眼魔
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眼魔(Oculus)は、忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculusをキーカードとする青系デッキ。ダスクモーン:戦慄の館参入後の様々なフォーマットに存在する。
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[編集] 概要
忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculusは戦場に定着すれば強力だが、普通に唱えて出すには重い追加コストを要求する。そのため、何らかの踏み倒し手段を使うことがほとんど。特に忌まわしき眼魔は通常のフィニッシャーと比較してマナ総量が小さいため、それを利用することが多い。
[編集] 団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期
団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期のスタンダードでは、白青のアゾリウス眼魔(Azorius Oculus)がメタの一角となった。
フェイの解放/Free the Fae、決定的瞬間/Moment of Truth、航路の作成/Chart a Courseなどで忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculusや傲慢なジン/Haughty Djinnを墓地に落とし、救いの手/Helping Handか再稼働/Recommissionでリアニメイトする。各種墓地肥やし手段は忌まわしき眼魔の素出しや傲慢なジンのパワー上昇にも貢献する。
アゾリウス・メンターを前身とするデッキで、構造はそのままに、主力を僧院の導師/Monastery Mentorから忌まわしき眼魔に交代したものと言える。
ジャパンスタンダードカップ:『ダスクモーン:戦慄の館』では使用率4位タイとなり、準優勝を飾った。(参考)続く世界選手権24では使用率3位タイとなり、トップ8には残れなかったものの、すべての章能力がデッキと噛み合った第三の道の創設/Founding the Third Pathを採用したリストが好成績を残した。
霊気走破では待望の1マナカウンターとして呪文貫き/Spell Pierceを獲得し、ジャパンスタンダードカップ:『霊気走破』では優勝を飾った。
また霊気走破参入直前から、ジェスカイ眼魔(Jeskai Oculus)と呼ばれる青赤白のタイプが登場した。
サブアタッカーとして傲慢なジン/Haughty Djinnや僧院の導師/Monastery Mentorを採用しないことで、逸失への恐怖/Fear of Missing Outや蒸気核の学者/Steamcore Scholarといったクリーチャーをルーティング手段として用いることができる。忌まわしき眼魔や蒸気核の学者は飛行持ちであり、また逸失への恐怖によって戦闘フェイズを増やせることから、各種ルーティング手段と相性がよい単体強化手段のプロフトの映像記憶/Proft's Eidetic Memoryを強く使うことができる。
眼魔とジンに頼り切りのアゾリウス型と比べて墓地対策が刺さりにくい点が強みであり、プロツアー『霊気走破』では、使用率6位タイのアゾリウス型を抑えてジェスカイ型が使用率単独4位となり、原根健太をトップ8に送り込んだ。
[編集] サンプルリスト(アゾリウス眼魔)
[編集] 初期型
- 備考
- 世界選手権24 スタンダード部門6-2(参考)
- 使用者:Eli Kassis
- フォーマット
Azorius Oculus(Standard:DMU-DSK) [1] | |
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- 第三の道の創設/Founding the Third Pathをフル投入した構成。僧院の導師/Monastery Mentorをサイドインすることで、対戦相手が忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculusや傲慢なジン/Haughty Djinnのために投入してくる墓地対策を腐らせることができる。
[編集] 霊気走破後
Azorius Oculus(Standard:DMU-DFT) [2] | |
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- 軽量バウンスの枠は跳ね弾き/Bounce Offに置き換わっている。
[編集] サンプルリスト(ジェスカイ眼魔)
[編集] 初期型
Jeskai Oculus(Standard:DMU-FDN) [3] | |
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- 赤を加えたことで逸失への恐怖/Fear of Missing Out以外にも、強力な除去である塔の点火/Torch the Towerや、若干癖があるがコンバットでの押し込みやカード・アドバンテージ稼ぎに貢献する太陽の執事長、インティ/Inti, Seneschal of the Sunを採用することができる。
- このリストでは航路の作成/Chart a Courseが採用されているが、2マナルーターとしては起動型能力でクリーチャーに速攻を付与できる苦々しい再会/Bitter Reunionが優先される場合が多い。
[編集] 霊気走破後
Jeskai Oculus(Standard:DMU-DFT) [4] | |
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- +2能力でコンボに寄与しつつ、全体除去や墓地対策に強い別軸の勝ち筋にもなれる灯を追う者、チャンドラ/Chandra, Spark Hunterがサイドボードに仕込まれている。詳細は使用者本人の記事、チームメイトの記事を参照。
- 略奪するアオザメ/Marauding Makoを採用した構成(参考)や、忍耐の記念碑/Monument to Enduranceを採用した構成(参考)も存在する。
[編集] パイオニア
スタンダードやモダンに遅れる形で、パイオニアでも新生化デッキの一種として緑青のシミック眼魔(Simic Oculus)が結果を残した。
稲妻罠の教練者/Thundertrap Trainer、ファラジの考古学者/Fallaji Archaeologist、ボーラスの占い師/Augur of Bolasといった2マナクリーチャーでライブラリーを掘り進めて新生化/Neoformを見つけ出し、そのクリーチャーを生け贄にして新生化を唱え、ライブラリーから直接忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculusを戦場に出す。
[編集] サンプルリスト
[編集] モダン
モダンでも活躍する。青黒のディミーア眼魔(Dimir Oculus)と呼ばれるタイプが主流。
思考掃き/Thought Scourや考慮/Consider、あるいは超能力蛙/Psychic Frogで忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculusを墓地に送り込み、発掘/Unearthでリアニメイトする。各種墓地肥やし手段は忌まわしき眼魔の素出し、濁浪の執政/Murktide Regentの探査、超能力蛙の飛行を得る能力にも貢献する。
ダスクモーン:戦慄の館参入前から存在したディミーア・マークタイドが忌まわしき眼魔と発掘を採用したものであり、引き続きディミーア・マークタイド(Dimir Murktide)の名で呼ばれることも多い。
[編集] サンプルリスト(タッチ赤)
UBr Murktide(Modern) [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- オパールのモックス/Mox Opalの禁止解除直後であるため、赤をタッチしてサイドボードに溶融/Meltdownを採用している。
[編集] サンプルリスト(タッチ白)
[編集] 初期型
- 備考
- フォーマット
UBw Murktide(Modern) [7] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ボロス・エネルギーや脱出基地対策として、白をタッチして害獣駆除/Pest Controlを採用している。2マナ域を捌ける呪文嵌め/Spell Snareの弱点を埋める形であり、サイクリングのおかげで腐ることもない。
[編集] 霊気走破後
Esper Oculus(Modern) [8] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 白をタッチしたことで、超能力蛙/Psychic Frogと非常に相性がいい新たな夜明け、ケトラモーズ/Ketramose, the New Dawnを採用可能である。墓地対策も虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbombから、ケトラモーズと相性がいい大祖始の遺産/Relic of Progenitusに置き換えられており、脱出基地対策としてメインデッキから採用されている。
- ケトラモーズでアドバンテージを獲得できるようになったため、対戦相手の墓地対策に弱い忌まわしき眼魔/Abhorrent Oculusを完全に廃した亜種も登場している。(参考)