灰色熊/Grizzly Bears

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[[第10版]]まで[[皆勤賞]]だったが、[[熊]]は熊でもファンタジー世界のクリーチャーであるという位置づけを明確にするために、[[基本セット2010]]で[[同型再版]]の[[ルーン爪の熊/Runeclaw Bear]]と入れ替わる形で基本セットを去ることとなった(→[http://web.archive.org/web/20100128040701/http://www.inside-games.jp/article/2009/07/11/36313.html マジック:ザ・ギャザリング「マジック基本セット2010」について聞きました - iNSIDE]参照)。
 
[[第10版]]まで[[皆勤賞]]だったが、[[熊]]は熊でもファンタジー世界のクリーチャーであるという位置づけを明確にするために、[[基本セット2010]]で[[同型再版]]の[[ルーン爪の熊/Runeclaw Bear]]と入れ替わる形で基本セットを去ることとなった(→[http://web.archive.org/web/20100128040701/http://www.inside-games.jp/article/2009/07/11/36313.html マジック:ザ・ギャザリング「マジック基本セット2010」について聞きました - iNSIDE]参照)。
  
*[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]古来からある、[[色]]の特徴を説明するのに便利なカードの1つ。最初の[[基本セット]]の[[リミテッド・エディション]]ではこれ以外に「[[コモン]]の2/2バニラ」というカードが3枚ある(→[[赤]]の[[灰色オーガ/Gray Ogre]]、[[黒]]の[[スケイズ・ゾンビ/Scathe Zombies]]、[[白]]の[[真珠色の一角獣/Pearled Unicorn]])。これらは3マナなのに、この灰色熊だけは2マナ。つまり「[[緑]]はクリーチャーが強い」という説明に便利なクリーチャーだった。同時に[[青]]はそういうものがなく、青のクリーチャーが弱いことも説明できた。
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*[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]古来からある、[[色]]の特徴を説明するのに便利なカードの1つ。最初の[[基本セット]]の[[リミテッド・エディション]]ではこれ以外に「[[コモン]]の2/2[[バニラ]]」というカードが3枚ある(→[[赤]]の[[灰色オーガ/Gray Ogre]]、[[黒]]の[[スケイズ・ゾンビ/Scathe Zombies]]、[[白]]の[[真珠色の一角獣/Pearled Unicorn]])。これらは3マナなのに、この灰色熊だけは2マナ。つまり「[[緑]]はクリーチャーが強い」という説明に便利なクリーチャーだった。同時に[[青]]はそういうものがなく、青のクリーチャーが弱いことも説明できた。
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**その後、クリーチャーの水準は向上し続けており、「コモンの2マナ[[シングルシンボル]]の2/2バニラ」としては、[[白]]では[[第7版]]の[[遍歴の騎士/Knight Errant]]、[[黒]]では[[イニストラード]]の[[歩く死骸/Walking Corpse]]、[[赤]]では[[異界月]]の[[ファルケンラスの肉裂き/Falkenrath Reaver]]が現れており、同[[レアリティ]]での上位互換も複数見られる。なお[[イクサランの相克]]時点でも、[[青]]には未だに同等のものは存在していない。
 
*初心者に[[スタック]]ルールを教える際、これに[[ショック/Shock]](あるいは[[稲妻/Lightning Bolt]])と[[巨大化/Giant Growth]]が[[唱える|唱え]]られる場面をよく見かける。
 
*初心者に[[スタック]]ルールを教える際、これに[[ショック/Shock]](あるいは[[稲妻/Lightning Bolt]])と[[巨大化/Giant Growth]]が[[唱える|唱え]]られる場面をよく見かける。
 
**そのせいか、[[第10版]]では{{Gatherer|id=129568|巨大化のイラスト}}に描かれている。
 
**そのせいか、[[第10版]]では{{Gatherer|id=129568|巨大化のイラスト}}に描かれている。

2018年3月5日 (月) 12:03時点における版


Grizzly Bears / 灰色熊 (1)(緑)
クリーチャー — 熊(Bear)

2/2

バニラクリーチャーの代表的存在である2マナ2/2クリーチャー。「」の俗称の語源である。基本クリーチャーではあるが、上位互換が次々登場するため構築での評価は低め。

基本セットリミテッドを行う際、前のめりのデッキを作るなら結構便利。ただし基本セットは能力が少ない分サイズが大きめのクリーチャーが多く、エキスパンションのリミテッドでの同等クリーチャーほどは活躍しづらい。

質の良いクリーチャーが少ない時代には、ステロイドに採用されることもある。例として神河物語ラヴニカ期(ギルドパクト以前)のスタンダードでは、当時広く活躍していた桜族の長老/Sakura-Tribe Elderと相打ちを取られない点を買われて使われることがあった模様。当時2マナ2/2には謙虚な武道家/Humble Budokaがいたが、その能力が呪禁ならともかく被覆だったため、巨大化/Giant Growthなどの補助を受けられる灰色熊が選ばれたのだろう(ついでに壌土に住むもの/Loam Dwellerの存在を忘れていたとも考えられる)。

第10版まで皆勤賞だったが、は熊でもファンタジー世界のクリーチャーであるという位置づけを明確にするために、基本セット2010同型再版ルーン爪の熊/Runeclaw Bearと入れ替わる形で基本セットを去ることとなった(→マジック:ザ・ギャザリング「マジック基本セット2010」について聞きました - iNSIDE参照)。

関連カード

同型再版

バニラクリーチャーの代表的な存在であることもあり、多くの同型再版が存在する。

森林の変わり身/Woodland Changelingローウィン)はクリーチャー・タイプを定義する多相だけしか持たないため、これも同型再版に近い。

主な上位互換・変形版

イクサランの相克まで対応。 特筆のない限り、すべて2マナシングルシンボルの2/2()である。

参考

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