灯争大戦

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テーマは「[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の戦争」。総勢36+[[橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridge|1]]名ものプレインズウォーカー達が[[カード]]化され、これまで原則[[神話レア]]でしか収録されてこなかった[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・[[カード]]が、[[レア]]と[[アンコモン]]に渡って収録されている。
 
テーマは「[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の戦争」。総勢36+[[橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridge|1]]名ものプレインズウォーカー達が[[カード]]化され、これまで原則[[神話レア]]でしか収録されてこなかった[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・[[カード]]が、[[レア]]と[[アンコモン]]に渡って収録されている。
 
*大量のプレインズウォーカーを登場させるためデザイン空間が拡張されており、灯争大戦のプレインズウォーカーは[[エンチャント]]のように[[戦場]]で機能する[[常在型能力]]や[[誘発型能力]]を持つ。アンコモンのプレインズウォーカーは[[起動コスト]]が[[忠誠度]]マイナスのみの1つの[[忠誠度能力]]、レアのプレインズウォーカーは2つの忠誠度能力を持っており、他にも[[基本セット2011]]のように各プレインズウォーカーの呪文を表したカードも収録。[[コモン]]にもプレインズウォーカーに影響を及ぼすカードを収録し、セット全体にテーマを行き渡らせている。
 
*大量のプレインズウォーカーを登場させるためデザイン空間が拡張されており、灯争大戦のプレインズウォーカーは[[エンチャント]]のように[[戦場]]で機能する[[常在型能力]]や[[誘発型能力]]を持つ。アンコモンのプレインズウォーカーは[[起動コスト]]が[[忠誠度]]マイナスのみの1つの[[忠誠度能力]]、レアのプレインズウォーカーは2つの忠誠度能力を持っており、他にも[[基本セット2011]]のように各プレインズウォーカーの呪文を表したカードも収録。[[コモン]]にもプレインズウォーカーに影響を及ぼすカードを収録し、セット全体にテーマを行き渡らせている。
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*セット名は[[プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Spark]]の関わる戦いということであろうが、英語名では複数形のSparksでなく単数形のSparkが用いられており、大勢のプレインズウォーカーらではなく特定の一人の灯を指しているように読める。これについて[[Mark Rosewater]]は「ニコル・ボーラスの灯だろう」と述べている<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/650366303992004608/out-of-curiosity-why-is-it-called-war-of-the Out of curiosity: why is it called "War of the Spark" (singular) and not "War of the...]([[Blogatog]] [[2021年]]5月5日)</ref>。
  
 
また、「ボーラスの脅威に対し団結したラヴニカ[[市民]]」もテーマの一つとなっている。[[規律の絆/Bond of Discipline|絆サイクル]]をはじめ、[[ギルド/Guild]]の垣根を越えて一致団結するギルド構成員を描いたカードが多数収録されており、[[多色カード]]であってもギルドの[[透かし]]は一切印刷されていない。ラヴニカを舞台として扱った[[カード・セット]]でギルドの透かしが登場しないセットはこれが初となる。また、[[フェザー/Feather‎]]、[[フブルスプ/Fblthp]]、[[虐殺少女/Massacre Girl (ストーリー)|虐殺少女/Massacre Girl]]など、長らく望まれていたラヴニカのキャラクター達のカード化もされている。
 
また、「ボーラスの脅威に対し団結したラヴニカ[[市民]]」もテーマの一つとなっている。[[規律の絆/Bond of Discipline|絆サイクル]]をはじめ、[[ギルド/Guild]]の垣根を越えて一致団結するギルド構成員を描いたカードが多数収録されており、[[多色カード]]であってもギルドの[[透かし]]は一切印刷されていない。ラヴニカを舞台として扱った[[カード・セット]]でギルドの透かしが登場しないセットはこれが初となる。また、[[フェザー/Feather‎]]、[[フブルスプ/Fblthp]]、[[虐殺少女/Massacre Girl (ストーリー)|虐殺少女/Massacre Girl]]など、長らく望まれていたラヴニカのキャラクター達のカード化もされている。
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*[[Magic: The Gathering Arena]]では2019年4月3日からプレオーダーが開始した。
 
*[[Magic: The Gathering Arena]]では2019年4月3日からプレオーダーが開始した。
 
*前2セットと同様に特別なプレインズウォーカー・カードが封入された[[ブースター・ドラフト]]用限定セット、[[War of the Spark Mythic Edition]]がeBayのハズブロ公式ストアで併売された。
 
*前2セットと同様に特別なプレインズウォーカー・カードが封入された[[ブースター・ドラフト]]用限定セット、[[War of the Spark Mythic Edition]]がeBayのハズブロ公式ストアで併売された。
*ティザー映像<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=pkNcC05R1pE <nowiki>[Trailer]</nowiki>『灯争大戦』公式ティザー映像](マジック日本公式Youtubeチャンネル)</ref>のステングラス風イラストは[[Magic: The Gathering Arena]]のスキンで使用された他、[[Secret Lair Drop Series]]にこのイラストのプレインズウォーカー・カードが無作為にいずれか1枚(36種類が印刷されたかは不明)封入された。
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*ティザー映像<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=pkNcC05R1pE <nowiki>[Trailer]</nowiki>『灯争大戦』公式ティザー映像](マジック日本公式Youtubeチャンネル)</ref>のステンドグラス風イラストは[[ショーケース・フレーム]]のように[[Magic: The Gathering Arena]]のスキンで使用された他、[[Secret Lair Drop Series]]にこのイラストのプレインズウォーカー・カードが無作為にいずれか1枚(36種類が印刷されたかは不明)封入された。
  
==日本オリジナルアートプレインズウォーカー==
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===日本オリジナルアートプレインズウォーカー===
 
日本語版のブースターパックに限り、50%の確率で日本[[イラストレーター]]描き下ろしのオリジナルアート版プレインズウォーカー・カードが通常版の代わりに封入される<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/japanese-alternate-art-planeswalkers-2019-04-22 Japanese Alternate-Art Planeswalkers](News 2019年4月23日)</ref><ref>[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0032396/ あの天野喜孝先生も参戦! 36人のもう一つの姿!? 『灯争大戦』日本オリジナルアートプレインズウォーカー] (こちらマジック広報室!! 2019年4月23日)</ref>。
 
日本語版のブースターパックに限り、50%の確率で日本[[イラストレーター]]描き下ろしのオリジナルアート版プレインズウォーカー・カードが通常版の代わりに封入される<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/japanese-alternate-art-planeswalkers-2019-04-22 Japanese Alternate-Art Planeswalkers](News 2019年4月23日)</ref><ref>[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0032396/ あの天野喜孝先生も参戦! 36人のもう一つの姿!? 『灯争大戦』日本オリジナルアートプレインズウォーカー] (こちらマジック広報室!! 2019年4月23日)</ref>。
 
*通常版に比べて[[枠]]や[[文章欄]]まで[[絵|イラスト]]が拡張され、より派手になっている。またすべてのオリジナルアート版にも通常のカードと同様に[[プレミアム・カード]]が存在する。
 
*通常版に比べて[[枠]]や[[文章欄]]まで[[絵|イラスト]]が拡張され、より派手になっている。またすべてのオリジナルアート版にも通常のカードと同様に[[プレミアム・カード]]が存在する。
 
*[[基本セット2020]]シーズン中に配布される各言語の[[WPNプロモパック]]にも、25%の確率でいずれかのオリジナルアート版プレインズウォーカー・カード(パックの言語に依らず日本語版のみ)が封入される。
 
*[[基本セット2020]]シーズン中に配布される各言語の[[WPNプロモパック]]にも、25%の確率でいずれかのオリジナルアート版プレインズウォーカー・カード(パックの言語に依らず日本語版のみ)が封入される。
  
==登場したプレインズウォーカー達==
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===登場したプレインズウォーカー達===
 
表記順は[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032153/ ステンドグラスに描かれたプレインズウォーカーたち]より。また、上述の通り各プレインズウォーカーに関連するカードが最低1枚収録されている(いずれもBOX特典カードでのみ収録されている[[テゼレット/Tezzeret]]除く)。
 
表記順は[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032153/ ステンドグラスに描かれたプレインズウォーカーたち]より。また、上述の通り各プレインズウォーカーに関連するカードが最低1枚収録されている(いずれもBOX特典カードでのみ収録されている[[テゼレット/Tezzeret]]除く)。
  
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|[[テゼレット/Tezzeret]]||[[橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridge]]||style="text-align:center"|-
 
|[[テゼレット/Tezzeret]]||[[橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridge]]||style="text-align:center"|-
 
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===スタンダードでの[[禁止カード]]===
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[[2020年]]8月3日付で、[[時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler]]がスタンダードで禁止カードに指定された。灯争大戦の[[ローテーション]]落ちまで残り2ヶ月ではあったが、[[Wikipedia:ja:2019新型コロナウイルス|2019新型コロナウイルス]]流行によりデジタルゲームの割合が増した結果スタンダードのプレイ数はむしろ増加しており、[[メタゲーム]]に介入するには充分な理由であると判断された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/august-8-2020-banned-and-restricted-announcement August 3, 2020 Banned and Restricted Announcement]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034244/ 2020年8月3日 禁止制限告知]([[Daily MTG]] 2020年8月3日)</ref>。
  
 
==イベント==
 
==イベント==
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===製品情報===
 
===製品情報===
 
*[https://mtg-jp.com/products/0000178/ 灯争大戦](マジック日本語公式 セット特設サイト)
 
*[https://mtg-jp.com/products/0000178/ 灯争大戦](マジック日本語公式 セット特設サイト)
*[https://magic.wizards.com/ja/content/『灯争大戦』 『灯争大戦』カードイメージギャラリー]
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*[https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000178/ 『灯争大戦』カードイメージギャラリー]
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/war-spark-mechanics-2019-03-31 War of the Spark Mechanics]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0032286/ 『灯争大戦』のメカニズム](Feature 2019年4月1日 [[Matt Tabak]]著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/war-spark-mechanics-2019-03-31 War of the Spark Mechanics]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0032286/ 『灯争大戦』のメカニズム](Feature 2019年4月1日 [[Matt Tabak]]著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/war-spark-promos-and-packaging-2019-04-01 War of the Sparke Promos and Packaging]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032294/ 『灯争大戦』の各種プロモとパッケージ](Card Preview 2019年4月1日 [[Chris Gleeson]]著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/war-spark-promos-and-packaging-2019-04-01 War of the Sparke Promos and Packaging]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032294/ 『灯争大戦』の各種プロモとパッケージ](Card Preview 2019年4月1日 [[Chris Gleeson]]著)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/odds-ends-war-spark-2019-05-13 Odds & Ends: War of the Spark]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032525/ こぼれ話:『灯争大戦』](Making Magic 2019年5月13日 Mark Rosewater著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/odds-ends-war-spark-2019-05-13 Odds & Ends: War of the Spark]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032525/ こぼれ話:『灯争大戦』](Making Magic 2019年5月13日 Mark Rosewater著)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032977/ デザイン演説2019](Making Magic 2019年8月26日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032977/ デザイン演説2019](Making Magic 2019年8月26日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037658/ 混成の歴史 その2]([[Making Magic]] [[2024年]]2月26日)
  
 
Play Design - [[プレイ・デザイン・チーム]]によるコラム。
 
Play Design - [[プレイ・デザイン・チーム]]によるコラム。
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*[[カード個別評価:灯争大戦]]
 
*[[カード個別評価:灯争大戦]]
 
*[[カードセット一覧]]
 
*[[カードセット一覧]]
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**[[エルドレインの王権]] - [[テーロス還魂記]] - [[イコリア:巨獣の棲処]] - [[基本セット2021]]
 
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2024年3月5日 (火) 10:28時点における最新版

灯争大戦/War of the Spark
シンボル ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの角とプレインズウォーカー・シンボル
略号 WAR
発売日 :2019年4月26,27日/5月3日
M:TGA:2019年4月25日
セット枚数 全264+11種類

灯争大戦/War of the Sparkは、スタンダードフォーマット用のエキスパンション2019年5月3日発売。キャッチコピーは「最後の戦いを目撃せよ/Be there when it ends」。

目次

[編集] 概要

ラヴニカのギルドラヴニカの献身に続き、ラヴニカ/Ravnicaを舞台とする。ゲートウォッチ/The Gatewatchニコル・ボーラス/Nicol Bolasとの最終決戦が描かれる三部作の最終作であり、アラーラの断片ブロックから続いた大修復/The Mending後のニコル・ボーラスの野望を描いた一連の物語の完結編。

テーマは「プレインズウォーカー/Planeswalkerの戦争」。総勢36+1名ものプレインズウォーカー達がカード化され、これまで原則神話レアでしか収録されてこなかったプレインズウォーカーカードが、レアアンコモンに渡って収録されている。

  • 大量のプレインズウォーカーを登場させるためデザイン空間が拡張されており、灯争大戦のプレインズウォーカーはエンチャントのように戦場で機能する常在型能力誘発型能力を持つ。アンコモンのプレインズウォーカーは起動コスト忠誠度マイナスのみの1つの忠誠度能力、レアのプレインズウォーカーは2つの忠誠度能力を持っており、他にも基本セット2011のように各プレインズウォーカーの呪文を表したカードも収録。コモンにもプレインズウォーカーに影響を及ぼすカードを収録し、セット全体にテーマを行き渡らせている。
  • セット名はプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkの関わる戦いということであろうが、英語名では複数形のSparksでなく単数形のSparkが用いられており、大勢のプレインズウォーカーらではなく特定の一人の灯を指しているように読める。これについてMark Rosewaterは「ニコル・ボーラスの灯だろう」と述べている[1]

また、「ボーラスの脅威に対し団結したラヴニカ市民」もテーマの一つとなっている。絆サイクルをはじめ、ギルド/Guildの垣根を越えて一致団結するギルド構成員を描いたカードが多数収録されており、多色カードであってもギルドの透かしは一切印刷されていない。ラヴニカを舞台として扱ったカード・セットでギルドの透かしが登場しないセットはこれが初となる。また、フェザー/Feather‎フブルスプ/Fblthp虐殺少女/Massacre Girlなど、長らく望まれていたラヴニカのキャラクター達のカード化もされている。

セット固有のメカニズムとして、ボーラスがアモンケット/Amonkhetで創り上げたゾンビ軍団戦慄衆/Dreadhordeを表すキーワード処理動員が登場。動員やプレインズウォーカーをサポートする増殖が再登場している。混成カード有色アーティファクト機体も収録されており、特に有色機体は初登場となる。その他親和(親和(アーティファクト))が再録されている。また名前は付いていないが獰猛と同じパワー4以上のクリーチャーがいれば強化されるカードがに割り当てられている他、同じく名前はついていないが英雄的大隊上陸といった、過去の能力語と同じ能力のカードが登場している。

[編集] 日本オリジナルアートプレインズウォーカー

日本語版のブースターパックに限り、50%の確率で日本イラストレーター描き下ろしのオリジナルアート版プレインズウォーカー・カードが通常版の代わりに封入される[9][10]

  • 通常版に比べて文章欄までイラストが拡張され、より派手になっている。またすべてのオリジナルアート版にも通常のカードと同様にプレミアム・カードが存在する。
  • 基本セット2020シーズン中に配布される各言語のWPNプロモパックにも、25%の確率でいずれかのオリジナルアート版プレインズウォーカー・カード(パックの言語に依らず日本語版のみ)が封入される。

[編集] 登場したプレインズウォーカー達

表記順はステンドグラスに描かれたプレインズウォーカーたちより。また、上述の通り各プレインズウォーカーに関連するカードが最低1枚収録されている(いずれもBOX特典カードでのみ収録されているテゼレット/Tezzeret除く)。

キャラクター名 カード名 プレインズウォーカーの呪文
サムト/Samut 暴君潰し、サムト/Samut, Tyrant Smasher サムトの疾走/Samut's Sprint
ニコル・ボーラス/Nicol Bolas 龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God ボーラスの占い師/Augur of Bolas
アショク/Ashiok 夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render アショクの潜伏者/Ashiok's Skulker
カズミナ/Kasmina 謎めいた指導者、カズミナ/Kasmina, Enigmatic Mentor カズミナの変成/Kasmina's Transmutation
ドムリ・ラーデ/Domri Rade ボーラスの壊乱者、ドムリ/Domri, Anarch of Bolas ドムリの待ち伏せ/Domri's Ambush
テヨ・ベラダ/Teyo Verada 盾魔道士、テヨ/Teyo, the Shieldmage テヨの光盾/Teyo's Lightshield
ラル・ザレック/Ral Zarek 嵐の伝導者、ラル/Ral, Storm Conduit ラルの発露/Ral's Outburst
タミヨウ/Tamiyo 伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales タミヨウの天啓/Tamiyo's Epiphany
カーン/Karn 大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator カーンの拠点/Karn's Bastion
ヤヤ・バラード/Jaya Ballard 敬慕される炎魔道士、ヤヤ/Jaya, Venerated Firemage ヤヤの挨拶/Jaya's Greeting
ティボルト/Tibalt 無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigator ティボルトの憤怒鬼/Tibalt's Rager
放浪者/The Wanderer 放浪者/The Wanderer 放浪者の一撃/Wanderer's Strike
キオーラ/Kiora ビヒモスを招く者、キオーラ/Kiora, Behemoth Beckoner キオーラの堰破り/Kiora's Dambreaker
ソリン・マルコフ/Sorin Markov 復讐に燃えた血王、ソリン/Sorin, Vengeful Bloodlord ソリンの渇き/Sorin's Thirst
テフェリー/Teferi 時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler テフェリーの時間改変/Teferi's Time Twist
アングラス/Angrath 混沌の船長、アングラス/Angrath, Captain of Chaos アングラスの暴力/Angrath's Rampage
ドビン・バーン/Dovin Baan 支配の片腕、ドビン/Dovin, Hand of Control ドビンの拒否権/Dovin's Veto
アジャニ/Ajani 寛大なる者、アジャニ/Ajani, the Greathearted アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate
アーリン・コード/Arlinn Kord 群れの声、アーリン/Arlinn, Voice of the Pack アーリンの狼/Arlinn's Wolf
オブ・ニクシリス/Ob Nixilis 憎悪に歪む者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Hate-Twisted オブ・ニクシリスの残虐/Ob Nixilis's Cruelty
ジアン・ヤングー/Jiang Yanggu 野生造り、ジアン・ヤングー/Jiang Yanggu, Wildcrafter 忠実な相棒、モーウー/Mowu, Loyal Companion
ファートリ/Huatli 太陽の義士、ファートリ/Huatli, the Sun's Heart ファートリの猛竜/Huatli's Raptor
サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol 主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterless サルカンの浄化/Sarkhan's Catharsis
サヒーリ・ライ/Saheeli Rai 崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer サヒーリの銀翼/Saheeli's Silverwing
ナーセット/Narset 覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils ナーセットの逆転/Narset's Reversal
ナヒリ/Nahiri 石の嵐、ナヒリ/Nahiri, Storm of Stone ナヒリの石刃/Nahiri's Stoneblades
ウギン/Ugin 人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffable ウギンの召喚体/Ugin's Conjurant
ダブリエル・ケイン/Davriel Cane はぐれ影魔道士、ダブリエル/Davriel, Rogue Shadowmage ダブリエルの影忘/Davriel's Shadowfugue
ヴラスカ/Vraska 群集の威光、ヴラスカ/Vraska, Swarm's Eminence ヴラスカの懐刀/Vraska's Finisher
ケイヤ/Kaya 死者の災厄、ケイヤ/Kaya, Bane of the Dead ケイヤ式幽体化/Kaya's Ghostform
ジェイス・ベレレン/Jace Beleren 神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries ジェイスの勝利/Jace's Triumph
ギデオン・ジュラ/Gideon Jura 黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade ギデオンの勝利/Gideon's Triumph
リリアナ・ヴェス/Liliana Vess 戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General リリアナの勝利/Liliana's Triumph
ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane 世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World ニッサの勝利/Nissa's Triumph
チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar 炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisan チャンドラの勝利/Chandra's Triumph
ビビアン・リード/Vivien Reid 野獣の擁護者、ビビアン/Vivien, Champion of the Wilds ビビアンのアーク弓/Vivien's Arkbow
テゼレット/Tezzeret 橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridge

[編集] スタンダードでの禁止カード

2020年8月3日付で、時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerがスタンダードで禁止カードに指定された。灯争大戦のローテーション落ちまで残り2ヶ月ではあったが、2019新型コロナウイルス流行によりデジタルゲームの割合が増した結果スタンダードのプレイ数はむしろ増加しており、メタゲームに介入するには充分な理由であると判断された[11]

[編集] イベント

プレリリース

2019年4月27日、28日(イギリスとアイルランドのみ4月26日~28日)に開催される。参加した各プレイヤーはプレリリース・パックを受け取り、40枚以上のシールドデッキを作り対戦する。

プレリリース・パックの内容は

  • 「灯争大戦」ブースターパックx6
  • プロモパック
    • プレリリース・カード(レアか神話レアからランダムに1枚)
    • プレリリース・カード(プレインズウォーカーからランダムに1枚。日本語版の場合、必ずオリジナルアート版プレインズウォーカー・カードとなる)
    • トークン・カード
      • 裏面にはMagic: The Gathering Arenaで任意のイベントに参加できるクーポンが獲得できる特典コードが印字されている
  • スピンダウン・ライフカウンター 1個
  • デッキ構築のアドバイスが記載された説明書 1枚

が封入されている。

前述の通り、グランプリロンドン19は灯争大戦のプレリリース・グランプリとなり、ミシックチャンピオンシップロンドン19ブースター・ドラフト部門は灯争大戦のブースター・ドラフトとなる(構築ラヴニカの献身までのモダン)。

マジック初心者体験会
ドラフト・ウィークエンド

共に2019年5月4日、5日に開催される。今回のマジック初心者体験会は通常のセット発売2週間前の日付がイースターのため、ドラフト・ウィークエンドと同期間になっている。マジック初心者体験会ではリリアナの勝利/Liliana's Triumph、ドラフト・ウィークエンドではボーラスの城塞/Bolas's Citadelのプロモーション・カードが配布される。

フライデー・ナイト・マジック

灯争大戦シーズン(5月3日~7月5日)のフライデー・ナイト・マジックではボーラスの占い師/Augur of Bolas楽園のドルイド/Paradise Druidドビンの拒否権/Dovin's Vetoのプロモーション・カードが配布される。

スタンダード・ショーダウン

2019年5月12日より6月15日まで行われる。

プレインズウォーカー・ウィークエンド

2019年5月26日、27日の間に開催される。ドラフトシールド形式で行われ、プレインズウォーカーのみどのマナ唱えてもよいという特別ルールが追加される。時の一掃/Time Wipeカーンの拠点/Karn's Bastionのプロモーション・カードの他、優勝者にはプレイマットが与えられる。

『灯争大戦』クロニクル

2019年5月24日から開催されるMagic: The Gathering Arenaのイベント[12]。5週に渡りストーリーを追体験しながらカジュアルフォーマットで行う。報酬はトレイラーで公開されたステンドグラス風のプレインズウォーカーのスキン。

日にち タイトル フォーマット
5月24日~5月31日 戦乱のラヴニカ/Ravnica at War デッキ内に灯争大戦の36枚のプレインズウォーカーが入ったモミール・ベーシック
6月1日~6月7日 退路無し/No Escape スタンダード・パウパー
禁止カードしつこい請願者/Persistent Petitioners
6月8日~6月14日 城塞への猛攻/Storm the Citadel シングルトン
6月15日~6月21日 終局の始まり/Commence the Endgame 特殊ルールありアリーナ・スタンダード
紋章:あなたの終了ステップの開始時に、あなたがコントロールしていて+1/+1カウンターが置かれている各クリーチャーの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個、あなたがコントロールしている各プレインズウォーカーの上に忠誠カウンターをそれぞれ1個、それぞれ置く。あなたが+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーをコントロールしておらず、プレインズウォーカーもコントロールしていないなら、動員1を行う。)
6月22日~6月28日 ギデオンの犠牲/Gideon's Sacrifice ラヴニカのギルド/ラヴニカの献身/灯争大戦限定構築
禁止カード燃え立つ門/Gates Ablaze

[編集] 構築済みデッキ

[編集] プレインズウォーカーデッキ

[編集] パッケージ・イラスト

[編集] 注目のストーリー

今回は特にストーリーに注力したセットのため注目のストーリーも3章に分かれており、また表記がなくてもストーリーの重要なカットを表すカードも多い。どのカードがどの章のシーンかはStory Scenes[13]を参照。

注目の第1章
注目の第2章
注目の第3章

[編集] 開発スタッフ

War of the Spark Creditsを参照。

[編集] 公式特集ページ

[編集] 製品情報

[編集] 開発コラム

Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。

Play Design - プレイ・デザイン・チームによるコラム。

その他。

[編集] 背景設定

ラヴニカ:灯争大戦 - War of the Spark: Ravnicaを別視点から描いた連載。

その他。

[編集] 広報

[編集] 動画

マジック:ザ・ギャザリングYoutube公式チャンネル

[編集] 脚注

  1. Out of curiosity: why is it called "War of the Spark" (singular) and not "War of the...(Blogatog 2021年5月5日)
  2. Mythic Championship II Format and the London Test(News 2019年2月21日)
  3. European War of the Spark Test(News 2019年2月19日)
  4. No More MSRP(News 2019年2月21日)
  5. Ravnica (Magic: The Gathering): War of the Spark(Amazonの販売リンク)
  6. Magic the Gathering Newsletter(Penguin Random House社サイト)
  7. The Planeswalker Tournament(Feature 2019年4月10日)
  8. [Trailer]『灯争大戦』公式ティザー映像(マジック日本公式Youtubeチャンネル)
  9. Japanese Alternate-Art Planeswalkers(News 2019年4月23日)
  10. あの天野喜孝先生も参戦! 36人のもう一つの姿!? 『灯争大戦』日本オリジナルアートプレインズウォーカー (こちらマジック広報室!! 2019年4月23日)
  11. August 3, 2020 Banned and Restricted Announcement/2020年8月3日 禁止制限告知(Daily MTG 2020年8月3日)
  12. War of the Spark Chronicles(公式特設サイト)
  13. War of the Spark Story Scenes(公式特設サイト)

[編集] 参考

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