放浪者の小枝/Wanderer's Twig

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2022年10月10日 (月) 00:44時点における版

ブレイドウッドの六分儀/Braidwood Sextantを元祖とする、生け贄に捧げることで基本土地をサーチできる起動型能力を持つアーティファクト版地勢/Lay of the Land。不屈の自然/Rampant Growthのアーティファクト版である旅人のガラクタ/Wayfarer's Baubleの系統に類するカードともいえる。

旅人のガラクタと同様、元となったソーサリーより起動コスト分1マナ多くかかるものの、どの色でも使用することができる点が売り。旅人のガラクタと比較して序盤のマナ加速として使えないが、中盤以降引いたときに手札に土地が無い状況ならば2マナでアンタップ状態の土地を1つ確保できる（旅人のガラクタは3マナでタップイン）。

リミテッドでは手軽に色マナ基盤を安定させることができるため便利。デッキ圧縮によりデッキ内の土地を減らせるため、激突に勝ちやすくなる点も地味ながら評価点。

関連カード

起動型能力で土地をサーチするアーティファクト。特記しない限り、タップと自身の生け贄をコストとし、基本土地を手札に加える。

• ブレイドウッドの六分儀/Braidwood Sextant - 設置1マナ起動2マナの下位互換。（ウルザズ・デスティニー）
• 旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble - 設置1マナ起動2マナだが、手札でなく直接戦場にタップインする。（フィフス・ドーン）
  • 豊穣の泉/Font of Fertility - 旅人のガラクタが緑のエンチャントになったバージョン。（ニクスへの旅）
  • ナヴィゲーション・オーブ/Navigation Orb - 設置3マナ起動2マナだが、門も探せる上にもう1枚手札に加えられる旅人のガラクタ。（統率者レジェンズ：バルダーズ・ゲートの戦い）
• 旅行者の凧/Journeyer's Kite - 設置2マナ起動3マナだが、生け贄に捧げる必要が無いので毎ターン使い続けられる。（神河物語）
  • 魔学コンパス/Thaumatic Compass - 第1面が旅行者の凧と同性能。土地が7つ以上ならばイス卿の迷路/Maze of Ith能力を持つ土地に変身する。（イクサラン）
• 天球儀/Armillary Sphere - 設置コスト、起動コスト、サーチできる枚数が2倍になった上位種。（コンフラックス）
• 探検の地図/Expedition Map - 設置1マナ起動2マナだが、基本でない土地も探せる。（ゼンディカー）
• 地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb - 設置1マナ起動2マナだが、(緑)を支払えば1ドロー出来るPIG効果付き。（ミラディンの傷跡）
• マイコシンスの水源/Mycosynth Wellspring - 設置2マナ。起動型能力でなくETB&PIG能力で誘発。（新たなるファイレクシア）
  • 古術師の地図/Archaeomancer's Map - 設置3マナだが白の有色アーティファクト。ETB能力で2枚探せるが、基本平地限定。（統率者2021）
  • 生態学者のテラリウム/Ecologist's Terrarium - 設置2マナ起動2マナだが、土地サーチ部分はETB能力で、生け贄に捧げた時には+1/+1カウンターを置く。（神河：輝ける世界）
  • その他、巡礼者の目/Pilgrim's EyeなどのETB能力でサーチする187クリーチャー型のものは護民官の道探し/Civic Wayfinderの項を参照。
• 旅行者の護符/Traveler's Amulet - 同型再版。タップ不要。（イニストラード）
• 改革派の地図/Renegade Map - 設置1マナで起動にマナがかからないが、タップインするので設置即起動が出来ない。（霊気紛争）
• 月銀の鍵/Moonsilver Key - 設置2マナ起動1マナ。基本土地以外にもマナ能力を持つアーティファクト・カードをサーチ可能。（イニストラード：真夜中の狩り）
• 不吉な小包/Ominous Parcel - 設置1マナ起動2マナだが、起動5マナでクリーチャーに4点火力を撃つ能力も併せ持つ。（ニューカペナの街角）
• 刻まれたタブレット/Inscribed Tablet - 設置1マナ起動1マナ。ライブラリ―の上5枚からしか探せないが基本でない土地も探せる。その中に土地が無ければ1ドロー。（団結のドミナリア）

参考

• カード個別評価：ローウィン - コモン