の数に影響はない。 また同様に、プレイヤーはパーマネントではないため[[毒カウンター]]も2倍にはならない。
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*[[対戦相手]]が出した[[狩り立てられたドラゴン/Hunted Dragon]]などの[[効果]]でこちら側に出るトークンも2倍になる。
*効果ではなく、[[起動型能力]]のコストでカウンターを置く場合には倍にならない。[[根の壁/Wall of Roots]]の[[マナ能力]][[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]の[[忠誠度能力]]などがこれに当たる。
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*[[経年カウンター]]も倍速で増える。[[累加アップキープ]]の[[コスト]][[支払う|支払い]]は困難になるだろう。
*[[大変異]]の結果でカウンターを置く場合には倍にならない。
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*[[特別な処理]]として[[プレイ]]した土地に置かれるカウンター([[鮮烈な草地/Vivid Meadow]]など)も倍になる({{CR|614.16}})。
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*[[ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet]]の置換効果によるトークンの[[生成]]は、元のイベントが状況起因処理であっても倍の数行われる({{CR|614.16}})。
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*[[萎縮]]や[[感染]]によって置かれる-1/-1カウンターも[[ダメージ]]の結果によるものなので、倍にならない。
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**この場合も、他の置換効果によってトークンの生成やカウンターの配置に関わる部分が置換されると、倍になるようになる。
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*[[生体武器]]が出すトークンも倍になるが、肝心の[[装備品]]の数が増えるわけではないので、[[無形の美徳/Intangible Virtue]]などのサポートがない限り、[[状況起因処理]]によって追加で出たトークンは[[墓地に置く|墓地に置かれて]]消滅する。
 
*[[生体武器]]が出すトークンも倍になるが、肝心の[[装備品]]の数が増えるわけではないので、[[無形の美徳/Intangible Virtue]]などのサポートがない限り、[[状況起因処理]]によって追加で出たトークンは[[墓地に置く|墓地に置かれて]]消滅する。
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===旧ルール===
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[[イクサラン]]での[[総合ルール]]更新より前は、元のイベントが効果でないなら倍になることは無かった。土地のプレイによるカウンターは倍にならないし、[[致死ダメージ]]で死亡するクリーチャーはカリタスで置換されてもトークンが倍にならなかった。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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==参考==
 
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<references />
 
*[[カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Modern Masters]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Modern Masters]] - [[レア]]
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2017年10月15日 (日) 23:12時点における版


Doubling Season / 倍増の季節 (4)(緑)
エンチャント

いずれかの効果があなたのコントロール下で1個以上のトークンを生成する場合、代わりにそれはその2倍の数を生成する。
いずれかの効果があなたがコントロールするパーマネントの上に1個以上のカウンターを置く場合、代わりにそれはその2倍の数をそのパーマネントの上に置く。


に時々登場する、豪快な「倍出し」カード。「共有」の緑にしては珍しく、影響を受けるのはコントローラーだけである。トークンカウンターも倍出しするため、戦場が凄いことになる。

「カウンターが置かれた状態で戦場に出るパーマネントも影響を受けるため、消散接合烈日など、同ブロック内では狂喜移植持ちなどのカードとも相性が良い。特に元から高性能なものが多い消散や、継続してカウンターを移し替えられる接合などとの組み合わせは強力。リミテッドでは上記2つの他に、トークンを多用するセレズニアオルゾフと組んでもよい。

その他、スパイク魔力の導管/Power Conduitなどカウンター自体をやりとりするカード、ファンガス落とし子の穴/Spawning Pitなどカウンターとトークンを併用するカードとのギミックは面白い。例えばはじける子嚢/Saproling Burstの場合、消散カウンターが通常の倍の14個置かれて戦場に出る。1個取り除いて苗木トークンを出すと13/13の苗木2体が戦場に出る。7個取り除いて7/7の14体のトークンを出した場合、P/Tの合計値が最大の98/98となる。召喚酔いの都合、最大級の力を発揮できないのが残念(そもそもオーバーキルだが)。

一方、仕組まれた爆薬/Engineered Explosivesなどのカウンターの個数の調整が必要なカードとは相性があまり良くなく、-1/-1カウンター暗黒の深部/Dark Depthsなどのデメリットとしてカウンターを使うカードとの相性は最悪である。

ルール

旧ルール

イクサランでの総合ルール更新より前は、元のイベントが効果でないなら倍になることは無かった。土地のプレイによるカウンターは倍にならないし、致死ダメージで死亡するクリーチャーはカリタスで置換されてもトークンが倍にならなかった。

関連カード

自称「2倍にするカード愛好家」であるMark Rosewaterのお気に入りのカードであり、リメイク的な後継カードがいくつか存在する。

参考

  1. マジック総合ルール 614.16(マジック日本公式サイト)
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