太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(リンク切れ)
(枚数が増えた現在ではクリーチャー・タイプの項にサイクルのルールを記すのは適当ではないため、移動)
10行: 10行:
  
 
==ルール==
 
==ルール==
*[[サイクル]]共通の[[ルール]]については、[[神#ルール|]]を参照。
+
===[[テーロス・ブロック]]の神サイクル共通のルール===
 +
*[[信心]]がN未満であるかぎり、[カード名]はクリーチャーではない。」の能力は、[[戦場]][[表向き]]である場合のみ機能する。信心が指定された値を下回っても、戦場以外の[[領域]]では常にクリーチャー・カードである。
 +
**信心の値に依らず、[[手札]]の神を[[強迫/Duress]]で[[捨てる|捨て]]させることはできず、[[スタック]]上の神を[[否認/Negate]]の[[対象]]に取ることはできず、[[俗世の教示者/Worldly Tutor]]や[[召喚の調べ/Chord of Calling]]などで[[ライブラリー]]から神を[[探す]]ことができる。
 +
**神が、[[オパール色の輝き/Opalescence]]などの[[クリーチャー化]][[効果]]を受ける場合、[[タイムスタンプ]]を考慮する必要がある。
 +
***神の後でオパール色の輝きが[[戦場に出る|戦場に出た]]場合、神は信心の値に依らずエンチャント・クリーチャーである。
 +
***オパール色の輝きの後で神が戦場に出た場合、神は信心が指定された値以上ならばエンチャント・クリーチャーになり、信心が指定された値未満であればクリーチャーではないエンチャントになる。
 +
***上記のいずれの場合においても、もしクリーチャーなのであれば、[[P/T]]は元のP/Tが無視され、オパール色の輝きによって定められる「[[点数で見たマナ・コスト]]に等しいP/T」となる([[種類別]]のルールによる)。
 +
**[[統率者戦]]において、[[統率者]]に指定することができる。
 +
**神が[[予示]]で[[裏向き]]になっている場合、信心の値に依らず、そのマナ・コストを支払って表向きにできる。
 +
*[[戦場に出る]]際、どの[[置換効果]]が適用されるかは、パーマネントが戦場に出た時点で取るであろう特性を見る。これにはパーマネント自身の常在型能力を考慮に入れる({{CR|614.12}})。例えば太陽の神、ヘリオッドを例に挙げると、[[白]]への信心が5未満の時にヘリオッドが戦場に出る場合、ヘリオッドは[[威圧する君主/Imposing Sovereign]]や[[練達の生術師/Master Biomancer]]の置換効果の適用を受けない。ヘリオッドが戦場に出ることによって信心が5以上になるとしても、置換効果の適用時には信心は5未満なのでクリーチャーではないものとして扱う([http://blogs.magicjudges.org/rulestips/2013/10/gods-4-devotion-and-entering-the-battlefield/ 参考])。
 +
*戦場に出たとき、信心が指定された値未満ならば神はクリーチャーではないエンチャントとして戦場に出る。クリーチャーが戦場に出ることで[[誘発]]する能力は誘発しない。
 +
**神自身が戦場に出ることによって信心が指定された値以上となる場合、それはクリーチャー・エンチャントとして戦場に出る。クリーチャーが戦場に出ることで誘発する能力は誘発する。
 +
*クリーチャーでなくなった場合、神などのクリーチャー・タイプも失う。
 +
*神々が持つ能力は、それがクリーチャーでなくても機能する。
 +
*[[攻撃]]または[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]している神がクリーチャーでなくなった場合、[[戦闘から取り除く]]。
 +
*神が[[ダメージ]]を負った後にクリーチャーではなくなり、その[[ターン]]中に再びクリーチャーとなった場合、そのダメージは負ったままである。ただし破壊不能を持つためほとんどの場合は意味を持たない。
 +
 
 +
===太陽の神、ヘリオッドに関するルール===
 
*トークンは[[マナ・コスト]]を持たないため、信心の値の増加には寄与しない。
 
*トークンは[[マナ・コスト]]を持たないため、信心の値の増加には寄与しない。
  

2019年12月9日 (月) 00:26時点における版


Heliod, God of the Sun / 太陽の神、ヘリオッド (3)(白)
伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)

破壊不能
あなたの白への信心が5未満であるかぎり、太陽の神、ヘリオッドはクリーチャーではない。(あなたの白への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(白)の数に等しい。)
あなたがコントロールする他のクリーチャーは警戒を持つ。
(2)(白)(白):白の2/1のクレリック(Cleric)・クリーチャー・エンチャント・トークンを1体生成する。

5/6

。自軍全体に警戒を付与する能力と、クリーチャー・エンチャントトークン生成する起動型能力を持つ。

起動コストはやや重いが、インスタント・タイミング起動できるトークン生成能力は実用性が高い。ヘリオッドの槍/Spear of Heliodなどの全体強化との相性も良い。

構築では、主に起動型能力を目当てに採用することになるだろう。ビートダウンデッキにおける全体除去へのリカバリー、またはコントロールデッキにおけるブロッカーフィニッシャー生成装置として役立つ。クリーチャーとしても期待する場合、ビートダウンならば比較的達成は容易だが、コントロールならば他のエンチャントなどで信心を稼ぎたい。

スタンダードでは白単信心に採用された。ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyxが生み出す大量のマナを直接戦力に変換できるのが強み。

ルール

テーロス・ブロックの神サイクル共通のルール

  • 信心がN未満であるかぎり、[カード名]はクリーチャーではない。」の能力は、戦場表向きである場合のみ機能する。信心が指定された値を下回っても、戦場以外の領域では常にクリーチャー・カードである。
  • 戦場に出る際、どの置換効果が適用されるかは、パーマネントが戦場に出た時点で取るであろう特性を見る。これにはパーマネント自身の常在型能力を考慮に入れる(CR:614.12)。例えば太陽の神、ヘリオッドを例に挙げると、への信心が5未満の時にヘリオッドが戦場に出る場合、ヘリオッドは威圧する君主/Imposing Sovereign練達の生術師/Master Biomancerの置換効果の適用を受けない。ヘリオッドが戦場に出ることによって信心が5以上になるとしても、置換効果の適用時には信心は5未満なのでクリーチャーではないものとして扱う(参考)。
  • 戦場に出たとき、信心が指定された値未満ならば神はクリーチャーではないエンチャントとして戦場に出る。クリーチャーが戦場に出ることで誘発する能力は誘発しない。
    • 神自身が戦場に出ることによって信心が指定された値以上となる場合、それはクリーチャー・エンチャントとして戦場に出る。クリーチャーが戦場に出ることで誘発する能力は誘発する。
  • クリーチャーでなくなった場合、神などのクリーチャー・タイプも失う。
  • 神々が持つ能力は、それがクリーチャーでなくても機能する。
  • 攻撃またはブロックしている神がクリーチャーでなくなった場合、戦闘から取り除く
  • 神がダメージを負った後にクリーチャーではなくなり、そのターン中に再びクリーチャーとなった場合、そのダメージは負ったままである。ただし破壊不能を持つためほとんどの場合は意味を持たない。

太陽の神、ヘリオッドに関するルール

  • トークンはマナ・コストを持たないため、信心の値の増加には寄与しない。

関連カード

サイクル

テーロスサイクル。いずれも神話レア伝説のクリーチャー・エンチャント破壊不能を持ち、対応するへの信心が5未満になるとクリーチャーではなくなる。

神々の軍勢サイクル。いずれも神話レア伝説のクリーチャー・エンチャント破壊不能を持ち、対応する友好色2への信心が7未満になるとクリーチャーではなくなる。

ニクスへの旅サイクル。いずれも神話レア伝説のクリーチャー・エンチャント破壊不能を持ち、対応する対抗色2への信心が7未満になるとクリーチャーではなくなる。

ストーリー

ヘリオッド/Heliodテーロス/Therosの一柱。太陽の神であり、法と正義を司る。

詳細はヘリオッド/Heliodを参照。

参考

MOBILE