鏡編み/Mirrorweave

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===攻撃===
 
===攻撃===
 
*[[ロード (俗称)|ロード]]などお互いを[[強化]]できる[[能力]]を持つクリーチャーをコピーすると、とんでもない[[サイズ]]になる。
 
*[[ロード (俗称)|ロード]]などお互いを[[強化]]できる[[能力]]を持つクリーチャーをコピーすると、とんでもない[[サイズ]]になる。
**ただし、相手側クリーチャーもコピーで同じ性能になるので、単純に大きくなるだけでは相打ち/[[チャンプブロック]]で終わってしまう。なんらかの[[回避能力]]を持つクリーチャーをコピーする方法も有効だが、この場合は[[飛行]]や[[馬術]]のような「相手も持っていると回避能力として機能しない」能力は役に立たない。また、相手に対して十分以上にパワーを強化できれば[[トランプル]]も有効。
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**ただし、相手側クリーチャーもコピーで同じ性能になるので、単純に大きくなるだけでは相打ち/[[チャンプブロック]]で終わってしまう。[[回避能力]]などを利用するのも有効だが、[[飛行]]や[[先制攻撃]]のような「相手も持っていると機能しない」能力だと役に立たない。[[威嚇]]も事実上無意味である。
**[[スリヴァー]]のような、対戦相手が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するクリーチャーにも影響のあるカードなどは、各能力が重複し合う。攻撃が通った後に[[悪性スリヴァー/Virulent Sliver]]に変身させると悶絶だろう。
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**[[ブロックされない|アンプロッカブル]]や(自身の色に対する)[[プロテクション]]、[[土地渡り]]などが有効。それぞれの[[P/T]]次第では[[トランプル]]も有効。
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**[[スリヴァー]]のような、対戦相手が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するクリーチャーにも影響のあるカードなどは、各能力が重複し合う。攻撃が[[通し|通った]]後に[[悪性スリヴァー/Virulent Sliver]]に変身させると悶絶だろう。4体通れば勝ちである。
  
 
*攻撃宣言後に何らかの[[攻撃制限]][[能力]](例えば[[防衛]]など)を持つクリーチャーをコピーして、事実上の制限無視。攻撃に使えない代わりに[[サイズ]]などで恵まれているクリーチャーを活用できる。
 
*攻撃宣言後に何らかの[[攻撃制限]][[能力]](例えば[[防衛]]など)を持つクリーチャーをコピーして、事実上の制限無視。攻撃に使えない代わりに[[サイズ]]などで恵まれているクリーチャーを活用できる。
  
 
*[[ブロック制限]]が課せられたクリーチャーをコピーすることで、相手側のブロックを妨害して一方的に大きなダメージを[[与える|与え]]られる。近隣[[ブロック (総称)|ブロック]]では[[アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gouger]]や[[沼のチンピラ/Bog Hoodlums]]が候補か。
 
*[[ブロック制限]]が課せられたクリーチャーをコピーすることで、相手側のブロックを妨害して一方的に大きなダメージを[[与える|与え]]られる。近隣[[ブロック (総称)|ブロック]]では[[アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gouger]]や[[沼のチンピラ/Bog Hoodlums]]が候補か。
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**[[クリーチャー化]]している[[パーマネント]]をコピーした場合も、コピーはすべてクリーチャー化していない(=ブロックに参加できない)ので、多少似た効果になる。下記ルール参照。
  
 
===防御===
 
===防御===
*[[防衛]]を持つクリーチャーをコピーすることで、相手クリーチャーの攻撃参加を阻止、足止めとなる。
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*[[防衛]]などの[[攻撃制限]]を持つクリーチャーをコピーすることで、相手クリーチャーの攻撃参加を阻止、足止めとなる。
 
**その場合、[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]に入る前に使わなければいけない点に注意。[[攻撃クリーチャー]]の指定は[[ターン起因処理]]のひとつで、ステップに入ってしまったら即座に処理される。その後で防衛を与えても、既に攻撃に参加している状態なので意味がない。
 
**その場合、[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]に入る前に使わなければいけない点に注意。[[攻撃クリーチャー]]の指定は[[ターン起因処理]]のひとつで、ステップに入ってしまったら即座に処理される。その後で防衛を与えても、既に攻撃に参加している状態なので意味がない。
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**[[クリーチャー化]]しているパーマネントをコピーする場合、攻撃宣言後でも有効な場合がある。コピーはすべて非クリーチャーになり、攻撃から取り除かれるため。下記ルール参照。
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**単純に、[[パワー]]0のクリーチャーをコピーするのも有効。ただし対戦相手が何らかのパワー強化を利用してくる可能性を考えれば、安全とは言い切れない。
  
*[[頑強]]や[[不死]]を持つクリーチャーをコピーすると[[全体除去]]への対策となる。[[台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks]]などが[[色]]も合っていて使いやすいだろう。
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*[[頑強]]や[[不死]]を持つクリーチャーをコピーすると[[全体除去]]への対策となる。[[台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks]]などが[[色]]も合っていて使いやすいだろう。なお、戻ってくる際には[[カウンター (目印)|カウンター]]は得るもののコピーではなくなっている点に注意。
  
 
*[[聖遺の騎士/Knight of the Reliquary]]などの、プレイヤーごとに[[P/T]]値が異なるクリーチャーをコピーすれば、戦闘時に一方的に打ち取れる。ただし、相手よりも自分のほうが効率的にサイズを大きくできることが前提となる。
 
*[[聖遺の騎士/Knight of the Reliquary]]などの、プレイヤーごとに[[P/T]]値が異なるクリーチャーをコピーすれば、戦闘時に一方的に打ち取れる。ただし、相手よりも自分のほうが効率的にサイズを大きくできることが前提となる。
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**[[プロテクション]]を持つクリーチャーをそれを持たない他のクリーチャーのコピーにする事で一時的に[[除去耐性]]を失わせる事ができる。
 
**[[プロテクション]]を持つクリーチャーをそれを持たない他のクリーチャーのコピーにする事で一時的に[[除去耐性]]を失わせる事ができる。
 
**[[単体除去]]に対応して[[呪禁]]を持つクリーチャーをコピーすることで、[[不正な対象|対象不適正]]で[[立ち消え]]させる事ができる。
 
**[[単体除去]]に対応して[[呪禁]]を持つクリーチャーをコピーすることで、[[不正な対象|対象不適正]]で[[立ち消え]]させる事ができる。
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**[[頑強]]や[[不死]]を持つクリーチャーをコピーすることで、それの効力を得られる。なお、戻ってくる際には[[カウンター (目印)|カウンター]]は得るもののコピーではなくなっている点に注意。
  
*[[ミシュラランド]]などをコピーする事で、[[オーラ]][[装備品]]を外させる事ができる。[[#ルール|ルール]]も参照のこと。
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*[[クリーチャー化]]しているパーマネントをコピーすることで、[[オーラ]][[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント (クリーチャー)]])や[[装備品]][[はずす]][[#ルール|ルール]]も参照のこと。
**攻撃宣言後に土地にコピーした場合、[[攻撃]]できるクリーチャーがいなくなるため、実質[[濃霧/Fog]]の様に働く。
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==ルール==
 
==ルール==
 
*[[クリーチャー化]]している本来クリーチャーではない[[パーマネント]](例:[[ミシュラランド]])をコピーした場合、コピー元以外のクリーチャーはクリーチャー化していない状態でコピーされる。
 
*[[クリーチャー化]]している本来クリーチャーではない[[パーマネント]](例:[[ミシュラランド]])をコピーした場合、コピー元以外のクリーチャーはクリーチャー化していない状態でコピーされる。
*[[伝説のクリーチャー]]は対象に取れないが、クリーチャーとなった[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]](例:[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura]])は伝説のクリーチャーではないため、対象に取ることができる。その場合、[[プレインズウォーカーの唯一性ルール]]により全てのクリーチャーが墓地に送られる。
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*[[伝説のクリーチャー]]は対象に取れないが、クリーチャーとなった[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]](例:[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura]])は伝説のクリーチャーではないため、対象に取ることができる。その場合、[[プレインズウォーカーの唯一性ルール]]によりすべてのクリーチャーが墓地に置かれる。
 
*置かれている[[カウンター (目印)|カウンター]]はコピーされない。
 
*置かれている[[カウンター (目印)|カウンター]]はコピーされない。
**[[+1/+1カウンター]]が置かれているタフネス0のクリーチャー([[接合]]・[[移植]]持ちなど)をコピーした場合、カウンターや装備品、[[常在型能力]]などでタフネスに修整を受けていないクリーチャーは墓地に置かれる。また、タフネス1のクリーチャーをコピーすると[[-1/-1カウンター]]が置かれているクリーチャーは[[墓地]]に送られる。
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**[[+1/+1カウンター]]が置かれているタフネス0のクリーチャー([[接合]]・[[移植]]持ちなど)をコピーした場合、カウンターや装備品、[[常在型能力]]などでタフネスに修整を受けていないクリーチャーは墓地に置かれる。また、タフネス1のクリーチャーをコピーすると[[-1/-1カウンター]]が置かれているクリーチャーは墓地に置かれる。
 
**[[全体除去]]に[[対応して]][[クロノゾア/Chronozoa]]をコピーした場合、コピーされたクリーチャーは[[時間カウンター]]が置かれていないので[[クロノゾア/Chronozoa]]の能力が[[誘発]]する。
 
**[[全体除去]]に[[対応して]][[クロノゾア/Chronozoa]]をコピーした場合、コピーされたクリーチャーは[[時間カウンター]]が置かれていないので[[クロノゾア/Chronozoa]]の能力が[[誘発]]する。
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*[[位相]]もコピーされない。
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**[[タップ状態]]のクリーチャーをコピーしても、[[アンタップ状態]]のカードがタップ状態になるわけではない。
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**[[裏向き]]であるパーマネントをコピーした場合、すぺてのクリーチャーは「[[カード名]]を持たない2/2」になる。しかし、もともと[[表向き]]であったならそのまま表向きとして扱うので「表になる」ことはできない。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:シャドウムーア]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:シャドウムーア]] - [[レア]]
 
__NOTOC__
 
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2012年9月13日 (木) 22:28時点における版


Mirrorweave / 鏡編み (2)(白/青)(白/青)
インスタント

伝説でないクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、他の各クリーチャーはそれのコピーになる。


戦場に出ている全てのクリーチャー対象となったクリーチャーのコピーにする。細胞形成/Cytoshapeの効果範囲を広くしたようなカード。

対象は自分がコントロールするクリーチャーでも対戦相手のものでも構わないし、また変化するのは敵味方含めたすべてのクリーチャーであるため、柔軟性と爆発力を兼ね備えている。さらにインスタントであるため、奇襲性も高い。

とはいえ小回りが効かない感はあり、使い方を間違えると自爆することになりかねない。使い道は以下の通り多種多様であるため、状況ごとに発想を切り替えていく運用が望ましいだろう。

コピーに関しては、コピー可能な値も参照のこと。

利用

攻撃

  • 攻撃宣言後に何らかの攻撃制限能力(例えば防衛など)を持つクリーチャーをコピーして、事実上の制限無視。攻撃に使えない代わりにサイズなどで恵まれているクリーチャーを活用できる。

防御

  • 防衛などの攻撃制限を持つクリーチャーをコピーすることで、相手クリーチャーの攻撃参加を阻止、足止めとなる。
    • その場合、攻撃クリーチャー指定ステップに入る前に使わなければいけない点に注意。攻撃クリーチャーの指定はターン起因処理のひとつで、ステップに入ってしまったら即座に処理される。その後で防衛を与えても、既に攻撃に参加している状態なので意味がない。
    • クリーチャー化しているパーマネントをコピーする場合、攻撃宣言後でも有効な場合がある。コピーはすべて非クリーチャーになり、攻撃から取り除かれるため。下記ルール参照。
    • 単純に、パワー0のクリーチャーをコピーするのも有効。ただし対戦相手が何らかのパワー強化を利用してくる可能性を考えれば、安全とは言い切れない。
  • 聖遺の騎士/Knight of the Reliquaryなどの、プレイヤーごとにP/T値が異なるクリーチャーをコピーすれば、戦闘時に一方的に打ち取れる。ただし、相手よりも自分のほうが効率的にサイズを大きくできることが前提となる。

その他

  • 除去耐性をつけたりなくしたりすることができる。
    • プロテクションを持つクリーチャーをそれを持たない他のクリーチャーのコピーにする事で一時的に除去耐性を失わせる事ができる。
    • 単体除去に対応して呪禁を持つクリーチャーをコピーすることで、対象不適正立ち消えさせる事ができる。
    • 頑強不死を持つクリーチャーをコピーすることで、それの効力を得られる。なお、戻ってくる際にはカウンターは得るもののコピーではなくなっている点に注意。

ルール

参考

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