青赤緑ビートダウン
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− | '''青赤緑ビートダウン'''('' | + | '''青赤緑ビートダウン'''(''URG Beatdown'')は、[[青赤緑]]の3[[色]]で組まれる[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]の総称。 |
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[[青緑ビートダウン]]に[[赤]]の[[火力]]を加え、[[クリーチャー]][[除去]]を搭載したものが多い。[[緑青]]では対処のしにくい[[小型クリーチャー|小型]]の[[システムクリーチャー]]を火力で[[焼く]]ことができるのは大きな利点となる。 | [[青緑ビートダウン]]に[[赤]]の[[火力]]を加え、[[クリーチャー]][[除去]]を搭載したものが多い。[[緑青]]では対処のしにくい[[小型クリーチャー|小型]]の[[システムクリーチャー]]を火力で[[焼く]]ことができるのは大きな利点となる。 | ||
− | + | また、[[ステロイド]]を[[青]]の[[打ち消す|カウンター]]や[[引く|ドロー]]でサポートする構成もある。弱点となる[[全体除去]]を対処できたり、息切れを緩和できたりする利点がある。 | |
− | + | ただし、3色かつ青が赤・[[緑]]それぞれの[[対抗色]]であることから[[マナ基盤]]に不安があり、強力な[[基本でない土地]]や[[マナ]]サポートが使えないと組むことは難しい。 | |
+ | ==団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期== | ||
+ | [[ダスクモーン:戦慄の館]]後に'''ティムール果敢'''(''Temur Prowess'')と呼ばれるデッキが登場した。 | ||
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+ | [[嵐追いの才能/Stormchaser's Talent]]のレベル2[[能力]]で[[この町は狭すぎる/This Town Ain't Big Enough]]を[[回収]]し、嵐追いの才能を手札に戻すことで相手のパーマネントをバウンスしながら[[カワウソ]]トークンを[[生成]]するループが作れる。これに[[永劫の活力/Enduring Vitality]]で[[マナ能力]]を与えた[[クリーチャー]]4体以上を[[渓間の洪水呼び/Valley Floodcaller]]で[[アンタップ]]させれば[[無限ループ]]が完成する。最終的に[[苦々しい再会/Bitter Reunion]]や[[トーテンタンズの歌/Song of Totentanz]]で[[速攻]]を与えてフィニッシュする。 | ||
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+ | **[[世界選手権24]] 18位([https://mtg-jp.com/coverage/mtgwc30th/decklist/0038236/ 参考]) | ||
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+ | [[金のガチョウ/Gilded Goose]]や[[樹上の草食獣/Arboreal Grazer]]といった1[[マナ]]の[[マナ加速]]から、[[王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns]]や[[王家の跡継ぎ/The Royal Scions]]などの3マナ域のプレインズウォーカーを高速で[[展開]]。[[主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterless]]でこれらを[[クリーチャー化]]して[[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]する。 | ||
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+ | 追加の[[アタッカー]]となる[[探索する獣/Questing Beast]]や[[スカルガンのヘルカイト/Skarrgan Hellkite]]、金のガチョウ&オーコとの[[食物]][[シナジー]]を有する[[意地悪な狼/Wicked Wolf]]も採用される。 | ||
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+ | **Standard PTQ #11991026 on 10/13/2019 ベスト8([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-ptq-2019-10-14 参考]) | ||
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+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[ラヴニカのギルド]]+[[ラヴニカの献身]]+[[灯争大戦]]+[[基本セット2020]]+[[エルドレインの王権]]) | ||
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+ | ==カラデシュ・ブロック期== | ||
+ | [[エネルギー・カウンター]]を中心とする[[ミッドレンジ]][[デッキ]]、'''ティムール・エネルギー'''(''Temur Energy'')が[[破滅の刻]]参入後に台頭。大いに活躍し、最終的に[[霊気との調和/Attune with Aether]]と[[ならず者の精製屋/Rogue Refiner]]が[[禁止カード]]に指定された。 | ||
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+ | [[タルキール覇王譚]]で強力な[[ティムール境/The Temur Frontier]]の[[カード]]群が登場したことにより、[[青赤緑|緑青赤]]の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]ないし[[ミッドレンジ]]系の[[デッキ]]が組まれるようになった。 | ||
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+ | [[爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic]]などの[[マナ・クリーチャー]]から[[マナ加速]]し、[[凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade]]や[[世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater]]などの[[マナレシオ]]に優れた[[クリーチャー]]、[[灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix]]などの[[頭でっかち]]なクリーチャーを[[展開]]して攻め立てる。[[パワー]]4以上のクリーチャーを多数擁する構成であるため、[[火口の爪/Crater's Claws]]や[[頑固な否認/Stubborn Denial]]などの[[獰猛]]を持つ[[カード]]も活かしやすい。 | ||
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+ | 大きく分けて、[[荒野の後継者/Heir of the Wilds]]や[[加護のサテュロス/Boon Satyr]]などの低[[マナ]]域の[[アタッカー]]を採用した'''ティムールアグロ'''(''Temur Aggro'')と呼ばれる[[アグロ]]型と、[[森の女人像/Sylvan Caryatid]]や[[クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix]]から[[嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon]]などの高マナ域に繋げる、'''ティムールミッドレンジ'''(''Temur Midrange'')あるいは'''ティムールモンスター'''(''Temur Monsters'')と呼ばれるミッドレンジ型の2つが存在する。 | ||
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+ | [[ローテーション]]直後はあまりメジャーな[[デッキタイプ]]ではなかったが、[[グランプリロサンゼルス14]]で[[Brian Kibler]]がアグロ型を使用して初日全勝の結果を出し、[[環境]]の一角となった。その後は数を減らしたものの、[[運命再編]]からは[[霜歩き/Frost Walker]]を、[[タルキール龍紀伝]]からは[[狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller]]などを獲得し、マイナーながらも環境に存在し続けた。 | ||
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+ | *備考 | ||
+ | **[[グランプリストックホルム14]] 準優勝 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsto14 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Einar Agust Baldvinsson]] | ||
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+ | **[[スタンダード]]([[基本セット2015]]+[[テーロス・ブロック]]+[[タルキール覇王譚]]) | ||
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+ | **[[グランプリサンパウロ15]] 第29位、初日全勝 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsao15 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Ricardo Camargo]] | ||
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+ | **[[スタンダード]]([[基本セット2015]]+[[テーロス・ブロック]]+[[タルキール覇王譚ブロック]]) | ||
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+ | *タルキール龍紀伝参入後のアグロ型。 | ||
+ | *[http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsao15/deck-tech-ricardo-camargos-temur-aggro-2015-05-03 Deck Tech: Ricardo Camargo's Temur Aggro]も参照。 | ||
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+ | ===ミッドレンジ(初期型)=== | ||
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+ | **[[グランプリサンアントニオ14]] ベスト4 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsna14 参考]) | ||
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+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[基本セット2015]]+[[テーロス・ブロック]]+[[タルキール覇王譚]]) | ||
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+ | *ミッドレンジ型。 | ||
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+ | **[[プロツアー「マジック・オリジン」]] 第34位、スタンダード部門9-1 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptori 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptori15/ 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Philip Arcuni]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[スタンダード]]([[基本セット2015]]+[[マジック・オリジン]]+[[テーロス・ブロック]]+[[タルキール覇王譚ブロック]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory:df314127}} | ||
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+ | *タルキール龍紀伝参入後のミッドレンジ型。 | ||
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+ | ==神河ブロック+ラヴニカ・ブロック期== | ||
[[グッドスタッフ]]系[[クロック・パーミッション]][[デッキ]][[シー・ストンピィ]]が活躍した。 | [[グッドスタッフ]]系[[クロック・パーミッション]][[デッキ]][[シー・ストンピィ]]が活躍した。 | ||
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==神河ブロック構築== | ==神河ブロック構築== | ||
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[[山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlord]]を中核とした[[伍堂スペシャル]]が登場した。 | [[山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlord]]を中核とした[[伍堂スペシャル]]が登場した。 | ||
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{{#card:Umezawa's Jitte}} | {{#card:Umezawa's Jitte}} | ||
− | [[桜族の長老/Sakura-Tribe Elder]]や[[木霊の手の内/Kodama's Reach]]による[[マナ加速]]から[[伝説の]][[ファッティ]]を繰り出して[[殴る]]。 | + | [[桜族の長老/Sakura-Tribe Elder]]や[[木霊の手の内/Kodama's Reach]]による[[マナ加速]]から[[伝説の]][[ファッティ]]を繰り出して[[攻撃|殴る]]。 |
後期には[[荒廃の思考/Thoughts of Ruin]]による[[マナ]][[ロック]]要素も組み込まれた。 | 後期には[[荒廃の思考/Thoughts of Ruin]]による[[マナ]][[ロック]]要素も組み込まれた。 | ||
==インベイジョン・ブロック+オデッセイ・ブロック期== | ==インベイジョン・ブロック+オデッセイ・ブロック期== | ||
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[[インベイジョン・ブロック構築]]の[[BBB]]から発展した[[スネーク・タン]]が登場。 | [[インベイジョン・ブロック構築]]の[[BBB]]から発展した[[スネーク・タン]]が登場。 | ||
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==インベイジョン・ブロック構築== | ==インベイジョン・ブロック構築== | ||
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[[緑]]の[[クリーチャー]]、[[赤]]の[[火力]]、[[青]]の[[バウンス]]・[[引く|ドロー]]で構成される[[BBB]]が活躍した。 | [[緑]]の[[クリーチャー]]、[[赤]]の[[火力]]、[[青]]の[[バウンス]]・[[引く|ドロー]]で構成される[[BBB]]が活躍した。 | ||
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==マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期== | ==マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期== | ||
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[[対抗色]]をフィーチャーした[[アポカリプス]]の参入で注目を集める。[[ファイアーズ]]に[[青]]を[[タッチ]]して[[火+氷/Fire+Ice]]や[[シータの聖域/Ceta Sanctuary]]を投入したバージョンが現れた。 | [[対抗色]]をフィーチャーした[[アポカリプス]]の参入で注目を集める。[[ファイアーズ]]に[[青]]を[[タッチ]]して[[火+氷/Fire+Ice]]や[[シータの聖域/Ceta Sanctuary]]を投入したバージョンが現れた。 | ||
{{#card:Fires of Yavimaya}} | {{#card:Fires of Yavimaya}} | ||
{{#card:Ceta Sanctuary}} | {{#card:Ceta Sanctuary}} | ||
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==黎明期== | ==黎明期== | ||
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黎明期には、[[グランビル]]と呼ばれる[[デッキ]]が存在した。 | 黎明期には、[[グランビル]]と呼ばれる[[デッキ]]が存在した。 | ||
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{{#card:Berserk}} | {{#card:Berserk}} | ||
− | [[小型クリーチャー|小型]]の[[フライヤー]]を[[展開]]し[[血の渇き/Blood Lust]]や[[Berserk]] | + | [[小型クリーチャー|小型]]の[[フライヤー]]を[[展開]]し[[血の渇き/Blood Lust]]や[[狂暴化/Berserk]]で[[強化]]して[[攻撃|殴り殺す]]。[[青]]を入れたことで[[パワー9]]など当時の強力な[[制限カード]]を使用することができた。 |
− | == | + | ==エクステンデッド(時のらせん期)== |
+ | [[時のらせん]]期の[[エクステンデッド]]で、[[青]]・[[赤]]・[[緑]]の[[パワーカード]]を詰め込んだ[[グッドスタッフ]]系[[ビート・コントロール]][[デッキ]]が存在していた。 | ||
+ | {{#card:Bloodbraid Elf}} | ||
+ | {{#card:Jace, the Mind Sculptor}} | ||
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+ | 動きは同[[環境]]の[[ジャンドコントロール#エクステンデッド|ジャンド]]に近く、[[血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf]]の[[続唱]]から[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]などの[[小型クリーチャー]]や[[火力]]の[[罰する火/Punishing Fire]]([[燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows]]との[[コンボパーツ]])、[[引く|ドロー]][[カード]]の[[祖先の幻視/Ancestral Vision]]などにつなぐ。 | ||
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+ | 青からは他に定番の[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]]や[[謎めいた命令/Cryptic Command]]が採用される。特に精神を刻む者、ジェイスは、3[[色]]ゆえに大量投入される[[フェッチランド]]により±0[[能力]]を有効利用でき、[[バウンス]]で血編み髪のエルフの続唱を使いまわし、続唱先となる[[呪文]]を[[ライブラリーの一番上]]に積み込むなど、多岐に亘って活躍を見せる。 | ||
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+ | ==モダン== | ||
+ | [[モダン]][[環境]]では、[[秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets]]を主力にした[[Delver-Go#モダン|Delver-Go]]と呼ばれる[[アーキタイプ]]のバリエーションの一つとして活躍している。 | ||
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+ | 秘密を掘り下げる者や[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]による[[ダメージ]][[クロック]]を[[青]]の[[打ち消す|カウンター]]や[[赤]]の[[火力]]でバックアップする[[テンポ]]系[[クロック・パーミッション]][[デッキ]]であり、[[レガシー]]の[[Canadian Threshold]]の流れを汲む。 | ||
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+ | 詳細は[[Delver-Go#モダン|Delver-Go]]を参照のこと。 | ||
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+ | ==レガシー== | ||
[[メタゲーム|メタ]]の中心にある[[青緑スレッショルド#レガシー|青緑スレッショルド]]に[[赤]]を混ぜたタイプが存在する。 | [[メタゲーム|メタ]]の中心にある[[青緑スレッショルド#レガシー|青緑スレッショルド]]に[[赤]]を混ぜたタイプが存在する。 | ||
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[[火力]]に加え、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]対策の[[紅蓮地獄/Pyroclasm]]・[[サイドボード]]に[[青]]対策の[[紅蓮破/Pyroblast]]を投入できるのが利点。 | [[火力]]に加え、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]対策の[[紅蓮地獄/Pyroclasm]]・[[サイドボード]]に[[青]]対策の[[紅蓮破/Pyroblast]]を投入できるのが利点。 | ||
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+ | 近年は速度と[[テンポ]]に特化した[[Canadian Threshold]]と呼ばれるバリエーションも登場した。 | ||
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+ | ===サンプルレシピ=== | ||
+ | *備考 | ||
+ | **[[グランプリプロビデンス11]] ベスト4 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gppro11 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Reid Duke]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[レガシー]](~[[新たなるファイレクシア]]) | ||
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+ | *[[新たなるファイレクシア]]参入後の[[デッキ]]。 | ||
+ | *[[バントアグロ#レガシー|Pro Bant]]同様[[自然の秩序/Natural Order]]から[[大祖始/Progenitus]]を[[戦場に出す]][[ギミック]]が搭載され、'''NO RUG'''の名で呼ばれる。 | ||
+ | *新たなるファイレクシアからは[[テンポ・アドバンテージ]]を取りやすい[[打ち消す|カウンター]]の[[精神的つまづき/Mental Misstep]]が採用されている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
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+ | {{DEFAULTSORT:あおあかみとりひいとたうん}} | ||
+ | [[Category:青赤緑デッキ|*]] | ||
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+ | [[Category:青赤緑ビートダウンデッキ|*]] | ||
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+ | [[Category:スタンダードデッキ]] | ||
+ | [[Category:エクステンデッドデッキ]] | ||
+ | [[Category:モダンデッキ]] | ||
+ | [[Category:レガシーデッキ]] |
2024年11月5日 (火) 11:46時点における最新版
青赤緑ビートダウン(URG Beatdown)は、青赤緑の3色で組まれるビートダウンデッキの総称。
目次 |
[編集] 概要
青緑ビートダウンに赤の火力を加え、クリーチャー除去を搭載したものが多い。緑青では対処のしにくい小型のシステムクリーチャーを火力で焼くことができるのは大きな利点となる。
また、ステロイドを青のカウンターやドローでサポートする構成もある。弱点となる全体除去を対処できたり、息切れを緩和できたりする利点がある。
ただし、3色かつ青が赤・緑それぞれの対抗色であることからマナ基盤に不安があり、強力な基本でない土地やマナサポートが使えないと組むことは難しい。
[編集] 団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期
ダスクモーン:戦慄の館後にティムール果敢(Temur Prowess)と呼ばれるデッキが登場した。
クリーチャー — カワウソ(Otter) ウィザード(Wizard)
瞬速
あなたはクリーチャーでない呪文を、それが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。
あなたがクリーチャーでない呪文1つを唱えるたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールしていてカエル(Frog)やカワウソ(Otter)や鳥(Bird)やネズミ(Rat)であるすべては+1/+1の修整を受ける。それらをアンタップする。
クリーチャー エンチャント — 大鹿(Elk) 光霊(Glimmer)
警戒
あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ。
永劫の活力が死亡したとき、これがクリーチャーであった場合、これをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。これはエンチャントである。(これはクリーチャーではない。)
嵐追いの才能/Stormchaser's Talentのレベル2能力でこの町は狭すぎる/This Town Ain't Big Enoughを回収し、嵐追いの才能を手札に戻すことで相手のパーマネントをバウンスしながらカワウソトークンを生成するループが作れる。これに永劫の活力/Enduring Vitalityでマナ能力を与えたクリーチャー4体以上を渓間の洪水呼び/Valley Floodcallerでアンタップさせれば無限ループが完成する。最終的に苦々しい再会/Bitter Reunionやトーテンタンズの歌/Song of Totentanzで速攻を与えてフィニッシュする。
[編集] サンプルリスト
- 備考
- 世界選手権24 18位(参考)
- 使用者:Ryan Condon
- フォーマット
[編集] ラヴニカのギルド~基本セット2021期
エルドレインの王権で軽いプレインズウォーカーが複数登場したことで、これらを中心に据えた緑青赤のミッドレンジデッキが環境に姿を現した。
伝説のプレインズウォーカー — オーコ(Oko)
[+2]:食物(Food)トークンを1つ生成する。(それは「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。)
[+1]:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。それは能力をすべて失い、基本のパワーとタフネスが3/3の緑の大鹿(Elk)クリーチャーになる。
[-5]:あなたがコントロールしているアーティファクト1つかクリーチャー1体と、対戦相手がコントロールしていてパワーが3以下のクリーチャー1体を対象とし、それらのコントロールを交換する。
伝説のプレインズウォーカー — サルカン(Sarkhan)
クリーチャーが1体、あなたかあなたがコントロールしているプレインズウォーカーを攻撃するたび、あなたがコントロールしている各ドラゴン(Dragon)はそのクリーチャーに1点のダメージを与える。
[+1]:ターン終了時まで、あなたがコントロールしている各プレインズウォーカーは赤の4/4のドラゴン・クリーチャーになり飛行を得る。
[-3]:飛行を持つ赤の4/4のドラゴン・クリーチャー・トークンを1体生成する。
金のガチョウ/Gilded Gooseや樹上の草食獣/Arboreal Grazerといった1マナのマナ加速から、王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crownsや王家の跡継ぎ/The Royal Scionsなどの3マナ域のプレインズウォーカーを高速で展開。主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterlessでこれらをクリーチャー化してビートダウンする。
追加のアタッカーとなる探索する獣/Questing Beastやスカルガンのヘルカイト/Skarrgan Hellkite、金のガチョウ&オーコとの食物シナジーを有する意地悪な狼/Wicked Wolfも採用される。
[編集] サンプルレシピ
Temur Friends [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] カラデシュ・ブロック期
エネルギー・カウンターを中心とするミッドレンジデッキ、ティムール・エネルギー(Temur Energy)が破滅の刻参入後に台頭。大いに活躍し、最終的に霊気との調和/Attune with Aetherとならず者の精製屋/Rogue Refinerが禁止カードに指定された。
ソーサリー
あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。あなたは(E)(E)(エネルギー・カウンター2個)を得る。
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
ならず者の精製屋が戦場に出たとき、カードを1枚引き、あなたは(E)(E)(エネルギー・カウンター2個)を得る。
3/2クリーチャー — ヴィダルケン(Vedalken) 工匠(Artificer)
つむじ風の巨匠が戦場に出たとき、あなたは(E)(E)(E)(エネルギー・カウンター3個)を得る。
(E)(E)(E)を支払う:飛行を持つ無色の1/1の飛行機械(Thopter)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
詳細はティムール・エネルギーを参照。
[編集] テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期
タルキール覇王譚で強力なティムール境/The Temur Frontierのカード群が登場したことにより、緑青赤のビートダウンないしミッドレンジ系のデッキが組まれるようになった。
クリーチャー — オーガ(Ogre) 戦士(Warrior)
(2)(緑):ターン終了時まで、凶暴な拳刃は+2/+2の修整を受ける。毎ターン1回のみ起動できる。
(2)(青):凶暴な拳刃をオーナーの手札に戻す。
(赤):ターン終了時まで、凶暴な拳刃は速攻を得る。
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火口の爪はそれにX点のダメージを与える。
獰猛 ― あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしているなら、火口の爪は代わりにXに2を足した点数のダメージを与える。
爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mysticなどのマナ・クリーチャーからマナ加速し、凶暴な拳刃/Savage Knucklebladeや世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eaterなどのマナレシオに優れたクリーチャー、灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenixなどの頭でっかちなクリーチャーを展開して攻め立てる。パワー4以上のクリーチャーを多数擁する構成であるため、火口の爪/Crater's Clawsや頑固な否認/Stubborn Denialなどの獰猛を持つカードも活かしやすい。
大きく分けて、荒野の後継者/Heir of the Wildsや加護のサテュロス/Boon Satyrなどの低マナ域のアタッカーを採用したティムールアグロ(Temur Aggro)と呼ばれるアグロ型と、森の女人像/Sylvan Caryatidやクルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixから嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragonなどの高マナ域に繋げる、ティムールミッドレンジ(Temur Midrange)あるいはティムールモンスター(Temur Monsters)と呼ばれるミッドレンジ型の2つが存在する。
ローテーション直後はあまりメジャーなデッキタイプではなかったが、グランプリロサンゼルス14でBrian Kiblerがアグロ型を使用して初日全勝の結果を出し、環境の一角となった。その後は数を減らしたものの、運命再編からは霜歩き/Frost Walkerを、タルキール龍紀伝からは狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Callerなどを獲得し、マイナーながらも環境に存在し続けた。
[編集] アグロ(初期型)
- 備考
- グランプリストックホルム14 準優勝 (参考)
- 使用者:Einar Agust Baldvinsson
- フォーマット
Temur Aggro [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 環境初期のアグロ型。
[編集] アグロ(タルキール龍紀伝後)
- 備考
- グランプリサンパウロ15 第29位、初日全勝 (参考)
- 使用者:Ricardo Camargo
- フォーマット
Temur Aggro [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- タルキール龍紀伝参入後のアグロ型。
- Deck Tech: Ricardo Camargo's Temur Aggroも参照。
[編集] ミッドレンジ(初期型)
- 備考
- グランプリサンアントニオ14 ベスト4 (参考)
- 使用者:Jeremy Frye
- フォーマット
Temur Midrange [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ミッドレンジ型。
[編集] ミッドレンジ(タルキール龍紀伝後)
- 備考
- プロツアー「マジック・オリジン」 第34位、スタンダード部門9-1 (参考/参考)
- 使用者:Philip Arcuni
- フォーマット
Temur Midrange [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- タルキール龍紀伝参入後のミッドレンジ型。
[編集] 神河ブロック+ラヴニカ・ブロック期
グッドスタッフ系クロック・パーミッションデッキシー・ストンピィが活躍した。
クリーチャー — 人間(Human) 忍者(Ninja)
忍術(1)(青)((1)(青),あなたがコントロールする、ブロックされなかった攻撃しているクリーチャー1体を手札に戻す:あなたの手札からこのカードを、タップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出す。)
深き刻の忍者がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、それをそのプレイヤーの墓地に置く代わりにオーナーの手札に加える。
カードを1枚引く。
赤緑のクリーチャーによるビートダウンを赤の火力と青のカウンター・ドローでサポートする。ショックランドの存在でマナ基盤の不安定性も解消されている。
[編集] 神河ブロック構築
山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlordを中核とした伍堂スペシャルが登場した。
クリーチャー — 蛇(Snake) シャーマン(Shaman)
桜族の長老を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それをタップ状態で戦場に出す。その後ライブラリーを切り直す。
1/1伝説のクリーチャー — 人間(Human) バーバリアン(Barbarian)
山賊の頭、伍堂が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから装備品(Equipment)カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
山賊の頭、伍堂が各ターンに最初に攻撃するたび、それとあなたがコントロールするすべての侍(Samurai)をアンタップする。このフェイズの後に、追加の戦闘フェイズ1つを加える。
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーが戦闘ダメージを与えるたび、梅澤の十手の上に蓄積(charge)カウンターを2個置く。
梅澤の十手から蓄積カウンターを1個取り除く:以下から1つを選ぶ。
・装備しているクリーチャーは、ターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。
・クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。
・あなたは2点のライフを得る。
装備(2)
桜族の長老/Sakura-Tribe Elderや木霊の手の内/Kodama's Reachによるマナ加速から伝説のファッティを繰り出して殴る。
後期には荒廃の思考/Thoughts of Ruinによるマナロック要素も組み込まれた。
[編集] インベイジョン・ブロック+オデッセイ・ブロック期
インベイジョン・ブロック構築のBBBから発展したスネーク・タンが登場。
クリーチャー — カヴー(Kavu)
火炎舌のカヴーが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。火炎舌のカヴーは、それに4点のダメージを与える。
4/2また、青赤緑マッドネスなど、同時期の青緑ビートダウンに赤をタッチしたデッキも現れた。
クリーチャー — 犬(Dog)
カードを1枚捨てる:野生の雑種犬はターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに、あなたが選んだ1色の色になる。
2/2インスタント
1つか2つのクリーチャーとプレインズウォーカーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。火は、それらに2点のダメージを望むように割り振って与える。
Ice / 氷 (1)(青)インスタント
パーマネント1つを対象とし、それをタップする。
カードを1枚引く。
[編集] インベイジョン・ブロック構築
緑のクリーチャー、赤の火力、青のバウンス・ドローで構成されるBBBが活躍した。
インスタント
1つか2つのクリーチャーとプレインズウォーカーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。火は、それらに2点のダメージを望むように割り振って与える。
Ice / 氷 (1)(青)インスタント
パーマネント1つを対象とし、それをタップする。
カードを1枚引く。
詳細はBBBを参照のこと。
[編集] マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期
対抗色をフィーチャーしたアポカリプスの参入で注目を集める。ファイアーズに青をタッチして火+氷/Fire+Iceやシータの聖域/Ceta Sanctuaryを投入したバージョンが現れた。
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャーは、速攻を持つ。
ヤヴィマヤの火を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたが赤のパーマネントか緑のパーマネントのいずれかをコントロールしている場合、カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。あなたが赤のパーマネントと緑のパーマネントをコントロールしている場合、代わりにカードを2枚引き、その後カードを1枚捨てる。
[編集] 黎明期
インスタント
この呪文は戦闘ダメージ・ステップより前にのみ唱えられる。
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+X/+0の修整を受けるとともにトランプルを得る。Xは、そのパワーの点数である。次の終了ステップの開始時に、このターン、それが攻撃していたなら、そのクリーチャーを破壊する。
小型のフライヤーを展開し血の渇き/Blood Lustや狂暴化/Berserkで強化して殴り殺す。青を入れたことでパワー9など当時の強力な制限カードを使用することができた。
[編集] エクステンデッド(時のらせん期)
時のらせん期のエクステンデッドで、青・赤・緑のパワーカードを詰め込んだグッドスタッフ系ビート・コントロールデッキが存在していた。
クリーチャー — エルフ(Elf) 狂戦士(Berserker)
速攻
続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
[+2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]:カードを3枚引く。その後、あなたの手札のカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。
動きは同環境のジャンドに近く、血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elfの続唱からタルモゴイフ/Tarmogoyfなどの小型クリーチャーや火力の罰する火/Punishing Fire(燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillowsとのコンボパーツ)、ドローカードの祖先の幻視/Ancestral Visionなどにつなぐ。
青からは他に定番の精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorや謎めいた命令/Cryptic Commandが採用される。特に精神を刻む者、ジェイスは、3色ゆえに大量投入されるフェッチランドにより±0能力を有効利用でき、バウンスで血編み髪のエルフの続唱を使いまわし、続唱先となる呪文をライブラリーの一番上に積み込むなど、多岐に亘って活躍を見せる。
[編集] モダン
モダン環境では、秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsを主力にしたDelver-Goと呼ばれるアーキタイプのバリエーションの一つとして活躍している。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を見る。あなたはそのカードを公開してもよい。これによりインスタントやソーサリーであるカードが公開されたなら、秘密を掘り下げる者を変身させる。
1/1Insectile Aberration / 昆虫の逸脱者
〔青〕 クリーチャー — 人間(Human) 昆虫(Insect)
飛行
3/2クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)
タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい。
*/1+*秘密を掘り下げる者やタルモゴイフ/Tarmogoyfによるダメージクロックを青のカウンターや赤の火力でバックアップするテンポ系クロック・パーミッションデッキであり、レガシーのCanadian Thresholdの流れを汲む。
詳細はDelver-Goを参照のこと。
[編集] レガシー
メタの中心にある青緑スレッショルドに赤を混ぜたタイプが存在する。
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)
タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい。
*/1+*火力に加え、ビートダウン対策の紅蓮地獄/Pyroclasm・サイドボードに青対策の紅蓮破/Pyroblastを投入できるのが利点。
近年は速度とテンポに特化したCanadian Thresholdと呼ばれるバリエーションも登場した。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- グランプリプロビデンス11 ベスト4 (参考)
- 使用者:Reid Duke
- フォーマット
RUG Order [7] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 新たなるファイレクシア参入後のデッキ。
- Pro Bant同様自然の秩序/Natural Orderから大祖始/Progenitusを戦場に出すギミックが搭載され、NO RUGの名で呼ばれる。
- 新たなるファイレクシアからはテンポ・アドバンテージを取りやすいカウンターの精神的つまづき/Mental Misstepが採用されている。