エルドラージ (デッキ)
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[[エルドラージ覚醒]]において最初にエルドラージが登場した際、エルドラージを中心とした[[デッキ]]は[[マナ加速]]から[[重い]]が強力な[[伝説の]]エルドラージを素早く[[唱える|唱えて]]単体で勝負を決める[[エルドラージ・ランプ]]が主流であり、部族カードはマナ加速となる[[エルドラージの寺院/Eldrazi Temple]]か[[ウギンの目/Eye of Ugin]]くらいしか使われなかった。 | [[エルドラージ覚醒]]において最初にエルドラージが登場した際、エルドラージを中心とした[[デッキ]]は[[マナ加速]]から[[重い]]が強力な[[伝説の]]エルドラージを素早く[[唱える|唱えて]]単体で勝負を決める[[エルドラージ・ランプ]]が主流であり、部族カードはマナ加速となる[[エルドラージの寺院/Eldrazi Temple]]か[[ウギンの目/Eye of Ugin]]くらいしか使われなかった。 | ||
− | その後、[[戦乱のゼンディカー]]で[[欠色]]持ちも含めて優秀な[[小型クリーチャー|小型]]から[[中堅クリーチャー|中堅]]のエルドラージと、無色であることを参照するカードが多く登場。それらを採用したよりビートダウン寄りのエルドラージデッキが成立するようになった。 | + | その後、[[戦乱のゼンディカー]]で[[欠色]]持ちも含めて優秀な[[小型クリーチャー|小型]]から[[中堅クリーチャー|中堅]]のエルドラージと、無色であることを参照するカードが多く登場。それらを採用したよりビートダウン寄りのエルドラージデッキが成立するようになった。 |
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*[[エルドラージの碑/Eldrazi Monument]]を使用する[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]、[[エルドラージの碑]]も単に「'''エルドラージ'''」と呼ばれることがあるが、このデッキとは別物である。 | *[[エルドラージの碑/Eldrazi Monument]]を使用する[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]、[[エルドラージの碑]]も単に「'''エルドラージ'''」と呼ばれることがあるが、このデッキとは別物である。 | ||
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+ | [[ゲートウォッチの誓い]]登場後はさらに強化され、モダンにおける[[トップメタ]]となった。支配的になりすぎ[[環境]]の健全性を損なうと判断され、[[2016年]]4月8日([[Magic Online]]では2016年4月13日)よりモダンでウギンの目は[[禁止カード]]に指定された。([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/banned-and-restricted-announcement-2016-04-04 参考]/[http://mtg-jp.com/publicity/0016665/# 翻訳])。 | ||
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*こちらのコラムも参照[http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/1957#modern その1]、[http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/2018#modern その2]。 | *こちらのコラムも参照[http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/1957#modern その1]、[http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/2018#modern その2]。 | ||
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*追加のコスト軽減として[[心なき召喚/Heartless Summoning]]と[[破滅の伝導者/Conduit of Ruin]]、追加のサーチとして[[ウギンの聖域/Sanctum of Ugin]]と破滅の伝導者を採用し、ウラモグの高速着地を重視したタイプ。 | *追加のコスト軽減として[[心なき召喚/Heartless Summoning]]と[[破滅の伝導者/Conduit of Ruin]]、追加のサーチとして[[ウギンの聖域/Sanctum of Ugin]]と破滅の伝導者を採用し、ウラモグの高速着地を重視したタイプ。 | ||
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− | [[ゲートウォッチの誓い]]では[[エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic]]、[[難題の予見者/Thought-Knot Seer]]、[[現実を砕くもの/Reality Smasher]] | + | {{#card:Reality Smasher}} |
+ | [[ゲートウォッチの誓い]]では[[エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic]]、[[難題の予見者/Thought-Knot Seer]]、[[現実を砕くもの/Reality Smasher]]など強力な無色のエルドラージ・クリーチャーが登場したため大幅に強化された。[[プロツアー「ゲートウォッチの誓い」]] ではトップ8のうち優勝者を含む6人、[[構築]]部門で24pt以上獲得した20人のうち8人を占め、一大旋風を巻き起こした。([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptogw 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptogw16/ 翻訳])。また、昇華者ギミックを採用したタイプも引き続き存在し、こちらは'''昇華者エルドラージ'''(''Processor Eldrazi'') と呼ばれる。その時点では[[青赤]]と無色が主流だったが、その後は[[白青]]や[[赤緑]]が登場しそちらが主流となっている。 | ||
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*忘却蒔きや[[世界を壊すもの/World Breaker]]といった重めのクリーチャーを採用したタイプ。 | *忘却蒔きや[[世界を壊すもの/World Breaker]]といった重めのクリーチャーを採用したタイプ。 | ||
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+ | **Legacy Constructed League on 4/29/2016 5-0 ([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/legacy-constructed-league-2016-04-29 参考]) | ||
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+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[レガシー]](~[[イニストラードを覆う影]]) | ||
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+ | *追加の2マナ土地として[[裏切り者の都/City of Traitors]]と[[古えの墳墓/Ancient Tomb]]を採用している。 | ||
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+ | [[Category:レガシーデッキ]] | ||
+ | [[Category:戦乱のゼンディカー・ブロックを含むスタンダードデッキ]] |
2016年5月7日 (土) 22:47時点における版
エルドラージ(Eldrazi)は、エルドラージ・クリーチャーとエルドラージの部族カードおよび無色支援カードのシナジーを活用するビートダウンデッキの総称。
目次 |
概要
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
他の無色のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、あなたはエルドラージのミミックの基本のパワーとタフネスをそのクリーチャーのパワーとタフネスに変更してもよい。
2/1エルドラージ覚醒において最初にエルドラージが登場した際、エルドラージを中心としたデッキはマナ加速から重いが強力な伝説のエルドラージを素早く唱えて単体で勝負を決めるエルドラージ・ランプが主流であり、部族カードはマナ加速となるエルドラージの寺院/Eldrazi Templeかウギンの目/Eye of Uginくらいしか使われなかった。
その後、戦乱のゼンディカーで欠色持ちも含めて優秀な小型から中堅のエルドラージと、無色であることを参照するカードが多く登場。それらを採用したよりビートダウン寄りのエルドラージデッキが成立するようになった。
- エルドラージの碑/Eldrazi Monumentを使用するビートダウンデッキ、エルドラージの碑も単に「エルドラージ」と呼ばれることがあるが、このデッキとは別物である。
タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
瞬速
飛行
(1)(◇):対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを追放する。それが土地カードであるなら、あなたは次元潜入者をオーナーの手札に戻してもよい。((◇)は無色マナを表す。)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
搭載歩行機械は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
搭載歩行機械が死亡したとき、これの上に置かれている+1/+1カウンター1個につき、飛行を持つ無色の1/1の飛行機械(Thopter)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(1),(T):搭載歩行機械の上に+1/+1カウンターを1個置く。
戦乱のゼンディカー・ブロックとスタンダードで共存するタルキール覇王譚ブロックには無色支援カードが少数存在し、またマジック・オリジンの青と赤は飛行機械・トークンとアーティファクト支援をテーマとしていたため、それらとエルドラージを組み合わせたデッキが構築された。
これらのデッキでは、マジック・オリジンで再録されたペインランドが重要である。色マナの支払いにも無色マナ・シンボルの支払いにも使えるため、単色のデッキであっても採用される。
サンプルレシピ
黒単
- 備考
- グランプリヒューストン16 第16位 (参考)
- 使用者:Michael Romer
- フォーマット
Mono Black Eldrazi Aggro [1] | |
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青単
- 備考
- グランプリパリ16 第22位 (参考)
- 使用者:Humberto Patarca
- フォーマット
Mono Blue Eldrazi Aggro [2] | |
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モダン
伝説の土地
あなたが唱える無色のエルドラージ(Eldrazi)呪文は、それを唱えるためのコストが(2)少なくなる。
(7),(T):あなたのライブラリーから無色のクリーチャー・カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
土地
(T):(◇)を加える。
(T):(◇)(◇)を加える。このマナは、無色のエルドラージ(Eldrazi)呪文を唱えるためか、無色のエルドラージの能力を起動するためにのみ支払える。
ゼンディカー・ブロックと戦乱のゼンディカー・ブロックの両方が使えるモダンでは、戦乱のゼンディカー登場直後から存在したデッキタイプ。2マナを生み出せるエルドラージの寺院/Eldrazi Templeとコスト軽減により実質的に2マナ以上を生み出すウギンの目/Eye of Uginを採用し、素早く多数のエルドラージを展開して一気に勝利する。 ゲートウォッチの誓い登場後はさらに強化され、モダンにおけるトップメタとなった。支配的になりすぎ環境の健全性を損なうと判断され、2016年4月8日(Magic Onlineでは2016年4月13日)よりモダンでウギンの目は禁止カードに指定された。(参考/翻訳)。
戦乱のゼンディカーまで
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi) 昇華者(Processor)
あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたは追放領域からあなたの対戦相手がオーナーであるカードを2枚、それらのオーナーの墓地に置いてもよい。そうしたなら、無色の1/1のエルドラージ(Eldrazi)・末裔(Scion)クリーチャー・トークンを3体生成する。それらは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:(◇)を加える。」を持つ。
4/5最初に注目されたのは、黒単エルドラージ(Mono Black Eldrazi)と呼ばれるタイプで、ウギンの目からマナが出せるようになるヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmothを採用し、高速でエルドラージクリーチャーを展開する。
採用されるクリーチャーはマナを延ばせるコジレックの媒介者/Kozilek's Channelerや忘却蒔き/Oblivion Sower、CIP能力に優れた昇華者である荒廃を招くもの/Blight Herderや不毛の地の絞殺者/Wasteland Strangler、それ以外には絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hungerや果てしなきもの/Endless Oneなど。また、昇華者のために大祖始の遺産/Relic of Progenitusやボジューカの沼/Bojuka Bogといった追放する手段が採用される。
黒単の他、赤や白をタッチして軽量除去や苦手とする親和への対策カードを足したタイプなどが存在する。初期は様々なクリーチャーが試されたが、次第に昇華者を主力としクリーチャーの数を絞ったタイプが主流となっていった。
黒単
Mono Black Eldrazi(Modern) [3] | |
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- 追放手段として大祖始の遺産に加えて虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbombとひっかき爪/Scrabbling Clawsまで採用されている。
タッチ赤
タッチ白
BW Eldrazi(Modern) [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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タッチ青
BUr Eldrazi(Modern) [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- クリーチャーとして希望を溺れさせるもの/Drowner of Hope、追放手段として悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaverが採用されている他、サイドボードでは赤もタッチされている。
心なき召喚型
Mono Black Heartless Eldrazi(Modern) [7] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 追加のコスト軽減として心なき召喚/Heartless Summoningと破滅の伝導者/Conduit of Ruin、追加のサーチとしてウギンの聖域/Sanctum of Uginと破滅の伝導者を採用し、ウラモグの高速着地を重視したタイプ。
ゲートウォッチの誓い以降
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
((◇)は無色マナを表す。)
難題の予見者が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札を公開する。あなたはその中から土地でないカードを1枚選び、そのカードを追放する。
難題の予見者が戦場を離れたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
((◇)は無色マナを表す。)
トランプル、速攻
現実を砕くものが対戦相手がコントロールする呪文1つの対象となるたび、その呪文のコントローラーがカードを1枚捨てないかぎり、それを打ち消す。
ゲートウォッチの誓いではエルドラージのミミック/Eldrazi Mimic、難題の予見者/Thought-Knot Seer、現実を砕くもの/Reality Smasherなど強力な無色のエルドラージ・クリーチャーが登場したため大幅に強化された。プロツアー「ゲートウォッチの誓い」 ではトップ8のうち優勝者を含む6人、構築部門で24pt以上獲得した20人のうち8人を占め、一大旋風を巻き起こした。(参考/翻訳)。また、昇華者ギミックを採用したタイプも引き続き存在し、こちらは昇華者エルドラージ(Processor Eldrazi) と呼ばれる。その時点では青赤と無色が主流だったが、その後は白青や赤緑が登場しそちらが主流となっている。
青赤
- 備考
- プロツアー「ゲートウォッチの誓い」 優勝 (参考英語/日本語)
- 使用者:Jiachen Tao
- フォーマット
UR Eldrazi(Modern) [8] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawnerや希望を溺れさせるもの/Drowner of Hopeと不快な集合体/Vile Aggregateのシナジーを取り入れたタイプ。
- Andrew Brownもよく似たリストでベスト8に入賞している。
無色
- 備考
- プロツアー「ゲートウォッチの誓い」 準優勝 (参考英語/日本語)
- 使用者:Ivan Floch
- フォーマット
Colorless Eldrazi(Modern) [9] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 色マナを一切使用しないタイプ。追加のマナ加速として猿人の指導霊/Simian Spirit Guideが採用されている。
- Luis Scott-Vargas、中村修平も全く同じリストでそれぞれベスト4、ベスト8に入賞している。
昇華者型
- 備考
- プロツアー「ゲートウォッチの誓い」 ベスト8 (参考英語/日本語)
- 使用者:Frank Lepore
- フォーマット
Sultai Eldrazi(Modern) [10] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 構築部門では6-4とやや振るわなかったが、ドラフト部門で6-0と快勝しベスト8に入っている。
白青
- 備考
- グランプリメルボルン16 優勝 (参考)
- 使用者:David Mines
- フォーマット
WU Eldrazi(Modern) [11] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- CIP能力持ちと変位エルドラージ/Eldrazi Displacerのシナジーを採用したタイプ。
- 準優勝のMaitland Cameronもよく似たリストとなっている。
赤緑
- 備考
- グランプリメルボルン16 ベスト4 (参考)
- 使用者:Louis Thomson-Gregg
- フォーマット
RG Eldrazi(Modern) [12] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 忘却蒔きや世界を壊すもの/World Breakerといった重めのクリーチャーを採用したタイプ。
レガシー
レガシーにもモダンと同様のデッキが存在する。
サンプルレシピ
White Eldrazi Aggro(Legacy) [13] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 追加の2マナ土地として裏切り者の都/City of Traitorsと古えの墳墓/Ancient Tombを採用している。