踏み荒らし/Overrun

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[[テンペスト]]が初出である、[[緑]]の[[エンドカード]]の代表格と言える[[ソーサリー]]。自軍の[[クリーチャー]]すべてを[[巨大化/Giant Growth]]したうえ[[トランプル]]も付与する。[[スタンピード/Stampede]]をソーサリーにしたぶん、よりパワフルにした[[カード]]とも言えるだろう。
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[[テンペスト]]が初出である、[[緑]]の[[エンドカード]]の代表格と言える[[ソーサリー]]。自軍の[[クリーチャー]]すべてを[[巨大化/Giant Growth]]したうえ[[トランプル]]も付与する。[[スタンピード/Stampede]]をソーサリーにしたぶん、よりパワフルにした[[カード]]とも言えるだろう。一気に巨大化したクリーチャー軍が名前の通りに[[戦場]]を踏み荒らし、膠着状態もたやすく打開してくれる。
  
[[リミテッド]]では極めて強力なカードであり、自軍クリーチャーの頭数がある程度は必要なものの、大抵撃った[[ターン]][[ゲーム]]が終わる。[[構築]]でも緑を主軸にした[[ビートダウンデッキ]][[トークンデッキ]]にエンドカードとして採用されることが多い。一気に巨大化したクリーチャー軍が名前の通りに[[戦場]]を踏み荒らし、膠着状態もたやすく打開してくれるだろう。
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[[構築]]では登場時から[[ストンピィ]]を始めとした[[緑単色デッキ|緑単色]]または緑の濃い[[ビートダウンデッキ]][[トークンデッキ]]で活躍し、[[再録]]された各時代でも[[トーナメント]]シーンでしばしば結果を残している<ref>[https://mtg-jp.com/coverage/gphir11/article/0000663/ Deck Tech: 白緑トークン](EVENT COVERAGE [[グランプリ広島11|グランプリ・広島11]])</ref>。
  
亜種の収録こそあれ[[本流のセット]]でこれ自体が[[再録]]されることは長らくなく、すっかり過去の名カードの1枚という立ち位置になったかと思われたが、[[ファウンデーションズ]]で久々に[[スタンダード]]に復帰。こちらのリミテッドは緑のクリーチャーの質が低めでトランプル持ちが少なく地上が[[睨み合い]]になりやすい[[環境]]であり、押し付けの弱さを解消する[[フィニッシャー]]として往年に劣らない性能を発揮する。
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[[基本セット2012]]以降は亜種の収録こそあれ[[本流のセット]]でこれ自体が再録されることは長らくなく、すっかり過去の名カードの1枚という立ち位置になったかと思われたが、[[ファウンデーションズ]]で久々に[[スタンダード]]に復帰。以前と同様、緑を主軸にしたビートダウンデッキやトークンデッキで採用されている。
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[[リミテッド]]でも極めて強力なカードで、自軍クリーチャーの頭数がある程度は必要なものの、大抵撃った[[ターン]]に[[ゲーム]]が終わる。特にファウンデーションズのリミテッドは緑のクリーチャーの質が低めでトランプル持ちが少ないため地上が[[睨み合い]]になりやすい[[環境]]であり、押し付けの弱さを解消する[[フィニッシャー]]として往年に劣らない性能を発揮する。
  
 
*テンペスト発売前、これが最初に[[スポイラーリスト]]に出てきた当時は[[アンコモン]]とは思えない強力さから嘘情報扱いされていた。
 
*テンペスト発売前、これが最初に[[スポイラーリスト]]に出てきた当時は[[アンコモン]]とは思えない強力さから嘘情報扱いされていた。
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*[[非常識な図体/Preposterous Proportions]] - 7マナ。修整値は+10/+10。警戒を付与。([[ファウンデーションズ]])
 
*[[非常識な図体/Preposterous Proportions]] - 7マナ。修整値は+10/+10。警戒を付与。([[ファウンデーションズ]])
 
*[[雪崩とならん/Become the Avalanche]] - 6マナ。先にあなたの[[パワー4以上]]のクリーチャー数ドローしてから、あなたの手札枚数分の+X/+X修整。([[タルキール:龍嵐録統率者デッキ]])
 
*[[雪崩とならん/Become the Avalanche]] - 6マナ。先にあなたの[[パワー4以上]]のクリーチャー数ドローしてから、あなたの手札枚数分の+X/+X修整。([[タルキール:龍嵐録統率者デッキ]])
 
  
 
*'''[[パイ食いコンテスト/Pie-Eating Contest]]''' - [[アン・カード]]。5マナシングルシンボル。修整値は+2/+2。ただし[[対象]]を取る呪文で、[[食物]]や実際の食べ物を食べた数だけ対象に取れる。([[Unfinity]])
 
*'''[[パイ食いコンテスト/Pie-Eating Contest]]''' - [[アン・カード]]。5マナシングルシンボル。修整値は+2/+2。ただし[[対象]]を取る呪文で、[[食物]]や実際の食べ物を食べた数だけ対象に取れる。([[Unfinity]])

2025年5月6日 (火) 07:24時点における最新版


Overrun / 踏み荒らし (2)(緑)(緑)(緑)
ソーサリー

あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+3/+3の修整を受けるとともにトランプルを得る。


テンペストが初出である、エンドカードの代表格と言えるソーサリー。自軍のクリーチャーすべてを巨大化/Giant Growthしたうえトランプルも付与する。スタンピード/Stampedeをソーサリーにしたぶん、よりパワフルにしたカードとも言えるだろう。一気に巨大化したクリーチャー軍が名前の通りに戦場を踏み荒らし、膠着状態もたやすく打開してくれる。

構築では登場時からストンピィを始めとした緑単色または緑の濃いビートダウンデッキトークンデッキで活躍し、再録された各時代でもトーナメントシーンでしばしば結果を残している[1]

基本セット2012以降は亜種の収録こそあれ本流のセットでこれ自体が再録されることは長らくなく、すっかり過去の名カードの1枚という立ち位置になったかと思われたが、ファウンデーションズで久々にスタンダードに復帰。以前と同様、緑を主軸にしたビートダウンデッキやトークンデッキで採用されている。

リミテッドでも極めて強力なカードで、自軍クリーチャーの頭数がある程度は必要なものの、大抵撃ったターンゲームが終わる。特にファウンデーションズのリミテッドは緑のクリーチャーの質が低めでトランプル持ちが少ないため地上が睨み合いになりやすい環境であり、押し付けの弱さを解消するフィニッシャーとして往年に劣らない性能を発揮する。

[編集] 関連カード

[編集] 主な亜種

緑の全体パンプアップ呪文。特記しないかぎりダブルシンボルのソーサリー。トランプルを付与するのは太字のみ。系はラッパの一吹き/Trumpet Blastを、系は戦士の誉れ/Warrior's Honorを参照。

[編集] パーマネント

全体パンプアップとトランプル付与を内蔵しているパーマネント。特記しないかぎりダブルシンボル。

対象が単体のインスタント系列は捕食者の一撃/Predator's Strikeの項を、常在型能力によるトランプル付与は怒りの発散/Primal Rageの項をそれぞれ参照。

[編集] 脚注

  1. Deck Tech: 白緑トークン(EVENT COVERAGE グランプリ・広島11
  2. 岩SHOWの「デイリー・デッキ」:アブザン・オーバーラン(スタンダード)(デイリー・デッキ 2017年4月12日 岩SHOW著)

[編集] 参考

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