兄弟戦争

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新規[[キーワード能力]]として[[試作]]が登場する。これは本来とは別の[[コスト]]で[[唱える]]ことで[[アーティファクト・クリーチャー]]の[[マナコスト]]・[[パワー/タフネス]]・[[色]]が変化する能力である。
 
新規[[キーワード能力]]として[[試作]]が登場する。これは本来とは別の[[コスト]]で[[唱える]]ことで[[アーティファクト・クリーチャー]]の[[マナコスト]]・[[パワー/タフネス]]・[[色]]が変化する能力である。
  
[[再録]][[メカニズム]]として[[蘇生]]、[[合体カード]]が登場したほか、[[団結のドミナリア]]より引き続き[[パワーストーン]]が登場する。
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[[再録]][[メカニズム]]として[[蘇生]]、[[合体カード]]が登場したほか、[[団結のドミナリア]]より引き続き[[パワーストーン]]が登場する。また、[[プレインズウォーカー・タイプ]]として[[ウルザ]]が[[黒枠]]に参入した。
  
小テーマとして[[兵士]]の[[部族 (俗称)|部族]]支援があり、兵士のクリーチャー・トークンを生成するカードも多数収録されている。
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小テーマとして[[兵士]]の[[タイプ的]]支援があり、兵士のクリーチャー・トークンを生成するカードも多数収録されている。
  
 
*[[ドラフト・ブースター]]および[[セット・ブースター]]の[[基本土地]]の[[スロット]]からは、4パックに1パック確率でフルアート仕様の"「メカ」基本土地/Mech Basic Lands"が出現する。
 
*[[ドラフト・ブースター]]および[[セット・ブースター]]の[[基本土地]]の[[スロット]]からは、4パックに1パック確率でフルアート仕様の"「メカ」基本土地/Mech Basic Lands"が出現する。
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*トーナメントリーガルではカード化されたことがなかった有名キャラクター([[プレインズウォーカー、ウルザ/Urza, Planeswalker|プレイズウォーカーのウルザ/Urza]]、[[マク・ファワを手懐ける者、ミシュラ/Mishra, Tamer of Mak Fawa|正史の]][[ギックスに拾われし者、ミシュラ/Mishra, Claimed by Gix|ミシュラ/Mishra]]、[[ヨーグモスの法務官、ギックス/Gix, Yawgmoth Praetor|ギックス/Gix]]、[[肉体装置技師、アシュノッド/Ashnod, Flesh Mechanist|アシュノッド/Ashnod]]、[[熟練の魔術師、ハーキル/Hurkyl, Master Wizard|ハーキル/Harkyl]])や、イラストに登場したことも無かったキャラクター([[パワーストーンの神童、ウルザ/Urza, Powerstone Prodigy|徒弟時代のウルザ]][[採掘の神童、ミシュラ/Mishra, Excavation Prodigy|・ミシュラ]]、[[採掘場の師、トカシア/Tocasia, Dig Site Mentor|トカシア/Tocasia]]、[[カイラ・ビン・クルーグ女王/Queen Kayla bin-Kroog|カイラ/Kayla]]、[[先兵の飛行士、ハービン/Harbin, Vanguard Aviator|ハービン/Harbin]]、[[忠実な護衛、ハジャール/Hajar, Loyal Bodyguard|ハジャール/Hajar]]、[[ラト=ナムの創立者、ドラフナ/Drafna, Founder of Lat-Nam|ドラフナ/Drafna]]、[[第三の道のロラン/Loran of the Third Path|ロラン/Loran]]、[[ガイアの眼、グウェナ/Gwenna, Eyes of Gaea|グウェナ/Gwena]])が多数カード化されたことで古参のファンを驚かせ、喜ばせた。一方で、イメージと違うと感じた人もいたようだ。
 
*トーナメントリーガルではカード化されたことがなかった有名キャラクター([[プレインズウォーカー、ウルザ/Urza, Planeswalker|プレイズウォーカーのウルザ/Urza]]、[[マク・ファワを手懐ける者、ミシュラ/Mishra, Tamer of Mak Fawa|正史の]][[ギックスに拾われし者、ミシュラ/Mishra, Claimed by Gix|ミシュラ/Mishra]]、[[ヨーグモスの法務官、ギックス/Gix, Yawgmoth Praetor|ギックス/Gix]]、[[肉体装置技師、アシュノッド/Ashnod, Flesh Mechanist|アシュノッド/Ashnod]]、[[熟練の魔術師、ハーキル/Hurkyl, Master Wizard|ハーキル/Harkyl]])や、イラストに登場したことも無かったキャラクター([[パワーストーンの神童、ウルザ/Urza, Powerstone Prodigy|徒弟時代のウルザ]][[採掘の神童、ミシュラ/Mishra, Excavation Prodigy|・ミシュラ]]、[[採掘場の師、トカシア/Tocasia, Dig Site Mentor|トカシア/Tocasia]]、[[カイラ・ビン・クルーグ女王/Queen Kayla bin-Kroog|カイラ/Kayla]]、[[先兵の飛行士、ハービン/Harbin, Vanguard Aviator|ハービン/Harbin]]、[[忠実な護衛、ハジャール/Hajar, Loyal Bodyguard|ハジャール/Hajar]]、[[ラト=ナムの創立者、ドラフナ/Drafna, Founder of Lat-Nam|ドラフナ/Drafna]]、[[第三の道のロラン/Loran of the Third Path|ロラン/Loran]]、[[ガイアの眼、グウェナ/Gwenna, Eyes of Gaea|グウェナ/Gwena]])が多数カード化されたことで古参のファンを驚かせ、喜ばせた。一方で、イメージと違うと感じた人もいたようだ。
  
*[[注目のストーリー]]は40枚と過去最多であり、以前の最多だった[[イニストラード:真夜中の狩り]]の16枚と比べても際立って多い。多くは小説[[The Brothers' War]]の場面に基づいており、一種のファンサービスと言える。しかし、中には[[フレイバー・テキスト]]の無いカードや前後の流れが分かりにくいカードもあり、小説を読了していないと重要な理由が分からないかもしれない。
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*[[注目のストーリー]]は40枚と過去最多であり、以前の最多だった[[灯争大戦]]の27枚と比べても際立って多い。多くは小説[[The Brothers' War]]の場面に基づいており、一種のファンサービスと言える。しかし、中には[[フレイバー・テキスト]]の無いカードや前後の流れが分かりにくいカードもあり、小説を読了していないと重要な理由が分からないかもしれない。
  
 
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===旧枠版アーティファクト/Retro Frame Artifacts===
 
===旧枠版アーティファクト/Retro Frame Artifacts===
歴代の[[アーティファクト]]の[[旧枠]]加工版が[[ジャンプスタート・ブースター]]以外の各種[[ブースターパック]]に封入される。これらは専用の[[エキスパンション・シンボル]](中心部が輝いた歯車)および略号(BRR)を持ち、'''[[構築]]では[[名前|同名]]のカードが使用可能[[カード・セット]]に含まれていない限り使用できない'''。
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歴代の[[アーティファクト]]の[[旧枠]]加工版が[[ボーナスシート]]として[[ジャンプスタート・ブースター]]以外の各種[[ブースターパック]]に封入される。これらは専用の[[エキスパンション・シンボル]](中心部が輝いた歯車)および略号(BRR)を持ち、'''[[構築]]では[[名前|同名]]のカードが使用可能[[カード・セット]]に含まれていない限り使用できない'''。
  
 
各カードには通常の[[イラスト]]のものと、その設計図を思わせるものの二種類のイラスト(「設計図」版アーティファクト)が存在している。また、[[コレクター・ブースター]]からはシリアル番号入り・[[プレミアム・カード|ダブルレインボウ・フォイル/Double-rainbow foiling]]加工の設計図版が1%未満の確率で出現する。シリアル番号入りのカードはカード1種につき500枚存在する。
 
各カードには通常の[[イラスト]]のものと、その設計図を思わせるものの二種類のイラスト(「設計図」版アーティファクト)が存在している。また、[[コレクター・ブースター]]からはシリアル番号入り・[[プレミアム・カード|ダブルレインボウ・フォイル/Double-rainbow foiling]]加工の設計図版が1%未満の確率で出現する。シリアル番号入りのカードはカード1種につき500枚存在する。
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2022年12月3日から11日の間に開催される。
 
2022年12月3日から11日の間に開催される。
  
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2022年12月16日から18日の間に開催される。
 
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:*コモンのテーマ的につながったカード3枚。
 
:*コモンのテーマ的につながったカード3枚。
 
:*基本土地1枚。20%の確率でフォイル仕様が封入され、27%の確率でフォイルまたは非フォイルの「メカ」基本土地が出現。
 
:*基本土地1枚。20%の確率でフォイル仕様が封入され、27%の確率でフォイルまたは非フォイルの「メカ」基本土地が出現。
:*[[トークン・カード]]/広告カード/[[パンチアウト・カード]]/補助カードあるいはザ・リストのカード。
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;[[ジャンプスタート・ブースター]]
 
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036539/ 『兄弟戦争』のカードの話 その2](Making Magic 2022年11月28日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036539/ 『兄弟戦争』のカードの話 その2](Making Magic 2022年11月28日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036565/ こぼれ話:『兄弟戦争』](Making Magic 2022年12月12日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036565/ こぼれ話:『兄弟戦争』](Making Magic 2022年12月12日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037115/ デザイン演説2023]([[Making Magic]] [[2023年]]7月31日)
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===背景設定===
 
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メインストーリー(原題:EPISODE)が過去を、サイドストーリー(原題:CHAPTER)が現在を描いている。また、サイドストーリーは過去の[[エキスパンション]]名がサブタイトルになっている。
 
メインストーリー(原題:EPISODE)が過去を、サイドストーリー(原題:CHAPTER)が現在を描いている。また、サイドストーリーは過去の[[エキスパンション]]名がサブタイトルになっている。
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**[[イニストラード:真夜中の狩り]] - [[イニストラード:真紅の契り]] - [[神河:輝ける世界]] - [[ニューカペナの街角]]
 
**[[イニストラード:真夜中の狩り]] - [[イニストラード:真紅の契り]] - [[神河:輝ける世界]] - [[ニューカペナの街角]]
 
**[[団結のドミナリア]] - [[兄弟戦争]] - [[ファイレクシア:完全なる統一]] - [[機械兵団の進軍]] - [[機械兵団の進軍:決戦の後に]]
 
**[[団結のドミナリア]] - [[兄弟戦争]] - [[ファイレクシア:完全なる統一]] - [[機械兵団の進軍]] - [[機械兵団の進軍:決戦の後に]]
**Wilds of Eldraine - Lost Caverns of Ixalan
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**[[エルドレインの森]] - [[イクサラン:失われし洞窟]] - [[カルロフ邸殺人事件]] - [[サンダー・ジャンクションの無法者]]
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**[[ブルームバロウ]] - [[ダスクモーン:戦慄の館]] - [[霊気走破]] - [[タルキール:龍嵐録]] - [[ファイナルファンタジー]]
  
 
[[Category:エキスパンション|きようたいせんそう]]
 
[[Category:エキスパンション|きようたいせんそう]]

2024年10月26日 (土) 21:45時点における最新版

兄弟戦争/The Brothers' War
シンボル 2つに割れた歯車
略号 BRO
コードネーム Kayaking
発売日 MOArena:2022年11月15日
:2022年11月18日
セット枚数 全287種類

兄弟戦争/The Brothers' Warは、スタンダード用の本流のセット2022年11月発売。キャッチコピーは「過去を再発明し、未来を再び手に/Reinvent the past. Retake the future」。

目次

[編集] 概要

団結のドミナリアから引き続きドミナリア/Dominariaが舞台となるが、時代は過去へと遡る。テフェリー/Teferi新ファイレクシア/New Phyrexiaを滅ぼす鍵となる"酒杯/Sylex"の起動方法を探るため、自らの意識を兄弟戦争/Brothers' Warの時代へと飛ばした。

アンティキティーウルザズ・サーガと同様に過去の兄弟戦争を描いたカード・セットであるが、ごく少数のカードはテフェリーを送り出した現代のドミナリアを描いたものになっている。

アーティファクトが中心のセットであり、マナ・コスト無色であるが能力コストなどで色マナを要求するアーティファクトが多く存在している。これらはコレクター番号上で、対応するの場所に通常のアーティファクトとは分けて纏められている。

新規キーワード能力として試作が登場する。これは本来とは別のコスト唱えることでアーティファクト・クリーチャーマナコストパワー/タフネスが変化する能力である。

再録メカニズムとして蘇生合体カードが登場したほか、団結のドミナリアより引き続きパワーストーンが登場する。また、プレインズウォーカー・タイプとしてウルザ黒枠に参入した。

小テーマとして兵士タイプ的支援があり、兵士のクリーチャー・トークンを生成するカードも多数収録されている。

  • このセットからMagic: The Gathering Arenaでは「ゴールデン・パック/Golden Packs」が導入される。ストアで該当セットのパックを累計10パック購入するごとに入手でき、神話レア最低1枚・最新セットのカード最低2枚を含んだレア以上のスタンダードリーガルなカード6枚が封入されている[1]
  • 注目のストーリーは40枚と過去最多であり、以前の最多だった灯争大戦の27枚と比べても際立って多い。多くは小説The Brothers' Warの場面に基づいており、一種のファンサービスと言える。しかし、中にはフレイバー・テキストの無いカードや前後の流れが分かりにくいカードもあり、小説を読了していないと重要な理由が分からないかもしれない。

[編集] リミテッド

2色の組み合わせはそれぞれデッキアーキタイプとなるテーマが当てられている[2]

テーマ
白青 兵士
白黒 マナ総量3以下のリアニメイトアグロ
青黒 ターン中に2枚目のカードを引く
青赤 果敢
黒赤 生け贄蘇生
黒緑 墓地利用
赤緑 パワーストーンミッドレンジ
赤白 蘇生アグロ
緑白 アーティファクト戦場に出る
緑青 パワーストーンランプ

[編集] 旧枠版アーティファクト/Retro Frame Artifacts

歴代のアーティファクト旧枠加工版がボーナスシートとしてジャンプスタート・ブースター以外の各種ブースターパックに封入される。これらは専用のエキスパンション・シンボル(中心部が輝いた歯車)および略号(BRR)を持ち、構築では同名のカードが使用可能カード・セットに含まれていない限り使用できない

各カードには通常のイラストのものと、その設計図を思わせるものの二種類のイラスト(「設計図」版アーティファクト)が存在している。また、コレクター・ブースターからはシリアル番号入り・ダブルレインボウ・フォイル/Double-rainbow foiling加工の設計図版が1%未満の確率で出現する。シリアル番号入りのカードはカード1種につき500枚存在する。

収録カード一覧についてはカード個別評価:兄弟戦争旧枠版アーティファクト‎を参照。

[編集] 封入形態

  • ドラフト・ブースターでは確定で1枚封入されており、66%の確率でアンコモン、27%の確率でレア、7%の確率で神話レアとなる。いずれも6パックに1枚の確率で「設計図」版になる。
  • セット・ブースターでも基本的にはドラフト・ブースターと同様だが、「不特定のカード」の枠から24%の確率でもう1枚収録される。
  • コレクター・ブースターでは非フォイル仕様の旧枠版/設計図版が確定で1枚ずつ収録され、片方はアンコモン、もう片方はレア・神話レアになる。さらにフォイル仕様のアンコモンの旧枠版/設計図版が確定で1枚収録されるほか、拡張アート枠ボーダーレス版カードとの抽選でレア以上の旧枠版/設計図版/シリアル番号付き設計図版が収録されるため、1パックから広義の旧枠版アーティファクトが3~4枚出現することになる。

[編集] トランスフォーマー・カード/Transformers cards

ウィザーズの親会社であるハズブロが有する変形ロボット玩具・および映像作品である『トランスフォーマー』シリーズとのユニバースビヨンドセット・ブースターおよびコレクター・ブースターに封入される。専用のエキスパンション・シンボル(オートボットとディセプティコンの陣営マーク)および略号(BOT)を持ち、スタンダードでは使用できずエターナルおよび統率者戦でのみ使用できる。稀少度はすべて神話レア

全15種類存在し、コレクター番号が15以下のものは1980年代から放送されたアニメ『Transformers: Generation 1』を意識したイラストである。コレクター番号が16以上のものは『トランスフォーマー シャッタード・グラス』で描かれた登場人物の善悪が逆転した世界のイラストとなっており、コレクター・ブースターでのみ通常のトランスフォーマーの代わりに12%の確率で封入される。シャッタード・グラス版は名射手、アーシー/Arcee, Sharpshooter - 軽業のオープンカー、アーシー/Arcee, Acrobatic Coupeを除いた全てのトランスフォーマー・カードに存在する。

関連する新規キーワード能力として見た目以上のもの金属生命体が、新規キーワード処理としてトランスフォームが登場した。また、既存のメカニズムでは接合変身する両面カード鼓舞圧倒統治者順応謀議が再登場した。

収録カード一覧についてはカード個別評価:兄弟戦争トランスフォーマー・カードを参照。

[編集] 番外カード

プロモーション・カードや特殊イラスト、特殊なのカードはコレクター番号が288番以降の番外カードとなっている。

ジャンプスタート・ブースター独自のレア(#288~292)
ジャンプスタート・ブースター向けにデザインされた独自のレア・カード。スタンダードでも使用可能である。各色につき1枚存在する。
ジャンプスタート・ブースターに確定で1枚封入されている。また、セット・ブースターおよびコレクター・ブースターから非フォイル版、フォイル版共に入手できる。
ボーダーレス・カード/Borderless Card(#293~300)
カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれたカード。プレインズウォーカー、ウルザ/Urza, Planeswalkerを除いたすべてのプレインズウォーカー・カードとペインランド4種、マク・ファワを手懐ける者、ミシュラ/Mishra, Tamer of Mak Fawaクルーグ公、ウルザ/Urza, Prince of Kroogの計8枚が存在する。
各種ブースターから非フォイル版、フォイル版共に入手できる。
拡張アート枠/Extended-Art Frame(#301~377)
イラストが両端の枠まで拡大されたカード。ボーダーレス、ショーケースに当てはまらず合体カードでもないすべてのレア神話レアに存在する。
非フォイル版、フォイル版ともにコレクター・ブースターでしか入手できない。
BOX特典カード(#378)
通常版とは異なるイラストの、旧枠フォイル版のミシュラの鋳造所/Mishra's Foundry
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で各種ブースターボックスを早期購入したプレイヤーに配布される。
本セットからプレリリース・パック6個セットの購入による入手はなくなった[5]
バンドルプロモ(#379)
通常版とは異なるイラストの、旧枠フォイル版カイラ・ビン・クルーグ女王/Queen Kayla bin-Kroog
バンドルからのみ入手でき、非フォイル版は存在しない。またバンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
WPNプロモ(#380~385)
イラストは通常版と同じだががダークフレームのカード。
兄弟戦争シーズンのWPNプロモパックからのみ入手できる。フォイル版はプレミアムプロモパックからのみ入手できる。

[編集] 事前情報

本格的なプレビュー開始前にMark RosewaterのBlog「Blogatog」で収録カードの事前情報が公開された[6]

[編集] イベント

プレリリース

2022年11月11日から17日の間に開催されるシールド戦で、イベントによってジャンプスタート・ブースター2つかプレリリース・パックのいずれかを用いる。プレリリース・パックは「ウルザの鐵同盟/Urza's Iron Alliance」と「ミシュラの輝く軍旗/Mishra's Burnished Banner」の二種類が存在し、内容はいずれも以下の通りである。

また、プレリリース・パックとは別に参加賞としてマジック30周年記念プロモが1枚配布される。

  • WPNの規定更新により、従来のセットと異なりプレリリース時点でこのセットの全製品(兄弟戦争統率者デッキも含む)を数量の制限なく購入できるようになった。また、プレリリースと並行してドラフト・イベントが開催可能となった。
発売記念パーティー

2022年11月18日から20日の間に開催される、兄弟戦争を用いたリミテッド・イベント。

ゲームデー

2022年12月3日から11日の間に開催される。

WPNプレミアムストア限定コマンダー・パーティー

2022年12月16日から18日の間に開催される。

[編集] 製品ラインナップ

ドラフト・ブースター
リミテッドプレイ用のブースターパック
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で36パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードとして旧枠フォイル版ミシュラの鋳造所/Mishra's Foundryが配布される。
封入内容は以下のマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
  • レアもしくは神話レア1枚。
  • 旧枠版アーティファクトまたは設計図版アーティファクト1枚。(スタンダード使用不可)
  • アンコモン3枚。
  • コモン9枚。約3パックに1つの割合で、1枚がいずれかの稀少度のプレミアム・カードに置換される。
  • 基本土地1枚。
  • トークン・カード/広告カード/パンチアウト・カード/補助カード1枚。
セット・ブースター
パック開封を楽しみたい人向けのブースターパック。
ドラフト・ブースターと同様に、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で30パック入りのブースターボックスを早期購入するとBOX特典カードが配布される。
封入内容は以下のマジックのカード12枚+特殊カード2枚。
  • アート・カード(10%の確率でアーティストの箔押しスタンプ入り)。
  • いずれかの稀少度のフォイル1枚(ショーケース、ボーダーレス、旧枠版/設計図版アーティファクト、トランスフォーマー、統率者デッキのカードを含む)。
  • 旧枠版/設計図版アーティファクト1枚
  • レアか神話レア1枚(ショーケース、ボーダーレスを含む)。
  • いずれかの稀少度のカード2枚(ショーケース、ボーダーレス、旧枠版/設計図版アーティファクト、トランスフォーマー、統率者デッキのカードを含む)。
  • アンコモンのテーマ的につながったカード3枚。
  • コモンのテーマ的につながったカード3枚。
  • 基本土地1枚。20%の確率でフォイル仕様が封入され、27%の確率でフォイルまたは非フォイルの「メカ」基本土地が出現。
  • トークン・カード/広告カード/パンチアウト・カード/補助カードあるいはザ・リストのカード。
ジャンプスタート・ブースター
手軽にリミテッドを楽しむためのブースターパック。一定のテーマに沿ったカード群が封入されており、2パックを開封して組み合わせてプレイすることができる。
「兄弟戦争」においては、単色のテーマが2種類ずつ、計10種類のテーマが存在する。
封入内容は以下のマジックのカード20枚。各カードはテーマごとに定められた色のものが選ばれる。
  • ジャンプスタート独自のレア1枚(スタンダードでも使用可能)。
  • 兄弟戦争収録のレアまたは神話レア1枚。
  • フォイル仕様の土地2枚。
  • 非フォイル仕様の土地6枚。
  • その他、テーマに沿ったカード10枚。
コレクター・ブースター
主に拡張アート枠やプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。
ドラフト・ブースターと同様に、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で12パック入りのブースターボックスを早期購入するとBOX特典カードが配布される。
封入内容は以下のマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
  • フォイル版の拡張アート枠、ボーダーレス版、旧枠版アーティファクト(設計図版やシリアル番号入り設計図版を含む)のレアか神話レアのいずれか1枚。
  • フォイル版または非フォイル版のトランスフォーマー・カード1枚(シャッタード・グラス版の可能性あり)。
  • フォイル版のアンコモンの旧枠版/設計図版アーティファクト1枚。
  • 設計図版アーティファクト1枚。
  • 旧枠版アーティファクト1枚。
  • 拡張アート枠またはボーダーレスのレア・神話レア1枚。
  • 統率者デッキのレア・神話レアやジャンプスタート・ブースター限定レアの拡張アート仕様カード1枚。
  • フォイル版のレアか神話レアのカード1枚。
  • フォイル版のアンコモンのカード2枚。
  • フォイル版のコモンのカード4枚。
  • フォイル版の「メカ」基本土地1枚。
  • フォイル版の両面トークン・カード1枚。
バンドル(日本語版なし)
以下の内容が封入された大型商品。日本語版は発売されない。
また、2022年12月2日にはGift Bundleも発売される。通常のバンドルとの差異は以下の通り[9]
  • コレクター・ブースター×1が追加。
  • ストレージボックスがフォイル版に。
  • トランスフォーマー・カードがフォイル版に。
  • スピンダウンライフカウンターがトランスフォーマー仕様に。
ウェルカム・ブースター
初めてマジックをプレイする初心者が店舗で受け取ることができる。
兄弟戦争統率者デッキ
統率者戦用の構築済みデッキ。収録カードはすべて旧枠仕様になっている。
兄弟戦争と同時発売であるが独立した製品であり、新規カードを含む収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない
カード2枚入りのコレクターブースター・サンプルパックが1つ封入されている。

[編集] 主な開発スタッフ

その他のスタッフについては米国版セット特設サイトのクレジットを参照。

[編集] 公式特集ページ

[編集] 製品情報

[編集] 開発コラム

Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。

[編集] 背景設定

メインストーリー(原題:EPISODE)が過去を、サイドストーリー(原題:CHAPTER)が現在を描いている。また、サイドストーリーは過去のエキスパンション名がサブタイトルになっている。

[編集] その他

[編集] 動画

マジック:ザ・ギャザリング米国Youtube公式チャンネル

マジック:ザ・ギャザリング日本Youtube公式チャンネル

[編集] 脚注

  1. Introducing MTG Arena Golden Packs/MTGアリーナに「ゴールデン・パック」導入Daily MTG 2022年10月27日)
  2. Brothers' War Prerelease Primer: What Archetype Should you Play? | Magic: The Gathering Sealed DraftGavin VerheyのYoutubeチャンネル 2022年11月10日)
  3. @MTG_Arena(MTGアリーナ公式Twitter 2022年10月31日)
  4. @MelissaDeToraMelissa DeToraのTwitter 2022年10月1日)
  5. プレリリースがさらなるビッグ・イベントにウィザーズ・プレイ・ネットワーク 2022年9月22日)
  6. Maro’s Dominaria United Teaser(Blogatog 2022年10月24日)
  7. Only one colored artifact in the whole set?(Blogatog 2022年10月24日)
  8. Is the coloured artifact "Mishra, Lost to...(Blogatog 2022年10月24日)
  9. Magic: The Gathering The Brothers’ War Gift Bundle(Amazon)

[編集] 参考

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