袖の下/Bribery

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相手の[[ライブラリー]]にある[[クリーチャー]]を奪える[[ソーサリー]]
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[[対戦相手]][[ライブラリー]]から直接[[クリーチャー]]を奪う、変則的な[[コントロール]]奪取[[呪文]]
5[[マナ]]と重いものの、[[場]]に出る前に対処できる点は魅力。
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なぜなら、[[プロテクション]]や[[被覆]]を突破して、[[コントロール]]を奪えるからだ。
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また相手の[[デッキ]]から[[場]]の状態に関係なく最上のクリーチャーを奪って来られるため、後手に回るコントロール奪取よりある種アグレッシブとも言える。
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その代わり、相手が場のカードを失う訳ではなく、容易に[[カード・アドバンテージ]]を得られないので、初出時は[[フリースペル]]でもある[[不実/Treachery]]に比べて軽視された。
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*クリーチャー・カードを選ばないことも適正である。[[触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable]]しかライブラリーにないなら、そのほうがよいだろう。→[[探す]]
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[[支配魔法/Control Magic]]などが実質的に[[除去]]も兼ねているのに比べて、ライブラリーから直接奪っても敵陣の状態に影響を与えることができず、[[カード・アドバンテージ]]面での得にはならない点が大きなネック。しかし逆に、対戦相手がクリーチャーを[[唱える]]まで待つことなくこちらのペースで確実に奪いに行ける点、[[戦場に出す|戦場に出る]]と厄介なクリーチャーに未然に対処できる点は強みである。特に支配魔法では奪うことができない[[プロテクション]]・[[被覆]]・[[呪禁]]などを持つクリーチャーに対処できる点が心強い。支配魔法が受け身で防御的なのに対し、アグレッシブな効果と言える。例えば相手が[[パーミッション]]であるなら、[[打ち消し]]の体勢が整う前に早々に撃って[[フィニッシャー]]を奪いに行く事ができる。
*副次的な効果として、相手の[[ライブラリー]]を見て、明確なデッキ構成を知ることができる。また、相手の[[手札]]も推察できる。
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*[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]なんかを奪うと、笑いが止まらなくなる。
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5[[マナ]]と少々[[重い]]ものの、ある意味「5マナでフィニッシャーを唱えた」ようなものなので、妥当な[[マナ・コスト]]だろう。特に[[マナ加速]]ないしマナ・コストの踏み倒しを前提とした「出たら勝ち」級のクリーチャー、例えば[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]などを奪えれば笑いが止まらないほどの大幅な[[アドバンテージ]]となる。もっとも逆に、[[ウィニー]]などが相手だと5マナに値しないようなクリーチャーばかりということも多く、効くか否かが対戦相手の[[デッキ]]、ひいては[[環境]]・[[メタゲーム]]によってはっきり分かれるカードと言える。
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実際[[スタンダード]]においても活躍に波がある。[[メルカディアン・マスクス]]初出時は[[不実/Treachery]]という強力なライバルがいたこともあって、評価が低かった。[[第8版]][[再録]]時は[[夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star]]などの狙い目のフィニッシャーが活躍していたため、青系コントロールの[[サイドボード]]にしばしば採用された。
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[[モダン]]でも、[[12post#モダン|12post]]の[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]等の逆利用を狙ってしばしば投入された。このカードの対策として[[子守り大トカゲ/Brooding Saurian]]が用いられることもあったほど。しかし現在は[[雲上の座/Cloudpost]]の禁止も含めた環境の変化により採用は稀である。[[青黒ライブラリーアウト]]がエムラクールに対処するために[[サイドボード]]に用意することが稀にある。
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*副次的な効果として、相手のライブラリーを見て、明確な[[デッキ]]構成を知ることができる。また、相手の[[手札]]もある程度推察できる。
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*もともとは[[ウルザズ・デスティニー]]に収録するためにデザインされたカードだが、ウルザズ・デスティニーには同じくクリーチャーのコントロールを奪う[[不実/Treachery]]が存在するため、次の[[エキスパンション]]である[[メルカディアン・マスクス]]へと押しやられた。
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**不実がウルザズ・デスティニーに残ったのは、[[ウルザ・ブロック]]のメカニズムである[[フリースペル]]が使われていたためである。
 
*「袖の下」とは、いわゆる賄賂のこと。
 
*「袖の下」とは、いわゆる賄賂のこと。
 
**[[デュエルファイター刃]]で「ねこじゃらしで相手の袖から[[剣歯ニショーバ/Sabertooth Nishoba]]を誘い出す」という描写がされていたが、これは単なる洒落である。
 
**[[デュエルファイター刃]]で「ねこじゃらしで相手の袖から[[剣歯ニショーバ/Sabertooth Nishoba]]を誘い出す」という描写がされていたが、これは単なる洒落である。
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*[[2013年]]に[[ジャッジ褒賞]]として配布された。ひどく皮肉が効いてるというか、意味深である。
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[[2004年]]9月20日より[[プリズマティック]]で[[禁止カード]]に指定された。
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==ルール==
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*クリーチャー・カードを選ばないことも適正である。[[触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable]]しかライブラリーにないなら、そのほうがよいだろう。詳細は[[探す]]の項を参照。
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*[[統率者戦]]などの[[多人数戦]]では、袖の下で他のプレイヤーからクリーチャー・カードを借りたプレイヤーが[[敗北]]した場合、そのクリーチャーは追放される({{CR|800.4a}})。[[脅しつけ/Threaten]]などのコントロール変更効果とは処理が異なるので注意。詳細は[[多人数戦#ゲームから離れたプレイヤーに関するルール]]の項を参照。
  
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==関連カード==
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対戦相手がオーナーであるカードをライブラリーから奪って[[マナ・コストを支払うことなく唱える]]または、戦場に出すカード。特記しない限り対戦相手1人が対象。[[墓地]]から奪うものは[[リアニメイトカード]]の項を、[[手札]]から奪うものは[[心盗み/Psychic Theft]]の項を、戦場から直接奪うものは[[支配魔法/Control Magic]]の項を、奪ったカードの[[マナ・コスト]]を[[踏み倒す]]事ができないものは[[豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury]]の項を参照。
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*[[Helm of Obedience]] - (4)[[アーティファクト]]の[[タップ能力]]。(X)で[[起動]]し、クリーチャーがX枚墓地に置かれるまで[[切削]]させ、それらの内クリーチャー1枚を戦場に出す。これはその後[[生け贄]]。([[アライアンス]])
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**[[思考の解剖器/Thought Dissector]] - (4)アーティファクトのタップ能力。(X)で起動し、ライブラリーの上からX枚から最初のアーティファクトを1つ出す。出した場合これは生け贄。([[ダークスティール]])
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**[[テレミンの演技/Telemin Performance]] - (3)(青)(青)[[ソーサリー]]。ライブラリーの上から1枚ずつ公開していき、最初に出たクリーチャーを戦場に出す。([[コンフラックス]])
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**[[解放の呪い/Curse of Unbinding]] - (6)(青)[[呪い]]版テレミンの演技。[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]されているプレイヤーのアップキープごとに誘発する。([[イニストラード:真夜中の狩り統率者デッキ]])
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*[[接収/Acquire]] - (3)(青)(青)ソーサリー。袖の下のアーティファクト版。([[フィフス・ドーン]])
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*[[永遠の統制/Eternal Dominion]] - (7)(青)(青)(青)[[歴伝]]ソーサリー。アーティファクト、クリーチャー、[[エンチャント]]、[[土地]]のいずれか。([[神河救済]])
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*[[複写作成/Mimeofacture]] - (3)(青)ソーサリー[[複製]](3)(青)つき。[[戦場]]に出ているものと同じ名前の[[パーマネント]]を戦場に出す。([[ギルドパクト]])
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**[[裂断術/Dichotomancy]] - (7)(青)(青)ソーサリー[[待機]]3-(1)(青)(青)つき。対戦相手の[[タップ状態]]の土地でないパーマネント全てに、複写作成をする。([[次元の混乱]])
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*[[多相の戦士の真髄/Shapeshifter's Marrow]] - (2)(青)(青)[[エンチャント]]。対戦相手のアップキープに[[ライブラリーの一番上]]を公開し、それがクリーチャーの場合のみこれがその[[コピー]]になる。([[未来予知]])
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**[[初期変化/Nascent Metamorph]] - (1)(青)1/1クリーチャー。[[攻撃]]か[[ブロック]]するたび対戦相手のライブラリーの上から1枚ずつ公開していき、これはターン終了時まで最初に出たクリーチャーのコピーになる。([[統率者2020]])
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**[[影族/Shadow Kin]] - (3)(青)クリーチャー。あなたのアップキープに各プレイヤーが3枚切削し、それらの内クリーチャー1枚のコピーになる。(イニストラード:真夜中の狩り統率者デッキ)
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**[[心霊複製/Haunting Imitation]] - (2)(青)ソーサリー。各プレイヤーのライブラリーの一番上を1枚ずつ公開し、それらの内クリーチャー・カード全ての1/1飛行コピーを生成する。([[イニストラード:真紅の契り統率者デッキ]])
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*[[知識の搾取/Knowledge Exploitation]] - (5)(青)(青)[[徘徊]](3)(青)ソーサリー。袖の下の[[インスタント]]かソーサリー版。([[モーニングタイド]])
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*[[スフィンクスの大使/Sphinx Ambassador]] - (5)(青)(青)5/5[[飛行]]クリーチャーの[[サボタージュ能力]]が袖の下。ただし対戦相手がそのクリーチャーの[[カード名]]を言い当てたら不発。([[基本セット2010]])
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*[[盗品/Stolen Goods]] - (3)(青)ソーサリー。ライブラリーの上から1枚ずつ追放し、最初に出た土地以外のカードを唱えてよい。([[アヴァシンの帰還]])
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**[[王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaoh]] - (4)(青)(黒)(赤)[[プレインズウォーカー]]の+2[[忠誠度能力]]が盗品。([[破滅の刻]])
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**[[熱病の疑惑/Fevered Suspicion]] - (6)(黒)(赤)[[反復]]ソーサリー。各対戦相手のライブラリーから唱えられる盗品。([[フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]])
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**[[原初の征服者、エターリ/Etali, Primal Conqueror]] - (5)(赤)(赤)7/7[[トランプル]]クリーチャーの[[ETB]]能力が各[[プレイヤー]]のライブラリーから唱えられる盗品。([[機械兵団の進軍]])
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**[[プラーグとナサーリ/Plargg and Nassari]] - (3)(赤)(赤)5/4クリーチャー。あなたのアップキープに2枚まで限定になったエターリが誘発。ただし対戦相手の内1人はその内1枚を拒否できる。([[機械兵団の進軍:決戦の後に]])
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**[[マーラによる誘惑/Ensnared by the Mara]] - (2)(赤)(赤)ソーサリー。反復のない熱病の疑惑。ただし対戦相手は自分のライブラリーの上4枚のマナ総量を合計したダメージを受ける事で拒否できる。([[ドクター・フー統率者デッキ]])
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**[[ビスマスの精神裂き/Bismuth Mindrender]] - (3)(黒)4/3[[欠色]][[威迫]]クリーチャーのサボタージュ能力が盗品。ただしそのマナ総量分のライフを支払わなければ唱えられない。([[モダンホライゾン3統率者デッキ]])
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*[[虚無の王/Lord of the Void]] - (4)(黒)(黒)(黒)7/7飛行クリーチャーのサボタージュ能力。ライブラリーの上7枚を追放し、そこからクリーチャー1枚を戦場に出す。([[ギルド門侵犯]])
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*[[ジェイスの精神追い/Jace's Mindseeker]] - (4)(青)(青)4/4飛行クリーチャーのETB能力。5枚切削させ、そこからインスタントかソーサリーを1枚唱えてよい。([[基本セット2014]])
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**[[テレパスの才能/Talent of the Telepath]] - (2)(青)(青)ソーサリー。上から7枚になったジェイスの精神追い。[[魔巧]]を達成していれば2枚まで唱えてよい。([[マジック・オリジン]])
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*[[悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver]] - (1)(青)(黒)のプレインズウォーカー。+2能力と-10能力でカードを追放でき、-X能力で追放した[[マナ総量]]Xのクリーチャーを戦場に出す。([[テーロス]])
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**[[悪夢の詩神、アショク/Ashiok, Nightmare Muse]] - (3)(青)(黒)のプレインズウォーカー。+1忠誠度能力で[[生成]]した[[トークン]]と-3能力でカードを追放でき、-7能力で対戦相手の追放[[領域]]から3枚唱える。([[テーロス還魂記]])
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*[[ネファリアの災い、ジェリーヴァ/Jeleva, Nephalia's Scourge]] - (1)(青)(黒)(赤)1/3飛行クリーチャーの攻撃時誘発。ETB時に各対戦相手のライブラリーの上から、これを唱える際に支払ったマナ数に等しい枚数追放していたカードの中から、インスタントかソーサリー1枚を唱えてよい。([[統率者2013]])
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*[[悪逆な富/Villainous Wealth]] - (X)(青)(黒)(緑)ソーサリー。ライブラリーの上からX枚を追放し、マナ総量がX以下のカードを全て唱えてよい。([[タルキール覇王譚]])
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*[[忘却蒔き/Oblivion Sower]] - (6)5/8クリーチャー。これを唱えたとき、ライブラリーの上4枚を追放し土地を全て戦場に出す。([[戦乱のゼンディカー]])
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**[[領界船/The Omenkeel]] - (1)(青)3/3[[搭乗]]1[[機体]]。機体がプレイヤーに与えた[[戦闘ダメージ]]分の枚数を[[防御プレイヤー]]のライブラリーの上から追放し、追放されている限り土地のみプレイしてよい。([[カルドハイム]])
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**[[役立つ案内人、スメアゴル/Sméagol, Helpful Guide]] - (1)(黒)(緑)4/2クリーチャー。[[指輪があなたを誘惑する]]たびライブラリーの上から1枚ずつ公開し、最初に出た土地を戦場に[[タップイン]]。([[指輪物語:中つ国の伝承]])
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*[[意識の拡張/Mind's Dilation]] - (5)(青)(青)エンチャント。各対戦相手がそのターン最初の呪文を唱えるたびそのライブラリーの上1枚を追放し、唱えてよい。([[異界月]])
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*[[原初の嵐、エターリ/Etali, Primal Storm]] - (4)(赤)(赤)6/6クリーチャーの攻撃時誘発。各プレイヤーのライブラリーの上1枚を追放し、このターンそれらを全て唱えてよい。([[イクサランの相克]])
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*[[混沌のワンド/Chaos Wand]] - (3)アーティファクトのタップ能力。(4)で起動し、ライブラリーの上から1枚ずつ公開していき、最初に出たインスタントかソーサリーを唱えてよい。([[基本セット2019]])
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**[[幻惑のスフィンクス/Dazzling Sphinx]] - (3)(青)(青)4/5飛行クリーチャーのサボタージュ能力が混沌のワンド。([[統率者2021]])
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**[[ワンド・オヴ・ワンダー/Wand of Wonder]] - 設置(3)(赤)になった混沌のワンド。各対戦相手から奪えるが、20面[[ダイス]]の出目が19以下なら2枚まで、9以下なら1枚までのみ。([[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]])
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**[[サルマンの下僕、グリマ/Gríma, Saruman's Footman]] - (2)(青)(黒)1/4[[アンブロッカブル]]になった幻惑のスフィンクス。([[指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ]])
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*[[堕ちた忍び/Fallen Shinobi]] - (3)(青)(黒)5/4[[忍術]](2)(青)(黒)クリーチャーのサボタージュ能力。上から2枚をこのターンプレイしてよい。([[モダンホライゾン]])
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*[[深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths]] - (4)(青/黒)(青/黒)6/6[[相棒]]クリーチャーのETB能力。各プレイヤーが4枚切削し、そこからマナ総量が偶数のクリーチャー1枚を戦場に出す。([[イコリア:巨獣の棲処]])
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*[[避け難い裏切り/Inevitable Betrayal]] - [[マナ・コストの無いカード]]になった袖の下。[[待機]](1)(青)(青)-3。([[モダンホライゾン2]])
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*[[暗号動物学者、ローニス/Lonis, Cryptozoologist]] - (緑)(青)1/2クリーチャーのタップ能力。[[手掛かり]]をX個生け贄に捧げ、ライブラリーの上X枚から、マナ総量X以下の土地でないパーマネント1枚を戦場に出す。(モダンホライゾン2)
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*[[月の賢者の養子、ナシ/Nashi, Moon Sage's Scion]] ‐ (1)(黒)(黒)3/2[[忍術]](3)(黒)クリーチャーのサボタージュ能力。各プレイヤーのライブラリーの上1枚を追放し、その内1枚をこのターンプレイできるが、マナ総量分[[ライフロス]]。([[神河:輝ける世界]])
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*[[ンガスロッド船長/Captain N'ghathrod]] - (3)(青)(黒)3/6クリーチャー。あなたの[[終了ステップ]]に、ライブラリーから墓地にこのターン置かれたクリーチャーかアーティファクト1つを戦場に出す。(統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い)
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*[[ヨーグモスの法務官、ギックス/Gix, Yawgmoth Praetor]] - (1)(黒)(黒)3/3クリーチャー。起動コスト(4)(黒)(黒)(黒)で手札をX枚捨てて起動し、ライブラリーの上X枚を追放して全てプレイしてよい。([[兄弟戦争]])
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*[[多元宇宙の突破/Breach the Multiverse]] - (5)(黒)(黒)ソーサリー。各プレイヤーが10枚切削し、1人につき1枚ずつクリーチャーかプレインズウォーカーをあなたの戦場に出す。元々墓地にあったカードも可。(機械兵団の進軍)
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*[[ラシュミとラガバン/Rashmi and Ragavan]] - (1)(赤)(緑)(青)2/4クリーチャー。あなたのターン最初の呪文を唱えるたび[[宝物]]を生成してライブラリーの上1枚を追放し、そのマナ総量があなたのアーティファクト数以下なら唱えてよい。そうでなくとも、マナ・コストを支払って唱える事もできる。([[機械兵団の進軍統率者デッキ]])
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*[[Sorcerous Squall]] - (6)(青)(青)(青)[[探査]]ソーサリー。ライブラリーを9枚切削させ、インスタントかソーサリー1枚を唱える。元々対戦相手の墓地にあったカードも可。(指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ)
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*[[袋小路屋敷を守る者、ロベリアばあさま/Lobelia, Defender of Bag End]] - (2)(黒)2/2クリーチャー。ETB能力で各対戦相手のライブラリーの上1枚を[[裏向き]]に追放し、タップ能力でアーティファクトを1つ生け贄にすればプレイできる。(指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ)
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*[[ロークスワインの宮廷/Court of Locthwain]] - (2)(黒)(黒)エンチャント。あなたのアップキープにライブラリーの上1枚を追放して、追放されている限りプレイできる。ただし[[統治者]]でなければマナは支払う。([[エルドレインの森統率者デッキ]])
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*[[浮き荷+捨て荷/Flotsam+Jetsam]] - (4)(青/黒)(青/黒)。[[分割カード]]の片側のソーサリー。各対戦相手に3枚切削させ、各対戦相手の墓地のカード1枚ずつを唱える。([[カルロフ邸殺人事件]])
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*[[Memory Vampire]] - (4)(青)(黒)4/4飛行クリーチャー。サボタージュ能力で与えたダメージ分各プレイヤーが切削し、[[証拠収集]]9すれば、防御プレイヤーの墓地のカード1枚を唱える。([[Ravnica: Cluedo Edition]])
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*[[忌まわしきカニ/Crabomination]] - (4)(黒)(黒)5/5クリーチャー。ETB能力でライブラリーの上1枚を唱えてもよい。対戦相手の手札と墓地両方から[[無作為]]に追放した1枚を唱えてもよい。([[モダンホライゾン3]])
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:マスクスブロック]]
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*[https://web.archive.org/web/20211018043711/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-day-november-2003-2003-11-03 Card of the Day 2003/11/21(Internet Archive)]<!--([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200311.shtml 邦訳]) リンク先消滅-->
*[[カード個別評価:8版(8th)]]
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*[[サーチカード]]
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*[[ライブラリー破壊カード]]([[機能別カードリスト]])
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*[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:第8版]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:統率者マスターズ]] - [[神話レア]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2024年#Secret Lair x Dungeons & Dragons®: Death is the Eyes of Beholder I|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Dungeons & Dragons®: Death is the Eyes of Beholder I]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2022年#Introducing: Kaito Shizuki|Secret Lair Drop Series: Introducing: Kaito Shizuki]]

2024年8月31日 (土) 17:45時点における最新版


Bribery / 袖の下 (3)(青)(青)
ソーサリー

対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーから、クリーチャー・カード1枚を探し、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。その後そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。


対戦相手ライブラリーから直接クリーチャーを奪う、変則的なコントロール奪取呪文

支配魔法/Control Magicなどが実質的に除去も兼ねているのに比べて、ライブラリーから直接奪っても敵陣の状態に影響を与えることができず、カード・アドバンテージ面での得にはならない点が大きなネック。しかし逆に、対戦相手がクリーチャーを唱えるまで待つことなくこちらのペースで確実に奪いに行ける点、戦場に出ると厄介なクリーチャーに未然に対処できる点は強みである。特に支配魔法では奪うことができないプロテクション被覆呪禁などを持つクリーチャーに対処できる点が心強い。支配魔法が受け身で防御的なのに対し、アグレッシブな効果と言える。例えば相手がパーミッションであるなら、打ち消しの体勢が整う前に早々に撃ってフィニッシャーを奪いに行く事ができる。

5マナと少々重いものの、ある意味「5マナでフィニッシャーを唱えた」ようなものなので、妥当なマナ・コストだろう。特にマナ加速ないしマナ・コストの踏み倒しを前提とした「出たら勝ち」級のクリーチャー、例えばダークスティールの巨像/Darksteel Colossusなどを奪えれば笑いが止まらないほどの大幅なアドバンテージとなる。もっとも逆に、ウィニーなどが相手だと5マナに値しないようなクリーチャーばかりということも多く、効くか否かが対戦相手のデッキ、ひいては環境メタゲームによってはっきり分かれるカードと言える。

実際スタンダードにおいても活躍に波がある。メルカディアン・マスクス初出時は不実/Treacheryという強力なライバルがいたこともあって、評価が低かった。第8版再録時は夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Starなどの狙い目のフィニッシャーが活躍していたため、青系コントロールのサイドボードにしばしば採用された。

モダンでも、12post引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn等の逆利用を狙ってしばしば投入された。このカードの対策として子守り大トカゲ/Brooding Saurianが用いられることもあったほど。しかし現在は雲上の座/Cloudpostの禁止も含めた環境の変化により採用は稀である。青黒ライブラリーアウトがエムラクールに対処するためにサイドボードに用意することが稀にある。

2004年9月20日よりプリズマティック禁止カードに指定された。

[編集] ルール

[編集] 関連カード

対戦相手がオーナーであるカードをライブラリーから奪ってマナ・コストを支払うことなく唱えるまたは、戦場に出すカード。特記しない限り対戦相手1人が対象。墓地から奪うものはリアニメイトカードの項を、手札から奪うものは心盗み/Psychic Theftの項を、戦場から直接奪うものは支配魔法/Control Magicの項を、奪ったカードのマナ・コスト踏み倒す事ができないものは豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxuryの項を参照。

[編集] 参考

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