兄弟戦争
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− | {{Otheruses|[[カード・セット]]|[[背景世界/ストーリー用語|ストーリー用語]]|兄弟戦争/Brothers' War|1998年に発売された小説|The Brothers' War | + | {{Otheruses|[[カード・セット]]|[[背景世界/ストーリー用語|ストーリー用語]]|兄弟戦争/Brothers' War|1998年に発売された小説|The Brothers' War|[[兄弟戦争統率者デッキ]]初出の[[カード]]|兄弟戦争/The Brothers' War}} |
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{{情報ボックス/エキスパンション | {{情報ボックス/エキスパンション | ||
|英語名=The Brothers' War | |英語名=The Brothers' War | ||
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|セット枚数=全287種類 | |セット枚数=全287種類 | ||
}} | }} | ||
− | '''兄弟戦争'''/''The Brothers' War''は、[[スタンダード]]用の[[本流のセット]]。[[2022年]] | + | '''兄弟戦争'''/''The Brothers' War''は、[[スタンダード]]用の[[本流のセット]]。[[2022年]]11月発売。キャッチコピーは「'''過去を再発明し、未来を再び手に'''/''Reinvent the past. Retake the future''」。 |
==概要== | ==概要== | ||
− | [[団結のドミナリア]]から引き続き[[ドミナリア/Dominaria]]が舞台となるが、時代は過去へと遡る。[[テフェリー/Teferi]]は[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]を滅ぼす鍵となる"[[Golgothian Sylex | + | [[団結のドミナリア]]から引き続き[[ドミナリア/Dominaria]]が舞台となるが、時代は過去へと遡る。[[テフェリー/Teferi]]は[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]を滅ぼす鍵となる"[[ゴーゴスの酒杯/Golgothian Sylex|酒杯/Sylex]]"の起動方法を探るため、自らの意識を[[兄弟戦争/Brothers' War]]の時代へと飛ばした。 |
[[アンティキティー]]、[[ウルザズ・サーガ]]と同様に過去の兄弟戦争を描いた[[カード・セット]]であるが、ごく少数のカードはテフェリーを送り出した現代のドミナリアを描いたものになっている。 | [[アンティキティー]]、[[ウルザズ・サーガ]]と同様に過去の兄弟戦争を描いた[[カード・セット]]であるが、ごく少数のカードはテフェリーを送り出した現代のドミナリアを描いたものになっている。 | ||
− | [[アーティファクト]]が中心のセットであり、[[マナ・コスト]]は[[無色]]であるが[[能力]]の[[コスト]]などで[[色マナ]]を要求するアーティファクトが多く存在している。これらは[[コレクター番号]]上で、対応する[[色]] | + | [[アーティファクト]]が中心のセットであり、[[マナ・コスト]]は[[無色]]であるが[[能力]]の[[コスト]]などで[[色マナ]]を要求するアーティファクトが多く存在している。これらは[[コレクター番号]]上で、対応する[[色]]の場所に通常のアーティファクトとは分けて纏められている。 |
新規[[キーワード能力]]として[[試作]]が登場する。これは本来とは別の[[コスト]]で[[唱える]]ことで[[アーティファクト・クリーチャー]]の[[マナコスト]]・[[パワー/タフネス]]・[[色]]が変化する能力である。 | 新規[[キーワード能力]]として[[試作]]が登場する。これは本来とは別の[[コスト]]で[[唱える]]ことで[[アーティファクト・クリーチャー]]の[[マナコスト]]・[[パワー/タフネス]]・[[色]]が変化する能力である。 | ||
− | [[再録]][[メカニズム]]として[[蘇生]]、[[合体カード]]が登場したほか、[[団結のドミナリア]]より引き続き[[パワーストーン]] | + | [[再録]][[メカニズム]]として[[蘇生]]、[[合体カード]]が登場したほか、[[団結のドミナリア]]より引き続き[[パワーストーン]]が登場する。また、[[プレインズウォーカー・タイプ]]として[[ウルザ]]が[[黒枠]]に参入した。 |
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+ | 小テーマとして[[兵士]]の[[タイプ的]]支援があり、兵士のクリーチャー・トークンを生成するカードも多数収録されている。 | ||
*[[ドラフト・ブースター]]および[[セット・ブースター]]の[[基本土地]]の[[スロット]]からは、4パックに1パック確率でフルアート仕様の"「メカ」基本土地/Mech Basic Lands"が出現する。 | *[[ドラフト・ブースター]]および[[セット・ブースター]]の[[基本土地]]の[[スロット]]からは、4パックに1パック確率でフルアート仕様の"「メカ」基本土地/Mech Basic Lands"が出現する。 | ||
*このセットから[[Magic: The Gathering Arena]]では「ゴールデン・パック/Golden Packs」が導入される。ストアで該当セットのパックを累計10パック購入するごとに入手でき、[[神話レア]]最低1枚・最新セットのカード最低2枚を含んだレア以上のスタンダード[[リーガル]]なカード6枚が封入されている<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/mtg-arena/introducing-mtg-arena-golden-packs Introducing MTG Arena Golden Packs]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036464/ MTGアリーナに「ゴールデン・パック」導入]([[Daily MTG]] [[2022年]]10月27日)</ref>。 | *このセットから[[Magic: The Gathering Arena]]では「ゴールデン・パック/Golden Packs」が導入される。ストアで該当セットのパックを累計10パック購入するごとに入手でき、[[神話レア]]最低1枚・最新セットのカード最低2枚を含んだレア以上のスタンダード[[リーガル]]なカード6枚が封入されている<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/mtg-arena/introducing-mtg-arena-golden-packs Introducing MTG Arena Golden Packs]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036464/ MTGアリーナに「ゴールデン・パック」導入]([[Daily MTG]] [[2022年]]10月27日)</ref>。 | ||
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+ | *トーナメントリーガルではカード化されたことがなかった有名キャラクター([[プレインズウォーカー、ウルザ/Urza, Planeswalker|プレイズウォーカーのウルザ/Urza]]、[[マク・ファワを手懐ける者、ミシュラ/Mishra, Tamer of Mak Fawa|正史の]][[ギックスに拾われし者、ミシュラ/Mishra, Claimed by Gix|ミシュラ/Mishra]]、[[ヨーグモスの法務官、ギックス/Gix, Yawgmoth Praetor|ギックス/Gix]]、[[肉体装置技師、アシュノッド/Ashnod, Flesh Mechanist|アシュノッド/Ashnod]]、[[熟練の魔術師、ハーキル/Hurkyl, Master Wizard|ハーキル/Harkyl]])や、イラストに登場したことも無かったキャラクター([[パワーストーンの神童、ウルザ/Urza, Powerstone Prodigy|徒弟時代のウルザ]][[採掘の神童、ミシュラ/Mishra, Excavation Prodigy|・ミシュラ]]、[[採掘場の師、トカシア/Tocasia, Dig Site Mentor|トカシア/Tocasia]]、[[カイラ・ビン・クルーグ女王/Queen Kayla bin-Kroog|カイラ/Kayla]]、[[先兵の飛行士、ハービン/Harbin, Vanguard Aviator|ハービン/Harbin]]、[[忠実な護衛、ハジャール/Hajar, Loyal Bodyguard|ハジャール/Hajar]]、[[ラト=ナムの創立者、ドラフナ/Drafna, Founder of Lat-Nam|ドラフナ/Drafna]]、[[第三の道のロラン/Loran of the Third Path|ロラン/Loran]]、[[ガイアの眼、グウェナ/Gwenna, Eyes of Gaea|グウェナ/Gwena]])が多数カード化されたことで古参のファンを驚かせ、喜ばせた。一方で、イメージと違うと感じた人もいたようだ。 | ||
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+ | *[[注目のストーリー]]は40枚と過去最多であり、以前の最多だった[[灯争大戦]]の27枚と比べても際立って多い。多くは小説[[The Brothers' War]]の場面に基づいており、一種のファンサービスと言える。しかし、中には[[フレイバー・テキスト]]の無いカードや前後の流れが分かりにくいカードもあり、小説を読了していないと重要な理由が分からないかもしれない。 | ||
===[[リミテッド]]=== | ===[[リミテッド]]=== | ||
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|[[白黒]]||[[マナ総量]]3以下の[[リアニメイト]]・[[アグロ]] | |[[白黒]]||[[マナ総量]]3以下の[[リアニメイト]]・[[アグロ]] | ||
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− | |[[青黒]]||[[ | + | |[[青黒]]||[[2回目の行動を参照するカード|ターン中に2枚目のカードを引く]] |
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|[[青赤]]||[[果敢]] | |[[青赤]]||[[果敢]] | ||
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===旧枠版アーティファクト/Retro Frame Artifacts=== | ===旧枠版アーティファクト/Retro Frame Artifacts=== | ||
− | 歴代の[[アーティファクト]]の[[旧枠]]加工版が[[ジャンプスタート・ブースター]]以外の各種[[ブースターパック]]に封入される。これらは専用の[[エキスパンション・シンボル]](中心部が輝いた歯車)および略号(BRR)を持ち、'''[[構築]]では[[名前|同名]]のカードが使用可能[[カード・セット]]に含まれていない限り使用できない'''。 | + | 歴代の[[アーティファクト]]の[[旧枠]]加工版が[[ボーナスシート]]として[[ジャンプスタート・ブースター]]以外の各種[[ブースターパック]]に封入される。これらは専用の[[エキスパンション・シンボル]](中心部が輝いた歯車)および略号(BRR)を持ち、'''[[構築]]では[[名前|同名]]のカードが使用可能[[カード・セット]]に含まれていない限り使用できない'''。 |
各カードには通常の[[イラスト]]のものと、その設計図を思わせるものの二種類のイラスト(「設計図」版アーティファクト)が存在している。また、[[コレクター・ブースター]]からはシリアル番号入り・[[プレミアム・カード|ダブルレインボウ・フォイル/Double-rainbow foiling]]加工の設計図版が1%未満の確率で出現する。シリアル番号入りのカードはカード1種につき500枚存在する。 | 各カードには通常の[[イラスト]]のものと、その設計図を思わせるものの二種類のイラスト(「設計図」版アーティファクト)が存在している。また、[[コレクター・ブースター]]からはシリアル番号入り・[[プレミアム・カード|ダブルレインボウ・フォイル/Double-rainbow foiling]]加工の設計図版が1%未満の確率で出現する。シリアル番号入りのカードはカード1種につき500枚存在する。 | ||
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===トランスフォーマー・カード/Transformers cards=== | ===トランスフォーマー・カード/Transformers cards=== | ||
− | [[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|ウィザーズ]]の親会社であるハズブロが有する変形ロボット玩具・および映像作品である『[[Wikipedia: | + | [[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|ウィザーズ]]の親会社であるハズブロが有する変形ロボット玩具・および映像作品である『[[Wikipedia:ja:トランスフォーマー|トランスフォーマー]]』シリーズとの[[ユニバースビヨンド]]が[[セット・ブースター]]および[[コレクター・ブースター]]に封入される。専用の[[エキスパンション・シンボル]](オートボットとディセプティコンの陣営マーク)および略号(BOT)を持ち、'''[[スタンダード]]では使用できず[[エターナル]]および[[統率者戦]]でのみ使用できる'''。稀少度はすべて[[神話レア]]。 |
全15種類存在し、コレクター番号が15以下のものは1980年代から放送されたアニメ『[[Wikipedia:en:Transformers: Generation 1|Transformers: Generation 1]]』を意識した[[イラスト]]である。コレクター番号が16以上のものは『[[Wikipedia:ja:トランスフォーマー シャッタード・グラス|トランスフォーマー シャッタード・グラス]]』で描かれた登場人物の善悪が逆転した世界のイラストとなっており、コレクター・ブースターでのみ通常のトランスフォーマーの代わりに12%の確率で封入される。シャッタード・グラス版は[[名射手、アーシー/Arcee, Sharpshooter]] - [[軽業のオープンカー、アーシー/Arcee, Acrobatic Coupe]]を除いた全てのトランスフォーマー・カードに存在する。 | 全15種類存在し、コレクター番号が15以下のものは1980年代から放送されたアニメ『[[Wikipedia:en:Transformers: Generation 1|Transformers: Generation 1]]』を意識した[[イラスト]]である。コレクター番号が16以上のものは『[[Wikipedia:ja:トランスフォーマー シャッタード・グラス|トランスフォーマー シャッタード・グラス]]』で描かれた登場人物の善悪が逆転した世界のイラストとなっており、コレクター・ブースターでのみ通常のトランスフォーマーの代わりに12%の確率で封入される。シャッタード・グラス版は[[名射手、アーシー/Arcee, Sharpshooter]] - [[軽業のオープンカー、アーシー/Arcee, Acrobatic Coupe]]を除いた全てのトランスフォーマー・カードに存在する。 | ||
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*これらは[[プレイ・デザイン・チーム]]の新部門、カジュアル的プレイ・デザインが初めて手掛けたカードのひとつである<ref>[https://twitter.com/MelissaDeTora/status/1575935130077908992 @MelissaDeTora]([[Melissa DeTora]]のTwitter [[2022年]]10月1日)</ref>。 | *これらは[[プレイ・デザイン・チーム]]の新部門、カジュアル的プレイ・デザインが初めて手掛けたカードのひとつである<ref>[https://twitter.com/MelissaDeTora/status/1575935130077908992 @MelissaDeTora]([[Melissa DeTora]]のTwitter [[2022年]]10月1日)</ref>。 | ||
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===番外カード=== | ===番外カード=== | ||
[[プロモーション・カード]]や特殊[[イラスト]]、特殊な[[枠]]のカードは[[コレクター番号]]が288番以降の番外カードとなっている。 | [[プロモーション・カード]]や特殊[[イラスト]]、特殊な[[枠]]のカードは[[コレクター番号]]が288番以降の番外カードとなっている。 | ||
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===事前情報=== | ===事前情報=== | ||
本格的なプレビュー開始前に[[Mark Rosewater]]のBlog「[[Blogatog]]」で収録[[カード]]の事前情報が公開された<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/699014214548848641/maros-the-brothers-war-teaser Maro’s Dominaria United Teaser]([[Blogatog]] [[2022年]]10月24日)</ref>。 | 本格的なプレビュー開始前に[[Mark Rosewater]]のBlog「[[Blogatog]]」で収録[[カード]]の事前情報が公開された<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/699014214548848641/maros-the-brothers-war-teaser Maro’s Dominaria United Teaser]([[Blogatog]] [[2022年]]10月24日)</ref>。 | ||
− | *10体以上の[[伝説の]][[人間]]・[[工匠]] | + | *10体以上の[[伝説の]][[人間]]・[[工匠]]:[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?&supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Human&subtype%5B%5D=Artificer&subtype_ope=and&set%5B%5D=BRO 「伝説の(legendary)・人間(Human)・工匠(Artificer)」「兄弟戦争(BRO)」で検索] |
− | * | + | *「ターンを終了する」を持つ新たなカード:[[ハーキルの最後の瞑想/Hurkyl's Final Meditation]] |
− | *マナ・コストに[[X]]を含む[[命令]] | + | *マナ・コストに[[X]]を含む[[命令]]:[[ミシュラの命令/Mishra's Command]] |
− | *元は世界チャンピオンの[[絵]]が印刷されていた[[クリーチャー]]の[[能力]]のいち要素を模倣した[[呪文]] | + | *元は世界チャンピオンの[[絵]]が印刷されていた[[クリーチャー]]の[[能力]]のいち要素を模倣した[[呪文]]:[[魂の仕切り/Soul Partition]]([[精鋭呪文縛り/Elite Spellbinder]]から) |
− | *新たな方法で[[忠誠カウンター]]を得られる[[テフェリー]] | + | *新たな方法で[[忠誠カウンター]]を得られる[[テフェリー]]:[[時間の旅人、テフェリー/Teferi, Temporal Pilgrim]] |
− | *「[[兵士]]に[[装備]]」を持つ[[装備品]] | + | *「[[兵士]]に[[装備]]」を持つ[[装備品]]:[[古参兵の魔力刃/Veteran's Powerblade]] |
− | *新たな[[オニュレット/Onulet]] | + | *新たな[[オニュレット/Onulet]]:[[トカシアのオニュレット/Tocasia's Onulet]] |
− | *[[プロテクション]] | + | *[[プロテクション]](すべて)の再登場:[[停滞の棺/The Stasis Coffin]] |
− | *[[タップ]]で[[あなた]]と[[対戦相手]]1人に[[カード]]を[[引く|引か]]せる[[白]] | + | *[[タップ]]で[[あなた]]と[[対戦相手]]1人に[[カード]]を[[引く|引か]]せる[[白]]のクリーチャー:[[第三の道のロラン/Loran of the Third Path]] |
− | *1枚の有色の[[マナ・コスト]]を持つアーティファクト<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/699015779067297792/only-one-colored-artifact-in-the-whole-set Only one colored artifact in the whole set?](Blogatog 2022年10月24日)</ref><ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/699025033121677312/is-the-coloured-artifact-mishra-lost-to Is the coloured artifact "Mishra, Lost to...](Blogatog 2022年10月24日)</ref> | + | *1枚の有色の[[マナ・コスト]]を持つアーティファクト<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/699015779067297792/only-one-colored-artifact-in-the-whole-set Only one colored artifact in the whole set?](Blogatog 2022年10月24日)</ref><ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/699025033121677312/is-the-coloured-artifact-mishra-lost-to Is the coloured artifact "Mishra, Lost to...](Blogatog 2022年10月24日)</ref>:[[時空錨/The Temporal Anchor]] |
*以下の[[ルール・テキスト]]を持つカード | *以下の[[ルール・テキスト]]を持つカード | ||
− | **あなたが[[コントロール]] | + | **あなたが[[コントロール]]していてこれでないクリーチャー1体につき1つの[[パワーストーン]]・[[トークン]]を[[タップ]]状態で[[生成]]する:[[大砂漠探鉱者/Great Desert Prospector]] |
− | ** | + | **あなたがコントロールしている[[組立作業員]]を対象とする。それの上に[[+1/+1カウンター]]1個を置く:[[自律型組立工/Autonomous Assembler]] |
− | **[[マナ総量]] | + | **[[マナ総量]]が3以下のである1体以上のクリーチャーがあなたのコントロール下で[[戦場に出る]]たび:[[トカシアの歓待/Tocasia's Welcome ]] |
− | ** | + | **あなたがコントロールしているすべての[[パーマネント]]は「[[護法]] ― パーマネント1つを[[生け贄に捧げる]]」を持つ:[[マク・ファワを手懐ける者、ミシュラ/Mishra, Tamer of Mak Fawa]] |
− | ** | + | **あなたがマナ総量6以上であるアーティファクト・呪文を[[唱える]]たび:[[電池持ち/Battery Bearer]] |
− | ** | + | **このターンあなたが唱えてクリーチャーでない呪文の[[カード・タイプ]]1種類につき:[[熟練の魔術師、ハーキル/Hurkyl, Master Wizard]] |
− | **[[無色]]の3/3の[[ゾンビ]]・[[アーティファクト・クリーチャー]]・トークン1体を[[タップ状態]] | + | **[[無色]]の3/3の[[ゾンビ]]・[[アーティファクト・クリーチャー]]・トークン1体を[[タップ状態]]で生成する:[[肉体装置技師、アシュノッド/Ashnod, Flesh Mechanist]] |
− | ** | + | **各[[束]]のカードをそれぞれ[[見る|見て]]、その後、あなたが選んだ束1つを[[表向き]]にする:[[敵意ある交渉/Hostile Negotiations]] |
− | **[[飛行]] | + | **[[飛行]]や[[警戒]]や[[接死]]や[[速攻]]のうちあなたが選んだ1つを[[得る]]:[[アルガイヴの報復者/Argivian Avenger]] |
− | **あなたが[[ビースト]] | + | **あなたが[[ビースト]]や[[鳥]]であるクリーチャー・呪文を唱えるたび:[[玩具職人、タウノス/Tawnos, the Toymaker]] |
*以下の[[タイプ行]]を持つカード | *以下の[[タイプ行]]を持つカード | ||
− | **アーティファクト・クリーチャー — [[ | + | **アーティファクト・クリーチャー — [[類人猿]]:[[猿人の似姿/Simian Simulacrum]] |
− | **クリーチャー - [[モグラ]]・[[ホラー]] | + | **クリーチャー - [[モグラ]]・[[ホラー]]:[[貪欲な巨大モグラ/Ravenous Gigamole]] |
− | **アーティファクト・クリーチャー - [[ファイレクシアン]]・[[ワーム]] | + | **アーティファクト・クリーチャー - [[ファイレクシアン]]・[[ワーム]]:[[ファイレクシアの肉体喰らい/Phyrexian Fleshgorger]] |
− | **クリーチャー - ファイレクシアン・[[人間]]・[[暗殺者]] | + | **クリーチャー - ファイレクシアン・[[人間]]・[[暗殺者]]:[[ギックスの頭蓋剥ぎ/Gixian Skullflayer]] |
− | **クリーチャー - [[ミノタウルス]]・[[バーバリアン]] | + | **クリーチャー - [[ミノタウルス]]・[[バーバリアン]]:[[サルディアの岸壁踏み/Sardian Cliffstomper]] |
− | **クリーチャー - [[エルフ]]・[[ドルイド]]・[[兵士]] | + | **クリーチャー - [[エルフ]]・[[ドルイド]]・[[兵士]]:[[シタヌールの重鎮/Citanul Stalwart]] |
− | **クリーチャー - 人間・[[工匠]]・[[スカウト]] | + | **クリーチャー - 人間・[[工匠]]・[[スカウト]]:[[サリンスの鋼探し/Sarinth Steelseeker]] |
− | **[[伝説のクリーチャー]] - 人間・[[ウィザード]]・[[アドバイザー]] | + | **[[伝説のクリーチャー]] - 人間・[[ウィザード]]・[[アドバイザー]]:[[熟練の魔術師、ハーキル/Hurkyl, Master Wizard]] |
− | **伝説のクリーチャー - エルフ・ドルイド・[[スカウト]] | + | **伝説のクリーチャー - エルフ・ドルイド・[[スカウト]]:[[ガイアの眼、グウェナ/Gwenna, Eyes of Gaea]] |
− | **伝説のクリーチャー - | + | **伝説のクリーチャー - 人間・工匠・アドバイザー:[[ラト=ナムの創立者、ドラフナ/Drafna, Founder of Lat-Nam]] |
==イベント== | ==イベント== | ||
159行: | 165行: | ||
*[[WPN]]の規定更新により、従来のセットと異なりプレリリース時点でこのセットの全製品([[兄弟戦争統率者デッキ]]も含む)を数量の制限なく購入できるようになった。また、プレリリースと並行して[[ブースター・ドラフト|ドラフト]]・イベントが開催可能となった。 | *[[WPN]]の規定更新により、従来のセットと異なりプレリリース時点でこのセットの全製品([[兄弟戦争統率者デッキ]]も含む)を数量の制限なく購入できるようになった。また、プレリリースと並行して[[ブースター・ドラフト|ドラフト]]・イベントが開催可能となった。 | ||
;発売記念パーティー | ;発売記念パーティー | ||
− | + | 2022年11月18日から20日の間に開催される、兄弟戦争を用いた[[リミテッド]]・イベント。 | |
;[[ゲームデー]] | ;[[ゲームデー]] | ||
2022年12月3日から11日の間に開催される。 | 2022年12月3日から11日の間に開催される。 | ||
− | ;WPNプレミアムストア限定[[ | + | ;WPNプレミアムストア限定[[コマンダー・パーティー]] |
2022年12月16日から18日の間に開催される。 | 2022年12月16日から18日の間に開催される。 | ||
175行: | 181行: | ||
:*旧枠版アーティファクトまたは設計図版アーティファクト1枚。(スタンダード使用不可) | :*旧枠版アーティファクトまたは設計図版アーティファクト1枚。(スタンダード使用不可) | ||
:*アンコモン3枚。 | :*アンコモン3枚。 | ||
− | :* | + | :*コモン9枚。約3パックに1つの割合で、1枚がいずれかの稀少度の[[プレミアム・カード]]に置換される。 |
:*基本土地1枚。 | :*基本土地1枚。 | ||
:*[[トークン・カード]]/広告カード/[[パンチアウト・カード]]/補助カード1枚。 | :*[[トークン・カード]]/広告カード/[[パンチアウト・カード]]/補助カード1枚。 | ||
191行: | 197行: | ||
:*コモンのテーマ的につながったカード3枚。 | :*コモンのテーマ的につながったカード3枚。 | ||
:*基本土地1枚。20%の確率でフォイル仕様が封入され、27%の確率でフォイルまたは非フォイルの「メカ」基本土地が出現。 | :*基本土地1枚。20%の確率でフォイル仕様が封入され、27%の確率でフォイルまたは非フォイルの「メカ」基本土地が出現。 | ||
− | :*[[トークン・カード]]/広告カード/[[パンチアウト・カード]]/ | + | :*[[トークン・カード]]/広告カード/[[パンチアウト・カード]]/補助カードあるいは[[ザ・リスト]]のカード。 |
;[[ジャンプスタート・ブースター]] | ;[[ジャンプスタート・ブースター]] | ||
268行: | 274行: | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036441/ 『兄弟戦争』で待ち受けるプレイ・プロモ](magic.gg 2022年11月1日) | *[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036441/ 『兄弟戦争』で待ち受けるプレイ・プロモ](magic.gg 2022年11月1日) | ||
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/the-brothers-war-release-notes The Brothers' War Release Notes]/[https://mtg-jp.com/rules/img/bro_faq/JP_MTGBRO_ReleaseNotes_20221014.pdf 『兄弟戦争』リリースノート(PDF)](Daily MTG 2022年11月7日) | *[https://magic.wizards.com/en/news/feature/the-brothers-war-release-notes The Brothers' War Release Notes]/[https://mtg-jp.com/rules/img/bro_faq/JP_MTGBRO_ReleaseNotes_20221014.pdf 『兄弟戦争』リリースノート(PDF)](Daily MTG 2022年11月7日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036475/ 『兄弟戦争』のトークン](Daily MTG 2022年11月7日) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036461/ 『兄弟戦争』ジャンプスタート・ブースターの内容](Daily MTG 2022年11月8日) | *[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036461/ 『兄弟戦争』ジャンプスタート・ブースターの内容](Daily MTG 2022年11月8日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036476/ 『兄弟戦争』のアート・カード](Daily MTG 2022年11月8日) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036471/ 『兄弟戦争』更新速報(総合ルール更新)](Daily MTG 2022年11月8日) | *[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036471/ 『兄弟戦争』更新速報(総合ルール更新)](Daily MTG 2022年11月8日) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036465/ MTGアリーナ:ゲーム更新情報――『兄弟戦争』](Daily MTG 2022年11月9日) | *[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036465/ MTGアリーナ:ゲーム更新情報――『兄弟戦争』](Daily MTG 2022年11月9日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036474/ 『兄弟戦争』における「ザ・リスト」の新情報](Daily MTG 2022年11月9日) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036462/ 『兄弟戦争』でマジックをプレイしよう](Daily MTG 2022年11月10日) | *[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036462/ 『兄弟戦争』でマジックをプレイしよう](Daily MTG 2022年11月10日) | ||
*[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/hurkyl-master-wizard-rarity-update Hurkyl, Master Wizard Rarity Update](Daily MTG 2022年10月28日) | *[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/hurkyl-master-wizard-rarity-update Hurkyl, Master Wizard Rarity Update](Daily MTG 2022年10月28日) | ||
279行: | 288行: | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036451/ 『戦争』行為 その2](Making Magic 2022年11月7日) | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036451/ 『戦争』行為 その2](Making Magic 2022年11月7日) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036470/ 『兄弟戦争』のカードの話 その1](Making Magic 2022年11月14日) | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036470/ 『兄弟戦争』のカードの話 その1](Making Magic 2022年11月14日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036539/ 『兄弟戦争』のカードの話 その2](Making Magic 2022年11月28日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036565/ こぼれ話:『兄弟戦争』](Making Magic 2022年12月12日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037115/ デザイン演説2023]([[Making Magic]] [[2023年]]7月31日) | ||
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===背景設定=== | ===背景設定=== | ||
− | + | メインストーリー(原題:EPISODE)が過去を、サイドストーリー(原題:CHAPTER)が現在を描いている。また、サイドストーリーは過去の[[エキスパンション]]名がサブタイトルになっている。 | |
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036401/ メインストーリー第1話:終わり]([[Daily MTG]] 2022年10月20日) | *[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036401/ メインストーリー第1話:終わり]([[Daily MTG]] 2022年10月20日) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036402/ メインストーリー第2話:始まり](Daily MTG 2022年10月20日) | *[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036402/ メインストーリー第2話:始まり](Daily MTG 2022年10月20日) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036412/ メインストーリー第3話:剣型一号](Daily MTG 2022年10月21日) | *[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036412/ メインストーリー第3話:剣型一号](Daily MTG 2022年10月21日) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036420/ メインストーリー第4話:帝国のインク](Daily MTG 2022年10月24日) | *[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036420/ メインストーリー第4話:帝国のインク](Daily MTG 2022年10月24日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036494/ メインストーリー第5話:冷酷に、必然の運命に](Daily MTG 2022年10月26日) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036442/ サイドストーリー第1話:拠点(ストロングホールド)](Daily MTG 2022年10月21日) | *[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036442/ サイドストーリー第1話:拠点(ストロングホールド)](Daily MTG 2022年10月21日) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036448/ サイドストーリー第2話:遺物(アンティキティー)](Daily MTG 2022年10月24日) | *[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036448/ サイドストーリー第2話:遺物(アンティキティー)](Daily MTG 2022年10月24日) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036456/ サイドストーリー第3話:宿敵(ネメシス)](Daily MTG 2022年10月25日) | *[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036456/ サイドストーリー第3話:宿敵(ネメシス)](Daily MTG 2022年10月25日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036485/ サイドストーリー第4話:暗闇(ザ・ダーク)](Daily MTG 2022年10月25日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/ur/BRO/0036528/ サイドストーリー第5話:出発(エクソダス)](Daily MTG 2022年10月26日) | ||
===その他=== | ===その他=== | ||
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/where-to-find-the-brothers-war-previews Where to Find The Brothers' War Previews]([[Daily MTG]] 2022年10月24日) - プレビュー日程 | *[https://magic.wizards.com/en/news/feature/where-to-find-the-brothers-war-previews Where to Find The Brothers' War Previews]([[Daily MTG]] 2022年10月24日) - プレビュー日程 | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/special/0036467/ 最新セット『兄弟戦争』、クロス新宿ビジョンに巨大「ドラゴン・エンジン」登場!ポップアップカフェも開催決定](マジック日本公式サイト 企画記事 2022年11月14日) | *[https://mtg-jp.com/reading/special/0036467/ 最新セット『兄弟戦争』、クロス新宿ビジョンに巨大「ドラゴン・エンジン」登場!ポップアップカフェも開催決定](マジック日本公式サイト 企画記事 2022年11月14日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0036478/ 最新スタンダードセット『兄弟戦争』本日発売! 今週末には「発売記念パーティー」も開催](マジック日本公式サイト こちらマジック広報室! 2022年11月18日) | ||
===動画=== | ===動画=== | ||
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**[[イニストラード:真夜中の狩り]] - [[イニストラード:真紅の契り]] - [[神河:輝ける世界]] - [[ニューカペナの街角]] | **[[イニストラード:真夜中の狩り]] - [[イニストラード:真紅の契り]] - [[神河:輝ける世界]] - [[ニューカペナの街角]] | ||
**[[団結のドミナリア]] - [[兄弟戦争]] - [[ファイレクシア:完全なる統一]] - [[機械兵団の進軍]] - [[機械兵団の進軍:決戦の後に]] | **[[団結のドミナリア]] - [[兄弟戦争]] - [[ファイレクシア:完全なる統一]] - [[機械兵団の進軍]] - [[機械兵団の進軍:決戦の後に]] | ||
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+ | **[[ブルームバロウ]] - [[ダスクモーン:戦慄の館]] - [[霊気走破]] - [[タルキール:龍嵐録]] - [[ファイナルファンタジー]] | ||
[[Category:エキスパンション|きようたいせんそう]] | [[Category:エキスパンション|きようたいせんそう]] |
2024年10月26日 (土) 21:45時点における最新版
兄弟戦争/The Brothers' War | |
シンボル | 2つに割れた歯車 |
略号 | BRO |
コードネーム | Kayaking |
発売日 | MO、Arena:2022年11月15日 紙:2022年11月18日 |
セット枚数 | 全287種類 |
兄弟戦争/The Brothers' Warは、スタンダード用の本流のセット。2022年11月発売。キャッチコピーは「過去を再発明し、未来を再び手に/Reinvent the past. Retake the future」。
目次 |
[編集] 概要
団結のドミナリアから引き続きドミナリア/Dominariaが舞台となるが、時代は過去へと遡る。テフェリー/Teferiは新ファイレクシア/New Phyrexiaを滅ぼす鍵となる"酒杯/Sylex"の起動方法を探るため、自らの意識を兄弟戦争/Brothers' Warの時代へと飛ばした。
アンティキティー、ウルザズ・サーガと同様に過去の兄弟戦争を描いたカード・セットであるが、ごく少数のカードはテフェリーを送り出した現代のドミナリアを描いたものになっている。
アーティファクトが中心のセットであり、マナ・コストは無色であるが能力のコストなどで色マナを要求するアーティファクトが多く存在している。これらはコレクター番号上で、対応する色の場所に通常のアーティファクトとは分けて纏められている。
新規キーワード能力として試作が登場する。これは本来とは別のコストで唱えることでアーティファクト・クリーチャーのマナコスト・パワー/タフネス・色が変化する能力である。
再録メカニズムとして蘇生、合体カードが登場したほか、団結のドミナリアより引き続きパワーストーンが登場する。また、プレインズウォーカー・タイプとしてウルザが黒枠に参入した。
小テーマとして兵士のタイプ的支援があり、兵士のクリーチャー・トークンを生成するカードも多数収録されている。
- ドラフト・ブースターおよびセット・ブースターの基本土地のスロットからは、4パックに1パック確率でフルアート仕様の"「メカ」基本土地/Mech Basic Lands"が出現する。
- このセットからMagic: The Gathering Arenaでは「ゴールデン・パック/Golden Packs」が導入される。ストアで該当セットのパックを累計10パック購入するごとに入手でき、神話レア最低1枚・最新セットのカード最低2枚を含んだレア以上のスタンダードリーガルなカード6枚が封入されている[1]。
- トーナメントリーガルではカード化されたことがなかった有名キャラクター(プレイズウォーカーのウルザ/Urza、正史のミシュラ/Mishra、ギックス/Gix、アシュノッド/Ashnod、ハーキル/Harkyl)や、イラストに登場したことも無かったキャラクター(徒弟時代のウルザ・ミシュラ、トカシア/Tocasia、カイラ/Kayla、ハービン/Harbin、ハジャール/Hajar、ドラフナ/Drafna、ロラン/Loran、グウェナ/Gwena)が多数カード化されたことで古参のファンを驚かせ、喜ばせた。一方で、イメージと違うと感じた人もいたようだ。
- 注目のストーリーは40枚と過去最多であり、以前の最多だった灯争大戦の27枚と比べても際立って多い。多くは小説The Brothers' Warの場面に基づいており、一種のファンサービスと言える。しかし、中にはフレイバー・テキストの無いカードや前後の流れが分かりにくいカードもあり、小説を読了していないと重要な理由が分からないかもしれない。
[編集] リミテッド
2色の組み合わせはそれぞれデッキのアーキタイプとなるテーマが当てられている[2]。
色 | テーマ |
---|---|
白青 | 兵士 |
白黒 | マナ総量3以下のリアニメイト・アグロ |
青黒 | ターン中に2枚目のカードを引く |
青赤 | 果敢 |
黒赤 | 生け贄と蘇生 |
黒緑 | 墓地利用 |
赤緑 | パワーストーン・ミッドレンジ |
赤白 | 蘇生アグロ |
緑白 | アーティファクトが戦場に出る |
緑青 | パワーストーン・ランプ |
[編集] 旧枠版アーティファクト/Retro Frame Artifacts
歴代のアーティファクトの旧枠加工版がボーナスシートとしてジャンプスタート・ブースター以外の各種ブースターパックに封入される。これらは専用のエキスパンション・シンボル(中心部が輝いた歯車)および略号(BRR)を持ち、構築では同名のカードが使用可能カード・セットに含まれていない限り使用できない。
各カードには通常のイラストのものと、その設計図を思わせるものの二種類のイラスト(「設計図」版アーティファクト)が存在している。また、コレクター・ブースターからはシリアル番号入り・ダブルレインボウ・フォイル/Double-rainbow foiling加工の設計図版が1%未満の確率で出現する。シリアル番号入りのカードはカード1種につき500枚存在する。
収録カード一覧についてはカード個別評価:兄弟戦争旧枠版アーティファクトを参照。
- Magic: The Gathering Arenaではヒストリックにおいて使用可能であるが、ミシュラのガラクタ/Mishra's Baubleのみ最初から禁止カードとなっている[3]。
[編集] 封入形態
- ドラフト・ブースターでは確定で1枚封入されており、66%の確率でアンコモン、27%の確率でレア、7%の確率で神話レアとなる。いずれも6パックに1枚の確率で「設計図」版になる。
- セット・ブースターでも基本的にはドラフト・ブースターと同様だが、「不特定のカード」の枠から24%の確率でもう1枚収録される。
- コレクター・ブースターでは非フォイル仕様の旧枠版/設計図版が確定で1枚ずつ収録され、片方はアンコモン、もう片方はレア・神話レアになる。さらにフォイル仕様のアンコモンの旧枠版/設計図版が確定で1枚収録されるほか、拡張アート枠やボーダーレス版カードとの抽選でレア以上の旧枠版/設計図版/シリアル番号付き設計図版が収録されるため、1パックから広義の旧枠版アーティファクトが3~4枚出現することになる。
[編集] トランスフォーマー・カード/Transformers cards
ウィザーズの親会社であるハズブロが有する変形ロボット玩具・および映像作品である『トランスフォーマー』シリーズとのユニバースビヨンドがセット・ブースターおよびコレクター・ブースターに封入される。専用のエキスパンション・シンボル(オートボットとディセプティコンの陣営マーク)および略号(BOT)を持ち、スタンダードでは使用できずエターナルおよび統率者戦でのみ使用できる。稀少度はすべて神話レア。
全15種類存在し、コレクター番号が15以下のものは1980年代から放送されたアニメ『Transformers: Generation 1』を意識したイラストである。コレクター番号が16以上のものは『トランスフォーマー シャッタード・グラス』で描かれた登場人物の善悪が逆転した世界のイラストとなっており、コレクター・ブースターでのみ通常のトランスフォーマーの代わりに12%の確率で封入される。シャッタード・グラス版は名射手、アーシー/Arcee, Sharpshooter - 軽業のオープンカー、アーシー/Arcee, Acrobatic Coupeを除いた全てのトランスフォーマー・カードに存在する。
関連する新規キーワード能力として見た目以上のもの、金属生命体が、新規キーワード処理としてトランスフォームが登場した。また、既存のメカニズムでは接合、変身する両面カード、鼓舞、圧倒、統治者、順応、謀議が再登場した。
収録カード一覧についてはカード個別評価:兄弟戦争トランスフォーマー・カードを参照。
- これらはプレイ・デザイン・チームの新部門、カジュアル的プレイ・デザインが初めて手掛けたカードのひとつである[4]。
[編集] 番外カード
プロモーション・カードや特殊イラスト、特殊な枠のカードはコレクター番号が288番以降の番外カードとなっている。
- ジャンプスタート・ブースター独自のレア(#288~292)
- ジャンプスタート・ブースター向けにデザインされた独自のレア・カード。スタンダードでも使用可能である。各色につき1枚存在する。
- ジャンプスタート・ブースターに確定で1枚封入されている。また、セット・ブースターおよびコレクター・ブースターから非フォイル版、フォイル版共に入手できる。
- ボーダーレス・カード/Borderless Card(#293~300)
- カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれたカード。プレインズウォーカー、ウルザ/Urza, Planeswalkerを除いたすべてのプレインズウォーカー・カードとペインランド4種、マク・ファワを手懐ける者、ミシュラ/Mishra, Tamer of Mak Fawa、クルーグ公、ウルザ/Urza, Prince of Kroogの計8枚が存在する。
- 各種ブースターから非フォイル版、フォイル版共に入手できる。
- 拡張アート枠/Extended-Art Frame(#301~377)
- イラストが両端の枠まで拡大されたカード。ボーダーレス、ショーケースに当てはまらず合体カードでもないすべてのレア・神話レアに存在する。
- 非フォイル版、フォイル版ともにコレクター・ブースターでしか入手できない。
- 熟練の魔術師、ハーキル/Hurkyl, Master Wizardは本来レアだが、拡張アート枠版のみ神話レアとなっている。
- BOX特典カード(#378)
- 通常版とは異なるイラストの、旧枠フォイル版のミシュラの鋳造所/Mishra's Foundry。
- ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で各種ブースターボックスを早期購入したプレイヤーに配布される。
- 本セットからプレリリース・パック6個セットの購入による入手はなくなった[5]。
- バンドルプロモ(#379)
- 通常版とは異なるイラストの、旧枠フォイル版カイラ・ビン・クルーグ女王/Queen Kayla bin-Kroog。
- バンドルからのみ入手でき、非フォイル版は存在しない。またバンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
- WPNプロモ(#380~385)
- イラストは通常版と同じだが枠がダークフレームのカード。
- 兄弟戦争シーズンのWPNプロモパックからのみ入手できる。フォイル版はプレミアムプロモパックからのみ入手できる。
[編集] 事前情報
本格的なプレビュー開始前にMark RosewaterのBlog「Blogatog」で収録カードの事前情報が公開された[6]。
- 10体以上の伝説の人間・工匠:「伝説の(legendary)・人間(Human)・工匠(Artificer)」「兄弟戦争(BRO)」で検索
- 「ターンを終了する」を持つ新たなカード:ハーキルの最後の瞑想/Hurkyl's Final Meditation
- マナ・コストにXを含む命令:ミシュラの命令/Mishra's Command
- 元は世界チャンピオンの絵が印刷されていたクリーチャーの能力のいち要素を模倣した呪文:魂の仕切り/Soul Partition(精鋭呪文縛り/Elite Spellbinderから)
- 新たな方法で忠誠カウンターを得られるテフェリー:時間の旅人、テフェリー/Teferi, Temporal Pilgrim
- 「兵士に装備」を持つ装備品:古参兵の魔力刃/Veteran's Powerblade
- 新たなオニュレット/Onulet:トカシアのオニュレット/Tocasia's Onulet
- プロテクション(すべて)の再登場:停滞の棺/The Stasis Coffin
- タップであなたと対戦相手1人にカードを引かせる白のクリーチャー:第三の道のロラン/Loran of the Third Path
- 1枚の有色のマナ・コストを持つアーティファクト[7][8]:時空錨/The Temporal Anchor
- 以下のルール・テキストを持つカード
- あなたがコントロールしていてこれでないクリーチャー1体につき1つのパワーストーン・トークンをタップ状態で生成する:大砂漠探鉱者/Great Desert Prospector
- あなたがコントロールしている組立作業員を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く:自律型組立工/Autonomous Assembler
- マナ総量が3以下のである1体以上のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび:トカシアの歓待/Tocasia's Welcome
- あなたがコントロールしているすべてのパーマネントは「護法 ― パーマネント1つを生け贄に捧げる」を持つ:マク・ファワを手懐ける者、ミシュラ/Mishra, Tamer of Mak Fawa
- あなたがマナ総量6以上であるアーティファクト・呪文を唱えるたび:電池持ち/Battery Bearer
- このターンあなたが唱えてクリーチャーでない呪文のカード・タイプ1種類につき:熟練の魔術師、ハーキル/Hurkyl, Master Wizard
- 無色の3/3のゾンビ・アーティファクト・クリーチャー・トークン1体をタップ状態で生成する:肉体装置技師、アシュノッド/Ashnod, Flesh Mechanist
- 各束のカードをそれぞれ見て、その後、あなたが選んだ束1つを表向きにする:敵意ある交渉/Hostile Negotiations
- 飛行や警戒や接死や速攻のうちあなたが選んだ1つを得る:アルガイヴの報復者/Argivian Avenger
- あなたがビーストや鳥であるクリーチャー・呪文を唱えるたび:玩具職人、タウノス/Tawnos, the Toymaker
- 以下のタイプ行を持つカード
- アーティファクト・クリーチャー — 類人猿:猿人の似姿/Simian Simulacrum
- クリーチャー - モグラ・ホラー:貪欲な巨大モグラ/Ravenous Gigamole
- アーティファクト・クリーチャー - ファイレクシアン・ワーム:ファイレクシアの肉体喰らい/Phyrexian Fleshgorger
- クリーチャー - ファイレクシアン・人間・暗殺者:ギックスの頭蓋剥ぎ/Gixian Skullflayer
- クリーチャー - ミノタウルス・バーバリアン:サルディアの岸壁踏み/Sardian Cliffstomper
- クリーチャー - エルフ・ドルイド・兵士:シタヌールの重鎮/Citanul Stalwart
- クリーチャー - 人間・工匠・スカウト:サリンスの鋼探し/Sarinth Steelseeker
- 伝説のクリーチャー - 人間・ウィザード・アドバイザー:熟練の魔術師、ハーキル/Hurkyl, Master Wizard
- 伝説のクリーチャー - エルフ・ドルイド・スカウト:ガイアの眼、グウェナ/Gwenna, Eyes of Gaea
- 伝説のクリーチャー - 人間・工匠・アドバイザー:ラト=ナムの創立者、ドラフナ/Drafna, Founder of Lat-Nam
[編集] イベント
2022年11月11日から17日の間に開催されるシールド戦で、イベントによってジャンプスタート・ブースター2つかプレリリース・パックのいずれかを用いる。プレリリース・パックは「ウルザの鐵同盟/Urza's Iron Alliance」と「ミシュラの輝く軍旗/Mishra's Burnished Banner」の二種類が存在し、内容はいずれも以下の通りである。
- 「兄弟戦争」のドラフト・ブースターx6
- プレリリース・カード(レアか神話レアからランダムに1枚)
- スピンダウン・ライフカウンター 1個
- MTGアリーナで「兄弟戦争」6パックが貰える特典コード
また、プレリリース・パックとは別に参加賞としてマジック30周年記念プロモが1枚配布される。
- WPNの規定更新により、従来のセットと異なりプレリリース時点でこのセットの全製品(兄弟戦争統率者デッキも含む)を数量の制限なく購入できるようになった。また、プレリリースと並行してドラフト・イベントが開催可能となった。
- 発売記念パーティー
2022年11月18日から20日の間に開催される、兄弟戦争を用いたリミテッド・イベント。
2022年12月3日から11日の間に開催される。
- WPNプレミアムストア限定コマンダー・パーティー
2022年12月16日から18日の間に開催される。
[編集] 製品ラインナップ
- ドラフト・ブースター
- リミテッドプレイ用のブースターパック。
- ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で36パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードとして旧枠フォイル版ミシュラの鋳造所/Mishra's Foundryが配布される。
- 封入内容は以下のマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
- レアもしくは神話レア1枚。
- 旧枠版アーティファクトまたは設計図版アーティファクト1枚。(スタンダード使用不可)
- アンコモン3枚。
- コモン9枚。約3パックに1つの割合で、1枚がいずれかの稀少度のプレミアム・カードに置換される。
- 基本土地1枚。
- トークン・カード/広告カード/パンチアウト・カード/補助カード1枚。
- セット・ブースター
- パック開封を楽しみたい人向けのブースターパック。
- ドラフト・ブースターと同様に、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で30パック入りのブースターボックスを早期購入するとBOX特典カードが配布される。
- 封入内容は以下のマジックのカード12枚+特殊カード2枚。
- アート・カード(10%の確率でアーティストの箔押しスタンプ入り)。
- いずれかの稀少度のフォイル1枚(ショーケース、ボーダーレス、旧枠版/設計図版アーティファクト、トランスフォーマー、統率者デッキのカードを含む)。
- 旧枠版/設計図版アーティファクト1枚
- レアか神話レア1枚(ショーケース、ボーダーレスを含む)。
- いずれかの稀少度のカード2枚(ショーケース、ボーダーレス、旧枠版/設計図版アーティファクト、トランスフォーマー、統率者デッキのカードを含む)。
- アンコモンのテーマ的につながったカード3枚。
- コモンのテーマ的につながったカード3枚。
- 基本土地1枚。20%の確率でフォイル仕様が封入され、27%の確率でフォイルまたは非フォイルの「メカ」基本土地が出現。
- トークン・カード/広告カード/パンチアウト・カード/補助カードあるいはザ・リストのカード。
- ジャンプスタート・ブースター
- 手軽にリミテッドを楽しむためのブースターパック。一定のテーマに沿ったカード群が封入されており、2パックを開封して組み合わせてプレイすることができる。
- 「兄弟戦争」においては、単色のテーマが2種類ずつ、計10種類のテーマが存在する。
- 封入内容は以下のマジックのカード20枚。各カードはテーマごとに定められた色のものが選ばれる。
- ジャンプスタート独自のレア1枚(スタンダードでも使用可能)。
- 兄弟戦争収録のレアまたは神話レア1枚。
- フォイル仕様の土地2枚。
- 非フォイル仕様の土地6枚。
- その他、テーマに沿ったカード10枚。
- コレクター・ブースター
- 主に拡張アート枠やプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。
- ドラフト・ブースターと同様に、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で12パック入りのブースターボックスを早期購入するとBOX特典カードが配布される。
- 封入内容は以下のマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
- フォイル版の拡張アート枠、ボーダーレス版、旧枠版アーティファクト(設計図版やシリアル番号入り設計図版を含む)のレアか神話レアのいずれか1枚。
- フォイル版または非フォイル版のトランスフォーマー・カード1枚(シャッタード・グラス版の可能性あり)。
- フォイル版のアンコモンの旧枠版/設計図版アーティファクト1枚。
- 設計図版アーティファクト1枚。
- 旧枠版アーティファクト1枚。
- 拡張アート枠またはボーダーレスのレア・神話レア1枚。
- 統率者デッキのレア・神話レアやジャンプスタート・ブースター限定レアの拡張アート仕様カード1枚。
- フォイル版のレアか神話レアのカード1枚。
- フォイル版のアンコモンのカード2枚。
- フォイル版のコモンのカード4枚。
- フォイル版の「メカ」基本土地1枚。
- フォイル版の両面トークン・カード1枚。
- バンドル(日本語版なし)
- 以下の内容が封入された大型商品。日本語版は発売されない。
- セット・ブースター×8。
- ストレージボックス1個。
- フォイル版の基本土地20枚。
- 基本土地20枚。
- 通常とはイラスト違いの旧枠フォイル版カイラ・ビン・クルーグ女王/Queen Kayla bin-Kroog。
- 非フォイル版のトランスフォーマー・カード1枚。
- 大型スピンダウンライフカウンター1個(ウルザ版・ミシュラ版の2種類あり)。
- また、2022年12月2日にはGift Bundleも発売される。通常のバンドルとの差異は以下の通り[9]。
- コレクター・ブースター×1が追加。
- ストレージボックスがフォイル版に。
- トランスフォーマー・カードがフォイル版に。
- スピンダウンライフカウンターがトランスフォーマー仕様に。
- ウェルカム・ブースター
- 初めてマジックをプレイする初心者が店舗で受け取ることができる。
- 兄弟戦争統率者デッキ
- 統率者戦用の構築済みデッキ。収録カードはすべて旧枠仕様になっている。
- 兄弟戦争と同時発売であるが独立した製品であり、新規カードを含む収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない。
- カード2枚入りのコレクターブースター・サンプルパックが1つ封入されている。
[編集] 主な開発スタッフ
- Ari Nieh(展望デザイン・チームリーダー)
- Yoni Skolnik(セット・デザイン・チームリーダー)
その他のスタッフについては米国版セット特設サイトのクレジットを参照。
[編集] 公式特集ページ
[編集] 製品情報
- 『兄弟戦争』(マジック日本公式サイト 製品情報)
- 『兄弟戦争』(マジック英語公式日本語版 製品情報)
- 『兄弟戦争』通常版カードイメージギャラリー(マジック米国公式サイト日本語版)
- 『兄弟戦争』特別版カードイメージギャラリー(マジック米国公式サイト日本語版)
- BRO_Promo_Pack_11042022.pdf(マジック英語公式 WPNプロモパックの内容)
- 「ウィザーズ・プレゼンツ」で発表された来年のマジックの情報まとめ(Daily MTG 2022年8月18日)
- 『兄弟戦争』プレリリースにおける更新(Daily MTG 2022年9月22日)
- プレリリースがさらなるビッグ・イベントに(ウィザーズ・プレイ・ネットワーク 2022年9月22日)
- 『兄弟戦争』への第一歩(Daily MTG 2022年9月29日)
- マジック30周年記念のお祝いがいよいよ開幕(Daily MTG 2022年10月4日)
- トランスフォーマーが『兄弟戦争』に登場(Daily MTG 2022年10月6日)
- MTGアリーナニュース(2022年10月26日)(Daily MTG 2022年10月26日)
- 『兄弟戦争』の各種ブースター製品の内容は?(Daily MTG 2022年10月27日)
- 『兄弟戦争』のメカニズム(Daily MTG 2022年10月27日)
- 『兄弟戦争』で待ち受けるプレイ・プロモ(magic.gg 2022年11月1日)
- The Brothers' War Release Notes/『兄弟戦争』リリースノート(PDF)(Daily MTG 2022年11月7日)
- 『兄弟戦争』のトークン(Daily MTG 2022年11月7日)
- 『兄弟戦争』ジャンプスタート・ブースターの内容(Daily MTG 2022年11月8日)
- 『兄弟戦争』のアート・カード(Daily MTG 2022年11月8日)
- 『兄弟戦争』更新速報(総合ルール更新)(Daily MTG 2022年11月8日)
- MTGアリーナ:ゲーム更新情報――『兄弟戦争』(Daily MTG 2022年11月9日)
- 『兄弟戦争』における「ザ・リスト」の新情報(Daily MTG 2022年11月9日)
- 『兄弟戦争』でマジックをプレイしよう(Daily MTG 2022年11月10日)
- Hurkyl, Master Wizard Rarity Update(Daily MTG 2022年10月28日)
[編集] 開発コラム
Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。
- 『戦争』行為 その1(Making Magic 2022年10月27日)
- 『戦争』行為 その2(Making Magic 2022年11月7日)
- 『兄弟戦争』のカードの話 その1(Making Magic 2022年11月14日)
- 『兄弟戦争』のカードの話 その2(Making Magic 2022年11月28日)
- こぼれ話:『兄弟戦争』(Making Magic 2022年12月12日)
- デザイン演説2023(Making Magic 2023年7月31日)
[編集] 背景設定
メインストーリー(原題:EPISODE)が過去を、サイドストーリー(原題:CHAPTER)が現在を描いている。また、サイドストーリーは過去のエキスパンション名がサブタイトルになっている。
- メインストーリー第1話:終わり(Daily MTG 2022年10月20日)
- メインストーリー第2話:始まり(Daily MTG 2022年10月20日)
- メインストーリー第3話:剣型一号(Daily MTG 2022年10月21日)
- メインストーリー第4話:帝国のインク(Daily MTG 2022年10月24日)
- メインストーリー第5話:冷酷に、必然の運命に(Daily MTG 2022年10月26日)
- サイドストーリー第1話:拠点(ストロングホールド)(Daily MTG 2022年10月21日)
- サイドストーリー第2話:遺物(アンティキティー)(Daily MTG 2022年10月24日)
- サイドストーリー第3話:宿敵(ネメシス)(Daily MTG 2022年10月25日)
- サイドストーリー第4話:暗闇(ザ・ダーク)(Daily MTG 2022年10月25日)
- サイドストーリー第5話:出発(エクソダス)(Daily MTG 2022年10月26日)
[編集] その他
- Where to Find The Brothers' War Previews(Daily MTG 2022年10月24日) - プレビュー日程
- 最新セット『兄弟戦争』、クロス新宿ビジョンに巨大「ドラゴン・エンジン」登場!ポップアップカフェも開催決定(マジック日本公式サイト 企画記事 2022年11月14日)
- 最新スタンダードセット『兄弟戦争』本日発売! 今週末には「発売記念パーティー」も開催(マジック日本公式サイト こちらマジック広報室! 2022年11月18日)
[編集] 動画
マジック:ザ・ギャザリング米国Youtube公式チャンネル
マジック:ザ・ギャザリング日本Youtube公式チャンネル
- 未来を救うための、過去への旅 ――『兄弟戦争』/ 世界構築 with ラディー・デンジャー(日本語字幕機能あり)
- ファイレクシアによる侵略の始まり:公式シネマティック・トレーラー――『団結のドミナリア』 | 『兄弟戦争』
[編集] 脚注
- ↑ Introducing MTG Arena Golden Packs/MTGアリーナに「ゴールデン・パック」導入(Daily MTG 2022年10月27日)
- ↑ Brothers' War Prerelease Primer: What Archetype Should you Play? | Magic: The Gathering Sealed Draft(Gavin VerheyのYoutubeチャンネル 2022年11月10日)
- ↑ @MTG_Arena(MTGアリーナ公式Twitter 2022年10月31日)
- ↑ @MelissaDeTora(Melissa DeToraのTwitter 2022年10月1日)
- ↑ プレリリースがさらなるビッグ・イベントに(ウィザーズ・プレイ・ネットワーク 2022年9月22日)
- ↑ Maro’s Dominaria United Teaser(Blogatog 2022年10月24日)
- ↑ Only one colored artifact in the whole set?(Blogatog 2022年10月24日)
- ↑ Is the coloured artifact "Mishra, Lost to...(Blogatog 2022年10月24日)
- ↑ Magic: The Gathering The Brothers’ War Gift Bundle(Amazon)
[編集] 参考
- カードリスト(Wisdom Guild)
- カード個別評価:兄弟戦争
- カードセット一覧
- イニストラード:真夜中の狩り - イニストラード:真紅の契り - 神河:輝ける世界 - ニューカペナの街角
- 団結のドミナリア - 兄弟戦争 - ファイレクシア:完全なる統一 - 機械兵団の進軍 - 機械兵団の進軍:決戦の後に
- エルドレインの森 - イクサラン:失われし洞窟 - カルロフ邸殺人事件 - サンダー・ジャンクションの無法者
- ブルームバロウ - ダスクモーン:戦慄の館 - 霊気走破 - タルキール:龍嵐録 - ファイナルファンタジー