引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn

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**[[大渦の大天使/Maelstrom Archangel]]や[[秘匿]]の能力のような、「[[マナ・コスト]]を支払うことなく唱えてもよい」能力を利用する。追加ターンも得られるが、[[軽い|軽く]]安定した方法が無く、[[オーバーキル]]になりがち。
 
**[[大渦の大天使/Maelstrom Archangel]]や[[秘匿]]の能力のような、「[[マナ・コスト]]を支払うことなく唱えてもよい」能力を利用する。追加ターンも得られるが、[[軽い|軽く]]安定した方法が無く、[[オーバーキル]]になりがち。
  
[[エルドラージ覚醒]]の[[リミテッド]]では、エルドラージ・[[落とし子]]・[[トークン]]などのサポートがあり、全体的に低速[[環境]]なので可能性はあるが、それでも、ある程度狙って[[ピック]]していかなければ難しいだろう。
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[[エルドラージ覚醒]]の[[リミテッド]]では、エルドラージ・[[落とし子]]・[[トークン]]などのサポートがあり、全体的に低速[[環境]]なので唱えられる可能性がないわけではないが、ある程度狙って[[ピック]]していかなければ難しいだろう。
  
[[構築]]では、登場時には[[エルドラージ変身]]で単独採用、[[基本セット2011]]で[[原始のタイタン/Primeval Titan]]が登場してからは[[エルドラージ (デッキ)|エルドラージ・ランプ]]の切り札として採用されている。中盤の[[召喚の罠/Summoning Trap]]から突然現れる他、[[ウギンの目/Eye of Ugin]]や[[エルドラージの寺院/Eldrazi Temple]]から唱えられて勝負を決めることも珍しくない。
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[[スタンダード]]では、登場時には[[エルドラージ変身]]で単独採用、[[基本セット2011]]で[[原始のタイタン/Primeval Titan]]が登場してからは[[エルドラージ (デッキ)|エルドラージ・ランプ]]の切り札として採用されている。中盤の[[召喚の罠/Summoning Trap]]から突然現れる他、[[ウギンの目/Eye of Ugin]]や[[エルドラージの寺院/Eldrazi Temple]]から唱えられて勝負を決めることも珍しくない。
  
[[エターナル]]では[[ドルイドの誓い/Oath of Druids]]などでコストを踏み倒して使用される。エムラクールを[[対象]]に取れない[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]が[[除去]]の主流であるため絶大な制圧力を誇る。[[カウンターオース]]ではライブラリーを修復する能力もメリットとして働く。[[レガシー]]では[[実物提示教育/Show and Tell]]や[[騙し討ち/Sneak Attack]]などによって高速で戦場に現れる。(→[[スニークアタック#レガシー|スニークアタック]]
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[[エクステンデッド]]では[[Trap Ramp]]の切り札。[[秘匿]][[土地]]([[風立ての高地/Windbrisk Heights]]と[[苔汁の橋/Mosswort Bridge]])の爆発力を最大限に生かすことができる。同じく決定力のある[[ファッティ]]として[[エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria]]と使い分けられるが、こちらは[[素出し]]がほぼ不可能な代わりに打ち消されず、ほぼ確実に勝利を決められるのが強み。
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[[エターナル]]では[[ドルイドの誓い/Oath of Druids]]などでコストを踏み倒して使用される。エムラクールを[[対象]]に取れない[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]が[[除去]]の主流であるため絶大な制圧力を誇る。[[カウンターオース]]ではライブラリーを修復する能力もメリットとして働く。[[レガシー]]では[[実物提示教育/Show and Tell]]や[[騙し討ち/Sneak Attack]]などによって高速で戦場に現れる。特に[[速攻]]が付加される騙し討ちとの相性は最高で、[[Show and Tell]]([[スニークアタック#レガシー|スニークアタック]])を[[トップメタ]]に押し上げる原動力になった。
  
 
==ルール==
 
==ルール==

2011年2月26日 (土) 20:24時点における版


Emrakul, the Aeons Torn / 引き裂かれし永劫、エムラクール (15)
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)

この呪文は打ち消されない。
あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンに続いて追加の1ターンを行う。
飛行、プロテクション(1色以上の呪文)、滅殺6
引き裂かれし永劫、エムラクールがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、オーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。

15/15

歴代最高のパワー/タフネス銀枠除く)をはじめとした過剰なまでの性能を備えた伝説のエルドラージ

唱えることで追加のターンを得られるため、実質的に速攻を持ち、唱えた際に生じた隙まで埋めることが可能である。さらに打ち消されることもなく、プロテクションによる除去耐性まで備え、驚異的なサイズ飛行滅殺6によって戦闘力も圧倒的である。

利用

唱えることさえできれば相当な支配力を持つが、それまでがとても大変。コスト重さが何よりの問題である。

構築では大量にマナの出る構成にする、コストを踏み倒す、という二種類のアプローチが基本。後者では唱えたときの能力を無視し、戦場での支配力のみを当てにする場合も多い。

エルドラージ覚醒リミテッドでは、エルドラージ・落とし子トークンなどのサポートがあり、全体的に低速環境なので唱えられる可能性がないわけではないが、ある程度狙ってピックしていかなければ難しいだろう。

スタンダードでは、登場時にはエルドラージ変身で単独採用、基本セット2011原始のタイタン/Primeval Titanが登場してからはエルドラージ・ランプの切り札として採用されている。中盤の召喚の罠/Summoning Trapから突然現れる他、ウギンの目/Eye of Uginエルドラージの寺院/Eldrazi Templeから唱えられて勝負を決めることも珍しくない。

エクステンデッドではTrap Rampの切り札。秘匿土地風立ての高地/Windbrisk Heights苔汁の橋/Mosswort Bridge)の爆発力を最大限に生かすことができる。同じく決定力のあるファッティとしてエメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeriaと使い分けられるが、こちらは素出しがほぼ不可能な代わりに打ち消されず、ほぼ確実に勝利を決められるのが強み。

エターナルではドルイドの誓い/Oath of Druidsなどでコストを踏み倒して使用される。エムラクールを対象に取れない剣を鍬に/Swords to Plowshares除去の主流であるため絶大な制圧力を誇る。カウンターオースではライブラリーを修復する能力もメリットとして働く。レガシーでは実物提示教育/Show and Tell騙し討ち/Sneak Attackなどによって高速で戦場に現れる。特に速攻が付加される騙し討ちとの相性は最高で、Show and Tellスニークアタック)をトップメタに押し上げる原動力になった。

ルール

プロテクション有色呪文)は、プロテクション(インスタント呪文かソーサリー呪文かオーラ呪文)などと言い換えるとわかりやすい。

関連カード

サイクル

エルドラージ覚醒神話レア伝説のエルドラージクリーチャーサイクル。いずれも無色で、唱えたときに誘発する誘発型能力と、墓地に置かれたときに墓地をライブラリーに加えて切り直す誘発型能力を持つ。

その他

参考

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