ゴブリンの騎兵隊/Goblin Cavaliers

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(3人の利用者による、間の4版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Goblin Cavaliers}}
 
{{#card:Goblin Cavaliers}}
  
一見平凡に見えるが、[[シングルシンボル]]の3[[マナ]]にして[[パワー]]3で[[ペナルティ能力]]なしと高性能な[[クリーチャー]]
+
3[[マナ]]3/2の癖がない[[バニラ]]。一見して平凡な[[ゴブリン]]だが、[[ポータル・セカンドエイジ]]内では唯一の、デメリットのない[[シングルシンボル]]3[[マナ]][[パワー]]3[[クリーチャー]]である。
  
[[ポータル・セカンドエイジ]]内では唯一の、3マナでデメリットのない[[パワー]]3クリーチャーである。ポータル・セカンドエイジ外のカードである[[緑]][[ゴリラの戦士/Gorilla Warrior]]並みの性能であり、緑のカードに匹敵する性能の[[]][[バニラ]]という珍しいカードである。
+
先駆けて収録されていた[[ゴリラの戦士/Gorilla Warrior]]とは同性能で、[[色の役割|クリーチャー最強の色]]である[[緑]]に匹敵する、黎明期としてはやけに高性能な[[赤]]のバニラという珍しい[[カード]]であった。後の[[基本セット]]常連となった[[バルデュヴィアの蛮族/Balduvian Barbarians]][[色拘束]]を強くした[[下位互換]]であり、純粋な[[上位互換]][[タルキール龍紀伝]]に至るまでの15年以上に渡って登場しなかったあたりからもそれが窺える。
  
*[[基本セット]]常連の[[バルデュヴィアの蛮族/Balduvian Barbarians]][[上位互換]]。シングルシンボルである上、[[部族カード]]の多い[[ゴブリン]]であるのも強み。他にも、[[ゴブリンの勇士/Goblin Hero]][[真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs]]など、[[下位互換]]は多数存在する。しかし、さらに高いパフォーマンスの[[刀刃スリヴァー/Blade Sliver]]や、[[鍛えられた狂戦士/Hardened Berserker]]のような[[上位互換]]も存在する。
+
現在では続々と上位互換が登場しており、往時の不釣合いな[[コスト・パフォーマンス]]もクリーチャーインフレの波に呑まれた感がある。
*[[ワールドウェイク]]ではゴブリンに加えて[[騎士]]でもある[[同型再版]][[ゴブリンの荒くれ乗り/Goblin Roughrider]]が登場。
+
 
 +
==関連カード==
 +
*[[砦の執行官/Bastion Enforcer]] - [[白]]版。
 +
*[[出征路のグール/Warpath Ghoul]] - [[]]版。
 +
*[[ゴリラの戦士/Gorilla Warrior]] - [[]]版。
 +
 
 +
===[[同型再版]]===
 +
*[[ゴブリンの荒くれ乗り/Goblin Roughrider]] - ゴブリン・[[騎士]]。([[基本セット2015]])
 +
*[[恐れなき矛槍兵/Fearless Halberdier]] - [[人間]]・[[戦士]]。([[ラヴニカのギルド]])
 +
 
 +
===上位互換・変形版===
 +
[[イクサランの相克]]まで。特筆のない限り、すべて[[マナ・コスト]]が(2)(赤)の3/2クリーチャー。'''太字'''はメリットのみを持つ(実質的な)[[上位互換]]。
 +
*[[焦熱の障壁/Blistering Barrier]] - '''5/2'''。[[防衛]]付き。([[ミラージュ]])
 +
*[[カヴーの攻め手/Kavu Aggressor]] - [[ブロック制限|ブロックできない]]。[[キッカー]][[無色マナ|(4)]]で、[[+1/+1カウンター]]が1個[[置く|置かれて]][[戦場に出る]]。([[インベイジョン]])
 +
*[[長角火獣/Longhorn Firebeast]] - [[懲罰者カード]]。[[ETB]]で「~はその[[プレイヤー]]に5点の[[ダメージ]]を与える」を[[対戦相手]]が選んだ場合、[[生け贄に捧げる]]下位互換。([[トーメント]])
 +
*[[刀刃スリヴァー/Blade Sliver]] - 2/2で、すべての[[スリヴァー]]は+1/+0の[[修整]]を受ける。([[レギオン]])
 +
*[[真火の門番/Shinka Gatekeeper]] - ダメージが与えられるたび、これの[[コントローラー]]に同じ点数のダメージを与える。([[神河謀叛]])
 +
*[[玄武岩のガーゴイル/Basalt Gargoyle]] - [[飛行]]と[[エコー]](2)([[赤マナ|赤]])付き。(赤):[[ターン終了時まで]]+0/+1の修整を受ける。([[時のらせん]])
 +
*[[硫黄の精霊/Sulfur Elemental]] - [[瞬速]]と[[刹那]]付き。[[白]]の[[クリーチャー]]は+1/-1の修整を受ける。([[次元の混乱]])
 +
*[[死に微笑むもの、アリーシャ/Alesha, Who Smiles at Death]] - [[伝説のクリーチャー]]。[[先制攻撃]]付き。[[攻撃]]するたびに[[混成マナ・シンボル|(白/黒)(白/黒)]]を[[支払う]]ことで、[[墓地]]にある[[パワー]]2以下のクリーチャー・[[カード]]1枚を対象とし、[[タップ]]かつ[[攻撃している状態で戦場に出る|攻撃している状態で戦場に戻せる]]。([[運命再編]])
 +
*'''[[鍛えられた狂戦士/Hardened Berserker]]''' - 攻撃するたび、この[[ターン]]に次の[[呪文]]を[[唱える]]ための[[コスト]]は(1)少なくなる。([[タルキール龍紀伝]]
 +
*'''[[ボガートの粗暴者/Boggart Brute]]''' - [[威迫]]付き。([[マジック・オリジン]]
 +
**[[罪を誘うもの/Sin Prodder]] - 威迫付き。[[アップキープ]]開始時に、[[ライブラリートップ]]を[[公開]]する。対戦相手が「そのカードを墓地に置く」を選んだなら、その[[マナ総量]]に等しい点数のダメージを与える。誰もそうしないなら、[[手札に加える]]。([[イニストラードを覆う影]])
 +
**[[暴れ回るフェロキドン/Rampaging Ferocidon]] - '''3/3'''。威迫付き。プレイヤーは[[ライフ]]を得られない。他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、そのコントローラーに1点のダメージを与える。([[イクサラン]])
 +
*'''[[穴掘り土百足/Tunneling Geopede]]''' - [[上陸]]達成時、各対戦相手に1点のダメージを与える。([[戦乱のゼンディカー]])
 +
*'''[[輪の大魔術師/Magus of the Wheel]]''' - '''3/3'''。(1)(赤),[[タップ・シンボル|(T)]],生け贄に捧げる:各プレイヤーはそれぞれ[[手札]]を[[捨てる|捨て]]、その後カードを7枚[[引く]]。([[統率者2015]])
 +
*'''[[カズールの徴収者/Kazuul's Toll Collector]]''' - (0):コントロールする[[装備品]]1つを対象とし、~に[[つける]]([[ソーサリー・タイミング]]限定)。([[ゲートウォッチの誓い]])
 +
*'''[[アクームの炎探し/Akoum Flameseeker]]''' - [[盟友]]達成時、(T),[[アンタップ状態]]の同盟者を1体タップする:カードを1枚捨てる。そうしたならカードを1枚引く。(ゲートウォッチの誓い)
 +
*'''[[ウルリッチの同族/Ulrich's Kindred]]''' - [[トランプル]]付き。(3)([[緑マナ|緑]]):攻撃している[[狼]]か[[狼男]]1体を対象とし、[[破壊不能]]を与える。(イニストラードを覆う影)
 +
*'''[[ガイアー岬の山賊/Geier Reach Bandit]]''' - [[速攻]]と[[変身]]付き。(イニストラードを覆う影)
 +
*'''[[流城の密教信者/Stromkirk Occultist]]''' - トランプルと[[マッドネス]](1)(赤)付き。プレイヤー1人に[[戦闘ダメージ]]を与えるたび、ライブラリートップを[[追放]]する。ターン終了時まで、それを[[プレイ]]してもよい。([[異界月]])
 +
*'''[[移り気なキマイラ/Volatile Chimera]]''' - [[ゲーム]]の開始時に[[デッキ]]を[[切り直す]]前に、デッキから~を公開して、[[自分]]が[[ドラフト]]したがデッキに入っていないクリーチャー・カード3枚以上を追放してもよい。(1)(赤):~という[[名前]]のカードによって追放したカード1枚を[[無作為に]]選ぶ。~はそのカードの[[コピー]]になるとともに、この[[能力]]を得る。([[コンスピラシー:王位争奪]])
 +
*'''[[尖塔横の潜入者/Spireside Infiltrator]]''' - タップ状態になるたび、各対戦相手に1点のダメージを与える。([[カラデシュ]])
 +
*'''[[改革派の炬火/Renegade Firebrand]]''' - [[チャンドラ]]をコントロールしているかぎり、+1/+0の修整と先制攻撃を得る。(カラデシュ)
 +
*'''[[天才速製職人/Quicksmith Genius]]''' - [[アーティファクト]]を出すたび、カードを1枚捨てることで、カードを1枚引ける。(カラデシュ)
 +
*'''[[オナガトカゲ/Thresher Lizard]]''' - 手札のカードが1枚以下であるかぎり、+1/+2の修整を受ける。([[アモンケット]])
 +
*'''[[アン一門の壊し屋/Ahn-Crop Crasher]]''' - 速攻付き。攻撃時に[[督励]]することで、クリーチャー1体を対象とし、このターンはブロックできなくする。(アモンケット)
 +
*'''[[激情の猛竜/Frenzied Raptor]]''' - '''4/2'''。(イクサラン)
 +
*'''[[エリマキ死吐き/Frilled Deathspitter]]''' - [[激昂]]達成時、対戦相手か[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]を対象とし、2点のダメージを与える。([[イクサランの相克]]
  
 
==参考==
 
==参考==
13行: 51行:
 
*[[カード個別評価:ポータル・セカンドエイジ]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ポータル・セカンドエイジ]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[コモン]]
 +
__NOTOC__

2021年5月4日 (火) 22:32時点における最新版


Goblin Cavaliers / ゴブリンの騎兵隊 (2)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)

3/2

3マナ3/2の癖がないバニラ。一見して平凡なゴブリンだが、ポータル・セカンドエイジ内では唯一の、デメリットのないシングルシンボル3マナパワー3クリーチャーである。

先駆けて収録されていたゴリラの戦士/Gorilla Warriorとは同性能で、クリーチャー最強の色であるに匹敵する、黎明期としてはやけに高性能なのバニラという珍しいカードであった。後の基本セット常連となったバルデュヴィアの蛮族/Balduvian Barbarians色拘束を強くした下位互換であり、純粋な上位互換タルキール龍紀伝に至るまでの15年以上に渡って登場しなかったあたりからもそれが窺える。

現在では続々と上位互換が登場しており、往時の不釣合いなコスト・パフォーマンスもクリーチャーインフレの波に呑まれた感がある。

[編集] 関連カード

[編集] 同型再版

[編集] 上位互換・変形版

イクサランの相克まで。特筆のない限り、すべてマナ・コストが(2)(赤)の3/2クリーチャー。太字はメリットのみを持つ(実質的な)上位互換

[編集] 参考

MOBILE