氷の干渉器/Icy Manipulator
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起動コストが軽いため、ほぼ毎ターン使えるのがポイント。クリーチャーの攻撃を防ぐ、ブロッカーをどかす、相手のマナ基盤を攻める、(第6版以前のルールでは)コンティニュアス・アーティファクトを無効化するなど、状況に応じて使い分けができ腐ることがほぼ無い。無色のアーティファクトなので色に対するプロテクション持ち対策としても有効である。コントロールデッキ、特に除去の少ないパーミッションで重用される。
古くは、冬の宝珠/Winter Orbとのシナジーが恐れられた(→プリズン)。また地の毒/Psychic Venomや凄腕の暗殺者/Royal Assassinとのシナジーも有名。
リミテッドでも攻防一体の素晴らしい強さを発揮する。アーティファクトということでクリーチャーのタッパーより除去されにくい点もメリット。
- 通称アイシー。
- ミラディンでの久々の復活の際に現在の日本語訳がついた。RPGマガジン内の連載記事において敵プレイヤーが使用した際は、現在と同じ日本語訳で呼ばれていた。ちなみにマジック:ザ・ギャザリング オンラインプラスでは同じ「氷の干渉器」、ドリームキャスト版Magic:The Gatheringでは「遠隔凍結装置」と訳されていた。
- 黎明期のルール(第6版ルールになるまで)では、「タップ状態のブロック・クリーチャーでは戦闘ダメージを与えることができない」というルールがあったため攻撃時のコンバット・トリックとしても使う事ができた。
1994年1月25日より、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードに指定されていたが、同年3月23日に制限解除された。
関連カード
後のニクスへの旅で登場したタッサの激憤/Thassa's Ireはこれのエンチャント版に近い。こちらは有色で起動マナも重いが、タップも選べる上に連続起動が出来る。
主な亜種
- 数種類のパーマネント
- 琥珀の牢/Amber Prison - 4マナ。起動4マナ。タップ状態を保持できる。(ミラージュ)
- ギックスの指輪/Ring of Gix - 3マナ、エコー(3)。起動1マナ。(ウルザズ・レガシー)
- 威圧の王笏/Scepter of Dominance - 白の有色アーティファクト。ダブルシンボル3マナ。パーマネントならば種類を問わず対象にとれる。(コンフラックス)
- 転倒の磁石/Tumble Magnet - 3マナ。起動にマナが不要だが蓄積カウンターを消費する。クリーチャーとアーティファクトのみ。(ミラディンの傷跡)
- 行き詰まりの罠/Deadlock Trap - 3マナ。タップイン。起動にエネルギー・カウンターが必要。対象になったパーマネントはそのターン中に起動型能力を起動できない。クリーチャーとプレインズウォーカーのみ。(カラデシュ)
- 鎮定工作機/Pacification Array - 1マナ。起動2マナ。対象に取れるのはクリーチャーとアーティファクトのみ。(霊気紛争)
- クリーチャーのみ
- 操り人形のヒモ/Puppet Strings - 3マナ。起動2マナ。アンタップもできる。(テンペスト)
- レオニンのボーラ/Leonin Bola - 1マナの装備品。装備コスト1マナ。装備したクリーチャーにタップとこれをはずす事でタップする能力を与える。(ダークスティール)
- 威圧の杖/Staff of Domination - 3マナ。起動4マナ。その他に複数の能力を持つ。(フィフス・ドーン)
- 巨石の罠/Cyclopean Snare - 2マナ。起動3マナ。同時に自身が手札に戻る。(ラヴニカ:ギルドの都)
- 進化の大桶/Evolution Vat - 3マナ。起動3マナ。同時に+1/+1カウンターを置きカウンターを2倍にする能力も与える。(ディセンション)
- 首吊り罠/Trip Noose - 2マナ。起動2マナ。(シャドウムーア)
- 帝国の王冠/Crown of Empires - 2マナ。起動3マナ。他の帝国シリーズがあればコントロール奪取。(基本セット2012)
- セイレーンの歌竪琴/Siren Song Lyre - 2マナの装備品。装備コスト2マナ。装備したクリーチャーにタッパー能力を与える。(神々の軍勢)
- 脱走兵の間/Deserter's Quarters - 2マナ。起動6マナ。タップ状態を保持できる。(ニクスへの旅)
- 暴君の機械/Tyrant's Machine - 2マナ。起動4マナ。(基本セット2015)
- アーティファクトのみ