機械兵団の進軍
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機械兵団の進軍/March of the Machine | |
シンボル | 神送り/Godsend(剣形態) (背景の円と合わせ傾いて砕けたΦを表現している[1]) |
略号 | MOM |
コードネーム | Marathon |
発売日 | MO、Arena;2023年4月18日 紙:2023年4月21日 |
セット枚数 | 全387種類 |
機械兵団の進軍/March of the Machineは、スタンダード用の本流のセット。2023年4月発売予定。キャッチコピーは「ひとつの戦い/One Last Stand」。
目次 |
概要
多元宇宙/Multiverseの未来を賭け、新ファイレクシア/New Phyrexiaとの最終決戦を描く。
灯争大戦のように長編物語の最終章を描く「出来事のセット/Event Set」としてトップダウン・デザインで製作されたセット。灯争大戦がプレインズウォーカー/Planeswalkerが集結したセットだったように、機械兵団の進軍では今までマジックで取り扱われてきた多元宇宙の次元/Planeが勢ぞろいする。
新規カード・タイプとしてバトル、そのサブタイプとして包囲戦が登場。新規キーワード能力として賛助、新規キーワード処理として培養が登場した。既存のメカニズムとして毒カウンター、サイクリング、キッカー、タイプ・サイクリング、召集、ファイレクシア・マナ・シンボル、変身する両面カード、クリーチャー・エンチャント、英雄譚が再登場した。
新ファイレクシアと他次元の戦争そのものは、新たなカード・タイプであるバトルで表される。バトルはカード右下の守備値に等しい数の守備カウンターが置かれた状態で戦場に出て、プレインズウォーカーのようにクリーチャーに攻撃されたりダメージを与えることができる。ただプレインズウォーカーと異なり、包囲戦を持つバトルはあなたが攻撃して対戦相手が守るものである。バトルの守備値を0に出来たならその第2面を唱えることができる。
各次元側の勢力のテーマは「協力」であり、賛助は戦場に出たクリーチャーが他のクリーチャーに自身の能力を一時的に与えることができるキーワード能力である。クリーチャー達が呪文を唱える助けになる召集も再録メカニズムとして選ばれた。次元の外からの敵に対し敵対していたものが一致団結する様として、既存キャラクターが2人で1つのカードとなったコンビの伝説のクリーチャーが多数登場している。
対して新ファイレクシアのテーマは「変身」であらわされる。「培養Nを行う。」は+1/+1カウンターをN個置いた状態で培養器・アーティファクト・トークンを生成するキーワード処理である。培養器は(2)を支払うことでファイレクシアン・アーティファクト・クリーチャー・トークンへ変身する両面トークンである。また既知のキャラクターも含めて次元の住人がファイレクシアに完成化されるフレーバーを、ファイレクシア・マナを含む起動コストを支払うことで第2面のファイレクシアンに変身する両面カードであらわしている。新ファイレクシアの指導者である5人の法務官/Praetorも3度目のカード化をし、特定の条件で第2面の英雄譚に変身することができる。
- ファイレクシア:完全なる統一から引き続き、各構築フォーマットでの使用可能開始日はプレリリースの開始日と同じで、4月14日からスタンダード以下各種フォーマットで使用可能である。
- 今セットから日本語のルール文章のテンプレートが変更され、今まで日本語は「any target」を「クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。」と訳していたが、「1つを対象とする。」に変更された。ダメージを与えうる対象として新たにバトルが登場した影響である。テンプレートの変更はMTGアリーナのイニストラードを覆う影リマスターの一部のカードで先行して実施されていた。
- 今セットからカードのレイアウトが一部変更となり、コレクター番号と稀少度の位置がこれまでと逆になり、コレクター番号が3桁から4桁になり分母(セット総枚数)の表示が無くなった。レイアウト変更自体はSecret Lair Drop Seriesで先行して行われていた。
- 世界選手権21で優勝した 高橋優太のプレイヤー・スポットライト・カードとして、フェアリーの黒幕/Faerie Mastermindが収録されている。
- 英語版の名前がほぼ同じカードが存在する(機械の行進/March of the Machines)が、このセットとの直接の関係はない。
リミテッド
ドラフト・ブースターの基本土地のスロットからは2色土地の隠れ家が出るため、うまく活用してタッチや神話レアの3色の伝説のクリーチャーを採用したい。
2色の組み合わせはそれぞれデッキのアーキタイプとなるテーマが当てられている。
色 | テーマ |
---|---|
白青 | 騎士 |
白黒 | ファイレクシアン |
青黒 | 墓地 |
青赤 | 召集 |
黒赤 | 生け贄 |
黒緑 | 培養 |
赤緑 | バトル |
赤白 | 賛助 |
緑白 | +1/+1カウンター |
緑青 | 変身 |
事前情報
本格的なプレビュー開始前にMark RosewaterのBlog「Blogatog」で収録カードの事前情報が公開された[2]。
- ファイレクシアンをメカニズム的に参照する多くのカード:ファイレクシアの覚醒/Phyrexian Awakeningなど
- 変身する両面トークン:培養
- マナ・コストがXUUUUのカード:卓絶した声明/Transcendent Message
- 本流のセットには2回目の帰還となる変種のメカニズム[3]:タイプ・サイクリング
- ホームランドから初めて戻ってくる伝説のクリーチャー:太母、ラヴィ・センギア/Grandmother Ravi Sengir
- 11個の毒カウンターを与え得るクリーチャー:原初の病、エターリ/Etali, Primal Sickness
- 幾つかの次元/Planeは、今まで無かった方法で名前に使用される:[次元]への侵攻という名前の各包囲戦
- 新たなパートナーを得たレン/Wrenn:レンと次元壊し/Wrenn and Realmbreaker
- クリーチャー・タイプに関連した2つのドラフトアーキタイプ(1つはファイレクシアン):騎士
- 10本目の剣:過去と未来の剣/Sword of Once and Future
- 以下のルール・テキストを持つカード
- あなたのライブラリーの一番上から、瞬速や飛行を持つ呪文を唱えてもよい:エラントとジアーダ/Errant and Giada
- オーラか神か亜神であるカード:テーロスへの侵攻/Invasion of Theros
- Xはこの方法で与えた余剰のダメージの点数に等しい:ナヒリの戦争術/Nahiri's Warcrafting
- この呪文はコピーできない:二重視/See Double
- あなたが2つ以上の呪文を唱えたターンにしか起動できない:キセレクスの投光騎士/Xerex Strobe-Knight
- 各プレイヤーは、ファイレクシアンではない呪文を各ターンに1つしか唱えられない:ファイレクシアの検閲官/Phyrexian Censor
- Xを2回行う。Xはあなたがコントロールする土地の数に等しい。:ぎらつく夜明け/Glistening Dawn
- あなたのコントロールするパーマネント1つが変身するか、あなたのコントロール下でパーマネント1つが変身した状態で戦場に出るたび:都和市の堕落/Corruption of Towashi
- 対戦相手がそれをprotectしているなら、それの上からdefenceカウンター1つを取り除く:前兆の追跡者/Portent Tracker
- あなたのアップキープの開始時に、あなたがあなたの直前のターンからの間に戦闘ダメージを受けてなかった場合、あなたはカード1枚を引きライフ1点を失う:毅然たる統治者、マルチェッサ/Marchesa, Resolute Monarch
- 以下のファイレクシアンたち
- クリーチャー - ファイレクシアン・熊・サイ:銅の徒党の破壊屋/Copper Host Crusher
- クリーチャー - ファイレクシアン・デビル:ぎらつく暴力屋/Glistening Goremonger
- クリーチャー - ファイレクシアン・犬・戦士:つややかな砂丘踏み/Burnished Dunestomper
- クリーチャー - ファイレクシアン・ジャッカル:ギタクシア派の呪文追い/Gitaxian Spellstalker
- クリーチャー - ファイレクシアン・侍:雪花石の徒党の仲裁者/Alabaster Host Intercessor、生体融合の解体者/Grafted Butcher
- クリーチャー - ファイレクシアン・シェイド:胆液の影/Ichor Shade
- クリーチャー - ファイレクシアン・サメ:金属の徒党の種子鮫/Chrome Host Seedshark
- クリーチャー - ファイレクシアン・ツリーフォーク:疾病の発動者/Malady Invoker
- クリーチャー - ファイレクシアン・ヴィーアシーノ:打ち壊す前線兵/Thrashing Frontliner
- クリーチャー - ファイレクシアン・奇魔:完成化した妖術師/Compleated Conjurer
- そして彼らと戦う者たち
- クリーチャー - ムーンフォーク・忍者:屋上の妨害工作員/Rooftop Saboteurs
- クリーチャー - 霊基体・吸血鬼:破壊的な霊基体/Consuming Aetherborn
- クリーチャー - ファンガス・兎:物静かな腐敗尾/Placid Rottentail
- クリーチャー - ドワーフ・操縦士:黄金鱗の飛空士/Golden-Scale Aeronaut
- クリーチャー - アライグマ・戦士:気の強い暴れ者/Scrappy Bruiser
- クリーチャー - ゴブリン・スペルシェイパー:カイレンの火炎職人/Kyren Flamewright
- クリーチャー - クズリ・恐竜:戦鍛えの斬鬼/War-Trained Slasher
- 伝説のクリーチャー - エルダー・巨人・犬:クロクサとクノロス/Kroxa and Kunoros
- 伝説のクリーチャー - 類人猿・恐竜・海亀:コグラとイダーロ/Kogla and Yidaro
- 伝説のクリーチャー - サイクロプス・ホムンクルス:腹音鳴らしとフブルスプ/Borborygmos and Fblthp
ブースター・ファン
定番のボーダーレス・プレインズウォーカーや拡張アートの他に、独自のブースター・ファン要素が登場する。
次元・ブースターファン/Planar Booster Fan
レアと神話レアの伝説のクリーチャー・カードには、そのキャラクターの属する次元/Planeを意識した特殊なフレームとアートスタイルのショーケース・フレーム・カードが存在する。それらの仕様は過去のその次元が舞台のセットの特殊フレームであったり完全新規であったりする。ドラフト・ブースターからは8%、セット・ブースターからは10%の割合でこれらのカードが出現する。
16種類の次元と各仕様は以下の通り。
- 新ファイレクシア/New Phyrexia - ファイレクシア:完全なる統一のボーダーレス胆液ショーケース・フレームと同じ仕様。
- エルドレイン/Eldraine - エルドレインの王権のショーケース・フレームと同じ仕様。ただしエルドレインの王権のショーケースは当事者カード用だったため、実質新規デザインとなっている。
- カラデシュ/Kaladesh - Kaladesh Inventionsと同じ仕様。
- ゼンディカー/Zendikar - ゼンディカーの夜明けのショーケース・フレームと同じ仕様。
- ニューカペナ/New Capenna - ニューカペナの街角のアールデコ・ショーケース・フレームと同じ仕様。
- テーロス/Theros - テーロス還魂記の星座ショーケース・フレームと同じ仕様。
- ラヴニカ/Ravnica - 新規仕様。都市をイメージしたフレームにアールヌーヴォー風のアートスタイルでイラストが描かれている。
- カルドハイム/Kaldheim - カルドハイムのショーケース・フレームと同じ仕様。
- 神河/Kamigawa - 神河:輝ける世界の淡光ショーケース・フレームと同じ仕様。
- ドミナリア/Dominaria - 団結のドミナリアのステンドグラス・ショーケース・フレームと同じ仕様。
- アルケヴィオス/Arcavios(ストリクスヘイヴン/Strixhaven) - ミスティカルアーカイブと同じ仕様。
- イニストラード/Innistrad - イニストラード:真夜中の狩りの秋分ショーケース・フレームと同じ仕様。
- アモンケット/Amonkhet - Amonkhet Invocationsと同じフレームだが、テキストはヒエログリフではなく普通のアルファベットで書かれている。
- タルキール/Tarkir - 新規仕様。ドラゴンの翼をイメージしたフレームに点描風のアートスタイルでイラストが描かれている。
- イコリア/Ikoria - 新規仕様。水晶をイメージしたフレームにイコリア:巨獣の棲処のショーケース・フレームと同じくコミックブック風のイラストが描かれている。
- イクサラン/Ixalan - 新規仕様。神殿をイメージしたフレームに、キャラクターが彫られたコインというアートスタイルでイラストが描かれている。
多元宇宙の伝説/Multiverse Legends
多元宇宙/Multiverseから再録された伝説のクリーチャー達が、ショーケース・フレームと同じく各次元の特殊なフレームとアートスタイルで各種ブースターパックから出現する。
ストリクスヘイヴン:魔法学院のミスティカルアーカイブや兄弟戦争の旧枠版アーティファクトと同じような、スタンダードでは使用できないボーナスシート。これらはカード・セットとしての機械兵団の進軍には含まれず独自のエキスパンション・シンボルとコレクター番号を持ち、リミテッドでパックから出た場合は使用できるが、構築では同名のカードが使用可能セットに含まれてない限り各フォーマットでは使用できない。
通常の伝統的フォイルとは別にエッチング・フォイル版、ハロー・フォイル版、500番までのシリアル番号入りのダブルレインボウ・フォイル版のカードが存在する。シリアル番号入りのカードは全言語のコレクター・ブースターから出現するが、英語版しか存在しない。
シリアル番号入り法務官/serialized Praetors
エリシュ・ノーン/Elesh Norn、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias、シェオルドレッド/Sheoldred、ウラブラスク/Urabrask、ヴォリンクレックス/Vorinclexの5人の法務官には、通常版とは異なるイラストの、500番までのシリアル番号入りのダブルレインボウ・フォイル版のカードが存在する。
コレクター・ブースターから1%未満の確率で出現する。どの言語のコレクター・ブースターからも出現するが、英語版しか存在しない。
フルアート基本土地/Full-art Basic Lands
基本土地には通常の基本土地の他にフルアート仕様のharbingerフルアート基本土地が存在する。ドラフト・ブースター及びセット・ブースターの基本土地のスロットに1/3の確率で封入される。コレクター・ブースターにはフォイル版のharbingerフルアート基本土地が1枚確定で封入される。
プレリリース・プロモ/Prerelease Promos
プレリリース・パックには、ゴロゴロと悟/Goro-Goro and Satoru、カティルダとリーア/Katilda and Lier、スライムフットとスクイー/Slimefoot and Squeeのうちのいずれか1枚が封入されている。これらはプレリリース・イベントでは使用できず、また機械兵団の進軍統率者デッキ扱いのためスタンダードでも使用できない。またこれらのカードはコレクター・ブースターにも含まれずプレリリース・パックからしか入手できない。またフォイルやplanarフレーム版も存在し、プレリリースパックには2/3の確率でノンフォイル版の通常カード、11%の確率でフォイル版の通常カード、15%の確率でノンフォイル版のplanarフレーム仕様のカード、7.4%の確率でフォイル版のplanarフレーム仕様のカードが封入されている。
コレクター番号
ドラフト・ブースターから出現する通常版のカードはコレクター番号0281番までであり、以降はプロモーション・カードや特殊イラスト、ショーケース・フレームや特殊ブースター専用カード、特殊フォイル仕様のカードとなっている。
- フルアート基本土地/Harbinger full-art basic land(#0282~0291)
- フルアートでファイレクシアの紋章がイラストに描かれた基本土地。
- ノンフォイル版はジャンプスタート以外の各種ブースターから入手できる。フォイル版はセット・ブースターやコレクター・ブースターから入手できる。
- 次元・ブースターファン/Planar Booster Fan (#0292~0319)
- 通常版とは異なるイラストが描かれ、特殊なフレームのカード。レアと神話レアの両面カードではない各伝説のクリーチャー・カードに存在する。
- ジャンプスタート以外の各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
- ボーダーレス・プレインズウォーカー/Borderless Planeswalker (#0320~0322)
- カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれたカード。両面カードであるザルファーのテフェリー・アコサ/Teferi Akosa of Zhalfir以外のプレインズウォーカー・カードに存在する。
- ジャンプスタート以外の各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
- ジャンプスタート・ブースター独自のカード (#0323~0337)
- ジャンプスタート・ブースター向けにデザインされた独自のカード。スタンダードでも使用可能である。各色につき3枚存在する。
- ジャンプスタート・ブースターに色に合致した各3枚が封入されている。セット・ブースターからもノンフォイル版、フォイル版ともに入手できる。
- シリアル番号入り法務官/serialized Praetors (#0338~0342)
- 通常版とは異なるイラストの、500番までのシリアル番号入りのダブルレインボウ・フォイル版の法務官。
- コレクター・ブースターから1%未満の確率で出現する。全言語のコレクター・ブースターから出現するが英語版しか存在しない。
- 拡張アート枠/Extended-Art Frame (#0343~0375)
- イラストが両端の枠まで拡大されたカード。ボーダーレス、ショーケースに当てはまらず、バトルでないすべてのレア・神話レアに存在する。
- ノンフォイル版、フォイル版ともにコレクター・ブースターでしか入手できない。
- 拡張アート版ジャンプスタート・ブースター独自のレア (#0376~0380)
- イラストが両端の枠まで拡大されたジャンプスタート・ブースター独自のレア。
- ノンフォイル版、フォイル版ともにコレクター・ブースターでしか入手できない。
- WPNプロモ(#0381~0385)
- イラストは通常版と同じだが枠がダークフレームのカード。
- 機械兵団の進軍シーズンのWPNプロモパックからのみ入手できる。フォイル版はプレミアムプロモパックからのみ入手できる。
- バンドルプロモ(#0386)
- 通常版とは異なるイラストのフォイル版ガルタとマーブレン/Ghalta and Mavren。
- バンドルからのみ入手でき、非フォイル版は存在しない。またバンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
- BOX特典カード(#0387)
- 通常版とは異なるイラストの、フォイル版拡張アート・カード仕様の万物の座、オムナス/Omnath, Locus of All。
- ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で各種ブースターボックスを早期購入したプレイヤーに配布される。
イベント
2023年4月14日から4月20日の間に開催される。
参加者にはプレリリース・パックが配布され、40枚以上のシールドデッキを作り対戦する。
プレリリース・パックの内容は
- 「機械兵団の進軍」ドラフトブースターx6
- プレリリース・カード(レアか神話レアからランダムに1枚)
- スピンダウン・ライフカウンター1個(5色の内からランダムに1個)
- #プレリリース・プロモ/Prerelease Promos1枚
また、プレリリース・パックとは別に参加賞としてマジック30周年記念プロモが1枚配布される。
- 発売記念パーティー
2023年4月21日から4月23日の間に開催される。
2023年5月5日から7日までミネアポリスで開催されるプロツアー。
2023年5月13日から5月21日の間に開催される。店舗ごとにスタンダード、シールド、ブースター・ドラフトのうちのいずれかで競われる。
- WPNプレミアムストア限定コマンダー・パーティー
2023年5月26日から5月28日の間に開催される。
製品ラインナップ
- ドラフト・ブースター
- リミテッドプレイ用のブースターパック。
- ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で36パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードとしてフォイル版万物の座、オムナス/Omnath, Locus of Allが配布される。
- 封入内容は以下のマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
- セット・ブースター
- ドラフトではなくパック開封を楽しみたい人向けのブースターパック。
- ドラフト・ブースターと同様に、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で30パック入りのブースターボックスを早期購入するとBOX特典カードが配布される。
- 封入内容は以下のマジックのカード12枚+特殊カード2枚。
- アート・カード(10パックに1枚の割合でアーティストの箔押しスタンプ入り)
- レアもしくは神話レア1枚。
- 多元宇宙の伝説1枚。
- いずれかの稀少度のフォイル1枚(多元宇宙の伝説の伝統的フォイルやエッチング・フォイル、ジャンプスタート独自のカードを含む)。
- いずれかの稀少度のカード2枚(機械兵団の進軍統率者デッキのカードやジャンプスタート独自のカード、多元宇宙の伝説を含む)。
- アンコモンのバトル1枚。
- コモンかアンコモンのファイレクシアン・両面カード1枚。
- テーマ的に関連したアンコモン2枚。
- テーマ的に関連したコモン2枚。
- 基本土地か隠れ家1枚(20%の確率でフォイルになる。36%の確率でフルアート版基本土地が出現する)。
- 広告/トークン/補助カード、あるいはザ・リストのカード。
- コレクターブースター
- 主に拡張アート枠やプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。
- ドラフト・ブースターと同様に、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で12パック入りのブースターボックスを早期購入するとBOX特典カードが配布される。
- 封入内容は以下のマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
- レアか神話レアのフォイル版多元宇宙の伝説(伝統的フォイル、エッチング・フォイル、ハロー・フォイル、シリアル番号入りのダブルレインボウフォイルのいずれか)。
- レアか神話レアのフォイル版ブースター・ファン仕様のカード1枚(ボーダーレス、拡張アート、次元・ブースターファン、統率者デッキの拡張アート、シリアル番号入りのダブルレインボウ・フォイル版法務官のいずれか)。
- アンコモンの特殊フォイル版の多元宇宙の伝説1枚(エッチング・フォイル、ハロー・フォイル、シリアル番号入りのダブルレインボウフォイルのいずれか)。
- レアか神話レアのブースター・ファン仕様カード1枚(ボーダーレス、次元・ブースターファン、拡張アートのいずれか)。
- レアか神話レアの拡張アート仕様のジャンプスタート独自のカードか統率者デッキのカード1枚。
- レアか神話レアのフォイル版カード1枚。
- アンコモンのフォイル版多元宇宙の伝説1枚。
- フォイル版アンコモン2枚。
- フォイル版のコモン5枚。
- フォイル版のフルアート基本土地1枚。
- プレミアム版両面トークン・カード1枚。
- ジャンプスタート・ブースター
- 手軽にリミテッドを楽しむためのブースターパック。一定のテーマに沿ったカード群が封入されており、2パックを開封して組み合わせてプレイすることができる。
- 「機械兵団の進軍」においては、単色のテーマが2種類ずつ、計10種類のテーマが存在する。
- 封入内容は以下のマジックのカード20枚。各カードはテーマごとに定められた色のものが選ばれる。今回からジャンプスタート独自のレアに加え、独自のアンコモンとコモンも収録されている。
- ジャンプスタート独自のレア1枚(スタンダードでも使用可能)。
- 機械兵団の進軍収録のレアまたは神話レア1枚(テーマの色に合致したものか無色)。
- その他、テーマに沿ったカード10枚(ジャンプスタート独自のアンコモン1枚とコモン1枚を含む)。
- フォイル仕様の基本土地2枚。
- 非フォイル仕様の基本土地5枚。
- 非フォイル仕様のフルアート基本土地1枚。
- バンドル(日本語版なし)
- 以下の内容が封入された大型商品。
- セット・ブースター×8。
- フォイル版の通常の基本土地20枚。
- 通常の基本土地20枚。
- 通常とはイラスト違いのフォイル版ガルタとマーブレン/Ghalta and Mavren。
- 大型スピンダウンライフカウンター。
- 機械兵団の進軍統率者デッキ
- 統率者戦用の構築済みデッキ。全5種類が存在する。独立した製品であり新規カードを含む収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない。
- 高まる脅威/Growing Threat - ファイレクシアンをテーマとした白黒のデッキ
- 騎兵隊の猛進/Cavalry Charge - 騎士をテーマとした白青黒のデッキ
- 聖なる会合/Divine Convocation - 召集をテーマとした青赤白のデッキ
- 賛助の呼びかけ/Call for Backup - +1/+1カウンターをテーマとした赤緑白のデッキ
- 修繕の時間/Tinker Time - アーティファクト・トークンをテーマとした緑青赤のデッキ
注目のストーリー
ストーリー中の適当な箇所に当てはめた順
- 堕落した確信/Corrupted Conviction
- 多元宇宙の突破/Breach the Multiverse
- 炎の中へ/Into the Fire
- 灼熱の突撃/Coming In Hot
- 衝撃的な啓示/Traumatic Revelation
- 無慈悲な再利用/Merciless Repurposing
- 決定的瞬間/Moment of Truth
- 大天使エルズペス/Archangel Elspeth
- エルズペスの強打/Elspeth's Smite
- 種子中枢への襲撃/Storm the Seedcore
- レンの決意/Wrenn's Resolve
- レンと次元壊し/Wrenn and Realmbreaker
- 卓絶した声明/Transcendent Message
- 救済の波濤/Surge of Salvation
- 新ファイレクシアへの侵攻/Invasion of New Phyrexia
- 報復したミラディン/Mirrodin Avenged
- 希望の種子/Seed of Hope
- 存在の封印/Seal from Existence
- 無力化/Render Inert
- 否認/Negate
主な開発スタッフ
- Mark Rosewater(展望デザイン・チームリーダー)
- Dave Humpherys(セット・デザイン・チームリーダー)
その他のスタッフについては米国版公式サイトセットアーカイブのクレジットを参照。
公式特集ページ
製品情報
- 『機械兵団の進軍』(マジック米国公式日本語版 製品情報)
- 『機械兵団の進軍』(マジック日本公式サイト 製品情報)
- 『機械兵団の進軍』カードイメージギャラリー(マジック米国公式日本語版)
- 『機械兵団の進軍』特別版カードイメージギャラリー(マジック米国公式日本語版)
- 『機械兵団の進軍』「多元宇宙の伝説」カードイメージギャラリー(マジック米国公式日本語版)
- 「ウィザーズ・プレゼンツ」で発表された来年のマジックの情報まとめ(Daily MTG 2022年8月18日)
- 2023年『機械兵団の進軍』きたる(Daily MTG 2022年12月13日)
- 『機械兵団の進軍』への第一歩(Daily MTG 2023年2月19日)
- 『機械兵団の進軍』のメカニズム(Daily MTG 2023年3月29日)
- Collecting March of the Machine/『機械兵団の進軍』をコレクションする(Daily MTG 2023年3月29日)
- What's New on The List for March of the Machine/『機械兵団の進軍』における「ザ・リスト」の新情報(Daily MTG 2023年3月30日)
- Statement on March of the Machine Artwork for Furnace Host Charger(Daily MTG 2023年4月5日)
- March of the Machine Jumpstart Booster Themes and Card Lists(Daily MTG 2023年4月7日)
- March of the Machine Release Notes/『機械兵団の進軍』リリースノート(PDF文書)(Daily MTG 2023年4月7日)
- March of the Machine Art Cards/『機械兵団の進軍』のアート・カード(Daily MTG 2023年4月7日)
- 『機械兵団の進軍』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2023年4月8日)
- 『機械兵団の進軍』のトークン(Daily MTG 2023年4月10日)
開発コラム
Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。
- 『機械兵団の進軍』の学び その1(Making Magic 2023年3月29日)
- 『機械兵団の進軍』の学び その2(Making Magic 2023年4月3日)
- バトルを選べ その1(Making Magic 2023年4月10日)
その他。
背景設定
スケジュールの関係から、サイドストーリーよりもメインストーリーが優先して和訳された[4]。
- メインストーリー
- メインストーリー第1話 肉なしの勝利(Daily MTG 2023年3月16日)
- メインストーリー第2話 息を殺して(Daily MTG 2023年3月16日)
- メインストーリー第3話 母、息子、そして物語(Daily MTG 2023年3月17日)
- メインストーリー第4話 またたかぬ目の下で(Daily MTG 2023年3月17日)
- メインストーリー第5話 発露の再会(Daily MTG 2023年3月21日)
- メインストーリー第6話 最後に去るもの(Daily MTG 2023年3月23日)
- メインストーリー第7話 神聖なる介入(Daily MTG 2023年3月23日)
- メインストーリー第8話 レンと八番(Daily MTG 2023年3月24日)
- メインストーリー第9話 新ファイレクシアの古き罪(Daily MTG 2023年3月28日)
- メインストーリー第10話 命の律動(Daily MTG 2023年3月28日)
- サイドストーリー
- March of the Machine | Arcavios: A Radiant Heart/サイドストーリー・アルケヴィオス編 光輝く心臓(Daily MTG 2023年3月20日)
- March of the Machine | Ikoria: Survival of the Fittest/サイドストーリー・イコリア編 適者生存(Daily MTG 2023年3月20日)
- March of the Machine | Ixalan: Three Hundred Steps Under the Sun(Daily MTG 2023年3月21日)
- March of the Machine | Eldraine: The Adventures of Rankle, Master of Love(Daily MTG 2023年3月22日)
- March of the Machine | Innistrad: Family Game Night(Daily MTG 2023年3月22日)
- March of the Machine | Ravnica: One and the Same(Daily MTG 2023年3月24日)
- March of the Machine | Zendikar: Battles in the Field and in the Mind(Daily MTG 2023年3月27日)
- March of the Machine | New Capenna: The Fall of Park Heights(Daily MTG 2023年3月27日)
- その他
- Planeswalker's Guide to March of the Machine_ The Phyrexian Invasion of the Multiverse(Daily MTG 2023年4月11日)
- The Legendary Team-Ups of March of the Machine(Daily MTG 2023年4月13日)
その他
- Where to Find March of the Machine Previews(Daily MTG 2023年3月24日) - プレビュー日程
- セット・ブースター10パックを買ってもらおう!「『機械兵団の進軍』フォイルゲット!プラトークンキャンペーン」(マジック日本公式サイト 2023年3月30日)
- 『機械兵団の進軍』シーズンのイベント一覧(Daily MTG 2023年3月31日)
- 最新セット『機械兵団の進軍』発売記念!東京・渋谷および大阪・道頓堀にて各種大型プロモーションを展開(マジック日本公式サイト 2023年4月13日)
動画
マジック:ザ・ギャザリングYoutube公式チャンネル
- 新たなセットのデビュー | 『機械兵団の進軍』(日本語字幕機能あり)(2023年3月29日)
- 【トレーラー】『機械兵団の進軍』公式シネマティック映像 / マジック:ザ・ギャザリング(2023年3月29日)
脚注
- ↑ @imdanielholt(Daniel HoltのTwitter 2023年3月23日)
- ↑ Maro’s March of the Machine Teaser(Blogatog 2023年3月21日)
- ↑ @maro254(Mark RosewaterのTwitterアカウント 2023年3月23日)
- ↑ @mtgjp(マジック:ザ・ギャザリング日本公式Twitter 2023年3月20日)
参考
- カード個別評価:機械兵団の進軍
- カード個別評価:多元宇宙の伝説
- カードセット一覧
- イニストラード:真夜中の狩り - イニストラード:真紅の契り - 神河:輝ける世界 - ニューカペナの街角
- 団結のドミナリア - 兄弟戦争 - ファイレクシア:完全なる統一 - 機械兵団の進軍 - 機械兵団の進軍:決戦の後に
- Wilds of Eldraine - Lost Caverns of Ixalan