赤緑コントロール

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'''赤緑コントロール (R/G Control)'''とは、[[赤]]の[[火力]]や[[土地破壊]]、[[緑]]の[[アドバンテージ]][[カード]]や[[パーマネント]][[除去]]を組み合わせた[[デッキ]]。
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'''赤緑コントロール'''(''Red-Green Control'')は、[[赤]][[緑]]の2色で構成される[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]。
  
[[グルールカラー|赤緑]][[コントロール#deck|ステロイド]]がメインであり、[[コントロール]]の[[]]の組み合わせとしてはそこまでメジャーではないが、[[ウィニー]][[クリーチャー]]が力不足の時や[[メタゲーム]]次第で時折登場する。
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==概要==
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主に[[]]の[[火力]]や[[土地破壊]][[]]の[[アドバンテージ]][[カード]][[パーマネント]][[除去]]を組み合わせて使われる。
  
[[クリーチャー]]に手出し出来ない[[緑コントロール]]の補足として[[]]を足すといった構成になる事も多い。
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[[グルールカラー|赤緑]][[ステロイド]]がメインであり、[[コントロール (デッキ)|コントロール]]の[[色]]の組み合わせとしてはそこまでメジャーではないが、[[ウィニー]][[クリーチャー]]が力不足の時や[[メタゲーム]]次第で時折登場する。
  
[[赤コントロール|赤単コントロール]]よりも柔軟性に富み、[[緑コントロール|緑単コントロール]]よりもクリーチャー相手に有利。
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[[クリーチャー]]に手出しできない[[緑コントロール]]の補足として[[赤]]を足すといった構成になることも多い。[[赤コントロール|赤単コントロール]]よりも柔軟性に富み、緑単コントロールよりもクリーチャー相手に有利。
  
==[[時のらせんブロック構築]]==
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==時のらせんブロック構築==
 
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[[時のらせんブロック構築]]では、優秀[[クリーチャー]]を軸にした[[ステロイド#時のらせんブロック構築|ステロイド]]が存在する中、[[土地破壊]]に寄せた[[コントロール (デッキ)|コントロール]]寄りの[[デッキ]]も登場した。
優秀[[ステロイド#TimeSpiral|クリーチャー]]を軸にした[[ステロイド]]が存在する中、[[コントロール#deck|土地破壊]]に寄せた[[コントロール]]寄りの[[デッキ]]も登場した。
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{{#card:Harmonize}}
 
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[[ビッグ・マナ]]とは違い、[[土地]][[破壊]]で相手を遅らせることで自身を有利にする。
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[[ビッグ・マナ]]とは違い、[[土地]][[破壊]]で相手を遅らせることで自身を有利にする。[[根の壁/Wall of Roots]]や[[明日への探索/Search for Tomorrow]]で[[マナ加速]]し、[[なだれ乗り/Avalanche Riders]]や[[ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss]]で[[土地]]を縛り、[[幽体の魔力/Spectral Force]]などの[[大型クリーチャー]]につないで勝利する。強力[[ドロー]][[カード]]の[[調和/Harmonize]]の存在も大きい。
 
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[[根の壁/Wall of Roots]]や[[明日への探索/Search for Tomorrow]]で[[マナ加速]]し、[[なだれ乗り/Avalanche Riders]]や[[ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss]]で[[土地]]を縛り、[[幽体の魔力/Spectral Force]]などの[[大型クリーチャー]]につないで勝利する。
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強力[[ドロー]][[カード]]の[[調和/Harmonize]]の存在も大きい。
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また、[[黒]]を[[タッチ]]し[[虚空/Void]]などを加えるバージョンも存在する。
 
また、[[黒]]を[[タッチ]]し[[虚空/Void]]などを加えるバージョンも存在する。
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*備考
 
*備考
**[[プロツアー横浜07]]ベスト8([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/ptyok07ja/welcome 参考])
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**[[プロツアー横浜07]] ベスト8([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/ptyok07ja/welcome 参考])
**使用者:[[大礒正嗣]]
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*[[フォーマット]]
 
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**[[時のらせんブロック構築]]([[時のらせん]]+[[次元の混乱]])
 
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*[[マナ加速]]に[[虹色のレンズ/Prismatic Lens]]を採用しているのが特徴的。[[根の壁/Wall of Roots]]と違い[[滅び/Damnation]]の被害を被らずにすむ。
 
*[[マナ加速]]に[[虹色のレンズ/Prismatic Lens]]を採用しているのが特徴的。[[根の壁/Wall of Roots]]と違い[[滅び/Damnation]]の被害を被らずにすむ。
  
<!-- -備考
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==ミラディン・ブロック+神河ブロック期==
--[[http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=pttok01/JPwelcome|プロツアー横浜07]]ベスト46([[参考]])
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[[ミラディン・ブロック]]+[[神河ブロック]]期の[[スタンダード]]では、[[創造の標|創造の標デッキ]]から中核の[[創造の標/Beacon of Creation]]を抜き、替わりに赤を加えた[[フレッシュメーカー]]が登場。
--使用者:[[Helmut Summersberger]]
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-[[フォーマット]]
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--[[時のらせんブロック構築]]([[時のらせん]]+[[次元の混乱]]) -->
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|>|''メインデッキ (60)''|h
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|>|BGCOLOR(#ffddee):''クリーチャー (14)''|
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|3|[[幽体の魔力/Spectral Force]]|
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|4|[[ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite]]|
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|>|BGCOLOR(#ffeedd):''[[インスタント]]・[[ソーサリー]] (19)''|
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|3|[[分解/Disintegrate]]|
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|1|[[絞殺の煤/Strangling Soot]]|
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|4|[[ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss]]|
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|4|[[明日への探索/Search for Tomorrow]]|
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|>|BGCOLOR(#eeeeee):''[[エンチャント]]・[[アーティファクト]] (3)''|
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|2|[[虹色のレンズ/Prismatic Lens]]|
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|1|[[ウェザーシードのトーテム像/Weatherseed Totem]]|
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|6|[[山/Mountain]]|
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|11|[[森/Forest]]|
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|2|[[沼/Swamp]]|
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|1|[[溶鉄の金屑場/Molten Slagheap]]|
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|3|[[広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse]]|
+
|>|BGCOLOR(#ddeeff):''サイドボード''|
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|2|[[スパイクの飼育係/Spike Feeder]]|
+
|4|[[永劫の年代史家/Aeon Chronicler]]|
+
|4|[[死亡+退場/Dead+Gone]]|
+
|1|[[絞殺の煤/Strangling Soot]]|
+
|1|[[虚空/Void]]|
+
|1|[[古えの遺恨/Ancient Grudge]]|
+
|1|[[鋸刃の矢/Serrated Arrows]]|
+
|1|[[島/Island]]| -->
+
 
+
<!-- -タッチ黒で[[虚空/Void]]を加えたヴァージョン。
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トーナメントではなるべく上位のデッキのものを使用すべきなので上のものに変更。 -->
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==[[ミラディン・ブロック]]〜[[神河ブロック]]期==
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[[創造の標|創造の標デッキ]]から中核の[[創造の標/Beacon of Creation]]を抜き、替わりに赤を加えたような[[フレッシュメーカー]]が登場。
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{{#card:Arc-Slogger}}
 
{{#card:Arc-Slogger}}
 
{{#card:Sakura-Tribe Elder}}
 
{{#card:Sakura-Tribe Elder}}
  
[[創造の標/Beacon of Creation]]のカードパワーが魅力的だったのか、本家の方が人気が高かった。
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[[創造の標/Beacon of Creation]]のカードパワーが魅力的だったのか、本家の方が人気が高かった。また、この時代はスタンダードでの大きな大会が少なかったこともマイナーである一因。詳しくは[[フレッシュメーカー]]を参照。
また、この時代は[[スタンダード]]での大きな大会が少なかったこともマイナーである一因。
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詳しくは[[フレッシュメーカー]]を参照。
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*参考までに、2005年シーズン([[世界選手権04]]~[[世界選手権05|05]]間)はスタンダードでの[[プロツアー]]・[[グランプリ]]が一度も開かれなかった。
  
*参考までに、2005年シーズン([[世界選手権04]]〜[[世界選手権05|05]]間)はスタンダードでの[[プロツアー]]・[[グランプリ]]が1度も開かれなかった。
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==ミラディン・ブロック構築==
普段のシーズンでもそこまで多く開催される訳では決してないが。
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[[ミラディン・ブロック]]における赤緑コントロールは、[[メタゲーム|メタ]]に合致した[[アーティファクト]]対策デッキ。[[ビッグ・レッド]]に次ぐ[[アンチデッキ]]として人気を博し、[[親和 (デッキ)|親和]]に対抗した。
 
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==[[ミラディン・ブロック構築]]==
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[[メタ]]に合致した[[アーティファクト]]ヘイトデッキ。
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[[ビッグ・レッド]]に次ぐ[[アンチデッキ]]として人気を博し、[[親和 (デッキ) |親和]]に対抗した。
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{{#card:Electrostatic Bolt}}
 
{{#card:Electrostatic Bolt}}
 
{{#card:Eternal Witness}}
 
{{#card:Eternal Witness}}
  
アーティファクト[[除去]]、[[土地破壊]]などを多く投入し、相手の[[リソース]]を削っていく。
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アーティファクト[[除去]]、[[土地破壊]]などを多く投入し、相手の[[リソース]]を削っていく。それを[[永遠の証人/Eternal Witness]]や[[真面目な身代わり/Solemn Simulacrum]]、[[占術]]付き[[呪文]]で補助。最終的には[[弧炎撒き/Arc-Slogger]]や[[火の玉/Fireball]]で決着をつける。[[ビッグ・レッド]]と比べると、火力にスペースをあまり割かない分クリーチャーも多めである。
それを[[永遠の証人/Eternal Witness]]や[[真面目な身代わり/Solemn Simulacrum]]、[[占術]]で補助。
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最終的には[[弧炎撒き/Arc-Slogger]]や[[火の玉/Fireball]]で片を付ける。
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[[ビッグ・レッド]]と比べると、火力にスペースをあまり割かない分クリーチャーも多め。
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[[カード・プール]]が狭い[[ブロック構築]][[環境]]ならではのデッキ。メタの中核が親和に確定しているため、[[テル=ジラードの正義/Tel-Jilad Justice]]が[[メインデッキ|メイン]]に4枚投入されることもある。
 
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[[カード・プール]]が狭い[[ブロック構築]][[環境]]ならではのデッキ。
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メタの中核が親和に確定しているため、[[テル=ジラードの正義/Tel-Jilad Justice]]が[[メインデッキ|メイン]]に4枚投入されていたりする。
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*同環境の[[12post]]に赤を足したバージョンも存在する。
 
*同環境の[[12post]]に赤を足したバージョンも存在する。
  
 
===サンプルレシピ===
 
===サンプルレシピ===
 
 
*備考
 
*備考
**[[世界選手権04]] [[ミラディン・ブロック構築]]部門 6戦全勝([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/worlds04ja/blog2 参考])
+
**[[世界選手権04]] [[ミラディン・ブロック構築]]部門 6戦全勝([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/worlds04ja/blog2 参考])
<!-- 大会での成績、コラムのURL -->
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**使用者:[[Grgur Petric Maretic]]
**使用者:[[Grgur Petric Maretic]]
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*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
 
**[[ミラディン・ブロック構築]]([[ミラディン]]+[[ダークスティール]]+[[フィフス・ドーン]])
 
**[[ミラディン・ブロック構築]]([[ミラディン]]+[[ダークスティール]]+[[フィフス・ドーン]])
  
<!-- ↓カードの分け方は一例です。デッキ毎に見やすいようアレンジして下さい。 -->
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{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
{| class="wikitable"
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|4||[[弧炎撒き/Arc-Slogger]]
 
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|4||[[真面目な身代わり/Solemn Simulacrum]]||
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|4||[[真面目な身代わり/Solemn Simulacrum]]
 
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|4||[[永遠の証人/Eternal Witness]]||
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|4||[[永遠の証人/Eternal Witness]]
 
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|3||[[ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman]]||
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|3||[[ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman]]
 
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|2||[[腐食ナメクジ/Molder Slug]]||
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|2||[[腐食ナメクジ/Molder Slug]]
 
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|2||[[旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble]]||
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|2||[[旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble]]
 
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|3||[[マグマの噴流/Magma Jet]]||
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|3||[[マグマの噴流/Magma Jet]]
 
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|4||[[溶鉄の雨/Molten Rain]]||
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|4||[[溶鉄の雨/Molten Rain]]
 
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|2||[[手綱取り/Grab the Reins]]
 
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|4||[[静電気の稲妻/Electrostatic Bolt]]
 
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|4||[[テル=ジラードの正義/Tel-Jilad Justice]]||
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|12||[[森/Forest]]||
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|12||[[森/Forest]]
 
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|12||[[山/Mountain]]
 
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|colspan="2" style="background:#ddeeff"|''サイドボード''||
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!colspan="2" style="background:#ddeeff"|サイドボード
 
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|2||[[旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble]]||
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|2||[[旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble]]
 
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|4||[[刈り取りと種まき/Reap and Sow]]||
+
|4||[[刈り取りと種まき/Reap and Sow]]
 
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|3||[[粗野な覚醒/Rude Awakening]]||
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|3||[[粗野な覚醒/Rude Awakening]]
 
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|3||[[酸化/Oxidize]]||
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|3||[[等時の王笏/Isochron Scepter]]||
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|3||[[等時の王笏/Isochron Scepter]]
 
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==[[オンスロート・ブロック構築]]==
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==オンスロート・ブロック構築==
 
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[[オンスロート・ブロック構築]]では、[[爆発的植生/Explosive Vegetation]]を[[マナ加速]]に使用する[[ベジテーション]]のうち、[[グルールカラー|赤緑]]のものも存在した。
[[爆発的植生/Explosive Vegetation]]を[[マナ加速]]に使用する[[ベジテーション]]のうち、[[グルールカラー|赤緑]]のものも存在した。
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{{#card:Explosive Vegetation}}
 
{{#card:Explosive Vegetation}}
  
また、[[ゴブリン#deck|スカージ]]参入後には[[絹鎖の蜘蛛/Silklash Spider]]や[[めった切り/Slice and Dice]]などを使用し[[アストログライド]]や[[ゴブリン]]などを[[メタる|メタった]][[Rogue Decree]]も登場した。
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また、[[スカージ]]参入後には[[絹鎖の蜘蛛/Silklash Spider]]や[[めった切り/Slice and Dice]]などを使用し[[アストログライド]]や[[ゴブリン (デッキ)|ゴブリン]]などを[[メタる|メタった]][[Rogue Decree]]も登場した。
  
 
{{#card:Silklash Spider}}
 
{{#card:Silklash Spider}}
 
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==[[ウルザ・ブロック]][[マスクス・ブロック]]期==
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==ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期==
[[トリニティ]]からの[[土地破壊]]流行に乗って登場した[[アングリーハーミット]]が活躍。
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[[ウルザ・ブロック]][[マスクス・ブロック]]期の[[スタンダード]]では、[[トリニティ]]からの[[土地破壊]]流行に乗って登場した[[アングリーハーミット]]が活躍。
  
 
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{{#card:Arc Lightning}}
 
{{#card:Birds of Paradise}}
 
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[[ミラーマッチ]]を意識した[[アングリーノンハーミット]]も登場し、[[環境]]を引っ張った。
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[[ミラーマッチ]]を意識した[[アングリーノンハーミット]]も登場し、[[環境]]を引っ張った。詳しくはそれぞれ[[アングリーハーミット]]、[[アングリーノンハーミット]]を参照。
 
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詳しくは[[アングリーハーミット]]、[[アングリーノンハーミット]]を参照。
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==参考==
 
==参考==
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]

2009年1月9日 (金) 02:08時点における版

赤緑コントロール(Red-Green Control)は、の2色で構成されるコントロールデッキ

目次

概要

主に火力土地破壊アドバンテージカードパーマネント除去を組み合わせて使われる。

赤緑ステロイドがメインであり、コントロールの組み合わせとしてはそこまでメジャーではないが、ウィニークリーチャーが力不足の時やメタゲーム次第で時折登場する。

クリーチャーに手出しできない緑コントロールの補足としてを足すといった構成になることも多い。赤単コントロールよりも柔軟性に富み、緑単コントロールよりもクリーチャー相手に有利。

時のらせんブロック構築

時のらせんブロック構築では、優秀クリーチャーを軸にしたステロイドが存在する中、土地破壊に寄せたコントロール寄りのデッキも登場した。


Wall of Roots / 根の壁 (1)(緑)
クリーチャー — 植物(Plant) 壁(Wall)

防衛
根の壁の上に-0/-1カウンターを1個置く:(緑)を加える。毎ターン1回のみ起動できる。

0/5


Avalanche Riders / なだれ乗り (3)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) ノーマッド(Nomad)

速攻
エコー(3)(赤)(あなたのアップキープの開始時に、これが直前のあなたのアップキープの開始時よりも後にあなたのコントロール下になっていた場合、そのエコー・コストを支払わないかぎりそれを生け贄に捧げる。)
なだれ乗りが戦場に出たとき、土地1つを対象とし、それを破壊する。

2/2


Harmonize / 調和 (2)(緑)(緑)
ソーサリー

カードを3枚引く。


ビッグ・マナとは違い、土地破壊で相手を遅らせることで自身を有利にする。根の壁/Wall of Roots明日への探索/Search for Tomorrowマナ加速し、なだれ乗り/Avalanche Ridersムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss土地を縛り、幽体の魔力/Spectral Forceなどの大型クリーチャーにつないで勝利する。強力ドローカード調和/Harmonizeの存在も大きい。

また、タッチ虚空/Voidなどを加えるバージョンも存在する。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (13)
3 幽体の魔力/Spectral Force
4 根の壁/Wall of Roots
2 なだれ乗り/Avalanche Riders
4 ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite
呪文 (24)
3 分解/Disintegrate
3 獣群の呼び声/Call of the Herd
4 ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss
4 調和/Harmonize
4 明日への探索/Search for Tomorrow
2 虹色のレンズ/Prismatic Lens
4 死亡+退場/Dead+Gone
土地 (23)
6 山/Mountain
11 森/Forest
4 広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse
2 ウルザの工廠/Urza's Factory
サイドボード
4 ユートピアの誓約/Utopia Vow
3 硫黄破/Sulfurous Blast
2 鋸刃の矢/Serrated Arrows
2 なだれ乗り/Avalanche Riders
2 砕岩を食うもの/Detritivore
2 大いなるガルガドン/Greater Gargadon

ミラディン・ブロック+神河ブロック期

ミラディン・ブロック神河ブロック期のスタンダードでは、創造の標デッキから中核の創造の標/Beacon of Creationを抜き、替わりに赤を加えたフレッシュメーカーが登場。


Arc-Slogger / 弧炎撒き (3)(赤)(赤)
クリーチャー — ビースト(Beast)

(赤),あなたのライブラリーのカードを上から10枚、追放する:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。弧炎撒きはそれに2点のダメージを与える。

4/5


Sakura-Tribe Elder / 桜族の長老 (1)(緑)
クリーチャー — 蛇(Snake) シャーマン(Shaman)

桜族の長老を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それをタップ状態で戦場に出す。その後ライブラリーを切り直す。

1/1

創造の標/Beacon of Creationのカードパワーが魅力的だったのか、本家の方が人気が高かった。また、この時代はスタンダードでの大きな大会が少なかったこともマイナーである一因。詳しくはフレッシュメーカーを参照。

ミラディン・ブロック構築

ミラディン・ブロックにおける赤緑コントロールは、メタに合致したアーティファクト対策デッキ。ビッグ・レッドに次ぐアンチデッキとして人気を博し、親和に対抗した。


Electrostatic Bolt / 静電気の稲妻 (赤)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。静電気の稲妻はそれに2点のダメージを与える。それがアーティファクト・クリーチャーである場合、代わりに静電気の稲妻はそれに4点のダメージを与える。



Eternal Witness / 永遠の証人 (1)(緑)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)

永遠の証人が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるカード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。

2/1

アーティファクト除去土地破壊などを多く投入し、相手のリソースを削っていく。それを永遠の証人/Eternal Witness真面目な身代わり/Solemn Simulacrum占術付き呪文で補助。最終的には弧炎撒き/Arc-Slogger火の玉/Fireballで決着をつける。ビッグ・レッドと比べると、火力にスペースをあまり割かない分クリーチャーも多めである。

カード・プールが狭いブロック構築環境ならではのデッキ。メタの中核が親和に確定しているため、テル=ジラードの正義/Tel-Jilad Justiceメインに4枚投入されることもある。

  • 同環境の12postに赤を足したバージョンも存在する。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (17)
4 弧炎撒き/Arc-Slogger
4 真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
4 永遠の証人/Eternal Witness
3 ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman
2 腐食ナメクジ/Molder Slug
呪文 (19)
2 旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble
3 マグマの噴流/Magma Jet
4 溶鉄の雨/Molten Rain
2 手綱取り/Grab the Reins
4 静電気の稲妻/Electrostatic Bolt
4 テル=ジラードの正義/Tel-Jilad Justice
土地 (24)
12 森/Forest
12 山/Mountain
サイドボード
2 旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble
4 刈り取りと種まき/Reap and Sow
3 粗野な覚醒/Rude Awakening
3 酸化/Oxidize
3 等時の王笏/Isochron Scepter

オンスロート・ブロック構築

オンスロート・ブロック構築では、爆発的植生/Explosive Vegetationマナ加速に使用するベジテーションのうち、赤緑のものも存在した。


Explosive Vegetation / 爆発的植生 (3)(緑)
ソーサリー

あなたのライブラリーから基本土地カードを最大2枚まで探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。


また、スカージ参入後には絹鎖の蜘蛛/Silklash Spiderめった切り/Slice and Diceなどを使用しアストログライドゴブリンなどをメタったRogue Decreeも登場した。


Silklash Spider / 絹鎖の蜘蛛 (3)(緑)(緑)
クリーチャー — 蜘蛛(Spider)

到達
(X)(緑)(緑):絹鎖の蜘蛛は飛行を持つ各クリーチャーにそれぞれX点のダメージを与える。

2/7


Slice and Dice / めった切り (4)(赤)(赤)
ソーサリー

めった切りは、各クリーチャーに4点のダメージを与える。
サイクリング(2)(赤)((2)(赤),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
あなたがめった切りをサイクリングしたとき、あなたは「めった切りは各クリーチャーに1点のダメージを与える」ことを選んでもよい。


ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期

ウルザ・ブロックマスクス・ブロック期のスタンダードでは、トリニティからの土地破壊流行に乗って登場したアングリーハーミットが活躍。


Arc Lightning / 弧状の稲妻 (2)(赤)
ソーサリー

1つか2つか3つのクリーチャーとプレインズウォーカーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。弧状の稲妻は、それらに3点のダメージを望むように割り振って与える。



Birds of Paradise / 極楽鳥 (緑)
クリーチャー — 鳥(Bird)

飛行
(T):好きな色のマナ1点を加える。

0/1

ミラーマッチを意識したアングリーノンハーミットも登場し、環境を引っ張った。詳しくはそれぞれアングリーハーミットアングリーノンハーミットを参照。

参考

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