灯争大戦
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テーマは「[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の戦争」。総勢36+[[橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridge|1]]名ものプレインズウォーカー達が[[カード]]化され、これまで原則[[神話レア]]でしか収録されてこなかった[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・[[カード]]が、[[レア]]と[[アンコモン]]に渡って収録されている。 | テーマは「[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の戦争」。総勢36+[[橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridge|1]]名ものプレインズウォーカー達が[[カード]]化され、これまで原則[[神話レア]]でしか収録されてこなかった[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・[[カード]]が、[[レア]]と[[アンコモン]]に渡って収録されている。 | ||
*大量のプレインズウォーカーを登場させるためデザイン空間が拡張されており、灯争大戦のプレインズウォーカーは[[エンチャント]]のように[[戦場]]で機能する[[常在型能力]]や[[誘発型能力]]を持つ。アンコモンのプレインズウォーカーは[[起動コスト]]が[[忠誠度]]マイナスのみの1つの[[忠誠度能力]]、レアのプレインズウォーカーは2つの忠誠度能力を持っており、他にも[[基本セット2011]]のように各プレインズウォーカーの呪文を表したカードも収録。[[コモン]]にもプレインズウォーカーに影響を及ぼすカードを収録し、セット全体にテーマを行き渡らせている。 | *大量のプレインズウォーカーを登場させるためデザイン空間が拡張されており、灯争大戦のプレインズウォーカーは[[エンチャント]]のように[[戦場]]で機能する[[常在型能力]]や[[誘発型能力]]を持つ。アンコモンのプレインズウォーカーは[[起動コスト]]が[[忠誠度]]マイナスのみの1つの[[忠誠度能力]]、レアのプレインズウォーカーは2つの忠誠度能力を持っており、他にも[[基本セット2011]]のように各プレインズウォーカーの呪文を表したカードも収録。[[コモン]]にもプレインズウォーカーに影響を及ぼすカードを収録し、セット全体にテーマを行き渡らせている。 | ||
+ | *セット名は[[プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Spark]]の関わる戦いということであろうが、英語名では複数形のSparksでなく単数形のSparkが用いられており、大勢のプレインズウォーカーらではなく特定の一人の灯を指しているように読める。これについて[[Mark Rosewater]]は「ニコル・ボーラスの灯だろう」と述べている<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/650366303992004608/out-of-curiosity-why-is-it-called-war-of-the Out of curiosity: why is it called "War of the Spark" (singular) and not "War of the...]([[Blogatog]] [[2021年]]5月5日)</ref>。 | ||
また、「ボーラスの脅威に対し団結したラヴニカ[[市民]]」もテーマの一つとなっている。[[規律の絆/Bond of Discipline|絆サイクル]]をはじめ、[[ギルド/Guild]]の垣根を越えて一致団結するギルド構成員を描いたカードが多数収録されており、[[多色カード]]であってもギルドの[[透かし]]は一切印刷されていない。ラヴニカを舞台として扱った[[カード・セット]]でギルドの透かしが登場しないセットはこれが初となる。また、[[フェザー/Feather]]、[[フブルスプ/Fblthp]]、[[虐殺少女/Massacre Girl (ストーリー)|虐殺少女/Massacre Girl]]など、長らく望まれていたラヴニカのキャラクター達のカード化もされている。 | また、「ボーラスの脅威に対し団結したラヴニカ[[市民]]」もテーマの一つとなっている。[[規律の絆/Bond of Discipline|絆サイクル]]をはじめ、[[ギルド/Guild]]の垣根を越えて一致団結するギルド構成員を描いたカードが多数収録されており、[[多色カード]]であってもギルドの[[透かし]]は一切印刷されていない。ラヴニカを舞台として扱った[[カード・セット]]でギルドの透かしが登場しないセットはこれが初となる。また、[[フェザー/Feather]]、[[フブルスプ/Fblthp]]、[[虐殺少女/Massacre Girl (ストーリー)|虐殺少女/Massacre Girl]]など、長らく望まれていたラヴニカのキャラクター達のカード化もされている。 | ||
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*[[Magic: The Gathering Arena]]では2019年4月3日からプレオーダーが開始した。 | *[[Magic: The Gathering Arena]]では2019年4月3日からプレオーダーが開始した。 | ||
*前2セットと同様に特別なプレインズウォーカー・カードが封入された[[ブースター・ドラフト]]用限定セット、[[War of the Spark Mythic Edition]]がeBayのハズブロ公式ストアで併売された。 | *前2セットと同様に特別なプレインズウォーカー・カードが封入された[[ブースター・ドラフト]]用限定セット、[[War of the Spark Mythic Edition]]がeBayのハズブロ公式ストアで併売された。 | ||
− | *ティザー映像<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=pkNcC05R1pE <nowiki>[Trailer]</nowiki>『灯争大戦』公式ティザー映像](マジック日本公式Youtubeチャンネル)</ref> | + | *ティザー映像<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=pkNcC05R1pE <nowiki>[Trailer]</nowiki>『灯争大戦』公式ティザー映像](マジック日本公式Youtubeチャンネル)</ref>のステンドグラス風イラストは[[ショーケース・フレーム]]のように[[Magic: The Gathering Arena]]のスキンで使用された他、[[Secret Lair Drop Series]]にこのイラストのプレインズウォーカー・カードが無作為にいずれか1枚(36種類が印刷されたかは不明)封入された。 |
− | ==日本オリジナルアートプレインズウォーカー== | + | ===日本オリジナルアートプレインズウォーカー=== |
日本語版のブースターパックに限り、50%の確率で日本[[イラストレーター]]描き下ろしのオリジナルアート版プレインズウォーカー・カードが通常版の代わりに封入される<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/japanese-alternate-art-planeswalkers-2019-04-22 Japanese Alternate-Art Planeswalkers](News 2019年4月23日)</ref><ref>[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0032396/ あの天野喜孝先生も参戦! 36人のもう一つの姿!? 『灯争大戦』日本オリジナルアートプレインズウォーカー] (こちらマジック広報室!! 2019年4月23日)</ref>。 | 日本語版のブースターパックに限り、50%の確率で日本[[イラストレーター]]描き下ろしのオリジナルアート版プレインズウォーカー・カードが通常版の代わりに封入される<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/japanese-alternate-art-planeswalkers-2019-04-22 Japanese Alternate-Art Planeswalkers](News 2019年4月23日)</ref><ref>[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0032396/ あの天野喜孝先生も参戦! 36人のもう一つの姿!? 『灯争大戦』日本オリジナルアートプレインズウォーカー] (こちらマジック広報室!! 2019年4月23日)</ref>。 | ||
*通常版に比べて[[枠]]や[[文章欄]]まで[[絵|イラスト]]が拡張され、より派手になっている。またすべてのオリジナルアート版にも通常のカードと同様に[[プレミアム・カード]]が存在する。 | *通常版に比べて[[枠]]や[[文章欄]]まで[[絵|イラスト]]が拡張され、より派手になっている。またすべてのオリジナルアート版にも通常のカードと同様に[[プレミアム・カード]]が存在する。 | ||
*[[基本セット2020]]シーズン中に配布される各言語の[[WPNプロモパック]]にも、25%の確率でいずれかのオリジナルアート版プレインズウォーカー・カード(パックの言語に依らず日本語版のみ)が封入される。 | *[[基本セット2020]]シーズン中に配布される各言語の[[WPNプロモパック]]にも、25%の確率でいずれかのオリジナルアート版プレインズウォーカー・カード(パックの言語に依らず日本語版のみ)が封入される。 | ||
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表記順は[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032153/ ステンドグラスに描かれたプレインズウォーカーたち]より。また、上述の通り各プレインズウォーカーに関連するカードが最低1枚収録されている(いずれもBOX特典カードでのみ収録されている[[テゼレット/Tezzeret]]除く)。 | 表記順は[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032153/ ステンドグラスに描かれたプレインズウォーカーたち]より。また、上述の通り各プレインズウォーカーに関連するカードが最低1枚収録されている(いずれもBOX特典カードでのみ収録されている[[テゼレット/Tezzeret]]除く)。 | ||
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− | *[https:// | + | *[https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000178/ 『灯争大戦』カードイメージギャラリー] |
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/war-spark-mechanics-2019-03-31 War of the Spark Mechanics]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0032286/ 『灯争大戦』のメカニズム](Feature 2019年4月1日 [[Matt Tabak]]著) | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/war-spark-mechanics-2019-03-31 War of the Spark Mechanics]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0032286/ 『灯争大戦』のメカニズム](Feature 2019年4月1日 [[Matt Tabak]]著) | ||
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/war-spark-promos-and-packaging-2019-04-01 War of the Sparke Promos and Packaging]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032294/ 『灯争大戦』の各種プロモとパッケージ](Card Preview 2019年4月1日 [[Chris Gleeson]]著) | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/war-spark-promos-and-packaging-2019-04-01 War of the Sparke Promos and Packaging]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032294/ 『灯争大戦』の各種プロモとパッケージ](Card Preview 2019年4月1日 [[Chris Gleeson]]著) | ||
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/odds-ends-war-spark-2019-05-13 Odds & Ends: War of the Spark]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032525/ こぼれ話:『灯争大戦』](Making Magic 2019年5月13日 Mark Rosewater著) | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/odds-ends-war-spark-2019-05-13 Odds & Ends: War of the Spark]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032525/ こぼれ話:『灯争大戦』](Making Magic 2019年5月13日 Mark Rosewater著) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032977/ デザイン演説2019](Making Magic 2019年8月26日) | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032977/ デザイン演説2019](Making Magic 2019年8月26日) | ||
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Play Design - [[プレイ・デザイン・チーム]]によるコラム。 | Play Design - [[プレイ・デザイン・チーム]]によるコラム。 | ||
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*[[カード個別評価:灯争大戦]] | *[[カード個別評価:灯争大戦]] | ||
*[[カードセット一覧]] | *[[カードセット一覧]] | ||
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**[[エルドレインの王権]] - [[テーロス還魂記]] - [[イコリア:巨獣の棲処]] - [[基本セット2021]] | **[[エルドレインの王権]] - [[テーロス還魂記]] - [[イコリア:巨獣の棲処]] - [[基本セット2021]] |
2024年3月5日 (火) 10:28時点における最新版
灯争大戦/War of the Spark | |
シンボル | ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの角とプレインズウォーカー・シンボル |
略号 | WAR |
発売日 | 紙:2019年4月26,27日/5月3日 M:TGA:2019年4月25日 |
セット枚数 | 全264+11種類 |
灯争大戦/War of the Sparkは、スタンダードフォーマット用のエキスパンション。2019年5月3日発売。キャッチコピーは「最後の戦いを目撃せよ/Be there when it ends」。
目次 |
[編集] 概要
ラヴニカのギルド、ラヴニカの献身に続き、ラヴニカ/Ravnicaを舞台とする。ゲートウォッチ/The Gatewatchとニコル・ボーラス/Nicol Bolasとの最終決戦が描かれる三部作の最終作であり、アラーラの断片ブロックから続いた大修復/The Mending後のニコル・ボーラスの野望を描いた一連の物語の完結編。
テーマは「プレインズウォーカー/Planeswalkerの戦争」。総勢36+1名ものプレインズウォーカー達がカード化され、これまで原則神話レアでしか収録されてこなかったプレインズウォーカー・カードが、レアとアンコモンに渡って収録されている。
- 大量のプレインズウォーカーを登場させるためデザイン空間が拡張されており、灯争大戦のプレインズウォーカーはエンチャントのように戦場で機能する常在型能力や誘発型能力を持つ。アンコモンのプレインズウォーカーは起動コストが忠誠度マイナスのみの1つの忠誠度能力、レアのプレインズウォーカーは2つの忠誠度能力を持っており、他にも基本セット2011のように各プレインズウォーカーの呪文を表したカードも収録。コモンにもプレインズウォーカーに影響を及ぼすカードを収録し、セット全体にテーマを行き渡らせている。
- セット名はプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkの関わる戦いということであろうが、英語名では複数形のSparksでなく単数形のSparkが用いられており、大勢のプレインズウォーカーらではなく特定の一人の灯を指しているように読める。これについてMark Rosewaterは「ニコル・ボーラスの灯だろう」と述べている[1]。
また、「ボーラスの脅威に対し団結したラヴニカ市民」もテーマの一つとなっている。絆サイクルをはじめ、ギルド/Guildの垣根を越えて一致団結するギルド構成員を描いたカードが多数収録されており、多色カードであってもギルドの透かしは一切印刷されていない。ラヴニカを舞台として扱ったカード・セットでギルドの透かしが登場しないセットはこれが初となる。また、フェザー/Feather、フブルスプ/Fblthp、虐殺少女/Massacre Girlなど、長らく望まれていたラヴニカのキャラクター達のカード化もされている。
セット固有のメカニズムとして、ボーラスがアモンケット/Amonkhetで創り上げたゾンビの軍団、戦慄衆/Dreadhordeを表すキーワード処理、動員が登場。動員やプレインズウォーカーをサポートする増殖が再登場している。混成カード、有色アーティファクト、機体も収録されており、特に有色機体は初登場となる。その他親和(親和(アーティファクト))が再録されている。また名前は付いていないが獰猛と同じパワー4以上のクリーチャーがいれば強化されるカードが赤と緑に割り当てられている他、同じく名前はついていないが英雄的、大隊、上陸といった、過去の能力語と同じ能力のカードが登場している。
- 再録にあたって増殖のルールが変更された。複数の種類のカウンターが置かれたパーマネントやプレイヤーを選んだ場合、そのすべての種類のカウンターを1個ずつ増やすようになった。
- 各ブースターパックには最低1枚のプレインズウォーカー・カードが含まれる(変則的な稀少度)。タイムシフトや両面カードのようにブースターパックに専用の枠が存在するわけではなく、ドミナリアの伝説のカードで用いられたものと同様の、封入の照合技術によるものである。
- 試験的に、ヨーロッパのみプレリリースと同時の4月27日が正式発売日となり、同日より灯争大戦リミテッドイベント(プレリリース以外のイベント含む)の開催が許可される[2]。
- また、4月26~28日に開催されるミシックチャンピオンシップロンドン19ではフォーマットとして灯争大戦のブースター・ドラフトが採用され、併催のグランプリロンドン19は灯争大戦のプレリリース・グランプリとなる。これに合わせてイギリスとアイルランドは26日からの販売及びリミテッドイベントの開催が許可される[3]。
- 構築イベントでトーナメント・リーガルになるのは例年通り(世界の)正式発売日となる。
- このセットよりアメリカ合衆国でのマジック:ザ・ギャザリング各製品のMSRP(メーカー希望小売価格)が廃止される[4]。
- セットの背景ストーリーを描いた小説、War of the Spark: Ravnicaが販売される[5]。背景ストーリー小説の発売はJourney into Nyx: Godsend, Part II以来およそ5年ぶり、物理書籍(非電子書籍)としてリリースされるのはScars of Mirrodin: The Quest for Karn以来およそ8年ぶりとなる。
- さらに発行元であるRandom House Newsletterにメールアドレスを登録すると、ゲートウォッチがラヴニカに来る前の前日譚20編が2019年6月初めに配信される[6]。
- 36人のプレインズウォーカーの人気投票トーナメントがWeb上で行われる。また、投票開始前にトーナメント結果を全て予想できたプレイヤーに36枚のプレインズウォーカーのプレミアム・カードが進呈されるキャンペーンが行われた[7]。
- Magic: The Gathering Arenaでは2019年4月3日からプレオーダーが開始した。
- 前2セットと同様に特別なプレインズウォーカー・カードが封入されたブースター・ドラフト用限定セット、War of the Spark Mythic EditionがeBayのハズブロ公式ストアで併売された。
- ティザー映像[8]のステンドグラス風イラストはショーケース・フレームのようにMagic: The Gathering Arenaのスキンで使用された他、Secret Lair Drop Seriesにこのイラストのプレインズウォーカー・カードが無作為にいずれか1枚(36種類が印刷されたかは不明)封入された。
[編集] 日本オリジナルアートプレインズウォーカー
日本語版のブースターパックに限り、50%の確率で日本イラストレーター描き下ろしのオリジナルアート版プレインズウォーカー・カードが通常版の代わりに封入される[9][10]。
- 通常版に比べて枠や文章欄までイラストが拡張され、より派手になっている。またすべてのオリジナルアート版にも通常のカードと同様にプレミアム・カードが存在する。
- 基本セット2020シーズン中に配布される各言語のWPNプロモパックにも、25%の確率でいずれかのオリジナルアート版プレインズウォーカー・カード(パックの言語に依らず日本語版のみ)が封入される。
[編集] 登場したプレインズウォーカー達
表記順はステンドグラスに描かれたプレインズウォーカーたちより。また、上述の通り各プレインズウォーカーに関連するカードが最低1枚収録されている(いずれもBOX特典カードでのみ収録されているテゼレット/Tezzeret除く)。
[編集] スタンダードでの禁止カード
2020年8月3日付で、時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerがスタンダードで禁止カードに指定された。灯争大戦のローテーション落ちまで残り2ヶ月ではあったが、2019新型コロナウイルス流行によりデジタルゲームの割合が増した結果スタンダードのプレイ数はむしろ増加しており、メタゲームに介入するには充分な理由であると判断された[11]。
[編集] イベント
2019年4月27日、28日(イギリスとアイルランドのみ4月26日~28日)に開催される。参加した各プレイヤーはプレリリース・パックを受け取り、40枚以上のシールドデッキを作り対戦する。
プレリリース・パックの内容は
- 「灯争大戦」ブースターパックx6
- プロモパック
- プレリリース・カード(レアか神話レアからランダムに1枚)
- プレリリース・カード(プレインズウォーカーからランダムに1枚。日本語版の場合、必ずオリジナルアート版プレインズウォーカー・カードとなる)
- トークン・カード
- 裏面にはMagic: The Gathering Arenaで任意のイベントに参加できるクーポンが獲得できる特典コードが印字されている
- スピンダウン・ライフカウンター 1個
- デッキ構築のアドバイスが記載された説明書 1枚
が封入されている。
前述の通り、グランプリロンドン19は灯争大戦のプレリリース・グランプリとなり、ミシックチャンピオンシップロンドン19のブースター・ドラフト部門は灯争大戦のブースター・ドラフトとなる(構築はラヴニカの献身までのモダン)。
共に2019年5月4日、5日に開催される。今回のマジック初心者体験会は通常のセット発売2週間前の日付がイースターのため、ドラフト・ウィークエンドと同期間になっている。マジック初心者体験会ではリリアナの勝利/Liliana's Triumph、ドラフト・ウィークエンドではボーラスの城塞/Bolas's Citadelのプロモーション・カードが配布される。
灯争大戦シーズン(5月3日~7月5日)のフライデー・ナイト・マジックではボーラスの占い師/Augur of Bolas、楽園のドルイド/Paradise Druid、ドビンの拒否権/Dovin's Vetoのプロモーション・カードが配布される。
2019年5月12日より6月15日まで行われる。
2019年5月26日、27日の間に開催される。ドラフトかシールド形式で行われ、プレインズウォーカーのみどの色のマナで唱えてもよいという特別ルールが追加される。時の一掃/Time Wipe、カーンの拠点/Karn's Bastionのプロモーション・カードの他、優勝者にはプレイマットが与えられる。
- 『灯争大戦』クロニクル
2019年5月24日から開催されるMagic: The Gathering Arenaのイベント[12]。5週に渡りストーリーを追体験しながらカジュアルフォーマットで行う。報酬はトレイラーで公開されたステンドグラス風のプレインズウォーカーのスキン。
日にち | タイトル | フォーマット |
---|---|---|
5月24日~5月31日 | 戦乱のラヴニカ/Ravnica at War | デッキ内に灯争大戦の36枚のプレインズウォーカーが入ったモミール・ベーシック |
6月1日~6月7日 | 退路無し/No Escape | スタンダード・パウパー (禁止カード:しつこい請願者/Persistent Petitioners) |
6月8日~6月14日 | 城塞への猛攻/Storm the Citadel | シングルトン |
6月15日~6月21日 | 終局の始まり/Commence the Endgame | 特殊ルールありアリーナ・スタンダード (紋章:あなたの終了ステップの開始時に、あなたがコントロールしていて+1/+1カウンターが置かれている各クリーチャーの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個、あなたがコントロールしている各プレインズウォーカーの上に忠誠カウンターをそれぞれ1個、それぞれ置く。あなたが+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーをコントロールしておらず、プレインズウォーカーもコントロールしていないなら、動員1を行う。) |
6月22日~6月28日 | ギデオンの犠牲/Gideon's Sacrifice | ラヴニカのギルド/ラヴニカの献身/灯争大戦限定構築 (禁止カード:燃え立つ門/Gates Ablaze) |
[編集] 構築済みデッキ
[編集] プレインズウォーカーデッキ
- 誓いを立てた者、ギデオン/Gideon, the Oathsworn (プレインズウォーカーデッキ)
- 秘儀の策士、ジェイス/Jace, Arcane Strategist (プレインズウォーカーデッキ)
[編集] パッケージ・イラスト
[編集] 注目のストーリー
今回は特にストーリーに注力したセットのため注目のストーリーも3章に分かれており、また表記がなくてもストーリーの重要なカットを表すカードも多い。どのカードがどの章のシーンかはStory Scenes[13]を参照。
- 注目の第1章
- 王神の立像/God-Pharaoh's Statue
- 退路無し/No Escape
- 出現領域/Emergence Zone
- 戦乱のラヴニカ/Ravnica at War
- 戦慄衆の侵略/Dreadhorde Invasion
- 狼煙上げ/Ignite the Beacon
- 注目の第2章
- 翼の結集/Rally of Wings
- ヴィトゥ=ガジーの目覚め/Awakening of Vitu-Ghazi
- 立像崩し/Topple the Statue
- 永遠神の投入/Enter the God-Eternals
- 灯の収穫/Spark Harvest
- 古呪/The Elderspell
- 悪への引き渡し/Deliver Unto Evil
- 団結の誓約/Pledge of Unity
- 注目の第3章
- ニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Reborn
- 城塞への猛攻/Storm the Citadel
- 戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde
- 神聖なる矢/Divine Arrow
- 予期せぬ助力/Unlikely Aid
- 暴君の嘲笑/Tyrant's Scorn
- 裏切りの対価/Price of Betrayal
- ギデオンの犠牲/Gideon's Sacrifice
- 心温まる贖罪/Heartwarming Redemption
- 灯の燼滅/Despark
- 次元を挙げた祝賀/Planewide Celebration
- ケイヤの誓い/Oath of Kaya
- 牢獄領域/Prison Realm
[編集] 開発スタッフ
[編集] 公式特集ページ
[編集] 製品情報
- 灯争大戦(マジック日本語公式 セット特設サイト)
- 『灯争大戦』カードイメージギャラリー
- War of the Spark Mechanics/『灯争大戦』のメカニズム(Feature 2019年4月1日 Matt Tabak著)
- War of the Sparke Promos and Packaging/『灯争大戦』の各種プロモとパッケージ(Card Preview 2019年4月1日 Chris Gleeson著)
- The Tokens of War of the Spark/『灯争大戦』のトークン(Card Preview 2019年4月18日 Chris Gleeson著)
- War of the Spark Planeswalker Deck Lists/『灯争大戦』プレインズウォーカーデッキ・デッキリスト(Card Preview 2019年4月18日 Chris Gleeson著)
- War of the Spark Mythic Edition/『灯争大戦』ミシックエディション(News 2019年4月18日 Blake Rasmussen著)
- War of the Spark Release Notes/『灯争大戦』リリースノート(Feature 2019年4月19日)
- War of the Spark Update Bulletin/『灯争大戦』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)(Feature 2019年4月25日)
[編集] 開発コラム
Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。
- Waging War of the Spark, Part 1/『灯争大戦』の遂行 その1(Making Magic 2019年4月1日 Mark Rosewater著)
- Waging War of the Spark, Part 2/『灯争大戦』の遂行 その2(Making Magic 2019年4月8日 Mark Rosewater著)
- Waging War of the Spark, Part 3/『灯争大戦』の遂行 その3(Making Magic 2019年4月15日 Mark Rosewater著)
- War Games/大戦のゲーム(Making Magic 2019年4月22日 Mark Rosewater著)
- More War Games/さらなる大戦のゲーム(Making Magic 2019年4月29日 Mark Rosewater著)
- Even More War Games/さらにさらなる大戦のゲーム(Making Magic 2019年5月6日 Mark Rosewater著)
- Odds & Ends: War of the Spark/こぼれ話:『灯争大戦』(Making Magic 2019年5月13日 Mark Rosewater著)
- デザイン演説2019(Making Magic 2019年8月26日)
- 混成の歴史 その2(Making Magic 2024年2月26日)
Play Design - プレイ・デザイン・チームによるコラム。
- Checking in with Play Design/プレイ・デザインの連絡(Play Design 2019年4月24日 Bryan Hawley著)
- War of the Spark Limited First Pass(Play Design 2019年5月1日 Marshall Sutcliffe著)
- M-files: War of the Spark – Monocolor/Mファイル『灯争大戦』編・単色(Play Design 2019年5月3日 Dan Musser著)
- M-Files: War of the Spark – Multicolor/Mファイル『灯争大戦』編・多色(Play Design 2019年5月10日 Dan Musser著)
- First Look: War of the Spark Future Future League/第一印象:『灯争大戦』フューチャー・フューチャー・リーグ(Play Design 2019年5月17日 Andrew Brown著)
その他。
- Totally Found(Card Preview 2019年4月2日 Gavin Verhey著)
- Single Combat(Card Preview 2019年4月3日 Katie Allison著)
- Wanna See Something Weird(Card Preview 2019年4月4日 Chris Mooney著)
- Tomik, Distinguished Advokist(Card Preview 2019年4月5日 Melissa DeTora著)
- Massacre Girl(Card Preview 2019年4月5日 Katie Allison著)
- Chandra, Fire Artisan(Card Preview 2019年4月9日 Daniel Ketchum著)
- Bad News for the Heroes(Card Preview 2019年4月11日 Doug Beyer著)
- Niv-Mizzet: No Longer Just Izzet(Card Preview 2019年4月12日 Gavin Verhey著)
- Lands Are a Blast(Card Preview 2019年4月16日 Gavin Verhey著)
- Narset, Parter of Veils(Card Preview 2019年4月17日 Meris Mullaley著)
- Chronicling War of the Spark Set Design(Card Preview 2019年4月17日 Dave Humpherys著)
- War of the Spark Draft First Picks(How to Play Limited 2019年5月2日)
[編集] 背景設定
ラヴニカ:灯争大戦 - War of the Spark: Ravnicaを別視点から描いた連載。
- War of the Spark: Ravnica—Old Friends and New/ラヴニカ:灯争大戦――古き友、新しき友(Magic Story 2019年5月8日 Greg Weisman著)
- War of the Spark: Ravnica – The Path to Opulent/ラヴニカ:灯争大戦――絢爛の聖堂へ(Magic Story 2019年5月15日 Greg Weisman著)
- War of the Spark: Ravnica – Rallying the Reluctant/ラヴニカ:灯争大戦――結束という難問(Magic Story 2019年5月22日 Greg Weisman著)
- War of the Spark: Ravnica—Desperate Operatives/ラヴニカ:灯争大戦――退路なき任務(Magic Story 2019年5月29日 Greg Weisman著)
- War of the Spark: Ravnica—Operation Desperation/ラヴニカ:灯争大戦――絶体絶命作戦(Magic Story 2019年6月5日 Greg Weisman著)
- War of the Spark: Ravnica—Ashes/ラヴニカ:灯争大戦――結末の灰燼(Magic Story 2019年6月12日 Greg Weisman著)
その他。
- A Closer Look at the Stained-Glass Planeswalkers/ステンドグラスに描かれたプレインズウォーカーたち(Feature 2019年3月8日 Chris Gleeson著)
- War of the Spark Preview Season Will Tell a Story/『灯争大戦』プレビューは物語とともに(Feature 2019年3月27日 Blake Rasmussen著)
- War of the Spark Story Scenes(ストーリーシーンを描いたカードを時系列順に並べたギャラリー)
- War of the Spark Story Hype(Feature 2019年4月18日 Chris Gleeson著)
[編集] 広報
- ポイントを貯めて限定アイテムをゲット!『灯争大戦』限定カードスリーブキャンペーンのお知らせ(こちらマジック広報室!! 2019年4月17日)
- Japanese Alternate-Art Planeswalkers/あの天野喜孝先生も参戦! 36人のもう一つの姿!? 『灯争大戦』日本オリジナルアートプレインズウォーカー(こちらマジック広報室!! 2019年4月23日)
- 今週末開催!『灯争大戦』プレリリース&オープンデュエルに参加しよう!(こちらマジック広報室!! 2019年4月23日)
- War of the Spark Prerelease Primer/『灯争大戦』プレリリース入門(Feature 2019年4月24日)
[編集] 動画
マジック:ザ・ギャザリングYoutube公式チャンネル
- [Trailer]『灯争大戦』公式ティザー映像
- [Trailer]『灯争大戦』公式トレーラー映像
- 動画中で使われている楽曲はリンキン・パーク(Linkin Park)の『In The End』。原曲ではなく、Mellen Gi & Tommee Profittによるリミックスバージョンが使用されている。
[編集] 脚注
- ↑ Out of curiosity: why is it called "War of the Spark" (singular) and not "War of the...(Blogatog 2021年5月5日)
- ↑ Mythic Championship II Format and the London Test(News 2019年2月21日)
- ↑ European War of the Spark Test(News 2019年2月19日)
- ↑ No More MSRP(News 2019年2月21日)
- ↑ Ravnica (Magic: The Gathering): War of the Spark(Amazonの販売リンク)
- ↑ Magic the Gathering Newsletter(Penguin Random House社サイト)
- ↑ The Planeswalker Tournament(Feature 2019年4月10日)
- ↑ [Trailer]『灯争大戦』公式ティザー映像(マジック日本公式Youtubeチャンネル)
- ↑ Japanese Alternate-Art Planeswalkers(News 2019年4月23日)
- ↑ あの天野喜孝先生も参戦! 36人のもう一つの姿!? 『灯争大戦』日本オリジナルアートプレインズウォーカー (こちらマジック広報室!! 2019年4月23日)
- ↑ August 3, 2020 Banned and Restricted Announcement/2020年8月3日 禁止制限告知(Daily MTG 2020年8月3日)
- ↑ War of the Spark Chronicles(公式特設サイト)
- ↑ War of the Spark Story Scenes(公式特設サイト)
[編集] 参考
- カードリスト(Wisdom Guild)
- カード個別評価:灯争大戦
- カードセット一覧
- イクサラン・ブロック(イクサラン - イクサランの相克) - ドミナリア - 基本セット2019
- ラヴニカのギルド - ラヴニカの献身 - 灯争大戦 - 基本セット2020
- エルドレインの王権 - テーロス還魂記 - イコリア:巨獣の棲処 - 基本セット2021
- War of the Spark Mythic Edition