緑白青コントロール
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− | *[ | + | *タッチ赤のタイプ。 |
+ | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptgtc13/video7 Video Feature: 'Bant Control' Deck Tech with Melissa DeTora]も参照。 | ||
==アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期== | ==アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期== |
2013年6月24日 (月) 09:59時点における版
緑白青コントロール(Green-White-Blue Control)は、緑白青の3色で組まれるコントロールデッキ。
目次 |
概要
青白コントロールに緑を足す形で組まれることが多い。また、緑白のパーマネントには、戦場を有利にする強力なカードが多数あり、これらを守り切るために青を足した構成も多く見られた。
再供給/Restockや郷愁的な夢/Nostalgic Dreamsといった緑の再利用系のカードを使用し、強力なカードの使い回しを狙う場合も多い。特に神の怒り/Wrath of Godのようなマス・デストラクション系呪文の連打は、ビートダウン系のデッキに非常に効果的である。はじける子嚢/Saproling Burstや秘教の処罰者/Mystic Enforcerなど、緑を足すことによって強力なフィニッシャーを得ることができるのも利点である。
緑を含む多色デッキではあるが、ドローを得意とする青を含むため、多くの緑系多色デッキで使われる土地サーチやマナ・クリーチャーは必ずしも用いられない。
軽い単体除去が不足しがちなので、序盤の守りを務められるクリーチャーや軽量カウンターの存在は重要。
ラヴニカへの回帰ブロック構築
至高の評決/Supreme Verdict、思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought、スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelationを中心とする基本構成は青白コントロールと同じで、緑を足したことによりロクソドンの強打者/Loxodon Smiterや都の進化/Urban Evolutionなどのカードが使えるようになっている。
ドラゴンの迷路からは復活の声/Voice of Resurgence、原形質捉え/Plasm Capture、霊異種/AEtherlingなどを獲得。Team StarCityGames.comの面々が使用したこともあり、プロツアー「ドラゴンの迷路」では使用率2位(10.1%)となった。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー「ドラゴンの迷路」 9位、ラヴニカへの回帰ブロック構築部門8勝2敗 (参考/参考)
- 使用者:Reid Duke
- フォーマット
イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期
クリーチャーを用いるタイプの青白系コントロールデッキが存在する。
基本構成は至高の評決/Supreme Verdictやスフィンクスの啓示/Sphinx's Revelationを用いる青白コントロールであり、これに緑が足され、遥か見/Farseekとスラーグ牙/Thragtuskなどのクリーチャーが加えられている。これらのクリーチャーは軽いフィニッシャーでもあるが、盤面を止めるブロッカーとしての側面も大きく、全体としては長期戦志向の強いデッキになっている。
また亜種として、赤をタッチしてケッシグの狼の地/Kessig Wolf Runを採用し、終盤の決定力を高めたケッシグバント(Wolf Run Bant)と呼ばれるタイプも存在する。
サンプルレシピ(緑白青)
- 備考
- グランプリボーフム12 ベスト8 (参考)
- 使用者:Pierre Dagen
- フォーマット
Bant Control [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 緑白青3色のタイプ。
- スフィンクスの啓示の4枚積み、不死の霊薬/Elixir of Immortalityの1枚挿しなど、長期戦への意識が強く窺える構成。メインデッキのクリーチャーはスラーグ牙だけであり、追加のクリーチャーはサイドボードに控えている。
サンプルレシピ(タッチ赤)
- 備考
- プロツアー「ギルド門侵犯」 ベスト8 (参考)
- 使用者:Melissa DeTora
- フォーマット
Wolf Run Bant [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期
緑白青バントカラーのビートダウン・バントアグロが活躍するアラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期のスタンダードにおいて、同環境の青白タップアウトコントロールに緑をタッチしたコントロールデッキも登場した。
前兆の壁/Wall of Omens・広がりゆく海/Spreading Seasで序盤をしのぎ、精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorやギデオン・ジュラ/Gideon Juraなどの強力なプレインズウォーカーを展開する基本構成は同じ。このデッキは緑が足され、マナ加速の豊穣の痕跡/Trace of Abundanceや続唱持ちの徴兵されたワーム/Enlisted Wurmが加えられている。
豊穣の痕跡はマナ加速や色事故の緩和に加えて自分のミシュラランドに被覆をつけることができ、徴兵されたワームの続唱からプレインズウォーカーや悪斬の天使/Baneslayer Angelにつながれば圧倒的なボード・アドバンテージを稼ぐことができる。
サンプルレシピ
- 備考
- フォーマット
Bant BigMana [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- WotCの特集記事「Standard Decktech: 石川 翔:バントビックマナ」も参照のこと。
ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期
ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期では、基本セットのペインランドとラヴニカ・ブロックのショックランドによりマナ基盤の不安は解消された。
青のドローとカウンター、白の神の怒り/Wrath of Godなどの除去、緑の優良テンポクリーチャーで構成されたデッキ。序盤を除去とカウンターで耐え抜いた後、フィニッシャーを召喚する典型的な構成である。
また、一瞬の瞬き/Momentary Blinkと187クリーチャーのコンボを搭載したものもある(→ブリンク)。
サンプルレシピ
メインデッキ (60) | |
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クリーチャー (19) | |
1 | 全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent |
1 | 塩水の精霊/Brine Elemental |
1 | 隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero |
3 | ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch |
2 | 神秘の蛇/Mystic Snake |
1 | ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir |
1 | 造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant |
3 | ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter |
4 | 根の壁/Wall of Roots |
2 | 意志を曲げる者/Willbender |
呪文 (18) | |
3 | 召喚の調べ/Chord of Calling |
4 | 強迫的な研究/Compulsive Research |
3 | 遥か見/Farseek |
4 | 差し戻し/Remand |
4 | ルーンのほつれ/Rune Snag |
土地 (23) | |
4 | 繁殖池/Breeding Pool |
2 | 石灰の池/Calciform Pools |
2 | 森/Forest |
2 | 神聖なる泉/Hallowed Fountain |
2 | 島/Island |
1 | 雨雲の迷路/Nimbus Maze |
2 | 平地/Plains |
2 | シミックの成長室/Simic Growth Chamber |
2 | 寺院の庭/Temple Garden |
4 | ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast |
サイドボード | |
3 | エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher |
1 | 塩水の精霊/Brine Elemental |
2 | 石灰の池/Calciform Pools |
2 | 踏み吠えインドリク/Indrik Stomphowler |
1 | ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch |
1 | 裂け目掃き/Riftsweeper |
2 | 鋸刃の矢/Serrated Arrows |
3 | 呪文嵌め/Spell Snare |
- 召喚の調べ/Chord of Callingによるシルバーバレット戦略を基調とし、そこにピクルスコンボが搭載されている。
神河ブロック+ラヴニカ・ブロック期
神河ブロック+ラヴニカ・ブロック期では、緑白の都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree中心に据え、青のカウンターで守るカウンターガジーが登場した。
詳細はカウンターガジーのページを参照のこと。
ミラディン・ブロック+神河ブロック期
ミラディン・ブロック+神河ブロック期では、除去とカウンターで序盤をしのぎ、けちな贈り物/Gifts Ungivenでサーチ、永遠の証人/Eternal Witnessで再利用し、粗野な覚醒/Rude Awakeningでとどめを刺すターボランドタイプのデッキが登場した。
詳細はヤソコンを参照のこと。
オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期
オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期では、ミラーリの目覚め/Mirari's Wakeの大量マナをベースにしたウェイクが活躍する。
また、青白コントロールに緑をタッチした形式のコントロールデッキも登場する。
カウンターや除去に加え、優れた防御カードである病みあがりの介護/Convalescent Careで身を守る。フィニッシャーには定番の賛美されし天使/Exalted Angelに加え動員令/Mobilizationなどが使用される。
緑は補色であり、ドローのクローサの大牙獣/Krosan Tuskerやミシュラランドのナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery、エンチャント対策の天啓の光/Ray of Revelationなどが用いられた。
インベイジョン・ブロック期
インベイジョン・ブロック期では、優秀な多色カードが多数登場したことで注目を集める。多彩な特殊地形に加え、優良キャントリップが数多く登場したのも大きい。
初期には神の怒り/Wrath of Godや嘘か真か/Fact or Fictionを再供給/Restockで再利用するリストックブルーが存在した。またジャッジメント参入後は、狩猟場/Hunting Groundsで187クリーチャーを使い回す狩猟場デッキも登場する。
フィニッシャーには探索するフェルダグリフ/Questing Phelddagrifや秘教の処罰者/Mystic Enforcerなどが用いられた。
この頃の緑白青デッキは、復活させるものトリーヴァ/Treva, the Renewerの色であることからトリーヴァコントロールと呼ばれることが多い。
アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期
アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期では、Phelddagrifをフィニッシャーにしたカウンターフェルダグリフが登場。
当時の強力な5色地形がマナ基盤を安定させる。詳細はカウンターフェルダグリフを参照のこと。
旧エクステンデッド
ローテーション前のエクステンデッドで、青白コントロールのフィニッシャーに獣群の呼び声/Call of the Herdを使用したデッキが存在した。
獣群の呼び声はコストが軽いため隙を作りにくいのが特長である。詳細はワラミーズを参照のこと。