袖の下/Bribery

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(関連カード: ゴンティの頁にマナ・コストを支払って唱えるものの一覧ができているので、そちらへ誘導。)
25行: 25行:
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
対戦相手がオーナーであるカードをライブラリーから奪って[[マナ・コストを支払うことなく唱える]]または、戦場に出すカード。[[墓地]]から奪うものは[[リアニメイト]]の項を、[[手札]]から奪うものは[[心盗み/Psychic Theft]]の項を、戦場から直接奪うものは[[支配魔法/Control Magic]]の項を参照。
+
対戦相手がオーナーであるカードをライブラリーから奪って[[マナ・コストを支払うことなく唱える]]または、戦場に出すカード。[[墓地]]から奪うものは[[リアニメイト]]の項を、[[手札]]から奪うものは[[心盗み/Psychic Theft]]の項を、戦場から直接奪うものは[[支配魔法/Control Magic]]の項を、奪ったカードを[[マナ・コスト]]を支払って[[唱える]]ものは[[豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury]]の項を参照。
 
*[[Helm of Obedience]] - (4)[[アーティファクト]]の[[タップ能力]]。(X)で[[起動]]し、ライブラリーの上からX枚のカードをクリーチャーが公開されるまで[[切削]]させ、そのクリーチャーを戦場に出す。これはその後[[生け贄]]。([[アライアンス]])
 
*[[Helm of Obedience]] - (4)[[アーティファクト]]の[[タップ能力]]。(X)で[[起動]]し、ライブラリーの上からX枚のカードをクリーチャーが公開されるまで[[切削]]させ、そのクリーチャーを戦場に出す。これはその後[[生け贄]]。([[アライアンス]])
 
**[[思考の解剖器/Thought Dissector]] - (4)アーティファクトのタップ能力。(X)で起動し、ライブラリーの上からX枚から最初のアーティファクトを1つ出す。出した場合これは生け贄。([[ダークスティール]])
 
**[[思考の解剖器/Thought Dissector]] - (4)アーティファクトのタップ能力。(X)で起動し、ライブラリーの上からX枚から最初のアーティファクトを1つ出す。出した場合これは生け贄。([[ダークスティール]])
60行: 60行:
 
*[[避け難い裏切り/Inevitable Betrayal]] - [[マナ・コストの無いカード]]になった袖の下。[[待機]](1)(青)(青)-3。([[モダンホライゾン2]])
 
*[[避け難い裏切り/Inevitable Betrayal]] - [[マナ・コストの無いカード]]になった袖の下。[[待機]](1)(青)(青)-3。([[モダンホライゾン2]])
 
*[[暗号動物学者、ローニス/Lonis, Cryptozoologist]] - (緑)(青)1/2クリーチャーのタップ能力。[[手掛かり]]をX個生け贄に捧げ、ライブラリーの上X枚から、マナ総量X以下の土地でないパーマネント1枚を戦場に出す。(モダンホライゾン2)
 
*[[暗号動物学者、ローニス/Lonis, Cryptozoologist]] - (緑)(青)1/2クリーチャーのタップ能力。[[手掛かり]]をX個生け贄に捧げ、ライブラリーの上X枚から、マナ総量X以下の土地でないパーマネント1枚を戦場に出す。(モダンホライゾン2)
以下は奪ったカードをマナ・コストを支払って唱えるもの。ただし'''太字'''は好きな[[色マナ]]を支払って唱えられる。墓地から奪うものは[[瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage]]の項を参照。
+
 
*[[にやにや笑いのトーテム像/Grinning Totem]] - (4)アーティファクトのタップ能力。起動[[コスト]](2)と自身の生け贄。カードを1枚探して追放し、次の[[アップキープ]]までプレイしてよい。([[ミラージュ]])
+
**[[法務官の掌握/Praetor's Grasp]] - (1)(黒)(黒)ソーサリー。対戦相手のライブラリーから好きなカード1枚を探して追放し、追放されている限りプレイしてよい。([[新たなるファイレクシア]])
+
*[[技鋸の徒党/Knacksaw Clique]] - (3)(青)1/4飛行クリーチャーの[[アンタップ能力]]。(1)(青)で起動し、ライブラリーの上1枚をこのターンプレイしてもよい。([[シャドウムーア]])
+
*[[奪い取り屋、サーダ・アデール/Thada Adel, Acquisitor]] - (1)(青)(青)2/2[[島]][[渡り]]クリーチャーのサボタージュ能力。アーティファクト1枚を探して追放し、このターンプレイしてもよい。([[ワールドウェイク]])
+
*[[夜帷の死霊/Nightveil Specter]] - (青/黒)(青/黒)(青/黒)2/3飛行クリーチャーのサボタージュ能力。ライブラリーの上1枚を追放し、これが戦場にいる限り唱えて良い。([[ギルド門侵犯]])
+
**'''[[メレティスのダクソス/Daxos of Meletis]]''' - (1)(白)(青)2/2クリーチャーのサボタージュ能力。ライブラリーの上1枚を追放し、そのマナ総量分[[ライフ]]を得、ターン終了時まで唱えてよい。([[テーロス]])
+
**'''[[騒乱の発端、グレンゾ/Grenzo, Havoc Raiser]]''' - (赤)(赤)2/2クリーチャーのサボタージュ能力。ライブラリーの上1枚を追放し、ターン終了時まで唱えて良い。あなたの各クリーチャーにも同じ能力を与える。([[コンスピラシー:王位争奪]])
+
**'''[[正気泥棒/Thief of Sanity]]''' - (1)(青)(黒)2/2飛行クリーチャーのサボタージュ能力。ライブラリーの上3枚から1枚を裏向きに追放し、追放されている限り唱えてよい。([[ラヴニカのギルド]])
+
**'''[[鉄面連合の略取者、ブリーチェス/Breeches, Brazen Plunderer]]''' - (3)(赤)3/3[[威迫]]共闘の[[海賊]]。あなたの海賊に付与するサボタージュ能力。ライブラリーの上1枚を追放し、ターン終了時までプレイしてよい。([[統率者レジェンズ]])
+
**[[敏捷なこそ泥、ラガバン/Ragavan, Nimble Pilferer]] - (赤)2/1[[疾駆]](1)(赤)クリーチャーのサボタージュ能力。ライブラリーの上1枚を追放し、ターン終了時まで唱えてよい。さらに[[宝物]]を1つ生成。(モダンホライゾン2)
+
**'''[[ローグ・クラス/Rogue Class]]''' - (青)(黒)[[クラス]]・エンチャント。あなたの各クリーチャーに夜帷の死霊の能力を与える。ただしこれがLv3になるまではプレイできない。([[フォーゴトン・レルム探訪]])
+
**'''[[解放の呪い/Curse of Unbinding]]''' - (2)(赤)呪い。エンチャントされているプレイヤーを攻撃しているクリーチャーに夜帷の死霊の能力と[[トランプル]]を与える。追放されている限りプレイしてよい。([[イニストラード:真紅の契り]])
+
**[[捕食者の刻/Predators' Hour]] - (1)(黒)ソーサリー。ターン終了時まであなたの各クリーチャーに寄帷の死霊の能力と威迫を与える。追放されている限りプレイしてよい。(イニストラード:真紅の契り統率者デッキ)
+
*'''[[豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury]]''' - (2)(黒)(黒)2/3[[接死]]クリーチャーのETB能力。ライブラリーの上4枚から1枚を[[裏向き]]に追放し、追放されている限り唱えてよい。([[カラデシュ]])
+
*'''[[死者の宝箱/Dead Man's Chest]]''' - (1)(黒)の[[オーラ]]。これを[[つけ]]られた対戦相手のクリーチャーの[[死亡]]時にライブラリーの上からその[[パワー]]枚追放し、追放されている限り唱えてよい。(イクサランの相克)
+
*[[盗み取る融合体/Thieving Amalgam]] - (5)(黒)(黒)6/7クリーチャー。対戦相手の[[アップキープ]]にそのライブラリーの一番上のカードを[[予示]]する。([[統率者2019]])
+
*'''[[義賊/Robber of the Rich]]''' - (1)(赤)2/2[[速攻]][[到達]]の[[ならず者]]。攻撃時にあなたの方が手札が少なければライブラリーの上1枚を追放し、追放されている限りならず者が攻撃したターンのみ唱えてよい。([[エルドレインの王権]])
+
*'''[[熱心な秘儀術師、ハルダン/Haldan, Avid Arcanist]]''' - (2)(青)1/4[[秘儀を運ぶもの、パコ/Pako, Arcane Retriever]]との[[共闘]]クリーチャー。あなたが追放した取得カウンターが置かれたクリーチャーでないカードのみ唱えてよい。(統率者2020)
+
*[[精神吸い/Mindleecher]] - (4)(黒)(黒)5/5飛行[[変容]]コスト(4)(黒)クリーチャーの変容時誘発。各対戦相手のライブラリーの上1枚を裏向きに追放し、追放されている限りプレイしてよい。(統率者2020)
+
*'''[[敵対工作員/Opposition Agent]]''' - (2)(黒)3/2[[瞬速]]クリーチャー。対戦相手が[[サーチ]]を行う際に対戦相手のコントロールを奪って探したカードを追放し、追放されている限りプレイしてよい。(統率者レジェンズ)
+
*'''[[星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostor]]''' - (5)(黒)(赤)プレインズウォーカーの+2忠誠度能力。あなたも含め各プレイヤーのライブラリーの上を1枚ずつ追放し、追放されている限りプレイしてよい。(カルドハイム)
+
*'''[[ナーフィ王の裏切り/King Narfi's Betrayal]]''' - (1)(青)(黒)[[英雄譚]]エンチャント。第Ⅰ章であなたも含め各プレイヤーが4枚切削し、各墓地から1枚ずつクリーチャーかプレインズウォーカーを第Ⅱ、Ⅲ章の間のみ唱えてよい。(カルドハイム)
+
*'''[[表現の学部長、ナサーリ/Nassari, Dean of Expression]]''' - (3)(赤)(赤)4/4クリーチャー。あなたのアップキープに各対戦相手のライブラリーの上から1枚ずつ追放し、ターン終了時まで唱えてよい。([[ストリクスヘイヴン:魔法学院]])
+
*'''[[狡猾な弁論/Cunning Rhetoric]]''' - (2)(黒)エンチャント。あなたかあなたのプレインズウォーカーが攻撃されるたびその攻撃プレイヤーのライブラリーの上1枚を追放し、追放されている限りプレイしてよい。(統率者2021)
+
*'''[[君は囚人を見つけた/You Find Some Prisoners]]''' - (1)(赤)インスタント。対戦相手のライブラリーの上3枚から1枚を、次のあなたのターンまでプレイしてよい。[[モード]]の片方。(フォーゴトン・レルム探訪)
+
*'''[[ギルドの重鎮、ザナサー/Xanathar, Guild Kingpin]]''' - (4)(青)(黒)5/6クリーチャー。あなたのターンの間なら、対戦相手のライブラリーの一番上のカードを何回でもプレイしてよい。(フォーゴトン・レルム探訪)
+
*'''[[戦利品の山分け/Share the Spoils]]''' - (1)(赤)エンチャント。ETB能力で各プレイヤーのライブラリーの上1枚ずつを追放する。各プレイヤーは自分のターン、その中から他のプレイヤーのカードをプレイして自分のライブラリーの上から次の1枚を追放してよい。(フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ)
+
*'''[[眼識の収集/Siphon Insight]]''' - (青)(黒)[[フラッシュバック]](1)(青)(黒)インスタント。対戦相手のライブラリーの上2枚から1枚を、追放されている限りプレイしてよい。([[イニストラード:真夜中の狩り]])
+
 
==参考==
 
==参考==
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-day-november-2003-2003-11-03 Card of the Day 2003/11/21]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200311.shtml 邦訳])
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-day-november-2003-2003-11-03 Card of the Day 2003/11/21]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200311.shtml 邦訳])

2022年3月9日 (水) 10:44時点における版


Bribery / 袖の下 (3)(青)(青)
ソーサリー

対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーから、クリーチャー・カード1枚を探し、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。その後そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。


対戦相手ライブラリーから直接クリーチャーを奪う、変則的なコントロール奪取呪文

支配魔法/Control Magicなどが実質的に除去も兼ねているのに比べて、ライブラリーから直接奪っても敵陣の状態に影響を与えることができず、カード・アドバンテージ面での得にはならない点が大きなネック。しかし逆に、対戦相手がクリーチャーを唱えるまで待つことなくこちらのペースで確実に奪いに行ける点、戦場に出ると厄介なクリーチャーに未然に対処できる点は強みである。特に支配魔法では奪うことができないプロテクション被覆呪禁などを持つクリーチャーに対処できる点が心強い。支配魔法が受け身で防御的なのに対し、アグレッシブな効果と言える。例えば相手がパーミッションであるなら、打ち消しの体勢が整う前に早々に撃ってフィニッシャーを奪いに行く事ができる。

5マナと少々重いものの、ある意味「5マナでフィニッシャーを唱えた」ようなものなので、妥当なマナ・コストだろう。特にマナ加速ないしマナ・コストの踏み倒しを前提とした「出たら勝ち」級のクリーチャー、例えばダークスティールの巨像/Darksteel Colossusなどを奪えれば笑いが止まらないほどの大幅なアドバンテージとなる。もっとも逆に、ウィニーなどが相手だと5マナに値しないようなクリーチャーばかりということも多く、効くか否かが対戦相手のデッキ、ひいては環境メタゲームによってはっきり分かれるカードと言える。

実際スタンダードにおいても活躍に波がある。メルカディアン・マスクス初出時は不実/Treacheryという強力なライバルがいたこともあって、評価が低かった。第8版再録時は夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Starなどの狙い目のフィニッシャーが活躍していたため、青系コントロールのサイドボードにしばしば採用された。

モダンでも、12post引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn等の逆利用を狙ってしばしば投入された。このカードの対策として子守り大トカゲ/Brooding Saurianが用いられることもあったほど。しかし現在は雲上の座/Cloudpostの禁止も含めた環境の変化により採用は稀である。青黒ライブラリーアウトがエムラクールに対処するためにサイドボードに用意することが稀にある。

2004年9月20日よりプリズマティック禁止カードに指定された。

ルール

関連カード

対戦相手がオーナーであるカードをライブラリーから奪ってマナ・コストを支払うことなく唱えるまたは、戦場に出すカード。墓地から奪うものはリアニメイトの項を、手札から奪うものは心盗み/Psychic Theftの項を、戦場から直接奪うものは支配魔法/Control Magicの項を、奪ったカードをマナ・コストを支払って唱えるものは豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxuryの項を参照。

参考

MOBILE