ローウィン
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− | [[部族]]を主要テーマとし、[[ゴブリン]]、[[エルフ]]、[[キスキン]]、[[エレメンタル]]、[[マーフォーク]]、[[フェアリー]]、[[巨人]]、[[ツリーフォーク]] | + | [[部族 (俗称)|部族]]を主要テーマとし、[[ゴブリン]]、[[エルフ]]、[[キスキン]]、[[エレメンタル]]、[[マーフォーク]]、[[フェアリー]]、[[巨人]]、[[ツリーフォーク]]の8種類の部族が登場する。1つの部族が2[[色]]以上にまたがっていたり、他部族間で[[シナジー]]を有する[[カード]]が存在したりと、従来より複雑な味付けが特徴。 |
− | + | 部族ごとにしっかりと職業の設定がされており、[[多相の戦士]]以外はその部族によって大まかな傾向が決まり、職業によって能力が細分化している。 | |
また、これまでカード化が避けられてきた[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]が、新[[カード・タイプ]]として[[カード]]化。各色に1枚ずつ登場している。なお、カード化されたプレインズウォーカー達はローウィンのストーリーには関与しない。 | また、これまでカード化が避けられてきた[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]が、新[[カード・タイプ]]として[[カード]]化。各色に1枚ずつ登場している。なお、カード化されたプレインズウォーカー達はローウィンのストーリーには関与しない。 | ||
− | 新規[[キーワード能力]]は[[覇権]]、[[想起]]、[[秘匿]]。また、[[霧衣の究極体/Mistform Ultimus]]が持っていた「すべての[[クリーチャー・タイプ]]である。」という[[特性定義能力]]が[[多相]] | + | 新規[[キーワード能力]]は[[覇権]]、[[想起]]、[[秘匿]]。また、[[霧衣の究極体/Mistform Ultimus]]が持っていた「すべての[[クリーチャー・タイプ]]である。」という[[特性定義能力]]が[[多相]]にキーワード能力化。ローウィンに登場する多相の戦士は全てこの能力を持っている。新規[[キーワード処理]]は[[激突]]。 |
*このセット発売に先立って、これまでのカードのクリーチャー・タイプ大再編が行われた。その内容は[[2007年9月サブタイプ変更]]を参照。 | *このセット発売に先立って、これまでのカードのクリーチャー・タイプ大再編が行われた。その内容は[[2007年9月サブタイプ変更]]を参照。 | ||
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*左端の色が、その部族が主に属する色である。 | *左端の色が、その部族が主に属する色である。 | ||
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*[[緑]]の[[エンチャント]]で、10/2クリーチャーにダメージを受けなくするもの → [[木化/Lignify]]。 | *[[緑]]の[[エンチャント]]で、10/2クリーチャーにダメージを受けなくするもの → [[木化/Lignify]]。 | ||
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*[[土地]]以外のあらゆる[[パーマネント]]に対する[[白]]からの解答 → [[忘却の輪/Oblivion Ring]] | *[[土地]]以外のあらゆる[[パーマネント]]に対する[[白]]からの解答 → [[忘却の輪/Oblivion Ring]] | ||
− | * | + | *多相の戦士の[[ロード]] → [[鏡の精体/Mirror Entity]](自分のクリーチャー全てに影響を及ぼす能力を持つ)、[[姿分け/Shapesharer]](多相の戦士を対象とする能力を持つ)。 |
*タダで呪文をプレイできるようにする[[アーティファクト]] → [[双子化のガラス/Twinning Glass]]。 | *タダで呪文をプレイできるようにする[[アーティファクト]] → [[双子化のガラス/Twinning Glass]]。 | ||
− | *[[アンタップ]] | + | *[[アンタップ]]で[[戦場に出す|場に出す]]ことのできる、2色のマナを出せる[[土地]] → 部族の土地のサイクル。手札から特定の部族を公開するとアンタップで出る([[ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hub]]など)。 |
*[[ヤギ]]に関係するカード → [[山羊さらい/Goatnapper]]。なお、[[雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger]]というのもある。 | *[[ヤギ]]に関係するカード → [[山羊さらい/Goatnapper]]。なお、[[雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger]]というのもある。 | ||
2010年8月10日 (火) 22:10時点における版
ローウィン/Lorwyn | |
ブロック | ローウィン・ブロック |
シンボル | 炎族の頭部 |
略号 | LRW |
コードネーム | Peanut |
発売日 | 2007年10月12日 |
セット枚数 | 全301種類 |
デザインチーム | |
開発チーム | |
ローウィン/Lorwynは、ローウィン・ブロックの大型エキスパンション。2007年10月12日に発売された。
目次 |
概要
人間やドラゴン、アンデッドといった脅威となる種族がいない平和で穏やかな次元ローウィン/Lorwynを舞台とする。
部族を主要テーマとし、ゴブリン、エルフ、キスキン、エレメンタル、マーフォーク、フェアリー、巨人、ツリーフォークの8種類の部族が登場する。1つの部族が2色以上にまたがっていたり、他部族間でシナジーを有するカードが存在したりと、従来より複雑な味付けが特徴。
部族ごとにしっかりと職業の設定がされており、多相の戦士以外はその部族によって大まかな傾向が決まり、職業によって能力が細分化している。
また、これまでカード化が避けられてきたプレインズウォーカーが、新カード・タイプとしてカード化。各色に1枚ずつ登場している。なお、カード化されたプレインズウォーカー達はローウィンのストーリーには関与しない。
新規キーワード能力は覇権、想起、秘匿。また、霧衣の究極体/Mistform Ultimusが持っていた「すべてのクリーチャー・タイプである。」という特性定義能力が多相にキーワード能力化。ローウィンに登場する多相の戦士は全てこの能力を持っている。新規キーワード処理は激突。
- このセット発売に先立って、これまでのカードのクリーチャー・タイプ大再編が行われた。その内容は2007年9月サブタイプ変更を参照。
- 日本語版のロゴがアルファベット表記にルビを付けるように「ローウィン」と書かれている。また、これまでフレイバー・テキストにはほとんど表記されなかった「かぎ括弧(「」)」も表記されている。
- 第10版に引き続き、ブースター・パックにトークン・カード(全11種)もしくは豆知識カード(全5種)が付いている。
- トークン・カードは、種類により出現頻度に差がある模様。詳細な存在比率は不明だが、「アバター」が非常に出にくいと言われている。
- 基本土地は10人のアーティストの1枚の絵を2つに分割している。また、イラストにも特徴があり、山/Mountainや島/Islandなどにも草地が描かれていたり、沼/Swampに花や明るい空が描かれているなど、穏やかで肥沃な雰囲気が意識されている。
主要部族と役割
部族 | 色 | 友好 | 敵対 | 特徴 | 枚数 |
キスキン | 白緑 | マーフォーク、エルフ、巨人、ツリーフォーク | 攻撃時の誘発型能力、先制攻撃 | 22 | |
巨人 | 赤白 | キスキン、ゴブリン | 大型 | 16 | |
マーフォーク | 青白 | キスキン、フェアリー、エレメンタル | 島渡り、タップ・アンタップ | 22 | |
フェアリー | 青黒 | ゴブリン、エルフ | 瞬速、飛行 | 19 | |
ゴブリン | 黒赤 | フェアリー、巨人、エレメンタル | エルフ、ツリーフォーク | 場と墓地の循環 | 27 |
エルフ | 緑黒 | キスキン、フェアリー | ゴブリン | トークン生産、接死 | 24 |
ツリーフォーク | 緑白黒 | キスキン、エルフ | ゴブリン | タフネス偏重、森のサーチ・保護 | 16 |
エレメンタル | 赤白青黒緑 | ツリーフォーク | 複数回起動により追加の効果が起こる起動型能力(赤のみ)、想起 | 35 | |
多相の戦士 | 青白黒赤緑 | 全クリーチャー・タイプを付与または消失させる、多相 | 19 |
- 左端の色が、その部族が主に属する色である。
- また、2部族間で相手を支援するカードが1枚でもあれば「友好」、逆に相手に対抗するカードが1枚でもあれば「敵対」とする。
- 枚数は「部族エンチャント」なども含めるものとする。
MaRoの事前情報
- ミラージュから登場していた、人気サイクルの新しい進化 → 4つのモードから2つを選ぶ新しい魔除け、「命令サイクル」。
- (3)(R)の10/2クリーチャー(ま、別のコストがあるんだろうけど) → 新星追い/Nova Chaser
- 緑のエンチャントで、10/2クリーチャーにダメージを受けなくするもの → 木化/Lignify。
- アングルードで登場したリソースを使えるようにする、クリーチャーのサイクル → 激突か?
- あなたのツリーフォークすべてを破壊されなくするカード(もう知ってるかもね) → 森林の庇護者/Timber Protector。
- 土地以外のあらゆるパーマネントに対する白からの解答 → 忘却の輪/Oblivion Ring
- 多相の戦士のロード → 鏡の精体/Mirror Entity(自分のクリーチャー全てに影響を及ぼす能力を持つ)、姿分け/Shapesharer(多相の戦士を対象とする能力を持つ)。
- タダで呪文をプレイできるようにするアーティファクト → 双子化のガラス/Twinning Glass。
- アンタップで場に出すことのできる、2色のマナを出せる土地 → 部族の土地のサイクル。手札から特定の部族を公開するとアンタップで出る(ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hubなど)。
- ヤギに関係するカード → 山羊さらい/Goatnapper。なお、雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Rangerというのもある。
テーマデッキ
- エルフの狩り/Elvish Predation
- ボガートの祝祭/Boggart Feast
- キスキンの民兵/Kithkin Militia
- メロウの水路/Merrow Riverways
- エレメンタルの道/Elementals' Path
パッケージ・イラスト
- 豪腕のブライオン/Brion Stoutarm (トーナメントパック)
- ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart
- 銀エラの達人/Silvergill Adept
- 巡礼者アシュリング/Ashling the Pilgrim
- 活力/Vigor
- 包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower
関連リンク
- ローウィン 製品情報 (タカラトミー)
- ローウィン カードリスト (Wisdom Guild)
参考
- カード個別評価:ローウィン
- Lorwyn (小説)
- カードセット一覧