赤緑白ビートダウン
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赤緑白ビートダウン(RGW Beatdown)は、赤緑白の3色で組まれるビートダウンデッキ。
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概要
緑・白の優秀なクリーチャー、赤の火力、白のパーマネントコントロールを擁する。高速ビートダウンに適した3色であり、非常に攻撃的でありながら柔軟性は非常に高い。
マジック黎明期から高い人気を持ち、Zooや、Three Deuceなどと総称されることもあるデッキカラーである。
アラーラの断片ブロック期
貴族の教主/Noble Hierarchや野生のナカティル/Wild Nacatlから大型クリーチャーやプレインズウォーカーにつなぎ、ナヤの魔除け/Naya Charmなどのパーマネントコントロールでサポートする。
貴族の教主や野生のナカティルはイーオスのレインジャー/Ranger of Eosからサーチされ、このカードによりカード・アドバンテージも稼ぐことができる。
アラーラの断片ブロック構築のほか、ゼンディカー参入後のスタンダードでも活躍しており、こちらは特にフィニッシャーに悪斬の天使/Baneslayer Angelが採用されている。世界選手権09でAndre Coimbraが使用し、優勝している。→*1
エルドラージ覚醒で復讐蔦/Vengevineが登場して以降は、イーオスのレインジャーや血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elfなどとの相性から能力の条件を満たしやすく、よく採用されている。血髪編みのエルフの続唱で確実に復讐蔦の条件を満たすため、デッキ内のクリーチャー比率を高めている場合が多い。さらに基本セット2011で復讐蔦と相性のよい獣相のシャーマン/Fauna Shamanが登場、このカードによるシルバーバレット戦略も組み込まれている。
スタンダード版
ゼンディカー期
- 備考
- 世界選手権09 優勝 (参考)
- 使用者:Andre Coimbra
- デザイン:Mike Flores
- フォーマット
ナヤライトセイバー [1] | |||||||||||||||||||||
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- 「ナヤ・ライトセーバー(Naya Lightsaber)」と呼ばれるタイプで、優勝を飾った。
- 血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elfの続唱からクリーチャーや火力につなぐギミックが搭載されている。
ワールドウェイク期
- 備考
- プロツアーサンディエゴ10 予選ラウンド全勝 (参考)
- 使用者:Luis Scott-Vargas
- フォーマット
- こちらは「ボス・ナヤ(Boss Naya)」と呼ばれるタイプ。
- 聖遺の騎士/Knight of the Reliquary+セジーリのステップ/Sejiri Steppeやバジリスクの首輪/Basilisk Collar+狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmageといったコンボギミックが搭載している。
アラーラの断片ブロック構築版
- 備考
- プロツアーホノルル09 ベスト8(参考)
- 使用者:Tom Ross
- フォーマット
Naya Agrro [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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時のらせんブロック構築
カヴーの捕食者/Kavu Predatorと焦熱の裁き/Fiery Justiceのシナジーを搭載したカヴー・ジャスティスが登場。
詳細はカヴー・ジャスティスを参照のこと。
ラヴニカ・ブロック期
番狼/Watchwolfなどの動物クリーチャーを火力でサポートする軽量ウィニー、Zooが登場。
ショックランドの恩恵でマナ基盤の安定性も高い。詳細はZooを参照のこと。
オデッセイ・ブロック期
また、オンスロート参入後は、同環境の白緑ビートダウンに争乱の崖地/Contested Cliffsなどのために赤を足したビーストデッキも登場した。
この時期の活躍の要因としては、ジャッジメントが白緑を優遇していたことも大きい。
エクステンデッド(アラーラの断片期)
アラーラの断片で野生のナカティル/Wild Nacatlや長毛のソクター/Woolly Thoctarが加わったことで赤緑白のナヤ・ズーが生まれた。
詳細はZooを参照のこと。
旧エクステンデッド(デュアルランド期)
デュアルランド時代のエクステンデッドにも同様のデッキは存在した。
デュアルランドやフェッチランド、土地譲渡/Land Grantなどにより色拘束を緩和する。詳細はThree Deuceを参照のこと。
エターナル
エターナルでも、ラヴニカ・ブロック時代と同様Zooが活躍している。
闇の腹心/Dark Confidantなどのために白でなく黒が採用されることが多かったが、アラーラの断片ブロックで白絡みの強力なクリーチャーを次々に獲得したため、再び白が採用されるようになっている。
近年の急激なクリーチャーのパワーアップの恩恵を受け、デッキパーツが多く入れ替わったため、デュアルランドなどを除けば比較的容易にパーツを集めることが可能になった。
黎明期
- Zooタイプ
黎明期から密林の猿人/Kird Ape、サバンナ・ライオン/Savannah Lionsなど、1マナでパワーが2のクリーチャーは存在したため、Zooに近いデッキを組むことができた。 個々の性能は現在の方が高いものの、高マナレシオのウィニー+軽火力という根本的な構成は殆ど変わっていない。
- アーニーゲドンタイプ
アーニーゲドンに赤をタッチするのは普通だが、より三色に近い構成を取ったものも存在。火力のほか、序盤の攻防に役立つウスデン・トロール/Uthden Trollなどが採用される。