ローウィン
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新規[[キーワード能力]]は[[覇権]]、[[想起]]、[[秘匿]]、[[多相]]。そのうち多相は[[霧衣の究極体/Mistform Ultimus]]が持っていた「すべての[[クリーチャー・タイプ]]である。」という[[特性定義能力]]をキーワード能力化したもので、ローウィンに登場する多相の戦士は全て多相を持っている。新規[[キーワード処理]]は[[激突]]。 | 新規[[キーワード能力]]は[[覇権]]、[[想起]]、[[秘匿]]、[[多相]]。そのうち多相は[[霧衣の究極体/Mistform Ultimus]]が持っていた「すべての[[クリーチャー・タイプ]]である。」という[[特性定義能力]]をキーワード能力化したもので、ローウィンに登場する多相の戦士は全て多相を持っている。新規[[キーワード処理]]は[[激突]]。 | ||
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*[[基本土地]]は10人のアーティストの1枚の絵を2つに分割している。また、[[絵|イラスト]]にも特徴があり、[[山/Mountain]]や[[島/Island]]などにも草地が描かれていたり、[[沼/Swamp]]に花や明るい空が描かれていたりするなど、穏やかで肥沃な雰囲気が意識されている。 | *[[基本土地]]は10人のアーティストの1枚の絵を2つに分割している。また、[[絵|イラスト]]にも特徴があり、[[山/Mountain]]や[[島/Island]]などにも草地が描かれていたり、[[沼/Swamp]]に花や明るい空が描かれていたりするなど、穏やかで肥沃な雰囲気が意識されている。 | ||
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<!-- ↑色の第一色、第二色は https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/lorwyn-all-costs-2007-09-17 を参照 --> | <!-- ↑色の第一色、第二色は https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/lorwyn-all-costs-2007-09-17 を参照 --> | ||
− | * | + | *また、2タイプ間で相手を支援するカードが1枚でもあれば「友好」、逆に相手に対抗するカードが1枚でもあれば「敵対」とする。 |
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*(3)(赤)の10/2クリーチャー(ま、別のコストがあるんだろうけど) → [[新星追い/Nova Chaser]] | *(3)(赤)の10/2クリーチャー(ま、別のコストがあるんだろうけど) → [[新星追い/Nova Chaser]] | ||
*10/2のクリーチャーがあなたを傷つけるのを回避できる[[緑]]の[[エンチャント]] → [[木化/Lignify]] | *10/2のクリーチャーがあなたを傷つけるのを回避できる[[緑]]の[[エンチャント]] → [[木化/Lignify]] | ||
− | *[[アングルード]]初出のリソースを使えるようにするクリーチャーのサイクル → [[Chicken a la King]] | + | *[[アングルード]]初出のリソースを使えるようにするクリーチャーのサイクル → [[Chicken a la King]]が初出のタイプ的[[タップ・アウトレット]]を持つ[[雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger]]サイクル |
*あなたの[[ツリーフォーク]]すべてを破壊されなくするカード(もう知ってるかもね) → [[森林の庇護者/Timber Protector]] | *あなたの[[ツリーフォーク]]すべてを破壊されなくするカード(もう知ってるかもね) → [[森林の庇護者/Timber Protector]] | ||
*[[土地]]以外のあらゆる[[パーマネント]]に対する[[白]]からの解答 → [[忘却の輪/Oblivion Ring]] | *[[土地]]以外のあらゆる[[パーマネント]]に対する[[白]]からの解答 → [[忘却の輪/Oblivion Ring]] | ||
*多相の戦士の[[ロード (俗称)|ロード]] → [[鏡の精体/Mirror Entity]](自分のクリーチャー全てに影響を及ぼす能力を持つ)、または[[姿分け/Shapesharer]](多相の戦士を対象とする能力を持つ) | *多相の戦士の[[ロード (俗称)|ロード]] → [[鏡の精体/Mirror Entity]](自分のクリーチャー全てに影響を及ぼす能力を持つ)、または[[姿分け/Shapesharer]](多相の戦士を対象とする能力を持つ) | ||
*タダで呪文を[[唱える|プレイ]]できるようにする[[アーティファクト]] → [[双子化のガラス/Twinning Glass]]。 | *タダで呪文を[[唱える|プレイ]]できるようにする[[アーティファクト]] → [[双子化のガラス/Twinning Glass]]。 | ||
− | *[[アンタップ]]で[[戦場に出す|場に出す]]ことのできる、2色のマナを生み出せる[[土地]] → | + | *[[アンタップ]]で[[戦場に出す|場に出す]]ことのできる、2色のマナを生み出せる[[土地]] → タイプ的土地のサイクル([[ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hub]]など)。手札から特定のクリーチャー・タイプを公開するとアンタップで出る。 |
*[[ヤギ]]に関係するカード → [[山羊さらい/Goatnapper]]。なお、[[雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger]]というのもある。 | *[[ヤギ]]に関係するカード → [[山羊さらい/Goatnapper]]。なお、[[雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Ranger]]というのもある。 | ||
2024年6月14日 (金) 22:38時点における最新版
ローウィン/Lorwyn | |
シンボル | 炎族の頭部 |
略号 | LRW |
コードネーム | Peanut |
発売日 | 2007年10月12日 |
セット枚数 | 全301種類 |
ローウィン/Lorwynは、ローウィン・ブロックの大型エキスパンション。2007年10月12日に発売された。
目次 |
[編集] 概要
人間やドラゴン、アンデッドといった脅威となる種族がいない平和で穏やかな次元ローウィン/Lorwynを舞台とする。
タイプ的を主要テーマとし、ゴブリン、エルフ、キスキン、エレメンタル、マーフォーク、フェアリー、巨人、ツリーフォークの8種類のクリーチャー・タイプが登場する。1つのクリーチャー・タイプが2色以上にまたがっていたり、他タイプ間でシナジーを有するカードが存在したりと、従来より複雑な味付けが特徴。これまで必ず登場してきた人間は登場していない。
クリーチャー・タイプごとにしっかりと職業の設定がされており、多相の戦士以外は大まかな傾向が決まっており、職業によって能力が細分化している。
また、これまでカード化が避けられてきたプレインズウォーカー/Planeswalkerが、新カード・タイプ「プレインズウォーカー」としてカード化。各色に1枚ずつ登場している。なお、カード化されたプレインズウォーカー達は設定上ローウィンに実在しない人間/Humanかレオニン/Leoninであり、ストーリーには関与しない。
新規キーワード能力は覇権、想起、秘匿、多相。そのうち多相は霧衣の究極体/Mistform Ultimusが持っていた「すべてのクリーチャー・タイプである。」という特性定義能力をキーワード能力化したもので、ローウィンに登場する多相の戦士は全て多相を持っている。新規キーワード処理は激突。
- このセット発売に先立って、これまでのカードのクリーチャー・タイプ大再編が行われた。その内容は2007年9月サブタイプ変更を参照。
- 日本語版のロゴがアルファベット表記にルビを付けるように「ローウィン」と書かれている。また、これまでフレイバー・テキストにはほとんど表記されなかった「かぎ括弧(「」)」も表記されている。
- 第10版に引き続き、ブースター・パックにトークン・カード(全11種)もしくは豆知識カード(全5種)が封入される。
- 基本土地は10人のアーティストの1枚の絵を2つに分割している。また、イラストにも特徴があり、山/Mountainや島/Islandなどにも草地が描かれていたり、沼/Swampに花や明るい空が描かれていたりするなど、穏やかで肥沃な雰囲気が意識されている。
[編集] 主要部クリーチャー・タイプと役割
クリーチャー・タイプ | 第一色 | 第二色 | 友好 | 敵対 | 特徴 | 枚数 |
---|---|---|---|---|---|---|
キスキン | 白 | 緑 | マーフォーク、エルフ、巨人、ツリーフォーク | 攻撃時の誘発型能力、先制攻撃 | 22 | |
巨人 | 赤 | 白 | キスキン、ゴブリン | 大型 | 16 | |
マーフォーク | 青 | 白 | キスキン、フェアリー、エレメンタル | 島渡り、タップ・アンタップ | 22 | |
フェアリー | 青 | 黒 | ゴブリン、エルフ | 瞬速、飛行 | 19 | |
ゴブリン | 黒 | 赤 | フェアリー、巨人、エレメンタル | エルフ、ツリーフォーク | 戦場と墓地の循環 | 27 |
エルフ | 緑 | 黒 | キスキン、フェアリー | ゴブリン | トークン生産、接死 | 24 |
ツリーフォーク | 緑 | 白黒 | キスキン、エルフ | ゴブリン | タフネス偏重、森のサーチ・保護 | 16 |
エレメンタル | 赤 | 白青黒緑 | ツリーフォーク | 複数回起動により追加の効果が起こる起動型能力(赤のみ)、想起 | 35 | |
多相の戦士 | 青白黒赤緑 | 全クリーチャー・タイプを付与または消失させる、多相 | 19 |
[編集] 事前情報
以下の情報はMark Rosewaterがコラム「A Lorwyn / Lorwyn Situation(邦訳:ローウィンの状況)」の中で述べたものである。
- ミラージュから登場していた人気サイクルの次なる進化 → 4つのモードから2つを選ぶ新しい魔除け、「命令サイクル」。
- (3)(赤)の10/2クリーチャー(ま、別のコストがあるんだろうけど) → 新星追い/Nova Chaser
- 10/2のクリーチャーがあなたを傷つけるのを回避できる緑のエンチャント → 木化/Lignify
- アングルード初出のリソースを使えるようにするクリーチャーのサイクル → Chicken a la Kingが初出のタイプ的タップ・アウトレットを持つ雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Rangerサイクル
- あなたのツリーフォークすべてを破壊されなくするカード(もう知ってるかもね) → 森林の庇護者/Timber Protector
- 土地以外のあらゆるパーマネントに対する白からの解答 → 忘却の輪/Oblivion Ring
- 多相の戦士のロード → 鏡の精体/Mirror Entity(自分のクリーチャー全てに影響を及ぼす能力を持つ)、または姿分け/Shapesharer(多相の戦士を対象とする能力を持つ)
- タダで呪文をプレイできるようにするアーティファクト → 双子化のガラス/Twinning Glass。
- アンタップで場に出すことのできる、2色のマナを生み出せる土地 → タイプ的土地のサイクル(ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hubなど)。手札から特定のクリーチャー・タイプを公開するとアンタップで出る。
- ヤギに関係するカード → 山羊さらい/Goatnapper。なお、雲山羊のレインジャー/Cloudgoat Rangerというのもある。
[編集] テーマデッキ
- エルフの狩り/Elvish Predation
- ボガートの祝祭/Boggart Feast
- キスキンの民兵/Kithkin Militia
- メロウの水路/Merrow Riverways
- エレメンタルの道/Elementals' Path
[編集] パッケージ・イラスト
- 豪腕のブライオン/Brion Stoutarm (トーナメントパック)
- ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart
- 銀エラの達人/Silvergill Adept
- 巡礼者アシュリング/Ashling the Pilgrim
- 活力/Vigor
- 包囲の塔、ドラン/Doran, the Siege Tower
[編集] 主な開発スタッフ
- デザイン・チーム - Aaron Forsythe (リード)、Mark Rosewater、Paul Sottosanti、Brady Dommermuth、Nate Heiss、Andrew Finch
- デベロップ・チーム - Devin Low (リード)、Bill Rose、Matt Place、Henry Stern、Mike Turian、Doug Beyer
[編集] 公式特集ページ
- ローウィン(マジック英語公式日本語版 セット特設サイト)
- ローウィンミニサイト(Internet Archive)(旧セット特設サイト)
- 製品情報:ローウィン(Internet Archive)(タカラトミー)
[編集] 参考
- ローウィン カードリスト (Wisdom Guild)
- カード個別評価:ローウィン
- Lorwyn (小説)
- カードセット一覧