枠
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
1行: | 1行: | ||
− | '''枠'''/''Frame | + | '''枠'''/''Frame'' or ''Border''とは、 |
#まわりを取り囲むもの。 | #まわりを取り囲むもの。 | ||
#何かを入れるための場所。'''[[スロット]]'''/''Slot''とも。 | #何かを入れるための場所。'''[[スロット]]'''/''Slot''とも。 |
2019年12月21日 (土) 10:41時点における版
枠/Frame or Borderとは、
- まわりを取り囲むもの。
- 何かを入れるための場所。スロット/Slotとも。
マジック:ザ・ギャザリングにおいて、「枠」はいくつもの意味を持つ。
目次 |
カード外周の縁取りの色
マジックのカードの外枠/Borderは、Amonkhet Invocationsなどの例外を除き、以下のものがある。公式フォーマットでは、黒枠と白枠のみ使用できる。
カード内の見た目
カード内のレイアウトである枠/Frameについてスカージ以前のものを旧枠、第8版以降のものを新枠と呼ぶ。
ボックス
カード内でカードの部分を囲むボックスも「枠」と呼ばれる場合がある。以下、新枠の一般的な(常磐木や落葉樹の)カードについて解説したあと、例外についても触れる。ボックスに囲われていないもののレイアウトについてはカードも参照。
- カード名のボックス
- カード名、マナ・コストを囲う。ドミナリア以降の、プレインズウォーカーを除く伝説のカードでは、王冠のような装飾で囲われている。
- 絵のボックス
- 絵を囲う。
- タイプ行のボックス
- 色指標、タイプ行、エキスパンション・シンボルを囲う。
- 文章欄
- 総合ルールにおいて「文章欄/text box」と表記される。該当記事を参照。
- P/T
- 総合ルールにおいて「パワー/タフネス枠/power/toughness box」と表記される。
カードの背景やボックスの色
単色カード(白、青、黒、赤、緑)、多色カード(金)、アーティファクト、土地の8つに大別されるが、例外もある。
- 2色のカード
- 2色のものは、P/T以外のボックスの縁取りの色、および文章欄の背景色が、それぞれグラデーションになっている。
- 2色の混成カード
- 上記に加え、カードの背景もグラデーションになっている。
- その他
- ヴェールの呪いのガラク/Garruk, the Veil-Cursedなど、慣例と異なるカードもある。
- 有色アーティファクト
- カードの背景はアーティファクトのものが使われ、それ以外はそのカードの色に基づく。
- アーティファクトでない無色のカード(エルドラージなど)
- カードの背景がなく、カード名のボックス、タイプ行のボックス、文章欄が半透明になっている。
特殊なカード枠を使用するメカニズム
その他
以下のカードは、特殊な見た目の枠デザインで印刷されている。
- 次元の混乱および未来予知のタイムシフト
- クリーチャー・エンチャントやアーティファクト・エンチャント(輝く透光/Lucent Liminidを除く)
- コンスピラシー:王位争奪のドラフトに関連した能力を持つカード
- Masterpiece Series
- Signature Spellbookシリーズ
- 拡張アート枠
- 枠無しプレインズウォーカー
- ショーケース・カード
- 一部の銀枠カード
- 一部のプロモーション・カード
- フルアート(全面イラスト)の土地・カード(ゼンディカーなど)
スロット
上述した意味から転じて、何かを入れる場所のことを「枠(スロット)」と呼ぶ場合もある。
トレーディングカードゲームにおいては基本的に「カードのスロット」を指す。
カード・セット内に収録されるカード枚数やデッキに入れられるカード枚数には現実的に限りがあるため、「神話レア枠」「除去枠」「貴重なサイドボード枠を割く」などといった使い方をされる。「サイクルの緑の枠は弱いことが多い」などという俗説も。
他にも、背景世界に関して「今回のゴブリン枠」などと言う場合もある。