青黒テゼレット
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+ | [[ミラディンの傷跡ブロック構築]]では[[メタゲーム]]の一角を占めている。[[プロツアー名古屋11]]では約13%の[[プレイヤー]]がこの[[デッキ]]を選択し、使用率3位となった([http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptnag11/feature/metagame1 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/PTNagoya11/article/000289/ 参考])。 | ||
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+ | **[[プロツアー名古屋11]] 第21位、[[ミラディンの傷跡ブロック構築]]部門9-1 ([http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptnag11/welcome 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/PTNagoya11/ 参考]) | ||
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− | [[フィニッシャー]] | + | [[フィニッシャー]]は主にテゼレットと[[ミシュラランド]]が務めるが、[[荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus]]や[[カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster]]、[[カルドーサのフェニックス/Kuldotha Phoenix]]などをフィニッシャーに絡めるバリエーションも存在する。また、[[赤]]の[[火力]]を加え小回りを利かせた[[青黒赤]]の構成のものも存在する。 |
− | + | [[イニストラード・ブロック]]の参入後も、同時期の[[青黒コントロール/スタンダード/ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期|青黒コントロール]]のバリエーションとして少数存在している。 | |
− | ==サンプルレシピ== | + | *'''Tezzerator-Blade'''と呼ばれる[[Caw-Blade]]との[[ハイブリッドデッキ]]も存在する。詳細は[[Tezzerator-Blade]]を参照。 |
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− | *[[宝物の魔道士/Treasure Mage]]から[[エンドカード]]の[[ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine]]と[[精神隷属器/Mindslaver]]を[[サーチ]] | + | *[[宝物の魔道士/Treasure Mage]]から[[エンドカード]]の[[ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine]]と[[精神隷属器/Mindslaver]]を[[サーチ]]してこられるようになっている。ワームとぐろエンジンは対ビートダウンに、精神隷属器は対[[コントロール (デッキ)|コントロール]]に効果的。 |
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+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[モダン]](~[[基本セット2015]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory:df312012}} | ||
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+ | *[http://coverage.mtg-jp.com/gpkob14/article/011129/ Deck Tech: 八十岡翔太の青黒テゼレット]および[http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpkob14/deck-tech-shota-yasooka-2014-08-23 DECK TECH: SHOTA YASOOKA]も参照。 | ||
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+ | [[レガシー]]にも少数だが存在する。 | ||
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+ | **[[StarCityGames.com#StarCityGames.com Open Series|StarCityGames.com Legacy Open]] St. Louis 優勝 ([http://www.starcitygames.com/events/130608_stlouis.html 参考]) | ||
+ | **使用者:[[Chris Andersen]] | ||
+ | *[[フォーマット]] | ||
+ | **[[レガシー]](~[[ドラゴンの迷路]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory:df311522}} | ||
+ | *[[飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry]]+[[弱者の剣/Sword of the Meek]]の[[ソプターコンボ]]が搭載されている。[[虚空の力線/Leyline of the Void]]+[[Helm of Obedience]]を仕込んだ[[ヘルムヴォイド]]との複合型も存在する。 | ||
+ | *同じ[[デッキリスト]]を使用した[[Chris VanMeter]]による詳細な解説記事([http://www.starcitygames.com/article/26200_U-B-Tezzeret.html#content_decks_legacy-tab 参考])および[[デッキ]]の原型を制作した[[Caleb Durward]]によるトーナメントリポート([http://www.channelfireball.com/home/legacy-weapon-tearing-up-cinci-1st/ 参考])も参照。 | ||
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*[[Tezzerator-Blade]] | *[[Tezzerator-Blade]] | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
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+ | [[Category:青黒デッキ]] | ||
+ | [[Category:青黒赤デッキ]] | ||
+ | [[Category:アーティファクトデッキ]] | ||
+ | [[Category:コントロールデッキ]] | ||
+ | [[Category:青黒コントロールデッキ]] | ||
+ | [[Category:青黒赤コントロールデッキ]] | ||
+ | [[Category:ミラディンの傷跡ブロック構築デッキ]] | ||
+ | [[Category:ミラディンの傷跡ブロックを含むスタンダードデッキ]] | ||
+ | [[Category:モダンデッキ]] | ||
+ | [[Category:レガシーデッキ]] |
2024年12月11日 (水) 17:24時点における最新版
青黒テゼレット(UB Tezzeret)は、ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasを主力とする青黒コントロールの総称。ミラディン包囲戦参入後の各環境に存在する。
目次 |
[編集] 概要
伝説のプレインズウォーカー — テゼレット(Tezzeret)
[+1]:あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを見る。あなたはその中からアーティファクト・カード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
[-1]:アーティファクト1つを対象とする。それは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。
[-4]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはX点のライフを失い、あなたはX点のライフを得る。Xはあなたがコントロールするアーティファクトの数の2倍である。
デッキ構成が縛られるが強力なプレインズウォーカー、ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasを中心に据えたコントロールデッキ。テゼレットの能力を有効利用するため、マナ・アーティファクトなど多数のアーティファクトが採用される。
[編集] ミラディンの傷跡ブロック構築
ミラディンの傷跡ブロック構築ではメタゲームの一角を占めている。プロツアー名古屋11では約13%のプレイヤーがこのデッキを選択し、使用率3位となった(参考/参考)。
クリーチャー — スフィンクス(Sphinx)
飛行
対戦相手がカードを1枚引くたび、あなたはカードを2枚引いてもよい。
胆液の水源/Ichor Wellspringとマイコシンスの水源/Mycosynth Wellspringを並べ、漸増爆弾/Ratchet Bombや転倒の磁石/Tumble Magnetなどのアーティファクトで盤面をコントロールしつつ、最後はボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasで勝負を決める。
追加のフィニッシャーとしては聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinxやワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engineなどが採用される。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー名古屋11 第21位、ミラディンの傷跡ブロック構築部門9-1 (参考/参考)
- 使用者:Robert Jurkovic
- フォーマット
[編集] スタンダード
スタンダードでは同環境の青黒コントロールの一種として組まれる。
アーティファクト
転倒の磁石は、その上に蓄積(charge)カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
(T),転倒の磁石から蓄積カウンターを1個取り除く:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
[+2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]:カードを3枚引く。その後、あなたの手札のカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。
軽量のカウンターや除去で序盤を凌ぎプレインズウォーカーで戦場をコントロールする、青黒コントロールの基本方針は変わっていない。このデッキでは、定番の精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorに加えてボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasを採用、カード・アドバンテージやボードコントロールを確保する構成を取る。採用されるアーティファクトはマナ・アーティファクトの永遠溢れの杯/Everflowing Chaliceや太陽の宝球/Sphere of the Suns、盤面に干渉できる転倒の磁石/Tumble Magnetや漸増爆弾/Ratchet Bombなど。
フィニッシャーは主にテゼレットとミシュラランドが務めるが、荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossusやカルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster、カルドーサのフェニックス/Kuldotha Phoenixなどをフィニッシャーに絡めるバリエーションも存在する。また、赤の火力を加え小回りを利かせた青黒赤の構成のものも存在する。
イニストラード・ブロックの参入後も、同時期の青黒コントロールのバリエーションとして少数存在している。
- Tezzerator-Bladeと呼ばれるCaw-Bladeとのハイブリッドデッキも存在する。詳細はTezzerator-Bladeを参照。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーパリ11 ベスト8 (参考/参考)
- 使用者:Patrick Chapin
- フォーマット
青黒テゼレット [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 青黒赤のタイプ。赤を加えたことで、ビートダウンやCaw-Bladeとも有利に戦うことができるようになっている。
- 宝物の魔道士/Treasure Mageからエンドカードのワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engineと精神隷属器/Mindslaverをサーチしてこられるようになっている。ワームとぐろエンジンは対ビートダウンに、精神隷属器は対コントロールに効果的。
[編集] モダン
モダンにも少数だが存在する。
ディミーアの印鑑/Dimir Signetや威圧のタリスマン/Talisman of Dominanceからマナ加速し、各種除去呪文や倦怠の宝珠/Torpor Orb、大祖始の遺産/Relic of Progenitusなどのアーティファクトでゲームをコントロールしつつ、ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasに繋げる。
[編集] サンプルレシピ
UB Tezzeret [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] レガシー
レガシーにも少数だが存在する。
アーティファクト
虚空の杯はその上にX個の蓄積(charge)カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
プレイヤーが、この上に置かれている蓄積カウンターに等しいマナ総量を持つ呪文を1つ唱えるたび、その呪文を打ち消す。
古えの墳墓/Ancient Tombや裏切り者の都/City of Traitorsといった2マナランドから1ターン目に虚空の杯/Chalice of the Voidを設置するか、2マナのマナ・アーティファクトを設置して2ターン目にボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasや精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorを展開することで優位を築く。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- StarCityGames.com Legacy Open St. Louis 優勝 (参考)
- 使用者:Chris Andersen
- フォーマット
U/B Tezzeret [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry+弱者の剣/Sword of the Meekのソプターコンボが搭載されている。虚空の力線/Leyline of the Void+Helm of Obedienceを仕込んだヘルムヴォイドとの複合型も存在する。
- 同じデッキリストを使用したChris VanMeterによる詳細な解説記事(参考)およびデッキの原型を制作したCaleb Durwardによるトーナメントリポート(参考)も参照。