エルドレインの王権
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==概要== | ==概要== | ||
− | アーサー王伝説とおとぎ話がモチーフの[[次元/Plane]]、[[エルドレイン/Eldraine]]を舞台とする。5つの宮廷に支えられた[[エルドレイン/Eldraine#王国/The Realm|王国/The Realm]]の平和は、王の行方が分からなくなったことによって破られつつある。[[王家の跡継ぎ/The Royal Scions]]である[[ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith (ストーリー)|ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith]]と[[ウィル・ケンリス/Will Kenrith (ストーリー)|ウィル・ケンリス/Will Kenrith]]は、王を見つけるために妖精や怪物、荒々しい魔法が跋扈する[[ | + | アーサー王伝説とおとぎ話がモチーフの[[次元/Plane]]、[[エルドレイン/Eldraine]]を舞台とする。5つの宮廷に支えられた[[エルドレイン/Eldraine#王国/The Realm|王国/The Realm]]の平和は、王の行方が分からなくなったことによって破られつつある。[[王家の跡継ぎ/The Royal Scions]]である[[ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith (ストーリー)|ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith]]と[[ウィル・ケンリス/Will Kenrith (ストーリー)|ウィル・ケンリス/Will Kenrith]]は、王を見つけるために妖精や怪物、荒々しい魔法が跋扈する[[僻境/The Wilds]]の探索へ向かう。 |
− | [[イニストラード・ブロック]]等と同じように[[ | + | [[イニストラード・ブロック]]等と同じように[[フレイバー]]先行で[[カード]]をデザインした[[トップダウン・デザイン]]のセット。アーサー王伝説の部分が中核を成しており、それを彩るのがおとぎ話の部分となっている。ここで言う「おとぎ話」とは、本やアニメ映画になっているようなヨーロッパ風のフォークロア(伝承)を指している。 |
*おとぎ話をテーマとしたセットは[[Mark Rosewater]]が10年以上も実現を目指してきたものであったと語られている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033240/ さらなるこぼれ話:『エルドレインの王権』](Making Magic 2019年10月21日)</ref>。このことはセットの正式発表前から繰り返しコラムや各メディアでほのめかされてきていた<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032157/ それは「どこ」にある](Making Magic 2019年3月11日)</ref><ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032525/ こぼれ話:『灯争大戦』](Making Magic 2019年5月13日)</ref>。 | *おとぎ話をテーマとしたセットは[[Mark Rosewater]]が10年以上も実現を目指してきたものであったと語られている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033240/ さらなるこぼれ話:『エルドレインの王権』](Making Magic 2019年10月21日)</ref>。このことはセットの正式発表前から繰り返しコラムや各メディアでほのめかされてきていた<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032157/ それは「どこ」にある](Making Magic 2019年3月11日)</ref><ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032525/ こぼれ話:『灯争大戦』](Making Magic 2019年5月13日)</ref>。 | ||
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[[落葉樹]]メカニズムとして、[[混成カード]]と[[有色アーティファクト]]が登場。さらに[[伝説のクリーチャー]]が[[アンコモン]]にも収録されている。 | [[落葉樹]]メカニズムとして、[[混成カード]]と[[有色アーティファクト]]が登場。さらに[[伝説のクリーチャー]]が[[アンコモン]]にも収録されている。 | ||
− | アーサー王伝説をテーマとしたセットなだけに[[赤白黒]]を中心に[[騎士]]の[[ | + | アーサー王伝説をテーマとしたセットなだけに[[赤白黒]]を中心に[[騎士]]の[[タイプ的カード]]が収録されている。それに対するように王国の外の存在を表す「[[人間でない]]」クリーチャーへのタイプ的カードも収録されている。 |
新規[[サブタイプ]]は多岐にわたり、[[クリーチャー・タイプ]]として[[ハツカネズミ]]、[[農民]]、[[邪術師]]が新登場し[[貴族]]が復活した。[[アーティファクト・タイプ]]として[[食物]]、[[呪文タイプ]]として[[出来事]]が登場した。 | 新規[[サブタイプ]]は多岐にわたり、[[クリーチャー・タイプ]]として[[ハツカネズミ]]、[[農民]]、[[邪術師]]が新登場し[[貴族]]が復活した。[[アーティファクト・タイプ]]として[[食物]]、[[呪文タイプ]]として[[出来事]]が登場した。 | ||
− | * | + | *世界王者をカードに登場させる[[プレイヤー・スポットライト・カード]]が導入された。プレイヤーが[[インビテーショナルカード]]のようにカードをデザインするわけではないが、[[開発部]]と相談して選んだカードのイラストに登場することになる。エルドレインの王権では[[世界選手権18]]の優勝者である[[Javier Domínguez]]が[[熱烈な勇者/Fervent Champion]]としてカード化された。 |
*[[構築済みデッキ]]として、[[プレインズウォーカーデッキ]]の他に[[ブロール]]用構築済みデッキである「Brawl Deck」が4種類発売され、専用のカードも封入される。プレインズウォーカーデッキ専用カードと同様にそれらのカードはエルドレインの王権の一部として扱われ、スタンダードを含むエルドレインの王権が使用可能な[[フォーマット]]で使用可能。[[Magic: The Gathering Arena]]でも発売と同時にブロールがフォーマットとして導入され、2019年9月5日から10日までBrawl Deckを用いた先行体験イベントが行われた。また、エルドレインの王権シーズンの[[マジック・ウィークエンド]]は「マジック・ウィークエンド:ブロール」となる。 | *[[構築済みデッキ]]として、[[プレインズウォーカーデッキ]]の他に[[ブロール]]用構築済みデッキである「Brawl Deck」が4種類発売され、専用のカードも封入される。プレインズウォーカーデッキ専用カードと同様にそれらのカードはエルドレインの王権の一部として扱われ、スタンダードを含むエルドレインの王権が使用可能な[[フォーマット]]で使用可能。[[Magic: The Gathering Arena]]でも発売と同時にブロールがフォーマットとして導入され、2019年9月5日から10日までBrawl Deckを用いた先行体験イベントが行われた。また、エルドレインの王権シーズンの[[マジック・ウィークエンド]]は「マジック・ウィークエンド:ブロール」となる。 | ||
**Brawl Deckの日本語版は発売されないが、Brawl Deck専用カードの日本語版はコレクター・ブースターから入手することができる。何故か不明だが日本語版カードは[[Gatherer]]には登録されていない。 | **Brawl Deckの日本語版は発売されないが、Brawl Deck専用カードの日本語版はコレクター・ブースターから入手することができる。何故か不明だが日本語版カードは[[Gatherer]]には登録されていない。 | ||
*[[#プロジェクト・ブースター・ファン|プロジェクト・ブースター・ファン]]による特別枠カードは[[コレクター番号]]が異なる番外カードとなっている。また[[バンドル]]や[[WPNプロモパック]]入りのイラスト違いプロモーション・カードも従来と異なり別個にコレクター番号が振られている。もちろんコレクター番号が違っても英語の[[カード名]]が同一のカードは[[構築]]では4枚しか[[デッキ]]に入れられない。番外カードの順番は拡張アート版プレインズウォーカー、ショーケース、BOX特典カード、プレインズウォーカーデッキ、Brawl Deck、拡張アート、バンドルプロモ、WPNプロモとなっている。 | *[[#プロジェクト・ブースター・ファン|プロジェクト・ブースター・ファン]]による特別枠カードは[[コレクター番号]]が異なる番外カードとなっている。また[[バンドル]]や[[WPNプロモパック]]入りのイラスト違いプロモーション・カードも従来と異なり別個にコレクター番号が振られている。もちろんコレクター番号が違っても英語の[[カード名]]が同一のカードは[[構築]]では4枚しか[[デッキ]]に入れられない。番外カードの順番は拡張アート版プレインズウォーカー、ショーケース、BOX特典カード、プレインズウォーカーデッキ、Brawl Deck、拡張アート、バンドルプロモ、WPNプロモとなっている。 | ||
− | * | + | *当初は次のセットもエルドレインを舞台とする予定であったが、プレイヤーが包括的な物語から少し離れたがっているとの声を受け1セットだけとなった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/dominaria-united-states-design-part-1-2022-08-29 Dominaria United States of Design, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036272/ 『団結のドミナリア』デザイン演説 その1]([[Making Magic]] [[2022年]]8月29日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 |
+ | *[[名前|英語名]]が同じ[[カード]]が[[エルドレインの森統率者デッキ]]で登場した([[エルドレインの玉座/Throne of Eldraine]])。 | ||
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− | プレイヤーが[[ブースターパック]]を開封する楽しみを増やす目的として、ブースターパックからは[[プレミアム・カード]]以外にも特定の確率で[[イラスト]] | + | プレイヤーが[[ブースターパック]]を開封する楽しみを増やす目的として、ブースターパックからは[[プレミアム・カード]]以外にも特定の確率で[[イラスト]]違いの[[ボーダーレス]]版[[プレインズウォーカー]]カードや特殊な[[枠]]の'''ショーケース・カード'''が出現する。また[[ラヴニカのギルド]]などで販売された特定のテーマのカードのみが封入された[[ブースターパック#テーマ・ブースターパック|テーマ・ブースターパック]]や、[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠]]・カードや[[プレミアム・カード]]が封入された[[ブースターパック#コレクター・ブースターパック|コレクター・ブースターパック]]などブースター商品のラインナップも増やしている。エルドレインの王権のブースターパックに封入される特殊な枠のカードは以下の通り; |
− | ;[[ | + | ;[[ボーダーレス|拡張アート版プレインズウォーカー/Borderless Planeswalker]]<ref group="注釈">[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032718/ プロジェクト・ブースター・ファン]のコラム中において、当初は「枠無しプレインズウォーカー」と訳されていたが、後日この名称に修正された。[[ゼンディカーの夜明け]]以降は[[ボーダーレス]]版と訳されるようになる。</ref> |
:[[Guilds of Ravnica Mythic Edition]]と同じ仕様の、ドラフト・ブースターから出るカードとは別イラストのプレインズウォーカー・カード。 | :[[Guilds of Ravnica Mythic Edition]]と同じ仕様の、ドラフト・ブースターから出るカードとは別イラストのプレインズウォーカー・カード。 | ||
:ドラフト・ブースターにも一定の確率で封入される。 | :ドラフト・ブースターにも一定の確率で封入される。 | ||
;[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠/Extended-Art Frame]] | ;[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠/Extended-Art Frame]] | ||
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:コレクター・ブースターにしか封入されない。 | :コレクター・ブースターにしか封入されない。 | ||
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*[[2020年]]10月12日付けで、[[幸運のクローバー/Lucky Clover]]と[[僻境への脱出/Escape to the Wilds]]の2枚がスタンダードで禁止カードに指定された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/october-12-2020-banned-and-restricted-announcement October 12, 2020 Banned and Restricted Announcement]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034476/ 2020年10月12日 禁止制限告知]([[Daily MTG]] 2020年10月12日)</ref>。 | *[[2020年]]10月12日付けで、[[幸運のクローバー/Lucky Clover]]と[[僻境への脱出/Escape to the Wilds]]の2枚がスタンダードで禁止カードに指定された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/october-12-2020-banned-and-restricted-announcement October 12, 2020 Banned and Restricted Announcement]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034476/ 2020年10月12日 禁止制限告知]([[Daily MTG]] 2020年10月12日)</ref>。 | ||
− | [[開発部]]がデザインミスと自認した[[アーティファクト・土地]]の[[サイクル]]が数を稼いでいるミラディンと比べると、[[クリーチャー]]/[[ | + | [[開発部]]がデザインミスと自認した[[アーティファクト・土地]]の[[サイクル]]が数を稼いでいるミラディンと比べると、[[クリーチャー]]/[[プレインズウォーカー]]/[[インスタント]]/[[ソーサリー]]/[[エンチャント]]/[[アーティファクト]]と多様な[[カード・タイプ]]のカード群が禁止の憂き目に遭い、それら同士がそこまで関連性の無い別メカニズムのカードという事実は、エルドレインの王権の禁止カードの特筆すべき点である。 |
− | また、[[ウルザ・ブロック]]、ミラディン、[[カラデシュ]]などアーティファクトシナジーが強いブロック・セットが歴代でも禁止カードを多く輩出してきた事を考えると、[[単色]]シナジーや[[ | + | また、[[ウルザ・ブロック]]、ミラディン、[[カラデシュ]]などアーティファクトシナジーが強いブロック・セットが歴代でも禁止カードを多く輩出してきた事を考えると、[[単色]]シナジーや[[タイプ的]]メインで[[出来事]]以外はそこまで新鋭の奇怪なデザインが無いのにもかかわらず、歴代最多のカードをスタンダード禁止リストに送り込んだこのエキスパンションは、かなり異質である。 |
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+ | さらに、これらの禁止カードを除いてなお、他のカードもカードパワーが全体的に高い。プレイデザインチームはオーコ禁止時のコラムで「(禁止カードを除けば)新しい標準の範囲内」「今後もこれくらいのレベル(を上限とする範囲内)に固定したい」と述べていた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/play-design-lessons-learned-2019-11-18 Play Design Lessons Learned]/[https://mtg-jp.com/reading/pd/0033449/ プレイデザインの教訓](Feature 2019年11月18日 [[Bryan Hawley]]著)</ref>が、その後も様々なカードがスタンダード環境の[[メタゲーム]]を定義し続けた。その結果、翌年のデザイン演説においても、エルドレインの王権が強すぎたことが反省点に挙げられてしまった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035334/ デザイン演説2021]([[Making Magic]] [[2021年]]8月16日)</ref>。 | ||
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*[https://mtg-jp.com/products/0000184/ エルドレインの王権](製品情報 マジック日本公式サイト) | *[https://mtg-jp.com/products/0000184/ エルドレインの王権](製品情報 マジック日本公式サイト) | ||
*[https://magic.wizards.com/ja/products/throne-of-eldraine 『エルドレインの王権』](マジック英語公式日本語版 セット特設サイト) | *[https://magic.wizards.com/ja/products/throne-of-eldraine 『エルドレインの王権』](マジック英語公式日本語版 セット特設サイト) | ||
− | *[https://magic.wizards.com/ja/ | + | *[https://magic.wizards.com/ja/news/card-image-gallery/throne-of-eldraine-card-image-gallery 『エルドレインの王権』カードイメージギャラリー](マジック英語公式日本語版) |
− | *[https://magic.wizards.com/ja/ | + | *[https://magic.wizards.com/ja/news/card-image-gallery/throne-eldraine-variants Throne of Eldraine Variants](マジック英語公式日本語版) - 特殊枠カードギャラリー |
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032718/ プロジェクト・ブースター・ファン]([[Daily MTG]] [[Making Magic]] 2019年7月21日) | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032718/ プロジェクト・ブースター・ファン]([[Daily MTG]] [[Making Magic]] 2019年7月21日) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0032723/ ブロールの新時代]([[Daily MTG]] [[Making Magic]] 2019年7月22日) | *[https://mtg-jp.com/reading/translated/0032723/ ブロールの新時代]([[Daily MTG]] [[Making Magic]] 2019年7月22日) | ||
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033454/ 『エルドレインの王権』展望デザインの提出物 その2]([[Making Magic]] 2019年11月18日) | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033454/ 『エルドレインの王権』展望デザインの提出物 その2]([[Making Magic]] 2019年11月18日) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034274/ デザイン演説2020]([[Making Magic]] 2020年8月18日) | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034274/ デザイン演説2020]([[Making Magic]] 2020年8月18日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036581/ ストーム値:『エルドレインの王権』~『ストリクスヘイヴン:魔法学院』 その1]([[Making Magic]] [[2022年]]12月19日) | ||
Play Design - [[プレイ・デザイン・チーム]]によるコラム。 | Play Design - [[プレイ・デザイン・チーム]]によるコラム。 |
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エルドレインの王権/Throne of Eldraine | |
シンボル | 大釜の紋章 |
略号 | ELD |
コードネーム | Archery |
発売日 | 紙:2019年10月4日 M:TGA:2019年9月27日 |
セット枚数 | 全269種類+番外カード128種類 |
エルドレインの王権/Throne of Eldraineは、スタンダード用のエキスパンション。2019年10月4日発売。キャッチコピーは「伝説を描け/Tell Your Epic Tale」。
目次 |
[編集] 概要
アーサー王伝説とおとぎ話がモチーフの次元/Plane、エルドレイン/Eldraineを舞台とする。5つの宮廷に支えられた王国/The Realmの平和は、王の行方が分からなくなったことによって破られつつある。王家の跡継ぎ/The Royal Scionsであるローアン・ケンリス/Rowan Kenrithとウィル・ケンリス/Will Kenrithは、王を見つけるために妖精や怪物、荒々しい魔法が跋扈する僻境/The Wildsの探索へ向かう。
イニストラード・ブロック等と同じようにフレイバー先行でカードをデザインしたトップダウン・デザインのセット。アーサー王伝説の部分が中核を成しており、それを彩るのがおとぎ話の部分となっている。ここで言う「おとぎ話」とは、本やアニメ映画になっているようなヨーロッパ風のフォークロア(伝承)を指している。
- おとぎ話をテーマとしたセットはMark Rosewaterが10年以上も実現を目指してきたものであったと語られている[1]。このことはセットの正式発表前から繰り返しコラムや各メディアでほのめかされてきていた[2][3]。
直前のラヴニカ/Ravnica三部作からの揺り返しとして単色を推奨しており、5色に対応した5つの宮廷に対してそれぞれの色に由来する美徳やメカニズムが設定されている。
宮廷 | 色 | 美徳 | メカニズム |
---|---|---|---|
アーデンベイル/Ardenvale | 白 | 忠誠(Loyalty) | 他のクリーチャーを助ける |
ヴァントレス/Vantress | 青 | 知識(Knowledge) | カードを引く、濾過、占術 |
ロークスワイン/Locthwain | 黒 | 執念(Persistence) | 破壊不能、墓地から戻す |
エンバレス/Embereth | 赤 | 勇気(Courage) | 攻撃的、攻撃の推奨 |
ギャレンブリグ/Garenbrig | 緑 | 強さ(Strength) | サイズの大きさ、強化 |
新たなメカニズムとして、物語を内包したキャラクターを表す当事者カードが登場。文章欄が開いた本のようになっており、クリーチャーではなく左側のページ部分に書かれた出来事として唱えることができる。さらに出来事として解決された後にクリーチャーとしても唱えることが可能。すべての当事者カードにはショーケース・カードとしてまるで古書の挿絵のようなイラストとフレームの特別カードが存在し、これらは一定の確率でブースターパックから出現する。プロジェクト・ブースター・ファンも参照。
エルドレインの5つの宮廷の忠義へ殉ずることを表す能力語、一徹はコストとして同じ色マナを3つ以上支払うことで効果がより強力になる能力を示す。
おとぎ話に頻出する要素として食物・トークンが登場。生け贄に捧げることでライフを得るアーティファクト・トークンであり、これらを「食べる」ことで効果を発揮するカードも多数収録されている。さらにエルドレインの王権をテーマとした料理コンテストも開催された。写真とレシピをメールで送り、入賞すればDeluxe Collectionやプレミアム・カードセットが送られる[4]。
落葉樹メカニズムとして、混成カードと有色アーティファクトが登場。さらに伝説のクリーチャーがアンコモンにも収録されている。
アーサー王伝説をテーマとしたセットなだけに赤白黒を中心に騎士のタイプ的カードが収録されている。それに対するように王国の外の存在を表す「人間でない」クリーチャーへのタイプ的カードも収録されている。
新規サブタイプは多岐にわたり、クリーチャー・タイプとしてハツカネズミ、農民、邪術師が新登場し貴族が復活した。アーティファクト・タイプとして食物、呪文タイプとして出来事が登場した。
- 世界王者をカードに登場させるプレイヤー・スポットライト・カードが導入された。プレイヤーがインビテーショナルカードのようにカードをデザインするわけではないが、開発部と相談して選んだカードのイラストに登場することになる。エルドレインの王権では世界選手権18の優勝者であるJavier Domínguezが熱烈な勇者/Fervent Championとしてカード化された。
- 構築済みデッキとして、プレインズウォーカーデッキの他にブロール用構築済みデッキである「Brawl Deck」が4種類発売され、専用のカードも封入される。プレインズウォーカーデッキ専用カードと同様にそれらのカードはエルドレインの王権の一部として扱われ、スタンダードを含むエルドレインの王権が使用可能なフォーマットで使用可能。Magic: The Gathering Arenaでも発売と同時にブロールがフォーマットとして導入され、2019年9月5日から10日までBrawl Deckを用いた先行体験イベントが行われた。また、エルドレインの王権シーズンのマジック・ウィークエンドは「マジック・ウィークエンド:ブロール」となる。
- Brawl Deckの日本語版は発売されないが、Brawl Deck専用カードの日本語版はコレクター・ブースターから入手することができる。何故か不明だが日本語版カードはGathererには登録されていない。
- プロジェクト・ブースター・ファンによる特別枠カードはコレクター番号が異なる番外カードとなっている。またバンドルやWPNプロモパック入りのイラスト違いプロモーション・カードも従来と異なり別個にコレクター番号が振られている。もちろんコレクター番号が違っても英語のカード名が同一のカードは構築では4枚しかデッキに入れられない。番外カードの順番は拡張アート版プレインズウォーカー、ショーケース、BOX特典カード、プレインズウォーカーデッキ、Brawl Deck、拡張アート、バンドルプロモ、WPNプロモとなっている。
- 当初は次のセットもエルドレインを舞台とする予定であったが、プレイヤーが包括的な物語から少し離れたがっているとの声を受け1セットだけとなった[5]。
- 英語名が同じカードがエルドレインの森統率者デッキで登場した(エルドレインの玉座/Throne of Eldraine)。
[編集] リミテッド
エルドレインの王権のリミテッド環境は、一徹や混成クァドラプルシンボルのアンコモンのサイクル、無色のアーティファクトの開封比の高さなどで単色を推奨するものとなっている。とはいえ他のセットと同様に2色の組み合わせでテーマを共有しているため、テーマに関するカードを集めた多色の戦略も可能。
色 | テーマ |
---|---|
白青 | アーティファクトとエンチャント |
白黒 | 騎士、長期戦とリソース交換 |
青黒 | 自分と相手の墓地 |
青赤 | ターン中に2枚目のカードを引くこと |
黒赤 | 騎士、装備品 |
黒緑 | 食物 |
赤緑 | 人間でないクリーチャー |
赤白 | 騎士、クリーチャーの横並べ |
緑白 | 出来事 |
緑青 | ランプ |
[編集] プロジェクト・ブースター・ファン
プレイヤーがブースターパックを開封する楽しみを増やす目的として、ブースターパックからはプレミアム・カード以外にも特定の確率でイラスト違いのボーダーレス版プレインズウォーカーカードや特殊な枠のショーケース・カードが出現する。またラヴニカのギルドなどで販売された特定のテーマのカードのみが封入されたテーマ・ブースターパックや、拡張アート枠・カードやプレミアム・カードが封入されたコレクター・ブースターパックなどブースター商品のラインナップも増やしている。エルドレインの王権のブースターパックに封入される特殊な枠のカードは以下の通り;
- 拡張アート版プレインズウォーカー/Borderless Planeswalker[注釈 1]
- Guilds of Ravnica Mythic Editionと同じ仕様の、ドラフト・ブースターから出るカードとは別イラストのプレインズウォーカー・カード。
- ドラフト・ブースターにも一定の確率で封入される。
- 拡張アート枠/Extended-Art Frame
- アルティメットマスターズのボックストッパー・カードと同じ仕様の拡張アート・カード。プレインズウォーカーでもショーケースでもないすべてのレア・神話レアに存在する。
- コレクター・ブースターにしか封入されない。
- ショーケース・フレーム/Showcase Frame
- セット毎に固有のデザインとなる特別なカード枠。エルドレインの王権では出来事を持つクリーチャー・カードすべてに存在する。
- ドラフト・ブースターにも一定の確率で封入されているが、「プレミアム・カードではないコモンのショーケース」はコレクター・ブースターにしか封入されない。これは製造工程の問題等によるものであり、将来的にはすべての稀少度のショーケースがドラフト・ブースターから出るようになるとMark Rosewaterは述べている[6]。
ドラフト・ブースターに封入される特別枠の確率は以下の通り[7];
- 9パックに1枚の確率で、アンコモンのショーケース・カード。
- 27パックに1枚の確率で、拡張アート版プレインズウォーカーかレアか神話レアのショーケース・カード。
- 34パックに1枚の確率で、拡張アート版プレインズウォーカーかショーケース・カードのプレミアム・カード。
[編集] スタンダードでの禁止カード
マジック:ザ・ギャザリング史上、セット単位ではミラディンと並んで最多となる合計6枚のスタンダード禁止カードを出してしまった。
- 2019年11月22日(Magic: The Gathering Arena、Magic Onlineでは11月18日)付けで、むかしむかし/Once Upon a Timeと王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crownsの2枚がスタンダードで禁止カードに指定された[8]。
- 2020年6月1日(Magic: The Gathering Arenaでは6月4日)付けで、創案の火/Fires of Inventionがスタンダードで禁止カードに指定された[9]。
- 2020年8月3日付けで、大釜の使い魔/Cauldron Familiarがスタンダードで禁止カードに指定された[10]。
- 2020年10月12日付けで、幸運のクローバー/Lucky Cloverと僻境への脱出/Escape to the Wildsの2枚がスタンダードで禁止カードに指定された[11]。
開発部がデザインミスと自認したアーティファクト・土地のサイクルが数を稼いでいるミラディンと比べると、クリーチャー/プレインズウォーカー/インスタント/ソーサリー/エンチャント/アーティファクトと多様なカード・タイプのカード群が禁止の憂き目に遭い、それら同士がそこまで関連性の無い別メカニズムのカードという事実は、エルドレインの王権の禁止カードの特筆すべき点である。
また、ウルザ・ブロック、ミラディン、カラデシュなどアーティファクトシナジーが強いブロック・セットが歴代でも禁止カードを多く輩出してきた事を考えると、単色シナジーやタイプ的メインで出来事以外はそこまで新鋭の奇怪なデザインが無いのにもかかわらず、歴代最多のカードをスタンダード禁止リストに送り込んだこのエキスパンションは、かなり異質である。
さらに、これらの禁止カードを除いてなお、他のカードもカードパワーが全体的に高い。プレイデザインチームはオーコ禁止時のコラムで「(禁止カードを除けば)新しい標準の範囲内」「今後もこれくらいのレベル(を上限とする範囲内)に固定したい」と述べていた[12]が、その後も様々なカードがスタンダード環境のメタゲームを定義し続けた。その結果、翌年のデザイン演説においても、エルドレインの王権が強すぎたことが反省点に挙げられてしまった[13]。
[編集] イベント
賞品はWPNプロモパックが店舗の裁量で配布される。マジック初心者体験会は開催頻度が多すぎるという店舗側からの意見を受けて、基本セットのシーズンのみに行われるようになった。
2019年9月27~29日に開催される。基本セットに引き続き店舗は金曜日昼間から開催することができる。
参加した各プレイヤーはプレリリース・パックを受け取り、40枚以上のシールドデッキを作り対戦する。
プレリリース・パックの内容は
- 「エルドレインの王権」ブースターパックx6
- プレリリース・カード(レアか神話レアからランダムに1枚)
- 進行中の出来事の注釈カード。裏面にはMagic: The Gathering Arenaでエルドレインの王権を6パック獲得できる特典コードが印字されている。
- スピンダウン・ライフカウンター 1個
- ストーリーとデッキ構築のアドバイスが記載された説明書 1枚
2019年10月5日、6日に行われる。
2019年10月26日、27日の間に開催される。ブロールのイベントとなる。
[編集] Magic: The Gathering Arena
Magic: The Gathering Arenaはこのエキスパンションから正式ローンチされる。それを記念し、スタンダードで使えるすべてのカードを利用可能な構築イベント(未所持カードがあってもデッキを作成できる)が、期間限定・対戦回数限定で行われる[14]。
- フェイのフェスティバル
2019年11月2日から開催されるイベント。5週に渡りカジュアルフォーマットで行う。報酬は出来事のショーケースフレームのスキン。
[編集] 製品ラインナップ
- ドラフト・ブースター
- ブースターパックの種類の増加を受け、従来の通常の15枚入りブースターパックの呼称がドラフト・ブースターに変更された(日本語版では「ブースターパック」表記。ゼンディカーの夜明けから「ドラフト・ブースター」表記になった)。ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗でドラフト・ブースターのボックスを早期購入すると、BOX特典カードとして帰還した王、ケンリス/Kenrith, the Returned Kingと、コレクター・ブースター1つが特典として配布される(配布数に限りあり)。
- テーマ・ブースターパック(日本語版なし)
- 特定のテーマに沿ったカードのみが封入されたブースターパック。各色に対応した5種類の製品が存在し、その色のカードのみが下記の割合で封入されている。
- レアか神話レア1枚
- コモンかアンコモン34枚(10パックに1つはこの枠の1枚がレアか神話レアに置換される)
- 広告カード1枚
- コレクター・ブースターパック
- 主に拡張アートやプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。内容は下記の16枚。
- 拡張アート版のレアか神話レア1枚(拡張アート・カードはコレクター・ブースターでしか入手できない)
- プレミアム・カードのレアか神話レア1枚
- プレミアム・カードのコモンかアンコモン9枚
- 特別カード枠(ショーケース・フレームや拡張アート版プレインズウォーカー)カード3枚(プレミアム・カードではないコモンのショーケース・カードはコレクター・ブースターでしか入手できない。)
- BOX特典カード、プレインズウォーカーデッキ専用カード、Brawl Deck専用カードのいずれか1枚
- プレミアム・カード・トークン1枚
- バンドル
- 以下の内容が封入された大型商品
- ドラフト・ブースター×10
- プレミアム・カード基本土地20枚
- 基本土地20枚
- 新規イラストの群れの笛吹き男/Piper of the Swarmのプロモーション・カード
- 大型スピンダウンライフカウンター
- ストレージボックスとして使用できる外箱
- Deluxe Collection(日本語版なし)
- 以下の内容が封入された大型商品。ウィザーズ・オブ・ザ・コーストオンラインストア限定販売。
- コレクター・ブースターパック×16
- 特製カードバインダー
- 呪われた狩人、ガラク/Garruk, Cursed Huntsmanの枠無し版プレミアム・カード
- 呪われた狩人、ガラクの枠無し版イラストのアートプリント
- BOX特典カードである帰還した王、ケンリスの非プレミアム・カード
- 3×3のアンカットプレミアム・カード
- Magic: The Gathering Arena用の特製コード。ガラクスリーブと、呪われた狩人、ガラク、魅力的な王子/Charming Prince、魔法の鏡/The Magic Mirror、魔女の復讐/Witch's Vengeance、砕骨の巨人/Bonecrusher Giant、探索する獣/Questing Beast各1枚とそれぞれのカード・スタイルが入手できる。
- Holiday Gift Bundle(日本語版なし)
- バンドルの内容にコレクターブースター1パックが追加され、外箱も新規イラストが使用された大型商品
[編集] 構築済みデッキ
- トリックスター、オーコ/Oko, the Trickster (プレインズウォーカーデッキ)
- 不敵な火花魔道士、ローアン/Rowan, Fearless Sparkmage (プレインズウォーカーデッキ)
- Brawl Deck(日本語版なし)
- ブロール用の構築済みデッキ。
- 日本語版は発売されない。
[編集] パッケージ・イラスト
- ドラフト・ブースター
- コレクター・ブースターパック
- 呪われた狩人、ガラク(枠無し版イラスト)
- テーマ・ブースターパック
[編集] 注目のストーリー
- 不可解な幻視/Unexplained Vision
- ケンリスの変身/Kenrith's Transformation
- 野生語りの帰還/Return of the Wildspeaker
- めでたしめでたし/Happily Ever After
[編集] 主な開発スタッフ
- Mark Rosewater(展望デザイン・チームリーダー)
- Mark Gottlieb & Erik Lauer(セット・デザイン・チーム共同リーダー)
その他のスタッフについてはThrone of Eldraine Creditsを参照。
[編集] 公式特集ページ
[編集] 製品情報
- エルドレインの王権(製品情報 マジック日本公式サイト)
- 『エルドレインの王権』(マジック英語公式日本語版 セット特設サイト)
- 『エルドレインの王権』カードイメージギャラリー(マジック英語公式日本語版)
- Throne of Eldraine Variants(マジック英語公式日本語版) - 特殊枠カードギャラリー
- プロジェクト・ブースター・ファン(Daily MTG Making Magic 2019年7月21日)
- ブロールの新時代(Daily MTG Making Magic 2019年7月22日)
- 『エルドレインの王権』のメカニズム(Daily MTG 2019年9月4日)
- Inside the Throne of Eldraine Brawl Decks(Daily MTG 2019年9月4日)
- 『エルドレインの王権』プレインズウォーカーデッキ・デッキリスト(Daily MTG 2019年9月18日)
- 『エルドレインの王権』のトークン(Daily MTG 2019年9月19日)
- Throne of Eldraine Deluxe Collection/『エルドレインの王権』Deluxe Collection(Daily MTG 2019年9月19日)
- Throne of Eldraine Release Notes/『エルドレインの王権』リリースノート(Daily MTG 2019年9月20日)
- 『エルドレインの王権』日本語版の誤訳のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2019年9月21日、22日追記)
- 『エルドレインの王権』のプロモ(Daily MTG 2019年9月20日)
- 『エルドレインの王権』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)(Daily MTG 2019年9月27日)
[編集] 開発コラム
Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。
- 何があってもエルドレイン(Making Magic 2019年9月9日)
- エルドレインに唄えば(Making Magic 2019年9月16日)
- エルドレイン・チェック その1(Making Magic 2019年9月23日)
- エルドレイン・チェック その2(Making Magic 2019年9月30日)
- エルドレイン・チェック その3(Making Magic 2019年10月7日)
- こぼれ話:『エルドレインの王権』(Making Magic 2019年10月14日)
- さらなるこぼれ話:『エルドレインの王権』(Making Magic 2019年10月21日)
- 『エルドレインの王権』展望デザインの提出物 その1(Making Magic 2019年11月11日)
- 『エルドレインの王権』展望デザインの提出物 その2(Making Magic 2019年11月18日)
- デザイン演説2020(Making Magic 2020年8月18日)
- ストーム値:『エルドレインの王権』~『ストリクスヘイヴン:魔法学院』 その1(Making Magic 2022年12月19日)
Play Design - プレイ・デザイン・チームによるコラム。
- Mファイル『エルドレインの王権』編・白青黒(Daily MTG 2019年10月4日)
- Mファイル『エルドレインの王権』編・赤緑その他(Daily MTG 2019年10月11日)
- プレイデザインの教訓(Daily MTG 2019年11月18日)
その他。
- 無明の予見者 今日の1枚:欲深い衝動(マジック日本公式サイト 2019年9月10日)
- 僻境生まれの保護者(Daily MTG 2019年9月10日)
- 出来事に起こった出来事(Daily MTG 2019年9月12日)
- スタンダードとリミテッドの出来事(Daily MTG 2019年9月13日)
- カラー、コスト、テンポ:より良い城の構築(Daily MTG 2019年9月17日)
- グレートヘンジの建造(Daily MTG 2019年9月18日)
- めでたしめでたし(Daily MTG 2019年9月19日)
- Adventuring into Eldraine Limited for the First Time(Daily MTG 2019年10月1日)
- Throne of Eldraine Draft First Picks(Daily MTG 2019年10月3日)
[編集] 広報
- Where to Find Throne of Eldraine Previews(Daily MTG 2019年9月5日) - プレビュー予定
- The Great Eldraine Bake-Off/エルドレイン 自慢の手料理コンテスト(Daily MTG 2019年9月20日)
- 9月27~29日開催!『エルドレインの王権』プレリリース&オープンデュエルに参加しよう!(マジック日本公式サイト 2019年9月21日)
- 『エルドレインの王権』プレリリース入門(Daily MTG 2019年9月24日)
[編集] 背景設定
- Announcing the Throne of Eldraine Ebook(Daily MTG 2019年7月25日) - 背景小説Throne of Eldraine: The Wildered Questの告知
- エルドレインの世界構築(Daily MTG 2019年9月11日)
- A Portrait of the Kenriths/ケンリス家の肖像(Daily MTG 2019年9月12日)
- Planeswalker's Guide to Eldraine/プレインズウォーカーのためのエルドレイン案内(Daily MTG 2019年10月31日)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第1回 その舞台と人物(マジック日本公式サイト 2019年10月3日)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第2回 むかしむかし(マジック日本公式サイト 2019年10月10日)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第3回 知りたがりの二人(マジック日本公式サイト 2019年10月17日)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第4回 不可解な幻視(マジック日本公式サイト 2019年10月24日)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第5回 残忍な騎士(マジック日本公式サイト 2019年10月31日)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第6回 王冠泥棒、オーコ(マジック日本公式サイト 2019年11月7日)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第7回 野生語りの帰還(マジック日本公式サイト 2019年11月14日)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第8回 めでたしめでたし(マジック日本公式サイト 2019年11月21日)
[編集] 動画
マジック:ザ・ギャザリングYoutube公式チャンネル
- [Trailer]マジック:ザ・ギャザリング――『エルドレインの王権』:公式トレーラー
- 動画中で使われている楽曲はフランキー・ヴァリ(Frankie Valli)の『君の瞳に恋してる』。既存の楽曲の使用ではなく新たにレコードされたもの[15]。
[編集] 脚注
[編集] 注釈
- ↑ プロジェクト・ブースター・ファンのコラム中において、当初は「枠無しプレインズウォーカー」と訳されていたが、後日この名称に修正された。ゼンディカーの夜明け以降はボーダーレス版と訳されるようになる。
[編集] 出典
- ↑ さらなるこぼれ話:『エルドレインの王権』(Making Magic 2019年10月21日)
- ↑ それは「どこ」にある(Making Magic 2019年3月11日)
- ↑ こぼれ話:『灯争大戦』(Making Magic 2019年5月13日)
- ↑ The Great Eldraine Bake-Off/エルドレイン 自慢の手料理コンテスト(Daily MTG 2019年9月20日)
- ↑ Dominaria United States of Design, Part 1/『団結のドミナリア』デザイン演説 その1(Making Magic 2022年8月29日 Mark Rosewater著)
- ↑ The Problem with Making Your Kids Breakfast(Blogatog 2019年9月20日)
- ↑ 動画記事:「プロジェクト・ブースターファン」の説明(ウィザーズ・プレイ・ネットワーク 2019年8月20日)
- ↑ November 18, 2019 Banned and Restricted Announcement/2019年11月18日 禁止制限告知(Daily MTG 2019年11月19日)
- ↑ June 1, 2020 Banned and Restricted Announcement/2020年6月1日 禁止制限告知(Daily MTG 2020年6月1日)
- ↑ August 3, 2020 Banned and Restricted Announcement/2020年8月3日 禁止制限告知(Daily MTG 2020年8月3日)
- ↑ October 12, 2020 Banned and Restricted Announcement/2020年10月12日 禁止制限告知(Daily MTG 2020年10月12日)
- ↑ Play Design Lessons Learned/プレイデザインの教訓(Feature 2019年11月18日 Bryan Hawley著)
- ↑ デザイン演説2021(Making Magic 2021年8月16日)
- ↑ MTGアリーナ:ゲーム更新情報(2019年9月)(Daily MTG 2019年9月21日)
- ↑ @wizards_magic(マジック英語公式Twitter 2019年9月14日)
[編集] 参考
- カードリスト(Wisdom Guild)
- カード個別評価:エルドレインの王権
- カードセット一覧
- ラヴニカのギルド - ラヴニカの献身 - 灯争大戦 - 基本セット2020
- エルドレインの王権 - テーロス還魂記 - イコリア:巨獣の棲処 - 基本セット2021
- ゼンディカーの夜明け - カルドハイム - ストリクスヘイヴン:魔法学院 - フォーゴトン・レルム探訪