青緑ビートダウン

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
250行: 250行:
 
[[Category:緑青ビート・コントロールデッキ|*]]
 
[[Category:緑青ビート・コントロールデッキ|*]]
 
[[Category:時のらせんブロック構築デッキ]]
 
[[Category:時のらせんブロック構築デッキ]]
[[Category:スタンダードデッキ]]
+
[[Category:団結のドミナリア~機械兵団の進軍:決戦の後にを含むスタンダードデッキ]]
 +
[[Category:エルドレインの森~サンダー・ジャンクションの無法者を含むスタンダードデッキ]]
 +
[[Category:ブルームバロウ~ファイナルファンタジーを含むスタンダードデッキ]]
 
[[Category:パイオニアデッキ]]
 
[[Category:パイオニアデッキ]]
 
[[Category:エクステンデッドデッキ]]
 
[[Category:エクステンデッドデッキ]]

2025年1月10日 (金) 15:54時点における版

青緑ビートダウン(Blue-Green Beatdown)は、クリーチャーによるビートダウンを、カウンタードローバウンスでバックアップするビートダウンデッキビート・コントロールデッキの総称。これらの内、カウンターを重視したものは神河ブロックあたりからクロック・パーミッションという言葉に取って代わられた。青緑クロック・パーミッションも参照のこと。

目次

団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期

ブルームバロウ発売後のスタンダードシミック・テラー/Simic Terrorと呼ばれるデッキがメタゲームの一角に存在する。



デッキ構成はパウパーディミーア・テラーに似ており、軽量ドロー濾過サーチスペルを連打し早期にトレイリアの恐怖/Tolarian Terrorを出して殴る変則的ビートダウンである。ブルームバロウにて同様のコスト減少能力を持つ渦泥の蟹/Eddymurk Crabや、サポートかつフィニッシャーにもなる嵐追いの才能/Stormchaser's Talentを獲得したことでスタンダードでも戦えるデッキとなった。

サンプルレシピ

シミック・テラー [1]
土地 (16)
4 植物の聖域/Botanical Sanctum
1 森/Forest
4 迷路庭園/Hedge Maze
3 島/Island
4 ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
クリーチャー (8)
4 渦泥の蟹/Eddymurk Crab
4 トレイリアの恐怖/Tolarian Terror
呪文 (36)
4 花粉の分析/Analyze the Pollen
1 僻境との対峙/Brave the Wilds
4 薮打ち/Bushwhack
4 蓄え放題/Cache Grab
3 今のうちに出よう/Get Out
4 洪水の大口へ/Into the Flood Maw
4 手練/Sleight of Hand
4 嵐追いの才能/Stormchaser's Talent
4 この町は狭すぎる/This Town Ain't Big Enough
4 豆の木をのぼれ/Up the Beanstalk
サイドボード (15)
3 石術の連射/Lithomantic Barrage
1 山/Mountain
2 否認/Negate
3 毒を選べ/Pick Your Poison
4 紅蓮地獄/Pyroclasm
2 三歩先/Three Steps Ahead


時のらせんブロック構築

非常に強力なタルモゴイフ/Tarmogoyf時のらせんブロック構築緑白ゴイフ赤緑プレデターなどを生んだが、このデッキもその一種である。「青緑ゴイフ(UG Goyf)」とも呼ばれる。



タルモゴイフを始め、裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskateなどの優秀なクリーチャー展開してテンポ・アドバンテージを稼ぎ、遅延/Delayなどでサポートしつつ殴り倒すのが基本である。

コー追われの物あさり/Looter il-Korによりタルモゴイフを肥大化させやすく、デッキの安定性が非常に高い。

また、青緑ピクルスコンボを軸とした青緑シフターも存在した。


サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (25)
4 コー追われの物あさり/Looter il-Kor
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf
4 裂け目掃き/Riftsweeper
4 裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate
4 神秘の蛇/Mystic Snake
3 ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter
2 造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant
呪文 (11)
3 心霊破/Psionic Blast
4 遅延/Delay
4 猿術/Pongify
土地 (24)
2 森/Forest
2 地平線の梢/Horizon Canopy
4 ラノワールの再生地/Llanowar Reborn
4 広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse
1 ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
11 島/Island
サイドボード
4 鋸刃の矢/Serrated Arrows
3 ソーンウィールドの射手/Thornweald Archer
3 ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir
3 塩水の精霊/Brine Elemental
1 ウルザの工廠/Urza's Factory
1 ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter

オデッセイ・ブロック期

オデッセイ・ブロックでの強力なクリーチャーと、フラッシュバックマッドネスなどの新メカニズム、そしてそれらを有効利用できるの強力な共鳴者たち(マーフォークの物あさり/Merfolk Looterなど)の登場で頭角を表す。



当時最強の緑クリーチャーだった野生の雑種犬/Wild Mongrelドローディスカードを両立するマーフォークの物あさり、これらの共鳴者と相性の良い優良マッドネスカード日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla堂々巡り/Circular Logicジャッジメントの超強力インカーネーション不可思議/Wonder、これらのカードはどのパターンでもほぼ必須投入とされる。

このデッキタイプのバリエーションとしては、主に以下のものがある。

インベイジョン・ブロックのころはこれらが混在していたが、その中でもマッドネスデッキパワーの点で一歩抜けており、メタゲームの変遷の末にこれをベースとして再び1つに統合されることになる。

インベイジョン・ブロック構築

インベイジョン・ブロック構築では、対抗色にフィーチャーしたアポカリプスの登場で注目を集める。



カヴーのタイタン/Kavu Titanガイアの空の民/Gaea's Skyfolkなどのビートダウンを大量のバウンスで補助する。

マナ基盤を安定させてくれる対抗色ペインランドヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coastも大きい。

黎明期

それ以前には、Tropical Skyなどといったデッキも存在していた。



マナ加速から中堅フライヤーに繋げ、カウンターで守るのが基本である。


サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (12)
4 極楽鳥/Birds of Paradise
4 大地の怒り/Force of Nature
4 巨大戦車/Juggernaut
呪文 (25)
4 対抗呪文/Counterspell
4 魔力消沈/Power Sink
4 呪文破/Spell Blast
1 知識の噴出/Braingeyser
4 支配魔法/Control Magic
1 砂漠の竜巻/Desert Twister
1 新たな芽吹き/Regrowth
4 繁茂/Wild Growth
1 太陽の指輪/Sol Ring
1 Mox Sapphire
土地 (23)
10 森/Forest
9 島/Island
4 Tropical Island
サイドボード
4 生の躍動/Lifeforce
3 ハリケーン/Hurricane
4 崩壊/Crumble
4 平穏/Tranquility
  • 入手状況の関係で、ほとんどのカードがリバイズドである。

パイオニア

パイオニア環境では緑単タッチビートダウンデッキが存在する。



基本はストンピィだが、王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crownsや少量のカウンターのために青がタッチされる。

サンプルリスト

Simic Stompy [2]
土地 (20)
4 植物の聖域/Botanical Sanctum
4 繁殖池/Breeding Pool
6 森/Forest
2 ハシェプのオアシス/Hashep Oasis
4 ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
クリーチャー (26)
4 エルフの神秘家/Elvish Mystic
3 原初の飢え、ガルタ/Ghalta, Primal Hunger
2 金のガチョウ/Gilded Goose
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 恋煩いの野獣/Lovestruck Beast
1 探索する獣/Questing Beast
1 不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable
4 鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Champion
1 狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller
2 ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ/Yorvo, Lord of Garenbrig
呪文 (14)
2 キランの真意号/Heart of Kiran
4 王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns
4 むかしむかし/Once Upon a Time
4 頑固な否認/Stubborn Denial
サイドボード (15)
3 英雄的介入/Heroic Intervention
1 狩人狩り/Hunt the Hunter
4 造命師の動物記/Lifecrafter's Bestiary
4 捕食/Prey Upon
3 睡眠/Sleep

エクステンデッド

ローテーション以前のエクステンデッド環境では、スリヴァーによるクロックカウンターで守るスリヴァーデッキカウンタースリヴァーが活躍していた。


オデッセイ参入後は、クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad軽量ドローとカウンターで成長させるゼロックスデッキ・ミラクルグロウとその発展形スーパーグロウが活躍する。


いずれもカウンターを使用するためコンボデッキに耐性があり、特に当時猛威を振るったドネイトデッキへの対抗策として使用されたカウンタースリヴァーはネクロ・ドネイトへの、グロウトリックスへのそれぞれアンチデッキにあたる。

この時期の活躍の理由としては強力ピッチスペルカウンター、意志の力/Force of Willの存在が大きい。


また、ローテーション後はスタンダード同様青緑マッドネスが登場し、その発展系とともに1つのアーキタイプとして認知されている。


参考

MOBILE