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セルフバウンス (Self-Bounce) は、
- 自分のパーマネントを手札に戻す(バウンスする)こと。詳細はバウンスのページも参照。
- 自分のパーマネントをバウンスする手段によって、ETB能力などを使い回すギミックを搭載したデッキの総称。この項で説明する。
団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期
団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期のスタンダードにおいて、ファウンデーションズ後に青黒ないし白青黒のセルフバウンスデッキがメタゲームに浮上してきた。
孤立への恐怖/Fear of Isolationやこの町は狭すぎる/This Town Ain't Big Enoughといった自分のパーマネントをバウンスする(=セルフバウンス)手段で、望み無き悪夢/Hopeless Nightmareや逃げ場なし/Nowhere to Run、嵐追いの才能/Stormchaser's Talentといった軽いETB持ちパーマネントを手札に戻してから唱え直すことで、それらのETBを再利用することができる。このギミックを軸に対戦相手の動きを妨害してアドバンテージを得つつ、ビートダウンを仕掛けていくのが基本戦術である。
構成色に応じてディミーア・セルフバウンス、エスパー・セルフバウンスと呼ばれるが、使い回すパーマネントとしてエンチャントを多く用いることから、ディミーア・エンチャント、エスパー・エンチャントとも呼ばれる。
サンプルリスト(エスパー・セルフバウンス)
初期型
霊気走破後
Esper Pixie(Standard:DMU-DFT) [2]
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サンプルリスト(ディミーア・セルフバウンス)
サンプルリスト(オルゾフ・セルフバウンス)
Orzhov Pixie(Standard:DMU-DFT) [4]
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パイオニア
スタンダードから輸入される形でパイオニア環境にも登場した。
Yorion, Sky Nomad / 空を放浪するもの、ヨーリオン (3)(白/青)(白/青)
伝説のクリーチャー — 鳥(Bird) 海蛇(Serpent)
相棒 ― あなたの開始時のデッキに、カードが、デッキの最小サイズよりも少なくとも20枚多く入っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、ソーサリーとして(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)
飛行
空を放浪するもの、ヨーリオンが戦場に出たとき、他の、あなたがオーナーであってあなたがコントロールしていて土地でない、望む数のパーマネントを追放する。次の終了ステップの開始時に、それらのカードを戦場に戻す。
4/5
Fatal Push / 致命的な一押し (黒)
インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それのマナ総量が2以下であるなら、それを破壊する。
紛争 ― このターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていたなら、代わりに、そのクリーチャーのマナ総量が4以下であるなら、それを破壊する。
追加のETB再利用手段として空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomadを相棒に採用した構成が多い。またデッキ構造上、致命的な一押し/Fatal Pushの紛争達成が容易なのもパイオニア版独自の強みである。
サンプルリスト(エスパー・セルフバウンス)
- 備考
- Pioneer Challenge 32 on 01/31/2025 3位(参考)
- 使用者:Harry13
- フォーマット
Esper Self-Bounce(Pioneer) [5]
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サンプルリスト(ディミーア・セルフバウンス)
初期型
- 備考
- Pioneer Challenge 32 on 01/24/2025 準優勝(参考)
- 使用者:Tunaktunak
- フォーマット
Dimir Self-Bounce(Pioneer) [6]
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霊気走破後
Dimir Self-Bounce(Pioneer) [7]
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参考