枠
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2021年10月19日 (火) 21:21時点における版
枠 (Frame/Border)とは、
- まわりを取り囲むもの。
- 何かを入れるための場所。スロット/Slotとも。
マジック:ザ・ギャザリングにおいて、「枠」はいくつもの意味を持つ。
目次 |
カード外周の縁取りの色
マジックのカードの外枠(Border)は、Amonkhet Invocationsなどの例外を除き、以下のものがある。公式フォーマットでは、黒枠と白枠のみ使用できる。
カード内の見た目
カード内のレイアウトである枠(Frame)についてスカージ以前のものを旧枠、第8版以降のものを新枠と呼ぶ。
ボックス
カード内でカードの部分を囲むボックスも「枠」と呼ばれる場合がある。以下、新枠の一般的な(常磐木や落葉樹の)カードについて解説したあと、例外についても触れる。ボックスに囲われていないもののレイアウトについてはカードも参照。
- カード名のボックス
- カード名、マナ・コストを囲う。ドミナリア以降の、プレインズウォーカーを除く伝説のカードでは、王冠のような装飾で囲われている。
- 絵のボックス
- 絵を囲う。
- タイプ行のボックス
- 色指標、タイプ行、エキスパンション・シンボルを囲う。
- 文章欄
- 総合ルールにおいて「文章欄/text box」と表記される。該当記事を参照。
- P/T
- 総合ルールにおいて「パワー/タフネス枠/power/toughness box」と表記される。
カードの背景やボックスの色
単色カード(白、青、黒、赤、緑)、多色カード(金)、アーティファクト、土地の8つに大別されるが、例外もある。
- 2色のカード
- 2色のものは、P/T以外のボックスの縁取りの色、および文章欄の背景色が、それぞれグラデーションになっている。
- 2色の混成カード
- 上記に加え、カードの背景もグラデーションになっている。
- その他
- ヴェールの呪いのガラク/Garruk, the Veil-Cursedなど、慣例と異なるカードもある。
- 有色アーティファクト
- カードの背景はアーティファクトのものが使われ、それ以外はそのカードの色に基づく。
- アーティファクトでない無色のカード(エルドラージなど)
- カードの背景がなく、カード名のボックス、タイプ行のボックス、文章欄が半透明になっている。
特殊なカード枠を使用するメカニズム
- 一部のカード・タイプ、特殊タイプ
- クリーチャー・エンチャント(テーロス以降)
- アーティファクト・エンチャント
- 伝説の (ドミナリア以降)
- 氷雪 (カルドハイム以降)
- プレインズウォーカー
- ダンジョン
- ヴァンガード
- 次元
- 現象
- 計略
- 策略
- 分割カード
- 反転カード
- Lv系カード
- 両面カード、合体カード
- 奇跡
- 欠色
- 機体
- 英雄譚
- 当事者カード
- 変容
- 相棒
- クラス
- サイコロの結果テーブル
- からくり
- 宿主、拡張
その他
以下のカードは、特殊な見た目の枠デザインで印刷されている。
- 次元の混乱および未来予知のタイムシフト
- コンスピラシー:王位争奪のドラフトに関連した能力を持つカード
- Masterpiece Series
- Signature Spellbookシリーズ
- Secret Lair Drop Seriesの一部のカード
- 拡張アート枠
- アルティメットマスターズのUltimate Box Topper
- エルドレインの王権以降のプロジェクト・ブースター・ファン
- 拡張アート版プレインズウォーカー
- Guilds of Ravnica Mythic Edition、Ravnica Allegiance Mythic Edition、War of the Spark Mythic Edition
- エルドレインの王権以降のプロジェクト・ブースター・ファン
- ショーケース・フレーム
- ゴジラシリーズ・カード/Godzilla Series Monster card
- ミスティカルアーカイブ
- 一部の銀枠カード
- 一部のプロモーション・カード
- フルアート(全面イラスト)の土地・カード(ゼンディカーなど)
- チャレンジ・デッキ収録のカード
スロット
上述した意味から転じて、何かを入れる場所のことを「枠(スロット)」と呼ぶ場合もある。
トレーディングカードゲームにおいては基本的に「カードのスロット」を指す。
カード・セット内に収録されるカード枚数やデッキに入れられるカード枚数には現実的に限りがあるため、「神話レア枠」「除去枠」「貴重なサイドボード枠を割く」などといった使い方をされる。「サイクルの緑の枠は弱いことが多い」などという俗説も。
他にも、背景世界に関して「今回のゴブリン枠」などと言う場合もある。