謙虚/Humility

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[[クリーチャー]]をすべて1/1の[[バニラ]]にしてしまう[[エンチャント]]。シンプルな[[効果]]に反して[[カード・タイプ]]を変更する[[カード]]と絡むと厄介な相互作用を引き起こし、数々のルール的問題の火種となっていた問題児。
 
[[クリーチャー]]をすべて1/1の[[バニラ]]にしてしまう[[エンチャント]]。シンプルな[[効果]]に反して[[カード・タイプ]]を変更する[[カード]]と絡むと厄介な相互作用を引き起こし、数々のルール的問題の火種となっていた問題児。
  
[[オパール色の輝き/Opalescence]]と絡んだ通称「Op-Op-Hu問題」は多くの[[ジャッジ]]を悩ましてきた。[[種類別]]の[[総合ルール|ルール]]により、今はややこしくてもきちんと特性が決まる。
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[[オパール色の輝き/Opalescence]]と絡んだ通称「Op-Op-Hu問題」は多くの[[ジャッジ]]を悩ませてきた。[[種類別]]の[[総合ルール|ルール]]により、今はややこしくてもきちんと特性が決まる。
  
 
[[テンペスト・ブロック構築]]で登場した[[ヒューミリティオアリム]]という[[デッキ]]の[[キーカード]]。また、[[自然の反乱/Nature's Revolt]]との[[土地]]封殺[[コンボデッキ]]も作られたことがある。
 
[[テンペスト・ブロック構築]]で登場した[[ヒューミリティオアリム]]という[[デッキ]]の[[キーカード]]。また、[[自然の反乱/Nature's Revolt]]との[[土地]]封殺[[コンボデッキ]]も作られたことがある。
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==ルール==
 
==ルール==
*[[能力]]を失わせる効果は種類別の第6種、基本の[[パワー]]と[[タフネス]]を1/1にする効果は第7種bである。
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*[[能力]]を失わせる効果は種類別の第6種、基本の[[パワー]]と[[タフネス]]を1/1にする効果は第7種bである。それぞれの種類別で[[タイムスタンプ]]順に[[継続的効果]]が適用される({{CR|613.1}},{{CR|613.3}})。
*謙虚が戦場に出ていると、[[CIP]][[PIG]]が[[誘発]]しなくなる。
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**謙虚が[[戦場に出る]]以前に適用された、能力を与える[[効果]]や基本のパワーとタフネスを特定の値にする効果はすべて謙虚の効果に“上書き”される。謙虚が戦場に出た後に同様の効果が適用された場合、それは謙虚の効果の上に足されたり上書きすることになる。
**CIP能力は戦場に出た直後の状態を見る({{CR|603.10}})。戦場に出た時点で既に謙虚の継続的効果が適用され({{CR|603.6b}})誘発すべき能力を失っているため、誘発しない。
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**謙虚が戦場に出た後に[[ミシュラランド]][[クリーチャー化]]すると、カードが元からもっていた[[マナ能力]]とクリーチャー化能力を失った後に自身の効果によって能力を得て、基本の[[P/T]]は1/1になった後に自身の効果によって上書きされる。例えば[[フェアリーの集会場/Faerie Conclave]]なら、[[ターン終了時まで]][[飛行]]を持つ[[青]]の2/1の[[フェアリー]]・[[土地]]・クリーチャーとなる。
**PIG能力は戦場を離れる直前の状態を見る({{CR|603.10a}})。墓地では能力を持っているが、戦場では誘発すべき能力を失っているため、誘発しない。
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**[[巨大化/Giant Growth]]、[[十字軍/Crusade]]などのクリーチャーのパワーやタフネスを[[修整]]する効果は種類別第7種cなので、それがいつ効果を発揮し始めたかに関係なく、謙虚でP/Tを1/1にした後に適用される。パワーやタフネスを修整する[[カウンター (目印)|カウンター]](種類別第7種d)についても同様である。
*謙虚が戦場に出ているときに[[ミシュラランド]][[クリーチャー化]]すると、それぞれの種類別で[[タイムスタンプ]]順に[[継続的効果]]が適用される。カードが元からもっていた[[マナ能力]]とクリーチャー化能力を失った後に自身の効果によって能力を得て、基本の[[P/T]]は自身の効果によって上書きされる。例えば[[フェアリーの集会場/Faerie Conclave]]なら、[[ターン終了時まで]][[飛行]]を持つ[[青]]の2/1の[[フェアリー]]・[[土地]]・クリーチャーとなる。
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**[[機体]][[搭乗]]で[[P/T]]を設定するのではなく、印刷されている値のため、クリーチャー化してもタイムスタンプに関わらず1/1になる。
**クリーチャー化した後に謙虚が戦場に出たなら1/1のバニラになる。一時期はタイムスタンプにかかわらず1/1のバニラになっていた。
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**種類別のルールが無かった頃は、非クリーチャー・[[パーマネント]]をクリーチャー化する場合はタイムスタンプに関わらず能力を持たない1/1になっていた<ref>[http://mjmj.info/data/obsolete/rulj9802.txt 2月の裁定・訂正](MJMJ.info 1998年2月のルール裁定)</ref>。
*[[機体]]にはパワー・タフネスが印刷されているため、[[搭乗]]でクリーチャー化すると、タイムスタンプにかかわらずそのP/Tは1/1になる。
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*戦場に出るクリーチャー自身が持つ「戦場に出るに際し、~~する。」「[[タップ]]状態で戦場に出る。」「[[+1/+1カウンター]]がN個置かれた状態で戦場に出る。」などの[[置換効果#戦場に出ることに対する置換効果|戦場に出ることに対する置換効果]]を生み出す[[常在型能力]]は機能しない({{CR|614.12}})。
*謙虚が戦場に出ているときに、[[変異]][[コスト]]を[[支払う|支払っ]]てクリーチャーを[[表向き]]にすることはできない。表向きとなるであろう時点で変異能力を失うことにより、変異コストも存在しなくなるためである。
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**[[クローン/Clone]]が戦場に出る場合、クリーチャーを[[コピー]]することはできない。謙虚が[[戦場を離れる|戦場を離れた]]ら、素の0/0に戻り[[状況起因処理]]で[[墓地に置く|墓地に置かれる]]。
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**[[万物の声/Voice of All]]が戦場に出る場合、[[色]]を選ぶことはない。謙虚が戦場を離れても、色を選び直したりプロテクションを得ることはない。
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**これは[[2017年]]9月の[[イクサラン]]発売に伴う[[総合ルール]]更新で変更されたルールで、変更前は戦場に出る際の置換効果については謙虚の効果を無視して適用されていた。
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*[[誘発条件]]が「[[戦場に出る|戦場に出た]]とき([[ETB]])」や「[[死亡]]したとき([[PIG]])」と書かれた[[誘発型能力]]は[[誘発]]しない。
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**戦場に出ることで誘発する能力は戦場に出た直後の状態を見る({{CR|603.10}})。戦場に出た時点で既に謙虚の継続的効果が適用され({{CR|603.6b}})誘発すべき能力を失っているため、誘発しない。
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**戦場を離れることで誘発する能力は戦場を離れる直前の状態を見る({{CR|603.10a}})。墓地では能力を持っているが、戦場では誘発すべき能力を失っているため、誘発しない。謙虚とこれらの能力を持つクリーチャーが同時に戦場を離れた場合にも誘発しない。
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***[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]のように、「いずれかの領域から」墓地へ移動したときに誘発する能力は、PIG能力ではない({{CR|603.6c}})。これらの能力は墓地に置かれた直後の状態を見る({{CR|603.10}})。戦場では能力を失っているが、墓地では誘発すべき能力を持っているため、誘発する。
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*謙虚が戦場に出ているときに、[[変異]][[コスト]]を[[支払う|支払って]]クリーチャーを[[表向き]]にすることはできない。表向きとなるであろう時点で変異能力を失うことにより、変異コストも存在しなくなるためである。
  
 
==その他==
 
==その他==
*地味に0/1のクリーチャーはパワーアップする。そのため、0/1の[[トークン]]を出す[[カリブー放牧場/Caribou Range]]や[[ダイアモンドの万華鏡/Diamond Kaleidoscope]]と組み合わせて用いられることもあった。
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*0/1のクリーチャーはパワーアップする。そのため、0/1の[[トークン]]を出す[[カリブー放牧場/Caribou Range]]や[[ダイアモンドの万華鏡/Diamond Kaleidoscope]]と組み合わせて用いられることもあった。
 
*[[nWo]]などの対策として[[サイドボード]]に採用される事も。
 
*[[nWo]]などの対策として[[サイドボード]]に採用される事も。
 
*結構な回数[[オラクル]]が変更されているカード。[[ルール文章]]は二転三転しており、一時期、『謙虚は「すべてのクリーチャーは1/1である。」を[[得る]]。』というややこしいテキストを持っていたことがある。
 
*結構な回数[[オラクル]]が変更されているカード。[[ルール文章]]は二転三転しており、一時期、『謙虚は「すべてのクリーチャーは1/1である。」を[[得る]]。』というややこしいテキストを持っていたことがある。
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**回り回って[[基本セット2015]]発売まではほぼ印刷時のテキストに戻っていた。(ただしオラクルでは非常に微妙な違いがある)
 
**回り回って[[基本セット2015]]発売まではほぼ印刷時のテキストに戻っていた。(ただしオラクルでは非常に微妙な違いがある)
 
**2014年7月のオラクル更新時に「基本のパワーとタフネス」のテンプレートが追記され、現在に至る。
 
**2014年7月のオラクル更新時に「基本のパワーとタフネス」のテンプレートが追記され、現在に至る。
*後に、能力を失わせはしないが他のクリーチャーを1/1にしてしまう[[畏敬の神格/Godhead of Awe]]が登場している。
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*[[ウルザズ・サーガ]]では[[対象]]と期間を限定した[[お粗末/Humble]]が登場したが、実際はカードデザインの順番は逆。テンペストでデザインされたお粗末を元にこのカードが作られたが、[[デベロップ・チーム]]の判断によりお粗末は後のカードセットへ回された<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/mistakes-i%E2%80%99ve-made-few-2002-11-11 Mistakes? I’ve Made a Few ](Making Magic 2002年11月11日)</ref>。
  
==参考==
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==関連カード==
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/mistakes-i%E2%80%99ve-made-few-2002-11-11 Mistakes_ I’ve Made a Few ](Making Magic 2002年11月11日 [[Mark Rosewater]]著)
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===主な亜種===
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/make-no-mistake-2003-11-10-0 Make No Mistake] (Making Magic 2003年11月10日 [[Mark Rosewater]]著)
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[[常在型能力]]で、または永続的にクリーチャーのP/Tを変更させるパーマネント。'''太字'''は能力を消せない。
**[http://web.archive.org/web/20090207022834/http://members.at.infoseek.co.jp/braingeyser/03/1112.html M:tGやっちまった小咄集](Braingeyser、上の記事の和訳)
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ターンをまたぐと元に戻ってしまうものは[[魔術師の女王/Sorceress Queen]]、または[[蛙変化/Turn to Frog]]の項を参照。対象をトークンに変える[[死後の生命/Afterlife]]系も実質同類のカードと言える。
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*'''[[Brine Hag]]''' - (2)(青)(青)2/2のクリーチャー。[[PIG]]能力でこのターンにこれにダメージを与えていたクリーチャーを永続的に0/2にする。([[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]])
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**[[蔓延するもの/Permeating Mass]] - (緑)1/3のクリーチャー。これに[[戦闘ダメージ]]を与えられたクリーチャーを永続的にこれの[[コピー]]にする。([[異界月]])
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*[[Fowl Play]] - (2)(青)[[オーラ]]。1/1にする。タイプを[[鳥]]に変える。[[アン・カード]]。([[アングルード]])
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**[[木化/Lignify]] - (1)(緑)[[同族]]・オーラ。0/4にする。タイプを[[ツリーフォーク]]に変える。([[ローウィン]])
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**[[ダークスティールの突然変異/Darksteel Mutation]] - (1)(白)オーラ。0/1[[破壊不能]]にする。タイプを[[アーティファクト・クリーチャー]][[昆虫]]に変える。([[統率者2013]])
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**'''[[体躯の縮小/Reduce in Stature]]''' - (2)(青)オーラ。0/2にする。([[タルキール龍紀伝]])
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**'''[[錯覚の覆い/Illusory Wrappings]]''' - 体躯の縮小の[[同型再版]]。([[アモンケット]])
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**[[氷結/Deep Freeze]] - (2)(青)オーラ。0/4[[防衛]]にする。タイプに[[壁]]を追加する。([[ドミナリア]])
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**[[カズミナの変成/Kasmina's Transmutation]] - (1)(青)オーラ。1/1にする。([[灯争大戦]])
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**[[厄介払い/Reprobation]] - (1)(白)オーラ。0/1にする。タイプを[[臆病者]]に変える。([[モダンホライゾン]]
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**[[蛙化/Frogify]] - (1)(青)オーラ。1/1にする。色を青に、タイプを[[カエル]]に変える。([[エルドレインの王権]])
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**[[魚態形成/Ichthyomorphosis]] - (2)(青)オーラ。0/1にする。色を青に、タイプを[[魚]]に変える。([[テーロス還魂記]])
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**'''[[覚醒した知覚/Awakened Awareness]]''' - (X)(青)(青)オーラ。1/1にする。[[アーティファクト]]も対象にでき、[[+1/+1カウンター]]をX個乗せる。([[神河:輝ける世界]])
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**[[証人保護/Witness Protection]] - (青)オーラ。1/1にする。色を[[緑白]]に、タイプを[[市民]]に、[[名前]]を《れっきとした実業家/Legitimate Businessperson》に変える。([[ニューカペナの街角]])
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**[[停滞域/Stasis Field]] - (1)(青)オーラ。0/2防衛にする。([[機械兵団の進軍]])
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**[[ピラニアによる摂食/Eaten by Piranhas]] - (1)(青)[[瞬速]]オーラ。1/1にする。色を[[黒]]に、タイプを[[スケルトン]]に変える。([[イクサラン:失われし洞窟]])
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**[[証明責任/Burden of Proof]] - (1)(青)瞬速オーラ。[[探偵]]を[[ブロック]]できない1/1にする。あなたの探偵につけると+2/+2修整。([[カルロフ邸殺人事件]])
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**[[小物の極み/Utter Insignificance]] - (1)(青)瞬速オーラ。1/1にする。起動コスト(2)([[無色マナ|◇]])でエンチャント先を追放できる。([[モダンホライゾン3]])
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**[[両生類の豪雨/Amphibian Downpour]] - (2)(青)瞬速オーラ。1/1にする。色を青に、タイプをカエルに変える。[[ストーム]]つき。(モダンホライゾン3)
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**[[声も出せない/Unable to Scream]] - (青)オーラ。0/2にする。タイプを[[玩具]]・アーティファクト・クリーチャーに変える。([[ダスクモーン:戦慄の館]])
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**呪われし者の'''[[役割]]'''オーラ・トークンも同様の機能を持つ。
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*[[イクシドロン/Ixidron]] - (3)(青)(青)クリーチャーの[[ETB]]能力。トークンでない全クリーチャーを永続的に2/2の[[裏向き]]クリーチャーにする。([[時のらせん]])
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**[[イリシッドの収穫者/Illithid Harvester]] - (4)(青)。[[タップ状態]]のクリーチャー限定になったイクシドロン。[[出来事]]でクリーチャーをX体[[タップ]]できる[[当事者カード]]。([[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]])
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**[[サイバーへの変換/Cyber Conversion]] - (青)(青)インスタント。対象1体を永続的に2/2の裏向きの[[サイバーマン]]アーティファクト・クリーチャーにする。([[ドクター・フー統率者デッキ]])
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*'''[[エイヴンの擬態術士/Aven Mimeomancer]]''' - (1)(白)(青)3/1[[飛行]]のクリーチャー。あなたの[[アップキープ]]毎に対象1体に羽根カウンターを乗せて永続的に3/1飛行にする。([[アラーラ再誕]])
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*'''[[畏敬の神格/Godhead of Awe]]''' - (白/青)(白/青)(白/青)(白/青)(白/青)のクリーチャー。他の各クリーチャーを1/1にする。([[シャドウムーア]])
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*[[圧倒的輝き/Overwhelming Splendor]] - (6)(白)(白)[[呪い]]エンチャント。[[プレイヤー]]1人限定で1/1にする。クリーチャーの能力だけでなく[[マナ能力]]と[[忠誠度能力]]を除く全[[起動型能力]]も併せて封じる。([[破滅の刻]])
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**'''[[服従の呪い/Curse of Conformity]]''' - (4)(白)になり1/1でなく3/3にする圧倒的輝き。消去するのは能力でなく[[クリーチャー・タイプ]]。([[イニストラード:真夜中の狩り統率者デッキ]])
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*'''[[調和のアルコン/Harmonious Archon]]''' - (4)(白)(白)4/5飛行の[[執政官]]クリーチャー。執政官を除く各クリーチャーを3/3にする。ETBで1/1[[人間]]トークンを2体[[生成]]。(エルドレインの王権)
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*[[王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns]] - (1)(青)(緑)[[プレインズウォーカー]]。+1忠誠度能力でクリーチャーかアーティファクト1つを永続的に緑の3/3[[大鹿]]にする。(エルドレインの王権)
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**[[ケンリスの変身/Kenrith's Transformation]] - (1)(緑)オーラ。3/3に変える。色を緑に、タイプを大鹿に変える。[[キャントリップ]]。(エルドレインの王権)
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**[[トリックスターの大鹿/Trickster's Elk]] - ケンリスの変身の[[授与]]版。同コストでキャントリップは無い代わりに、外れると3/3クリーチャー・エンチャントになる。(モダンホライゾン3)
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*[[ヘドロの怪物/Sludge Monster]] - (3)(青)(青)5/5のクリーチャー。ETB時または[[攻撃]]するたび他のクリーチャーにスライム・カウンターを1つ乗せて2/2にする。[[ホラー]]には無効。([[イニストラード:真夜中の狩り]])
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*[[フェンリックの呪い/The Curse of Fenric]] - (2)(緑)(白)[[英雄譚]]エンチャントの第II[[章能力]]。トークンでないクリーチャー1体を対象に、永続的に6/6のホラー[[伝説のクリーチャー]]にする。(ドクター・フー統率者デッキ)
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*[[ファミリーの擬態/Hunted by The Family]] - (5)(青)(青)ソーサリー。4体までを対象に永続的に1/1人間にする。ただし[[コントローラー]]はあなたにそれの[[コピー]]を与えれば拒否できる。(ドクター・フー統率者デッキ)
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*[[火星の水ゾンビ/The Flood of Mars]] - (2)(青)(青)3/3[[島]][[渡り]]のクリーチャー。攻撃するたび誘発。永続的にこれのコピーにする。土地を島にすることもできる。(ドクター・フー統率者デッキ)
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*'''[[熊の中の王、クードー/Kudo, King Among Bears]]''' - (緑)(白)2/2のクリーチャー。他の各クリーチャーを2/2の[[熊]]にする。(モダンホライゾン3)
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*'''[[羽の夜のマーハ/Maha, Its Feathers Night]]''' - (3)(黒)(黒)6/5飛行[[トランプル]][[護法]](手札1枚)。対戦相手の各クリーチャーのタフネスのみ1にする。([[ブルームバロウ]])
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==脚注・特集ページ==
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<references />
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*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/make-no-mistake-2003-11-10-0 Make No Mistake] (Making Magic 2003年11月10日)
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*[http://web.archive.org/web/20040413215000/http://members.at.infoseek.co.jp/braingeyser/03/1112.html M:tGやっちまった小咄集](個人サイト「Braingeyser」、上の記事の和訳)
 
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/tempest-playtest-cards-2015-04-28 TEMPEST PLAYTEST CARDS](Magic Arcana 2015年4月28日)
 
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/tempest-playtest-cards-2015-04-28 TEMPEST PLAYTEST CARDS](Magic Arcana 2015年4月28日)
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==参考==
 
*[[種類別]]
 
*[[種類別]]
 
*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]])
 
*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]])

2024年11月7日 (木) 15:14時点における最新版


Humility / 謙虚 (2)(白)(白)
エンチャント

すべてのクリーチャーはすべての能力を失うとともに、基本のパワーとタフネスが1/1である。


クリーチャーをすべて1/1のバニラにしてしまうエンチャント。シンプルな効果に反してカード・タイプを変更するカードと絡むと厄介な相互作用を引き起こし、数々のルール的問題の火種となっていた問題児。

オパール色の輝き/Opalescenceと絡んだ通称「Op-Op-Hu問題」は多くのジャッジを悩ませてきた。種類別ルールにより、今はややこしくてもきちんと特性が決まる。

テンペスト・ブロック構築で登場したヒューミリティオアリムというデッキキーカード。また、自然の反乱/Nature's Revoltとの土地封殺コンボデッキも作られたことがある。

レガシー環境においては、サイクリングバーンによく採用されている。稲妻の裂け目/Lightning Riftめった切り/Slice and Diceと組む事で、対戦相手のクリーチャーを根絶やしにできる。

[編集] ルール

  • 能力を失わせる効果は種類別の第6種、基本のパワータフネスを1/1にする効果は第7種bである。それぞれの種類別でタイムスタンプ順に継続的効果が適用される(CR:613.1,CR:613.3)。
    • 謙虚が戦場に出る以前に適用された、能力を与える効果や基本のパワーとタフネスを特定の値にする効果はすべて謙虚の効果に“上書き”される。謙虚が戦場に出た後に同様の効果が適用された場合、それは謙虚の効果の上に足されたり上書きすることになる。
    • 謙虚が戦場に出た後にミシュラランドクリーチャー化すると、カードが元からもっていたマナ能力とクリーチャー化能力を失った後に自身の効果によって能力を得て、基本のP/Tは1/1になった後に自身の効果によって上書きされる。例えばフェアリーの集会場/Faerie Conclaveなら、ターン終了時まで飛行を持つの2/1のフェアリー土地・クリーチャーとなる。
    • 巨大化/Giant Growth十字軍/Crusadeなどのクリーチャーのパワーやタフネスを修整する効果は種類別第7種cなので、それがいつ効果を発揮し始めたかに関係なく、謙虚でP/Tを1/1にした後に適用される。パワーやタフネスを修整するカウンター(種類別第7種d)についても同様である。
    • 機体搭乗P/Tを設定するのではなく、印刷されている値のため、クリーチャー化してもタイムスタンプに関わらず1/1になる。
    • 種類別のルールが無かった頃は、非クリーチャー・パーマネントをクリーチャー化する場合はタイムスタンプに関わらず能力を持たない1/1になっていた[1]
  • 戦場に出るクリーチャー自身が持つ「戦場に出るに際し、~~する。」「タップ状態で戦場に出る。」「+1/+1カウンターがN個置かれた状態で戦場に出る。」などの戦場に出ることに対する置換効果を生み出す常在型能力は機能しない(CR:614.12)。
  • 誘発条件が「戦場に出たとき(ETB)」や「死亡したとき(PIG)」と書かれた誘発型能力誘発しない。
    • 戦場に出ることで誘発する能力は戦場に出た直後の状態を見る(CR:603.10)。戦場に出た時点で既に謙虚の継続的効果が適用され(CR:603.6b)誘発すべき能力を失っているため、誘発しない。
    • 戦場を離れることで誘発する能力は戦場を離れる直前の状態を見る(CR:603.10a)。墓地では能力を持っているが、戦場では誘発すべき能力を失っているため、誘発しない。謙虚とこれらの能力を持つクリーチャーが同時に戦場を離れた場合にも誘発しない。
  • 謙虚が戦場に出ているときに、変異コスト支払ってクリーチャーを表向きにすることはできない。表向きとなるであろう時点で変異能力を失うことにより、変異コストも存在しなくなるためである。

[編集] その他

  • 0/1のクリーチャーはパワーアップする。そのため、0/1のトークンを出すカリブー放牧場/Caribou Rangeダイアモンドの万華鏡/Diamond Kaleidoscopeと組み合わせて用いられることもあった。
  • nWoなどの対策としてサイドボードに採用される事も。
  • 結構な回数オラクルが変更されているカード。ルール文章は二転三転しており、一時期、『謙虚は「すべてのクリーチャーは1/1である。」を得る。』というややこしいテキストを持っていたことがある。
    • このオラクル変更には種類別のルールも大きく関係している。
    • 回り回って基本セット2015発売まではほぼ印刷時のテキストに戻っていた。(ただしオラクルでは非常に微妙な違いがある)
    • 2014年7月のオラクル更新時に「基本のパワーとタフネス」のテンプレートが追記され、現在に至る。
  • ウルザズ・サーガでは対象と期間を限定したお粗末/Humbleが登場したが、実際はカードデザインの順番は逆。テンペストでデザインされたお粗末を元にこのカードが作られたが、デベロップ・チームの判断によりお粗末は後のカードセットへ回された[2]

[編集] 関連カード

[編集] 主な亜種

常在型能力で、または永続的にクリーチャーのP/Tを変更させるパーマネント。太字は能力を消せない。

ターンをまたぐと元に戻ってしまうものは魔術師の女王/Sorceress Queen、または蛙変化/Turn to Frogの項を参照。対象をトークンに変える死後の生命/Afterlife系も実質同類のカードと言える。

[編集] 脚注・特集ページ

  1. 2月の裁定・訂正(MJMJ.info 1998年2月のルール裁定)
  2. Mistakes? I’ve Made a Few (Making Magic 2002年11月11日)

[編集] 参考

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