エイプリル・フール
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**参加費は100ゴールドor20ジェムで3勝か3敗で終了、賞品は1勝以上なら常に100ゴールドと稼ぐためのイベントというよりは純粋にカオスを楽しむための仕様になっている。 | **参加費は100ゴールドor20ジェムで3勝か3敗で終了、賞品は1勝以上なら常に100ゴールドと稼ぐためのイベントというよりは純粋にカオスを楽しむための仕様になっている。 | ||
**フレイバーとしては、倉庫内に[[ビーブル]]が侵入してカードをめちゃくちゃに混ぜてしまったので片付けるついでに遊ぼう、というもの。 | **フレイバーとしては、倉庫内に[[ビーブル]]が侵入してカードをめちゃくちゃに混ぜてしまったので片付けるついでに遊ぼう、というもの。 | ||
+ | ===2023年=== | ||
+ | マジック30周年の節目であるからか、エイプリル・フールもそれを意識した内容が多い年となった。 | ||
+ | *日本公式サイトではマジック'''300'''周年が祝われた。マジックの原型は1723年の日本で生み出された遊び「魔札」であり、後に[[Richard Garfield]]がそれをモチーフに現在のマジックを創り出したというしょうげきのしんじつが明かされた([https://news.denfaminicogamer.jp/news/230401m 参考:電ファミニコゲーマーの紹介])。 | ||
+ | ;[[MTGアリーナ]] | ||
+ | *デフォルトのスリーブ([[裏面|Deck Master]])が[[カードの状態|ヘビープレイド]]仕様になった。 | ||
+ | *対戦開始時にビデオテープ風の演出が入るようになった。どうやら2023年から1993年にタイムスリップしているようだ。 | ||
+ | *対戦ステージが1993年のゲームショップを思わせるような光景になった。 | ||
+ | **[[Ancestral Recall]]や[[Black Lotus]]の落書き、表裏に[[ゴブリン気球部隊/Goblin Balloon Brigade|Goblin Balloon Brigade]]/[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves|Llanowar Elves]]と書かれたカセットテープ、[[太陽の指輪/Sol Ring|Sol Ring]]風スナック、[[Mox]] Fruit Snucksと[[リミテッド・エディション]]に因んだ小物が散らばっている。 | ||
+ | ***すべてがリミテッド・エディション関連のネタというわけではなく、[[ブラッシュワグ/Brushwagg]]風落書きや「[[テフェリー/Teferi|Teferi]] wuz Here」といった1993年当時は存在しないものも含まれている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[豆知識データベース|豆知識]] | *[[豆知識データベース|豆知識]] |
2023年4月1日 (土) 12:39時点における版
エイプリル・フール/April Fool Dayは、毎年4月1日にある、軽いジョークを言ってもよいとされている日。WotC社の公式ホームページでもジョーク要素が入れられている。ただし、ジョーク記事の中にジョークっぽい本当の記事を入れたりもするので油断できない。
- Blogatogなど、WotCスタッフの個人アカウントでジョークが披露されることもある。
目次 |
過去におこなわれたジョーク
2002年
- 「卵」のカードが開発されていた。(該当ページ:All in One Basket)
2004年
- 禁止カードトーナメントで優勝した精神隷属器/Mindslaverを禁止、というジョーク(4月1日の少し前から、何の説明も無く投票によるカードのトーナメントが行われていた)。(該当ページ:You Decided -- Mindslaver is Banned!(邦訳 (Braingeyser)))
- 嘘カードTeferi's Domain、Mind Theft、Curse of Nazir。(該当ページ:Peeking in the Black Box)
- The Phoenix FoundationがWotCを買収、The Phoenix Foundation総帥のKai BuddeがCEOに就任。(該当ページ:Weekend Doubleheader)
- ジョークにまぎれて本当だったアンヒンジド発売決定のニュース。(該当ページ:Ach! Hans, run! It's Unhinged!)
2005年
- プレミアムボタンが設置され、それを押すと隠し画像を得ることができた。
2006年
- グランプリ(Grand Prix)拡大版「Global Prix」開催。(該当ページ:Live Coverage of Global Prix 2006)
- R&Dでお馴染みの3人がStarCityGames.comにオバカコラムを寄せている。(該当ページ:My Magic Time (Mark Rosewater), Turn 1 Thrills (Randy Buehler), The Big Deal About Little Pictures, Part 2 (Matt Cavotta))
2008年
- 「Duel Deck: Ninjas vs. Pirates」発表。(該当ページ:A Special Product Announcement)
2009年
- 「From the Vault: Vaults」発表。(該当ページ:Announcing From the Vault: Vaults)
- ドラフトビューアを公開。しかし、パックの中身が「オール従者/Squire」「オールカスレア」「オールエラーカード」「オール分割カード(Nicol Bolas, Plains+Walkerなど存在しないもの)」「トランプのカード」などありえない組み合わせになっている。(該当ページ:Draft Viewer)
- Tom Riddleの2パック目は、デュエル・マスターズなど他のTCGのカードで構成されているが、その中にアラーラ再誕版の終止/Terminateが含まれ、再録されることを暗に発表していた。
- Daily Deck Listでは、3マナ2/2バニラ(通称:灰色オーガ)ばかりのデッキ「ターボオーガコントロール(Turbo Ogre Control)」が紹介された。(該当ページ:Turbo Ogre Control)
2010年
- “Debunking Rumors”と称して、マジックに関する噂話について釈明を行なっている。その内容は「エルドラージ覚醒のカードのマナ総量の平均値は12ではない」「ラヴニカ/Ravnicaのグルール一族/The Gruul Clansとゼンディカーのグール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampireとは無関係」など、どうでも良いことばかりである。
2011年
- 「Duet Deck: Liliana with Gideon」発表。(該当ページ:Announcing Duet Decks: Liliana with Gideon)
- デッキ登録シミュレーターを公開。表示されたカードの名前を手書きし、正常に登録できるかをテストしてくれる。(該当ページ:Deck Registration Simulator)
- Brian David-Marshallのコーナー「The Week That Was」では、Caw-Blade、Boat Brew、Dirty Kitty、The Deck、Full English Breakfastを紹介。レシピはまさにデッキの名前を体現した内容となっている。(該当ページ:Literally!)
- Card of the Dayでは、グレゴリオ暦の4月1日を紹介。Mifune Toshiroの生誕91周年などに触れている。(該当ページ:Card of the Day - April, 2011)
- Daily Deck Listでは、ミラディン包囲戦時点のスタンダードで使用可能な基本土地以外のカード全1199種類をすべて4枚積み、基本土地を604枚積みした7816枚デッキ「スタンダード・デッキ(Standard Deck)」が紹介された。(該当ページ:Standard Deck)
- Wallpaper of the Weekでは、Mark Rosewaterがイラストを手がけたLook at Me, I'm the DCIの壁紙を公開。(該当ページ:Wallpaper of the Week:Look at Me, I'm the DCI)
2013年
- Magic Online上で 「Magic Online's Festival Of Old Limited Sealed」が開催される。使用されたパックの頭文字が「APRIL FOOLS」となっていた。(参考1 参考2)
- 新世界秩序に代わる新たな方針として、「New New World Order(新・新世界秩序)」が発表された(参考/翻訳)。
2014年
- Magic Online上で 「April Phool's Phantom 8-Booster Sealed Event」が開催される。8個のテーマに沿って選出されたブースターパックを用いたカオス(混合)シールドで、プールは時間によってランダムに選ばれる。(参考)
- ReConstructedでは、体調の優れないGavin Verheyに代わりSerious Fun担当のBruce Richardが執筆。猫の部族デッキを「改良」するはずが、最終的に全くの別物になってしまっている(参考/翻訳)。
- Serious Funでは、Bruceを騙しコラムを乗っ取ることに成功したGavinが執筆。「インターネットの力を利用する」をテーマに、人気ウェブサイト「reddit」をイメージしたらせんの円錐/Helix Pinnacleデッキや、ネットスラング「troll」に因んだトロールデッキを紹介している(参考)。
- 記事中には「Doge」「One Does Not Simply」「Forever Alone」など、英語圏のインターネットミームが大量に散りばめられている。
- Ask Wizardsでは、「鶏が先ですか?卵が先ですか?」という質問にマジック的観点から答えている(参考)。
2015年
- Daily MTGならぬDaily Maroと称し、Mark Rosewaterがすべての記事を執筆。著者は全員「Mark Rosewater」のもじりになっている。
- Uncharted Realms(地図にない領域)ならぬSomewhat Charted Realms(多少は地図にもある領域)では、マロー/Maroとマローの魔術師/Maro-Sorcerer2人、麻呂/Maroサイクル5人の物語が描かれた(参考)。
- この週のUncharted Realms(The Guardian/守護者)は、翌日に別途掲載されている。
- Organized Play(組織的なプレイ)ならぬDisorganized Play(めちゃくちゃなプレイ)では、アン・ゲームのプロツアー「Un-Pro Tour」の開催が発表された。殿堂プレイヤーからのコメントも寄せられている(参考)。
- Limited Information(リミテッド情報)ならぬReally Limited Information(本当に限られた情報)では、プレイヤー分類の一種ナッツ・アンド・ボルトについて、タルキール龍紀伝で最も濫用されるのに相応しいクリーチャーについて、そして龍火の薬瓶/Vial of Dragonfireがカラーパイを壊す懸念について語られている(参考)。
- Daily Deck(今日のデッキ)ならぬDaily Duck(今日のアヒル)は、バリケン(参考)。
- Arcanaでは、Markのポッドキャスト「Drive to Work」のボックスセットの発売が発表された(参考)。
- この日更新された壁紙はMarkがイラストを手がけたLook at Me, I'm the DCI(参考)。
- Uncharted Realms(地図にない領域)ならぬSomewhat Charted Realms(多少は地図にもある領域)では、マロー/Maroとマローの魔術師/Maro-Sorcerer2人、麻呂/Maroサイクル5人の物語が描かれた(参考)。
2016年
- イニストラードを覆う影のプレリリース・トーナメントを翌日に控えていることと、2月のコンスピラシー:王位争奪の発表の際に十分ジョークをやったことから、この年のDaily MTGでは通常通りの更新が行われた(参考)。
- ただし公式Twitterでは、Magic: The Gathering - Travel Editionなる通常の4分の1のサイズの小型カードのセットが、購入先のリンクとともに発表されている(参考)。
- BUY NOW ボタンを押すとエイプリル・フールである旨が示され、実際には購入できない。
2018年
- 日本公式サイトでは様々な商品の発売が発表された。ラインナップは『MAGIC MANA WAX』『岩SHOWの「デイリー・デッキ」』『デュエルデッキ:金子(サラリーマン) vs 金子(パラサイト)』『TINY BOOSTER』『Archenemy: Mark Rosewater』『From the Vault: Kamaniki』。
- Archenemy: Mark Rosewaterのパッケージを飾るマローは、Inside R&Dで「カラデシュ!すごい!本当にすごいんだ!」と叫んでいるときのもの。カラデシュ・ブロックがスタンダードで禁止カードを出すたびにこの発言がネタにされてしまった経緯を受け、製品も「マローを社長室に送る」ことを目標とするものになっている。
- なお、ドミナリア発売に伴うブランド・ロゴ変更に合わせて、正規更新として同日より日本公式サイトのレイアウトが大幅に変更された(公式Twitter)。
2019年
- ミシックインビテーショナル開催中ということもあり、期間中はそちらのフィーチャーが優先されていた。
- 日本公式サイトのトップページに天野喜孝氏によるリリアナ・ヴェス/Liliana Vessのイラストと共に、ファイナルファンタジーシリーズ風にアレンジされた「Magic: The Gathering」のロゴが掲載された。リード文は「ヴェールの呪いを、感じてほしい。 FEEL THE CURSE OF THE VEIL」。
- 掲載時点ではアーティスト情報は公表されていなかったが、日本語版灯争大戦限定で収録されるイラスト違いのプレインズウォーカー・カードに使用されることが発表され、そこで天野喜孝氏の手による戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General(のイラストの一部)だと判明した(参考 )。
- MTGアリーナではデッキ選択画面のデッキケースに目玉(◎◎)がついた。カーソルで触れたりケースを開閉すると目玉がゆらゆらと揺れる仕様。デッキを大量に所持している場合、画面いっぱいにずらりと目玉が並ぶことになるため少しびっくりする。
- 関連して、マジックの様々なイラストに目玉型のシールを貼り付けた画像がMTG Arena公式Twitter上で複数投稿された。よりにもよって前日公開されたばかりの灯争大戦のトレーラー映像のカットまで使用している。特にリリアナ・ヴェス/Liliana Vessの顔はとんでもないことに……。(びっくりする絵面なので閲覧注意)
- この目玉はGoogly Eyesと呼ばれ、他の作品でもこのネタが使用されている。
2020年
- Secret Lair Drop Seriesの新作、Wizards of the Coast Presents: After Great Deliberation, We Have Compiled and Remastered the Greatest Magic: The Gathering Cards of All Time, Everが発表された(参考)。
- 仰々しい名前とは裏腹に、その実態はゴブリンの雪だるま/Goblin Snowman、泥穴/Mudhole、従者/Squire、嵐雲のカラス/Storm Crowという弱すぎてネタにされるカードの詰め合わせである。しかも全てフルアート仕様。
- その後、なんと実際に店舗に配布されたが(参考)、同年に起こったNoah Bradleyとの関係断絶により従者が悪鬼の血脈、ティボルト/Tibalt, the Fiend-Bloodedに差し替えられている。イラストはデュエルデッキ:ソリンvsティボルトのものだが、白枠・非プレミアムカード仕様になっている。
2021年
- 日本公式サイトのトップページがリニューアルし、2000年代初期の個人ホームページを思わせるデザインになった(Internet Archive)。(参考:ファミ通.comの紹介)。
- 曰く、「表示の遅さ・画像の重さ・情報過多」に対応しようとした結果こうなったとのこと。
- MTGアリーナ上ではアリーナ版タイプ0というべきフォーマット、「新ヒストリック」をプレイすることができた。詳細は当該ページを参照のこと。
2022年
- 日本公式サイトがリニューアル(Internet Archive)。LINEスタンプやGIFアニメ等で有名なUSGMEN(うさぎメン)氏とコラボし、トップページが神河:輝ける世界やニューカペナの街角の登場人物(あとフブルスプ/Fblthpと。)のデフォルメされた姿で埋め尽くされた(参考:日本公式の告知Tweet)。
- このうちニューカペナの街角統率者デッキのメイン統率者5人のイラストはステッカーとしてJR秋葉原駅で配布された(参考)。
- リニューアル記念として(架空の)コラボレーショングッズがブリキ通りの市場/Tin Street Marketで販売されるとの告知も行われた。価格表示もラヴニカ/Ravnicaの通貨であるジブ/Zib、ジノ/Zinoになっている。
- Secret Lair Drop Series: Finally! Left-Handed Magic Cardsが発表された(参考)。マジック:ザ・ギャザリングの誕生当初、現在の「右利き用」カード以外にも「左利き用」カードが考案されていたという体で作られており、マナ・コストやP/Tなどの一部の情報が左側に来ている。
- 上記の作成秘話こそエイプリル・フールだが、この商品自体は実際に発売された。詳細は当該ページを参照のこと。
- Magic Onlineでは第7版のブースター・ドラフトがフリープレイできた(参考)。
- MTGアリーナでは2019年同様にデッキケースに目玉が付き、さらにアバターにまで同様の目玉が付いた。
- 隻眼のアジャニ/Ajaniは右目にだけ目玉が付いていたり、ドビン/Dovinのレンズ全てに目玉がついていたりと芸が細かい。
- MTGアリーナでミックス・シールド/Mixed-Up Sealedが開催された。MTGアリーナの全実装カードが通常のドラフト・ブースターと同じ稀少度比で出現する特殊パックを用いたファントム・カオス・シールドである。4月1日限定ではなく4日間開催された。
- 参加費は100ゴールドor20ジェムで3勝か3敗で終了、賞品は1勝以上なら常に100ゴールドと稼ぐためのイベントというよりは純粋にカオスを楽しむための仕様になっている。
- フレイバーとしては、倉庫内にビーブルが侵入してカードをめちゃくちゃに混ぜてしまったので片付けるついでに遊ぼう、というもの。
2023年
マジック30周年の節目であるからか、エイプリル・フールもそれを意識した内容が多い年となった。
- 日本公式サイトではマジック300周年が祝われた。マジックの原型は1723年の日本で生み出された遊び「魔札」であり、後にRichard Garfieldがそれをモチーフに現在のマジックを創り出したというしょうげきのしんじつが明かされた(参考:電ファミニコゲーマーの紹介)。
- デフォルトのスリーブ(Deck Master)がヘビープレイド仕様になった。
- 対戦開始時にビデオテープ風の演出が入るようになった。どうやら2023年から1993年にタイムスリップしているようだ。
- 対戦ステージが1993年のゲームショップを思わせるような光景になった。
- Ancestral RecallやBlack Lotusの落書き、表裏にGoblin Balloon Brigade/Llanowar Elvesと書かれたカセットテープ、Sol Ring風スナック、Mox Fruit Snucksとリミテッド・エディションに因んだ小物が散らばっている。
- すべてがリミテッド・エディション関連のネタというわけではなく、ブラッシュワグ/Brushwagg風落書きや「Teferi wuz Here」といった1993年当時は存在しないものも含まれている。
- Ancestral RecallやBlack Lotusの落書き、表裏にGoblin Balloon Brigade/Llanowar Elvesと書かれたカセットテープ、Sol Ring風スナック、Mox Fruit Snucksとリミテッド・エディションに因んだ小物が散らばっている。